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13-4.約束(4)
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「三日も、二日も、一日も、あなたには差し上げませんよ」
「おいおいおい、人の手ぇに何しやがる……」
コンラートは声を荒げるわけでもなく手を離し、ただ、呆れたように肩を竦めて言った。
「まだ、彼女はわたしのものですよ。触らないでください」
「なんだ、てめぇ、痛い目に合わせてやろうか? あぁ!?」
「やめて!」
バネッサが叫ぶ。だが、カミオは腰から剣を抜いてコンラートに向けて構えた。ちょうど、その時受付の奥から女主人が出て来た。
「何をやってるんだい! ここで刃物を抜くのはご法度だよ! 出入り禁止になりたいのかい!」
「うるっせーな! こいつを黙らせ……うわあ!?」
次の瞬間、カミオの体が宙に浮く。ぐい、と持ち上げられた彼の体は天井までふわりと浮き、焦って足をバタバタさせる様子はみっともなく見えた。
「な、な、なんだこりゃ! おい、どうなってんだ! お前かよ、女主人、下ろせってんだよ!」
「知らないよ、あたしのわけがないだろうが!」
バネッサは「コンラート」と名を呼んだ。だが、コンラートは彼女を見ずに、浮いているカミオをじっと見ている。
「おい! 下ろせ! てめぇか! てめぇがやってんのか、おい、魔法使いかよ!」
「そうですか。では、下ろしてあげましょう」
軽く首を傾げながら、赤い瞳で冷たくカミオを睨みつけるコンラート。やがて、カミオは更に体を持ち上げられて天井に体をバン、と強くぶつけられてから、ドン、と勢いよく床に落ち、打撲の痛みに苦しみながら手から剣を離した。
「い、いい、っ、いでえっ、いで、痛ぇ……!」
その剣を拾って、コンラートはカミオに剣先を突き付けた。カミオは床に横になり、苦しそうに呻いている。
「う、うう……てめぇ……ううっ……」
「いいですか。わたしはバネッサと約束していなければ、あなたを殺していました。バネッサに感謝をしなさい」
「起き上がれねぇ……! くそっ、どうしてくれるんだよぉ!」
カミオは目にうっすらと涙を浮かべている。バネッサははらはらとそれを見て「カミオさん」と声をかけた。だが、コンラートは更に彼女の前に出て、決してカミオと接触させないようにしている。
「ああ、本当に苛々するなぁ……悪いのはあなたですよね? わたしがまだ金を出している時間なのに、バネッサに手を伸ばして、こともあろうに首を絞めようとして。その上、譲れとまで言い出して……」
「コンラート、もういい、もういいわよ、お願い」
バネッサはそう言って、コンラートの服を引っ張った。ちらりと背後にいる彼女を見てから、コンラートは「しょうがない」とぶつぶつ言って、治癒呪文を唱えた。
「ほら、これを持って、さっさと帰りなさい」
そう言って、剣を雑に床に投げるコンラート。カミオは慌てて剣を手にして「くそ、覚えてろよ!」と捨て台詞を残して、バタバタと娼館から出て行った。
すると、待機所にいて一部始終を見ていた娼婦の一人が拍手をする。それにつられてみなが拍手をするものだから、コンラートは驚いて「ううん、拍手をされるようなことでもないはずなんですけど」と呻いた。
女主人は受付の担当に「魔除けでも入口に貼っておきな」と言い、深いため息をつく。
「あんた、結構な魔法使いのようだね。ありがとうよ。あの客には、わたしもバネッサも参っていたんだ」
「え? そうなんですか?」
「ええ、わたしもちょっと困っていたのよ……金払いはいいんだけどね、その……」
バネッサは自分の手でそっと首を押え、苦笑いを浮かべた。なるほど、あれは常習だったのか、とコンラートは理解をする。
「やあ、やあ、それは……もうちょっと痛めつけてきますね」
「駄目だってば!」
バネッサはコンラートの腕をぎゅっと両腕で抱きかかえた。彼女の豊満な胸に腕が包まれたのを感じたコンラートは「わあ」と言ってまじまじとその様子を見る。
「や、柔らかいですね……」
「ええ? そんなこと、とっくに知っているでしょ……?」
「そうなんですけど……」
頬を軽く赤らめて笑うコンラート。当たり前のことをいまさら言われて、ついバネッサも恥ずかしくなり、ぱっと手を離しながら話を逸らし、女主人に声をかけた。
「ね、わたしの預かり金、全部この人に渡してくれないかしら? その、まだ身請けは決まってないけど……彼に保管してもらうことにしたから」
その言葉で一瞬女主人の眉は顰められたが、先ほどのコンラートが使った魔法を思い出したのか「しょうがないね」とあっさりと言って、奥に再び戻っていく。それをちらりと見てから、コンラートは嬉しそうな表情でバネッサに話しかけた。
「ねえ、バネッサ」
「なあに?」
「褒めてください。約束を守りました。あの男を殺してもよかったんですけど、それじゃあ駄目なんですよね……?」
その問いかけに、バネッサは少し悲し気な表情で「そうよ」と告げる。
「あの人は、あなたを少し脅したかっただけよ。その、わたしの首を絞めるのは……ちょっと怖くて嫌だけど……でも、あなたが追い払ってくれたんですもの」
「でも、あなたがわたしの身請けを受けてくれなければ、またあの男は来ますよね? ね、やっぱりあの男を殺してしまった方が良いんじゃないですか」
「コンラート」
バネッサは静かに首を横に振った。
「それはあなたの感情よ。でも、感情だけで簡単に人を殺すのは間違っているわ」
「うーん、そうか……では、理性で殺せばいいっていうことですよね?」
「えっ……」
いや、そうではない。そうバネッサが言おうとした時、彼は先回りをして「いや、それも違うか」と言う。
「そうか。だから、法というものがあって、刑罰というものがあるのか。罪の重さによって課せられるものが違うんですものね……うーん、なるほど……」
はぁ……とため息をついて、コンラートはバネッサに告げた。
「わたしは、やっぱりあなたが言うことの半分ぐらいしか理解をしていないのだと思いますが……とりあえずわかったのは、色々学ばなければいけないことが世の中にはあるんだなぁってことですね……」
そうなのだろうか。それは学びでどうにかなるんだろうか。バネッサは少し不安な気持ちになったが、コンラートが何かに「気付いた」のだということは理解をした。
「そうね。わたしもたくさん知らないことはあるけど、ね」
コンラートは彼女のその言葉に「難しいなぁ」と苦笑いを見せたのだった。
「おいおいおい、人の手ぇに何しやがる……」
コンラートは声を荒げるわけでもなく手を離し、ただ、呆れたように肩を竦めて言った。
「まだ、彼女はわたしのものですよ。触らないでください」
「なんだ、てめぇ、痛い目に合わせてやろうか? あぁ!?」
「やめて!」
バネッサが叫ぶ。だが、カミオは腰から剣を抜いてコンラートに向けて構えた。ちょうど、その時受付の奥から女主人が出て来た。
「何をやってるんだい! ここで刃物を抜くのはご法度だよ! 出入り禁止になりたいのかい!」
「うるっせーな! こいつを黙らせ……うわあ!?」
次の瞬間、カミオの体が宙に浮く。ぐい、と持ち上げられた彼の体は天井までふわりと浮き、焦って足をバタバタさせる様子はみっともなく見えた。
「な、な、なんだこりゃ! おい、どうなってんだ! お前かよ、女主人、下ろせってんだよ!」
「知らないよ、あたしのわけがないだろうが!」
バネッサは「コンラート」と名を呼んだ。だが、コンラートは彼女を見ずに、浮いているカミオをじっと見ている。
「おい! 下ろせ! てめぇか! てめぇがやってんのか、おい、魔法使いかよ!」
「そうですか。では、下ろしてあげましょう」
軽く首を傾げながら、赤い瞳で冷たくカミオを睨みつけるコンラート。やがて、カミオは更に体を持ち上げられて天井に体をバン、と強くぶつけられてから、ドン、と勢いよく床に落ち、打撲の痛みに苦しみながら手から剣を離した。
「い、いい、っ、いでえっ、いで、痛ぇ……!」
その剣を拾って、コンラートはカミオに剣先を突き付けた。カミオは床に横になり、苦しそうに呻いている。
「う、うう……てめぇ……ううっ……」
「いいですか。わたしはバネッサと約束していなければ、あなたを殺していました。バネッサに感謝をしなさい」
「起き上がれねぇ……! くそっ、どうしてくれるんだよぉ!」
カミオは目にうっすらと涙を浮かべている。バネッサははらはらとそれを見て「カミオさん」と声をかけた。だが、コンラートは更に彼女の前に出て、決してカミオと接触させないようにしている。
「ああ、本当に苛々するなぁ……悪いのはあなたですよね? わたしがまだ金を出している時間なのに、バネッサに手を伸ばして、こともあろうに首を絞めようとして。その上、譲れとまで言い出して……」
「コンラート、もういい、もういいわよ、お願い」
バネッサはそう言って、コンラートの服を引っ張った。ちらりと背後にいる彼女を見てから、コンラートは「しょうがない」とぶつぶつ言って、治癒呪文を唱えた。
「ほら、これを持って、さっさと帰りなさい」
そう言って、剣を雑に床に投げるコンラート。カミオは慌てて剣を手にして「くそ、覚えてろよ!」と捨て台詞を残して、バタバタと娼館から出て行った。
すると、待機所にいて一部始終を見ていた娼婦の一人が拍手をする。それにつられてみなが拍手をするものだから、コンラートは驚いて「ううん、拍手をされるようなことでもないはずなんですけど」と呻いた。
女主人は受付の担当に「魔除けでも入口に貼っておきな」と言い、深いため息をつく。
「あんた、結構な魔法使いのようだね。ありがとうよ。あの客には、わたしもバネッサも参っていたんだ」
「え? そうなんですか?」
「ええ、わたしもちょっと困っていたのよ……金払いはいいんだけどね、その……」
バネッサは自分の手でそっと首を押え、苦笑いを浮かべた。なるほど、あれは常習だったのか、とコンラートは理解をする。
「やあ、やあ、それは……もうちょっと痛めつけてきますね」
「駄目だってば!」
バネッサはコンラートの腕をぎゅっと両腕で抱きかかえた。彼女の豊満な胸に腕が包まれたのを感じたコンラートは「わあ」と言ってまじまじとその様子を見る。
「や、柔らかいですね……」
「ええ? そんなこと、とっくに知っているでしょ……?」
「そうなんですけど……」
頬を軽く赤らめて笑うコンラート。当たり前のことをいまさら言われて、ついバネッサも恥ずかしくなり、ぱっと手を離しながら話を逸らし、女主人に声をかけた。
「ね、わたしの預かり金、全部この人に渡してくれないかしら? その、まだ身請けは決まってないけど……彼に保管してもらうことにしたから」
その言葉で一瞬女主人の眉は顰められたが、先ほどのコンラートが使った魔法を思い出したのか「しょうがないね」とあっさりと言って、奥に再び戻っていく。それをちらりと見てから、コンラートは嬉しそうな表情でバネッサに話しかけた。
「ねえ、バネッサ」
「なあに?」
「褒めてください。約束を守りました。あの男を殺してもよかったんですけど、それじゃあ駄目なんですよね……?」
その問いかけに、バネッサは少し悲し気な表情で「そうよ」と告げる。
「あの人は、あなたを少し脅したかっただけよ。その、わたしの首を絞めるのは……ちょっと怖くて嫌だけど……でも、あなたが追い払ってくれたんですもの」
「でも、あなたがわたしの身請けを受けてくれなければ、またあの男は来ますよね? ね、やっぱりあの男を殺してしまった方が良いんじゃないですか」
「コンラート」
バネッサは静かに首を横に振った。
「それはあなたの感情よ。でも、感情だけで簡単に人を殺すのは間違っているわ」
「うーん、そうか……では、理性で殺せばいいっていうことですよね?」
「えっ……」
いや、そうではない。そうバネッサが言おうとした時、彼は先回りをして「いや、それも違うか」と言う。
「そうか。だから、法というものがあって、刑罰というものがあるのか。罪の重さによって課せられるものが違うんですものね……うーん、なるほど……」
はぁ……とため息をついて、コンラートはバネッサに告げた。
「わたしは、やっぱりあなたが言うことの半分ぐらいしか理解をしていないのだと思いますが……とりあえずわかったのは、色々学ばなければいけないことが世の中にはあるんだなぁってことですね……」
そうなのだろうか。それは学びでどうにかなるんだろうか。バネッサは少し不安な気持ちになったが、コンラートが何かに「気付いた」のだということは理解をした。
「そうね。わたしもたくさん知らないことはあるけど、ね」
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