入学初日で一目惚れされちゃったみたい！？

0話-プロローグ

この町には年に1度科学では言い表せず
目を見張るほどに美しいそんな現象が起きる。
俺、吉良秋桜は入学する高校の登校道にある広場の1本の大きな桜の木を見上げていると

      ｢やっと会えた｣

1人の少女に声をかけられた。
その少女は綺麗な白髪と真紅のような赤い目確実に美少女と言えるような容姿をしていた。

｢えと·····誰？｣
俺はこの少女を知らない初対面だ、なのにこいつはやっと会えたなんてことを言った。 
そしてこの少女はこんなことを言った。

｢私は君に会いにきたんだよ｣

この出会いから物語は動きだした。俺と少女の物語が始まった。

ーーこの1本の桜の木の下でーー