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本編

第5話

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「あらん?おーい、あらん~朝ですよ~」
「ん...?お母さん...?おはよ~」
「おはよ。今日ちょっとお話したいことがあるから悠璃君と下に降りて来てくれる?」
「あい、悠璃起こすね」
「よろしく~じゃお母さん先に下に行くね」
「はーい」
がちゃ、ばたん
はぁ、お母さん朝からなんだよってかまだ8時だしまぁ話したいことあるって言ってたから大事な話かな?とりあえず悠璃おこすかぁ~
「悠璃~お母さん話したいことあるって~起きて~」
「ん~???まだ眠い」
「お母さんが話あるって~」
「なんの?あらんをお嫁にもらっていいですよって話?」
「そんなわけないでしょ!!とりあえず聞きにいこ?」
「ならもう少し寝る~おやすみ~」
「なんでもするから~ねっ?起きようよ~」
「え~ならあらんからキスしてよ」
「ええ?恥ずかしいから無理!」
「へ~なら起きないからおばさんに怒られても知らな~い」
「むぅ~わ、わかった」
そう言って僕はほっぺにキスをした
「今はこれで勘弁してください...///」
「うわ、かわいこっち向いて?あらん」
「!?ん...ふ...待って...息...できない...!」
「あ~ごめんやりすぎた~」
「もう!もういいでしょ!お母さんのところに行こ!」
「ん~あっすぐに何でも言うこと聞くとか言っちゃだめだからな」
「???なんで~?」
「あらんにエッチなお願いとかしちゃうかもよ~ww」
「あっ...う...///わ、わかったこれから気を付けます...!」
「まぁ、俺にだけならいいけどね~」
「ばか...!もう行こ!お母さんきっと待ってるよ!」
「はいはい」
二人で階段を下りてお母さんのもとに向かった
「あら~遅かったわね~」
「だってこいつがなかなか起きなかったんだもん」
「まぁまぁ、そんな怒らないの!悠璃くんが眠いのはあんたの看病してたからでしょ」
「うー、そーだけどーさー」
「ぐちぐちいわないの!」
「俺は別に大丈夫ですよ?」
「あら、もう悠璃君が甘すぎるんだわこれからはもっと厳しくてもいいのよ?」
「そんなことよりお母さん話って何?」
「あっ、そーだった、明日から1週間家開けるからお留守番してほしいの悠璃君と一緒に」
「なんで悠璃も!?」
「あんた一人だとちゃんと寝ないし勉強もしないしご飯も食べないじゃない」
「うっ、そーだけど悠璃の家に迷惑かかるんじゃ...?」
「俺の家は、まぁ、親帰ってくるほうが珍しいから大丈夫」
「ならいいわね!お金は携帯に入れるからちゃんと考えて使うのよ」
「はーい」
「じゃ、お母さん行くわねもうお父さんも準備できて外にいるみたいだし」
「いってらっしゃい」
「じゃあらんのことよろしくね悠璃君」
「はい、おまかせください!」
がちゃん
「はぁ、これから同居だね~」
「なに?いやなのか?」
「いや別に~とりあえず家事の分担しよ」
「おう、料理はできる?」
「少しくらいならできる。悠璃は?」
「全然できない」
「まじか、なら料理は僕していいよ」
「頼む、なら洗濯は俺やって掃除も俺でいいか?」
「ん~そしたら悠璃が大変になるから掃除は二人にしよ」
「りょうかい!なら先に買い物でも行くか~」
「はーい、昼は外食でいいとして夜何食べたい?」
「カレーとか?少しなら手伝えるし」
「もう!そしたら分担した意味がなくない?」
「確かにwなら二人で協力してできる奴は協力してやろ」
「はーい、じゃ買い物行かないとだから準備してくる悠璃もいったん家に帰って必要なもの取りに行きなよ」
「わかった」
がちゃん
はぁ、これから同居か...どうなるんだろ...まぁ、たった1週間だしあっ、遊園地とか行きたいな~でも一昨日映画見に行ったばかりだしな~まぁ、帰ってきたら聞こうと思いながら着替えていると扉が開いて帰ってくる音が聞こえたから急いで準備して下に降りた
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