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第6部 聖帝国ギウリークの終わりの始まり
第273話 賢者は登場するだけで迷惑をかける
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「見たまえ、グエルジン。」
“九番めの八強国”鉄道公社の保安局長アイザック・ファウブルは、入り口での揉め事が終わって、意気揚々と入場する聖女と勇者を眺めている。
「あの二人は、聖光教会のお仕着せ名誉職の聖女と勇者じゃあ、ないそうだ。
どう見る?」
「聖女の方はちょっと魔力が高いだけ。」
グルジエンは退屈そうに言った。
「アレが勇者? 剣技だけなら、わたしやアイクロフトがうえ。だが、まだなにか隠した能力があるね、彼は。」
「フィオリナ姫と比較したらどうだ?」
「話にならないと思うわ。」
カラーの高いジャケットを粋に着こなしたアイザックに比べると、グルジエンは彼女のトレードマークくらいになってしまったメイド服を着ていたから、その彼女がまったく給仕にもせずに、ひたすら飲み食いをしているだけなのは、結構目立った。
「少し話をしてくるか。」
アイザックは、クロノたちの方に歩き出した。
グルジエンは、オードブルを乗せた皿を持って、慌ててそれを追いかけた。
一応、様にはなっているが、別段、人に食わせるオードブルではない。自分で食べるつもりだった。
「勇者殿! 聖女様! ご無沙汰致しております。鉄道公社保安局アイザック・ファウブルです。
これは、我らの『絶士』グルジエン。」
勇者に聖女、といえば、国と聖光教を代表する著名人だったら、、その周りは、話しかけようとするもの、この機会になんとか知己を得ようとするもので、十重二十重の輪ができていたが、それをかき分ける程度の、ずうずうしさは、アイザックには備わっていた。
押しのけられた貴族は、たしか新しい駅を自分の領地にとさかんに運動しているどこぞの子爵だったが、一瞬、ムッとした顔はしたものの、相手がアイザックだとわかると、あわてて場所を譲った。
「聖女様」
アイザックはうやうやしく、アタマを下げた。
彼は、世襲的な身分においては、無位無官であり、別段に戦で功績をあげた先祖ももっていない。伝来の領地もない。
ふだん、折り目正しく振る舞うことと、必要な場合には命すら奪うことは、まったくの別問題だ。
「おう、アイザック殿」
聖女は、今初めてその存在に、気がついた、とでも言うようにたおやかに笑った。
「オールべでは随分と暴れてくれたようだな?」
「とんでもございません。
事実は報告書に、認めました通り。
前伯爵の手駒となった養女が盗賊団を結成し、再々に渡り列車の遅延事故を引き起こし、上納金をせしめたいた・・・それを苦にした養女が教皇庁へ具申、我らの鉄道公社が調査に乗り出した矢先に、両者が殺し合うという最悪の結果となってしまいました。」
アイザックは悲しそうに、首を振った。
「鉄道公社のぜナス・ブォレスト局長も命を落としました。
彼らが起こした遅延事故で、足止めをされたクローディア大公ご夫妻が無事にミトラへ到着いたしましたこと、オールべの街そのものにあまり被害が出なかったことが幸いでございます。」
「そうか、そうか。」
聖女はからからと笑った。
「わたしの手元の報告書はすこし違うぞ。
ぜナス・ブォレスト前局長が配下の『絶士』をもって両陛下のお命を狙ったと、あるが。」
「誤解だよ、姫さん。」
サラミとチーズを交互に食べるとなかなか美味しいことに、気がついたグルジエンが、口をもごもごさせながら言った。
「ラウレスの旦那が、クローディアのおっさんとアウデリア姉さんを出さないと街を焼き払うって言い出すから、フィオリナとちょっとやり合うはめになったんだ。
誤解がとけたんで、わたしらはすっかり仲良しだよ。」
「彼女は『絶魔法士』です。」
リリーラが、なにか言い出す前に、アイザックが口を挟んだ。
「魔法と剣技には比類なき力をもっております。
・・・礼儀作法と料理は専門外ですが。」
ふうん、と胡散臭そうに聖女は、グルジエンを見た。
「聖女様は、まずはクローディア大公に祝福のお言葉を!
さあ、こちらへ。」
如才なく、アイザックはリリーラを奥へと誘った。それ自体は間違ったことでは無いから周りのものたちは不満そうではあったが、文句は言えなかったのだ。
残されたクロノは、グルジエンのもつ皿から木の実をひとつ、つまんで口に放り込んだ。
「フィオリナと戦ったんだって?」
「知ってるの?フィオリナを。」
「グランダで一緒に戦った。同じパーティで魔王宮に潜ったんだ。そのあともザザリの迷宮で。」
「わたしは、しばらくフィオリナに雇ってもらうことになってる。」
「『踊る道化師』に入るってことか?」
「それも面白い。」
グルジエンの笑顔は妙に明るく、どこか狂気じみたものを感じさせた。
「残りのメンバーもフィオリナ並に強いのか?」
クロノは苦笑いした。
勇者である彼が置いてけぼりをくらつような戦いがあるとは、ほんの数ヶ月前までは想像もしていなかったのだ。
「強いね。」
クロノはきっぱりと言った。
「誰がどんなふうに強いのかは自分の目で確かめるといい。」
そのとき、正面門の煌びやかに装飾された馬車が到着した。
「枢機卿筆頭のクオールだ。」
クロノがびっくりしたようにつぶやき、周りのものもざわめいた。
およそ、性格的に大人しく、万事控えめな教皇にかわって、教皇庁を、いや聖光教を仕切っている人物である。
今回が国や教皇庁での、正式な式典でない以上、教皇自らが出席することはない。ならばこれは、考えられる限り、最大の大物が到着したということであり、こんな日の高い時間から彼が現れるのは異例も異例のことで・・・
その馬車のうえに突然、人影が出現した。
うちのひとり、今では着るものも少なくなったトーガを、みにつけた若者が陽気に叫んだ。
「ね?
まったく危険はないだろう?
ガルフィート伯爵家の正門前!
1メトルの、くるいもなしっ!
直前にこの馬車が走り込んでくるって、アクシデントがあってもちゃんと対処できるんだ!」
「ウィルニア・・・」
勇者と絶士は同時に叫んでいた。
クオール枢機卿がこんな早い時刻から現れたのは、もちろん失点続きのギウリークとして、各国の大使、場合によってはクローディア公にもうえから話が出来る自分が出張ることで、その存在感を誇示するためのものであったが、ウィルニアと彼が連れていた者たちによって、脆くも崩れることとなる。
“九番めの八強国”鉄道公社の保安局長アイザック・ファウブルは、入り口での揉め事が終わって、意気揚々と入場する聖女と勇者を眺めている。
「あの二人は、聖光教会のお仕着せ名誉職の聖女と勇者じゃあ、ないそうだ。
どう見る?」
「聖女の方はちょっと魔力が高いだけ。」
グルジエンは退屈そうに言った。
「アレが勇者? 剣技だけなら、わたしやアイクロフトがうえ。だが、まだなにか隠した能力があるね、彼は。」
「フィオリナ姫と比較したらどうだ?」
「話にならないと思うわ。」
カラーの高いジャケットを粋に着こなしたアイザックに比べると、グルジエンは彼女のトレードマークくらいになってしまったメイド服を着ていたから、その彼女がまったく給仕にもせずに、ひたすら飲み食いをしているだけなのは、結構目立った。
「少し話をしてくるか。」
アイザックは、クロノたちの方に歩き出した。
グルジエンは、オードブルを乗せた皿を持って、慌ててそれを追いかけた。
一応、様にはなっているが、別段、人に食わせるオードブルではない。自分で食べるつもりだった。
「勇者殿! 聖女様! ご無沙汰致しております。鉄道公社保安局アイザック・ファウブルです。
これは、我らの『絶士』グルジエン。」
勇者に聖女、といえば、国と聖光教を代表する著名人だったら、、その周りは、話しかけようとするもの、この機会になんとか知己を得ようとするもので、十重二十重の輪ができていたが、それをかき分ける程度の、ずうずうしさは、アイザックには備わっていた。
押しのけられた貴族は、たしか新しい駅を自分の領地にとさかんに運動しているどこぞの子爵だったが、一瞬、ムッとした顔はしたものの、相手がアイザックだとわかると、あわてて場所を譲った。
「聖女様」
アイザックはうやうやしく、アタマを下げた。
彼は、世襲的な身分においては、無位無官であり、別段に戦で功績をあげた先祖ももっていない。伝来の領地もない。
ふだん、折り目正しく振る舞うことと、必要な場合には命すら奪うことは、まったくの別問題だ。
「おう、アイザック殿」
聖女は、今初めてその存在に、気がついた、とでも言うようにたおやかに笑った。
「オールべでは随分と暴れてくれたようだな?」
「とんでもございません。
事実は報告書に、認めました通り。
前伯爵の手駒となった養女が盗賊団を結成し、再々に渡り列車の遅延事故を引き起こし、上納金をせしめたいた・・・それを苦にした養女が教皇庁へ具申、我らの鉄道公社が調査に乗り出した矢先に、両者が殺し合うという最悪の結果となってしまいました。」
アイザックは悲しそうに、首を振った。
「鉄道公社のぜナス・ブォレスト局長も命を落としました。
彼らが起こした遅延事故で、足止めをされたクローディア大公ご夫妻が無事にミトラへ到着いたしましたこと、オールべの街そのものにあまり被害が出なかったことが幸いでございます。」
「そうか、そうか。」
聖女はからからと笑った。
「わたしの手元の報告書はすこし違うぞ。
ぜナス・ブォレスト前局長が配下の『絶士』をもって両陛下のお命を狙ったと、あるが。」
「誤解だよ、姫さん。」
サラミとチーズを交互に食べるとなかなか美味しいことに、気がついたグルジエンが、口をもごもごさせながら言った。
「ラウレスの旦那が、クローディアのおっさんとアウデリア姉さんを出さないと街を焼き払うって言い出すから、フィオリナとちょっとやり合うはめになったんだ。
誤解がとけたんで、わたしらはすっかり仲良しだよ。」
「彼女は『絶魔法士』です。」
リリーラが、なにか言い出す前に、アイザックが口を挟んだ。
「魔法と剣技には比類なき力をもっております。
・・・礼儀作法と料理は専門外ですが。」
ふうん、と胡散臭そうに聖女は、グルジエンを見た。
「聖女様は、まずはクローディア大公に祝福のお言葉を!
さあ、こちらへ。」
如才なく、アイザックはリリーラを奥へと誘った。それ自体は間違ったことでは無いから周りのものたちは不満そうではあったが、文句は言えなかったのだ。
残されたクロノは、グルジエンのもつ皿から木の実をひとつ、つまんで口に放り込んだ。
「フィオリナと戦ったんだって?」
「知ってるの?フィオリナを。」
「グランダで一緒に戦った。同じパーティで魔王宮に潜ったんだ。そのあともザザリの迷宮で。」
「わたしは、しばらくフィオリナに雇ってもらうことになってる。」
「『踊る道化師』に入るってことか?」
「それも面白い。」
グルジエンの笑顔は妙に明るく、どこか狂気じみたものを感じさせた。
「残りのメンバーもフィオリナ並に強いのか?」
クロノは苦笑いした。
勇者である彼が置いてけぼりをくらつような戦いがあるとは、ほんの数ヶ月前までは想像もしていなかったのだ。
「強いね。」
クロノはきっぱりと言った。
「誰がどんなふうに強いのかは自分の目で確かめるといい。」
そのとき、正面門の煌びやかに装飾された馬車が到着した。
「枢機卿筆頭のクオールだ。」
クロノがびっくりしたようにつぶやき、周りのものもざわめいた。
およそ、性格的に大人しく、万事控えめな教皇にかわって、教皇庁を、いや聖光教を仕切っている人物である。
今回が国や教皇庁での、正式な式典でない以上、教皇自らが出席することはない。ならばこれは、考えられる限り、最大の大物が到着したということであり、こんな日の高い時間から彼が現れるのは異例も異例のことで・・・
その馬車のうえに突然、人影が出現した。
うちのひとり、今では着るものも少なくなったトーガを、みにつけた若者が陽気に叫んだ。
「ね?
まったく危険はないだろう?
ガルフィート伯爵家の正門前!
1メトルの、くるいもなしっ!
直前にこの馬車が走り込んでくるって、アクシデントがあってもちゃんと対処できるんだ!」
「ウィルニア・・・」
勇者と絶士は同時に叫んでいた。
クオール枢機卿がこんな早い時刻から現れたのは、もちろん失点続きのギウリークとして、各国の大使、場合によってはクローディア公にもうえから話が出来る自分が出張ることで、その存在感を誇示するためのものであったが、ウィルニアと彼が連れていた者たちによって、脆くも崩れることとなる。
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