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8月
海
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部活帰り。最近は黎も図書館に通っているので帰りはいつもの5人だ。黎もなんだかんだこのメンバーが好きみたいで、普通の人じゃわからないだろうけどこのメンバーだといつも楽しそうだ。
「陽太ぁぁぁぁ聞いてくれよ!!」
「なんかすげーめんどくさそうだからやだ・・・」
「そんなこと言うなって!いい話だよ、お前らにも!」
「・・・?なんだよ。」
「俺のおじさんが元プロサーファーなんだけど。今は海の家を経営してんの。そんで、お盆忙しいじゃん?その間だけでも手伝ってほしいって。高校生だからバイト代も少ないけど出すし、宿も保障、3食付き!お盆は部活ないしよー?悪い話じゃないだろ!?」
「・・・悪いどころかいい話すぎて、逆に不安。とくに明良が言ってるってなると。」
「あーわかる。わかるぞ隼。でも、こいつどうみても馬鹿だしなぁ、だませるとは思えないけど。」
「なんっっだよそれっ!?隼、直輝、お前らそれでも友達か!?」
「・・・落ち着いて?」
「黎が言うなら。」
「右に同じ。」
「・・・」
「あー明良、どうどう。お前らも話し進まないからやめとけ。んで、本音は明良?隠しても無駄だぞ。」
「・・・無駄・・・だよ・・・?」
「毎年可愛い女の子いっぱいいるのに行っても手伝いばっかでまったく遊べないので適当な奴誘って仕事押し付けて遊ぼうと思ってました!!」
「死ね。」
「おっとぉ、隼、止まれー??今殺したらばれるぞ。あとで作戦練ってからだな・・・」
「心からの土下座をするので許してください。すみませんでした。だからもうそのまったく目が笑ってない笑顔やめてちょちょ、そこの関節はそっちには曲がらなっあああああああああぁぁぁ!!?」
「さてと。まぁ、こんなゴミはともかく海は行きたいかも。」
「そうだなー可愛い子ナンパしまくり!?陽太もやるだろー?」
「いや、俺はナンパはパス。海は行きたいけど。でも、黎大丈夫か?」
「・・・がん、ばるっ・・・!」
「いってぇ・・・んじゃ、みんな行くでいいか?」
「いいんじゃね?」
「うっし、決まり!3泊4日ぐらいでいいよな!お盆はみんなで海だぁー!!」
*****
in黎の家
「お盆、みんなで海・・・♪楽しそう・・・!」
「うれしそうだな、黎。ちょっと妬ける。俺はこのままお前と二人っきりでもよかったんだけどな?」
あの日泊まってから、結構ずるずると俺は黎の家に泊まっていた。自分の家には夕飯を食べに行くくらいで寝る、お風呂、朝ごはんなんかは全部黎の家。
「・・・ばぁか。」
そういいながら抱き着いてきてくれるあたり天使だと思う。黎はこの数日ですっかり甘えん坊に拍車がかかったみたいだった。
「でも、黎暑いの苦手だろ?ただでさえ体弱いのに。本当に大丈夫なのかよ?」
「これでも、高校生になってちょっと強くなったもん。夏目先生も丈夫になったねって言ってくれたし。」
「ほんかぁ~?夏目先生が言うならまぁなぁ・・・」
「それに・・・もし倒れても、陽ちゃんが絶対助けてくれるでしょ?」
「あぁ、もちろん。」
ほらこういうこと言ってくる。なんて可愛いのか。指通りのいい黎の髪をゆっくりと梳く。こういう時間がたまらなく幸せで、心からずっと続きますようにと願う。
「黎・・・海、楽しもうな!」
「うん!・・・バレないようになら触るの許可する♪」
「・・・///」
今日も俺の嫁は間違いなく世界で一番あざと可愛い。
「陽太ぁぁぁぁ聞いてくれよ!!」
「なんかすげーめんどくさそうだからやだ・・・」
「そんなこと言うなって!いい話だよ、お前らにも!」
「・・・?なんだよ。」
「俺のおじさんが元プロサーファーなんだけど。今は海の家を経営してんの。そんで、お盆忙しいじゃん?その間だけでも手伝ってほしいって。高校生だからバイト代も少ないけど出すし、宿も保障、3食付き!お盆は部活ないしよー?悪い話じゃないだろ!?」
「・・・悪いどころかいい話すぎて、逆に不安。とくに明良が言ってるってなると。」
「あーわかる。わかるぞ隼。でも、こいつどうみても馬鹿だしなぁ、だませるとは思えないけど。」
「なんっっだよそれっ!?隼、直輝、お前らそれでも友達か!?」
「・・・落ち着いて?」
「黎が言うなら。」
「右に同じ。」
「・・・」
「あー明良、どうどう。お前らも話し進まないからやめとけ。んで、本音は明良?隠しても無駄だぞ。」
「・・・無駄・・・だよ・・・?」
「毎年可愛い女の子いっぱいいるのに行っても手伝いばっかでまったく遊べないので適当な奴誘って仕事押し付けて遊ぼうと思ってました!!」
「死ね。」
「おっとぉ、隼、止まれー??今殺したらばれるぞ。あとで作戦練ってからだな・・・」
「心からの土下座をするので許してください。すみませんでした。だからもうそのまったく目が笑ってない笑顔やめてちょちょ、そこの関節はそっちには曲がらなっあああああああああぁぁぁ!!?」
「さてと。まぁ、こんなゴミはともかく海は行きたいかも。」
「そうだなー可愛い子ナンパしまくり!?陽太もやるだろー?」
「いや、俺はナンパはパス。海は行きたいけど。でも、黎大丈夫か?」
「・・・がん、ばるっ・・・!」
「いってぇ・・・んじゃ、みんな行くでいいか?」
「いいんじゃね?」
「うっし、決まり!3泊4日ぐらいでいいよな!お盆はみんなで海だぁー!!」
*****
in黎の家
「お盆、みんなで海・・・♪楽しそう・・・!」
「うれしそうだな、黎。ちょっと妬ける。俺はこのままお前と二人っきりでもよかったんだけどな?」
あの日泊まってから、結構ずるずると俺は黎の家に泊まっていた。自分の家には夕飯を食べに行くくらいで寝る、お風呂、朝ごはんなんかは全部黎の家。
「・・・ばぁか。」
そういいながら抱き着いてきてくれるあたり天使だと思う。黎はこの数日ですっかり甘えん坊に拍車がかかったみたいだった。
「でも、黎暑いの苦手だろ?ただでさえ体弱いのに。本当に大丈夫なのかよ?」
「これでも、高校生になってちょっと強くなったもん。夏目先生も丈夫になったねって言ってくれたし。」
「ほんかぁ~?夏目先生が言うならまぁなぁ・・・」
「それに・・・もし倒れても、陽ちゃんが絶対助けてくれるでしょ?」
「あぁ、もちろん。」
ほらこういうこと言ってくる。なんて可愛いのか。指通りのいい黎の髪をゆっくりと梳く。こういう時間がたまらなく幸せで、心からずっと続きますようにと願う。
「黎・・・海、楽しもうな!」
「うん!・・・バレないようになら触るの許可する♪」
「・・・///」
今日も俺の嫁は間違いなく世界で一番あざと可愛い。
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