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幼馴染は健全に休日デートをします。
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「ヒロさんヒロさん」
「んあー?」
「デートに行きましょう」
新学期が始まって最初の土曜日。
昼下がり。眠気が身体を支配する頃。
当たり前のように我が家に来ているユキはそう言った。
「こんな時間から出かけるのか?」
少し昼寝でもしちゃおうかなぁと思っていたところなのに。
「ヒロさんがいいようでしたら」
「行きたいところでもあんの?」
「はい」
「どこ?」
「ラブホです」
「ああーラブホね、ラブ……ラブホぉ!?」
「一度は行ってみたいじゃないですか」
「ま、まあその気持ちは分からんでもない……」
あくまでひとつの経験として、ね?
「では行きましょうか。やっとその気になってくれたんですね、ヒロさん。しっぽりムフフと楽しみましょう」
「いや行くとは言ってないからね?」
「そうですか……。残念です」
本気でがっかりしたような顔するのやめない?
俺が悪いみたいじゃん。……いやもしかして俺が悪い?
「ということで冗談はさておくとして、本題に入りましょうか」
「冗談かよ!」
一瞬騙されようになってた俺の純情を返せ。
「当たり前じゃないですか。ダメですよ。高校生がラブホになんて行ったら。それとも実は本気でその気になっちゃってましたか? だとしたらすみません。初めてはヒロさんの部屋がいいので遠慮します」
「なんで俺が断られる流れになってんのぉ!?」
もうほんと意味わかんない! この幼馴染意味わかんない!
「といったところで、今度こそ本題に入りますね」
「はい……」
「行きたい喫茶店があるのです」
「喫茶店?」
「この4月からオープンしたお店なのですが、とても評判になってるんですよ。パンケーキが美味しいらしいです」
「へえ……」
高揚を隠せない様子でユキは言う。
ユキはこう見えて甘いものに目がない。とりあえずスイーツを与えておけばご機嫌まである。
そしてそれは俺にもけっこう当てはまることで、俺も甘いものは好きな方だ。
日常的に食べたいと思うほどではないが、ユキと一緒にスイーツを食べに行くのはたまにあることだった。
ああいったお洒落な店は男1人では入り辛いため、俺としても非常に助かるのだ。
「こんな感じみたいですが、どうですか?」
ユキがスマホを操作して店の写真を見せてくれる。そこには色んな種類のパンケーキやその他のスイーツが並んでいた。
「美味そうだな。行くか」
「はい、ヒロさん」
ユキは返事をして微笑むと出掛ける準備を始めた。その姿からはすでにご機嫌なオーラが漏れている。
ほら、ちょっとぴょんぴょんしてるし。
こういう時は普通の女の子してるんだよなぁ……。
本当に、甘いものには目がない幼馴染であった。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「さて、ここですね」
すぐ近くの商店街の一角にその喫茶店はあった。
「並んでんのな」
「SNSで一気に広がってましたからね。みなさんこの土日で食べにきているのかもしれません」
「そういうことか。んじゃ並びますか」
「はい」
2人並んで列に加わる。
並んでいるといってもそこまでの列じゃない。長く待たされることはないだろう。
ふと隣の幼馴染を見てみる。
ユキは「はやくっ。はやくっ」といった様子で列が進むのを待っていた。
他人からは平静に見えるかもしれないが、俺にはわかる。
それから、今日のユキは私服だ。俺にとってはそこまで珍しいものでもないが、それでも制服よりは新鮮味がある。
といっても女性の服のことについてなんてよく分からないのだが。
それでも少し分析してみるとするならば、ユキは意外とシンプルな服装が多い気がする。今日は淡い色のワンピースっぽい服を着ている。
元々の素材がいいからなのか、ユキは変に着飾らなくても十分すぎるくらいに綺麗だ。
そんなことを思って見つめていると、ユキと目が合った。
「ヒロさん? どうしましたか?」
「え、あーいや……」
俺が言い淀むと、ユキの顔には疑問符が浮かぶ。この前もあったなぁこんなこと。
幼馴染の銀髪美少女を前に、可愛いだとか服が似合ってるだとか、そんなことを言うには今更すぎて恥ずかしすぎるのだ。
「天気……いいなぁと思って」
「天気ですか? そうですね。気温も丁度いいです。それが私の顔を見つめながら思うことなのかはわかりませんが」
ですよね。知ってた。
咄嗟に適当な言い訳を考えるのって難しい。特にこの幼馴染にはなんでも見透かされている気がする。
「なんでもない」と返した先日もしかりだ。
「まあいいです。ほらヒロさん、もう入れそうですよ」
しかしパンケーキが楽しみなこともあってか、今回は追及されずに見逃された。
ナイスだパンケーキ。
ユキに促されて店に入ると、お洒落な内装やインテリアが俺たちを迎えた。
それから店員に従って席に着く。
そして2人でメニューを覗き込んだ。
写真でも見せてもらった通り、メニューには数々のスイーツが並んでいる。
「ヒロさん、何にしますか?」
「ユキの好きなのをどうぞ。どうせひとつに絞れないんだろ」
「いいんですか? じゃあえっとえっと……このストロベリーのパンケーキとですね……」
いつになく真剣な様子でメニューと睨めっこするユキ。その様子はとても微笑ましくて、可愛らしい。
写真に収めたいくらいだ。
とりあえずは心のアルバムに保存しておくことにする。
「決めました。この抹茶ホイップのパンケーキにします。ヒロさん、それでいいですか?」
「おう。それじゃ店員呼ぶな」
俺はテーブルに設置されたベルを鳴らして店員を呼ぶ。
「お待たせしましたー。ご注文ですか?」
「はい。これと、このパンケーキをひとつずつと……」
ユキはメニューを指差しながら注文をする。
「それから、このカップル限定のラブラブジュースをお願いします」
「は?」
今、なんて言った? なんのこっちゃい聞いてませんよユキさんや。
しかし俺の疑問をよそに、注文をとり終えた店員は去ってしまう。
「あの……ユキさん?」
「なんですか、ヒロさん」
「さっき頼んだのは一体なんでございませうか?」
「ラブラブジュースですよ? カップル限定の」
「カップル限定て……」
「私たちもカップルですよね?」
キョトンとした様子のユキ。
いやまあ、こんな小洒落た喫茶店に来る男女のペアがカップルじゃなかったら何なのだという話で。そうであるからこそ店員も普通に注文を通しちゃったわけで。
そもそもカップルにだって色んな意味があるわけで。
でもさぁ? カップル限定とかいうそんなバカップル専用みたいなもん飲む勇気ないんだが……?
「あ、そんなことを言ってるうちにもう来ましたよ。はやいですね」
店員がパンケーキを2つと、それからラブラブジュースなるものを置いていく。
「うわあ……」
ラブラブジュースは赤いジュース(恐らくベリー系の味だろうか?)に何やら豪華な装飾、そして絡み合いながらハートを形作る2つのストローで出来ていた。
「うわあとはなんですか。あと、まだ食べないでくださいね。写真撮りますから」
「それは分かってる……」
ユキがスイーツの写真を撮るのは毎回のことで、もう慣れている。ユキはひとりはしゃぎながら写真を連写し始めた。
現代っ子な幼馴染である。
それにしてもこれ、ほんとに飲むのか?
このほぼ満員で人目のある店内で?
どんな罰ゲームだよ……。
「ヒロさんとの写真も撮りたいですね。あ、すみません」
ユキは近くの店員を呼びつける。
「何か御用ですかぁ?」
「写真を撮ってもらってもいいですか?」
「はいはいかしこまりまし————って藤咲さん!?」
写真撮影のためスマホを受け取ろうとした店員が、突如驚いたようにユキの名字を叫んだ。
「ユキの知り合いか?」
「……? いえ。知らない人だと思うんですけど……」
「ええぇぇ!? あ、あたし! あたしだよ! あたし!」
「あたしだって言ってるぞ」
「あたしなんて名前の人は知りませんね」
「だな」
「あたしあたし詐欺ですかね」
緊張感なく言う俺とユキ。こんなときの息はぴったりである。
しかし店員はなおも挫けずに言う。
「違うって! あたし! クラスメイトの、星乃夏帆だよ!」
へー。クラスメイトですか。
いや……誰やねん。
「んあー?」
「デートに行きましょう」
新学期が始まって最初の土曜日。
昼下がり。眠気が身体を支配する頃。
当たり前のように我が家に来ているユキはそう言った。
「こんな時間から出かけるのか?」
少し昼寝でもしちゃおうかなぁと思っていたところなのに。
「ヒロさんがいいようでしたら」
「行きたいところでもあんの?」
「はい」
「どこ?」
「ラブホです」
「ああーラブホね、ラブ……ラブホぉ!?」
「一度は行ってみたいじゃないですか」
「ま、まあその気持ちは分からんでもない……」
あくまでひとつの経験として、ね?
「では行きましょうか。やっとその気になってくれたんですね、ヒロさん。しっぽりムフフと楽しみましょう」
「いや行くとは言ってないからね?」
「そうですか……。残念です」
本気でがっかりしたような顔するのやめない?
俺が悪いみたいじゃん。……いやもしかして俺が悪い?
「ということで冗談はさておくとして、本題に入りましょうか」
「冗談かよ!」
一瞬騙されようになってた俺の純情を返せ。
「当たり前じゃないですか。ダメですよ。高校生がラブホになんて行ったら。それとも実は本気でその気になっちゃってましたか? だとしたらすみません。初めてはヒロさんの部屋がいいので遠慮します」
「なんで俺が断られる流れになってんのぉ!?」
もうほんと意味わかんない! この幼馴染意味わかんない!
「といったところで、今度こそ本題に入りますね」
「はい……」
「行きたい喫茶店があるのです」
「喫茶店?」
「この4月からオープンしたお店なのですが、とても評判になってるんですよ。パンケーキが美味しいらしいです」
「へえ……」
高揚を隠せない様子でユキは言う。
ユキはこう見えて甘いものに目がない。とりあえずスイーツを与えておけばご機嫌まである。
そしてそれは俺にもけっこう当てはまることで、俺も甘いものは好きな方だ。
日常的に食べたいと思うほどではないが、ユキと一緒にスイーツを食べに行くのはたまにあることだった。
ああいったお洒落な店は男1人では入り辛いため、俺としても非常に助かるのだ。
「こんな感じみたいですが、どうですか?」
ユキがスマホを操作して店の写真を見せてくれる。そこには色んな種類のパンケーキやその他のスイーツが並んでいた。
「美味そうだな。行くか」
「はい、ヒロさん」
ユキは返事をして微笑むと出掛ける準備を始めた。その姿からはすでにご機嫌なオーラが漏れている。
ほら、ちょっとぴょんぴょんしてるし。
こういう時は普通の女の子してるんだよなぁ……。
本当に、甘いものには目がない幼馴染であった。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「さて、ここですね」
すぐ近くの商店街の一角にその喫茶店はあった。
「並んでんのな」
「SNSで一気に広がってましたからね。みなさんこの土日で食べにきているのかもしれません」
「そういうことか。んじゃ並びますか」
「はい」
2人並んで列に加わる。
並んでいるといってもそこまでの列じゃない。長く待たされることはないだろう。
ふと隣の幼馴染を見てみる。
ユキは「はやくっ。はやくっ」といった様子で列が進むのを待っていた。
他人からは平静に見えるかもしれないが、俺にはわかる。
それから、今日のユキは私服だ。俺にとってはそこまで珍しいものでもないが、それでも制服よりは新鮮味がある。
といっても女性の服のことについてなんてよく分からないのだが。
それでも少し分析してみるとするならば、ユキは意外とシンプルな服装が多い気がする。今日は淡い色のワンピースっぽい服を着ている。
元々の素材がいいからなのか、ユキは変に着飾らなくても十分すぎるくらいに綺麗だ。
そんなことを思って見つめていると、ユキと目が合った。
「ヒロさん? どうしましたか?」
「え、あーいや……」
俺が言い淀むと、ユキの顔には疑問符が浮かぶ。この前もあったなぁこんなこと。
幼馴染の銀髪美少女を前に、可愛いだとか服が似合ってるだとか、そんなことを言うには今更すぎて恥ずかしすぎるのだ。
「天気……いいなぁと思って」
「天気ですか? そうですね。気温も丁度いいです。それが私の顔を見つめながら思うことなのかはわかりませんが」
ですよね。知ってた。
咄嗟に適当な言い訳を考えるのって難しい。特にこの幼馴染にはなんでも見透かされている気がする。
「なんでもない」と返した先日もしかりだ。
「まあいいです。ほらヒロさん、もう入れそうですよ」
しかしパンケーキが楽しみなこともあってか、今回は追及されずに見逃された。
ナイスだパンケーキ。
ユキに促されて店に入ると、お洒落な内装やインテリアが俺たちを迎えた。
それから店員に従って席に着く。
そして2人でメニューを覗き込んだ。
写真でも見せてもらった通り、メニューには数々のスイーツが並んでいる。
「ヒロさん、何にしますか?」
「ユキの好きなのをどうぞ。どうせひとつに絞れないんだろ」
「いいんですか? じゃあえっとえっと……このストロベリーのパンケーキとですね……」
いつになく真剣な様子でメニューと睨めっこするユキ。その様子はとても微笑ましくて、可愛らしい。
写真に収めたいくらいだ。
とりあえずは心のアルバムに保存しておくことにする。
「決めました。この抹茶ホイップのパンケーキにします。ヒロさん、それでいいですか?」
「おう。それじゃ店員呼ぶな」
俺はテーブルに設置されたベルを鳴らして店員を呼ぶ。
「お待たせしましたー。ご注文ですか?」
「はい。これと、このパンケーキをひとつずつと……」
ユキはメニューを指差しながら注文をする。
「それから、このカップル限定のラブラブジュースをお願いします」
「は?」
今、なんて言った? なんのこっちゃい聞いてませんよユキさんや。
しかし俺の疑問をよそに、注文をとり終えた店員は去ってしまう。
「あの……ユキさん?」
「なんですか、ヒロさん」
「さっき頼んだのは一体なんでございませうか?」
「ラブラブジュースですよ? カップル限定の」
「カップル限定て……」
「私たちもカップルですよね?」
キョトンとした様子のユキ。
いやまあ、こんな小洒落た喫茶店に来る男女のペアがカップルじゃなかったら何なのだという話で。そうであるからこそ店員も普通に注文を通しちゃったわけで。
そもそもカップルにだって色んな意味があるわけで。
でもさぁ? カップル限定とかいうそんなバカップル専用みたいなもん飲む勇気ないんだが……?
「あ、そんなことを言ってるうちにもう来ましたよ。はやいですね」
店員がパンケーキを2つと、それからラブラブジュースなるものを置いていく。
「うわあ……」
ラブラブジュースは赤いジュース(恐らくベリー系の味だろうか?)に何やら豪華な装飾、そして絡み合いながらハートを形作る2つのストローで出来ていた。
「うわあとはなんですか。あと、まだ食べないでくださいね。写真撮りますから」
「それは分かってる……」
ユキがスイーツの写真を撮るのは毎回のことで、もう慣れている。ユキはひとりはしゃぎながら写真を連写し始めた。
現代っ子な幼馴染である。
それにしてもこれ、ほんとに飲むのか?
このほぼ満員で人目のある店内で?
どんな罰ゲームだよ……。
「ヒロさんとの写真も撮りたいですね。あ、すみません」
ユキは近くの店員を呼びつける。
「何か御用ですかぁ?」
「写真を撮ってもらってもいいですか?」
「はいはいかしこまりまし————って藤咲さん!?」
写真撮影のためスマホを受け取ろうとした店員が、突如驚いたようにユキの名字を叫んだ。
「ユキの知り合いか?」
「……? いえ。知らない人だと思うんですけど……」
「ええぇぇ!? あ、あたし! あたしだよ! あたし!」
「あたしだって言ってるぞ」
「あたしなんて名前の人は知りませんね」
「だな」
「あたしあたし詐欺ですかね」
緊張感なく言う俺とユキ。こんなときの息はぴったりである。
しかし店員はなおも挫けずに言う。
「違うって! あたし! クラスメイトの、星乃夏帆だよ!」
へー。クラスメイトですか。
いや……誰やねん。
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