タイムトリッパー ~能力者達の時間戦争~

Pakkiraa

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プロローグ

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「っはぁ、んはぁ、ん“…………お“え……………っはぁ……はぁ」
意識が朦朧とし、視界が揺れる。
「大丈夫か!?まさか、お前、を飲んで?!」
俺に向けられているであろう声も、今は遠くから響いているように聞こえる。
息ができない。声が出ない。喉の奥のが気道を塞いでいる。
「吐け!早く______け!___や_____お____て____」
声も聞こえない。ザーっとしたノイズが聴覚を支配する。背中に規則的な衝撃を感じる。おそらく誰かが俺の背中を叩いてくれているのだろう。しかし、喉のは動こうとしなかった。
「………ぁ…………が…………」
ついに肺に溜まっていた空気を使い果たし、完全に意識が途切れた。


真っ暗な部屋だ。
これ以上黒という文字が似合う部屋がないくらい、真っ暗だ。
「____いか?」
声が聞こえる。さっきまでのノイズは聞こえず、気分も悪くなく、さっぱりとしていた。それに息苦しさも感じない。
「_____欲しいか?」
声がだんだん鮮明になってくる。
ふと、暗い部屋に一筋の光が見えた。
それはだんだん手の形を成していった。
それはまるで俺に手を差し出しているようだった。
「____が欲しいか?」
何を言っているのか理解できなかったが、考えるより先に体が動いた。
俺はその手に触れる。

ぱっと手の光がだんだんと大きくなり、俺の視界も真っ白に埋め尽くされていった。
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