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番外編 街道を照らす光①
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「う~ん...何で作るのがいいかなぁ。」
僕は店の外でしゃがみ込み、料理で使った光虫貝の貝殻を前に悩んでいた。
「おいおい、どうした?調子でも悪いのか?」
ジェイが心配そうに声を掛けてくれる。ジェイの横にはシュミットさんも一緒にいた。どうやら、地面を見て唸っていたのでお腹でも痛いのかと思われたらしい。
「こんにちは。大丈夫です。ちょっと考え事をしていただけです。」
二人の心配顔がほっとした顔になった。
「なんだ、お前さんの調子が悪かったら今晩の飯が寂しいもので終わるのかと心配になったぜ。なあ、シュミット?」
後ろでシュミットさんがうんと頷いている。
二人は今日の仕事は終わりらしく、店の前にある丸太に並んで腰かけた。この丸太は木工細工を仕事にしているシュミットさんが椅子代わりに店の前に置いてくれたもので、3人ほど腰かけられるようになっていた。
向かいの宿から酒を買ってここで一杯飲んでから来る人や、帰りに夜風に当たって酔いを醒ましていく人なんかが思い思いに使っているようだ。
「ははは。僕じゃなくて夕飯の心配でしたか。」
店の常連さんであるジェイとシュミットさんとは最近ではこんな軽口を叩けるようになった。
「冗談はともかく何を悩んでいたんだ?俺が作ったランタンに何か問題でも?」
今度は真顔で心配そうに聞いてくる。店の前には父親と一緒に家業の鍛冶屋をやっているジェイが作ってくれた金属製のランタンが2個置いてあった。入口の扉の両脇に1つずつあって、その中に光虫貝の貝殻が入っている。
「...実は...」
話は今朝に遡る。
遅めの朝食兼昼食を食べに店にやってきたクローディアがいつにもまして眠たそうにしていた。
よほど昨日の夜、仕事で寝るのが遅かったのかと聞いてみるとそうではなく、深夜に旅人がクローディアの家まで迷い込んできたそうだ。小さい赤んぼうと幼い子供を連れた家族で仕方なく泊めてやったのだが赤んぼうが夜泣きをして寝付けなかったそうだ。
最近、僕も初めてクローディアの家が意外と集落から近いところにあるのを知った。クローディアの家は集落から王都に向う街道から細い山道に入り込んだところにある。昼間明るい時ならまず迷い込んでしまうことはない細い道なのだが、暗くなってからなんとか城下町まで行ってしまおうとする旅人が稀に迷い込むことがあるらしい。
「昨日はまだ家族連れだったからいいようなものの、どんな人間が迷い込むかわからないじゃないですか!いくらクローディアが魔女でもひとり暮らしの女の子が見知らぬ人を泊めるのはどうかと思うんですよ。」
以前、叔母さんが盗賊行為を繰り返していた男二人を捕まえたことだってあったではないか。いくら平和なこのバルモア王国でも悪人はいるのだから。いや、悪人でなくても女の子のひとり人暮らしと分れば出来心ということもある。
「え?いや~、なあ?」
ジェイが隣のシュミットさんになぜか視線をさまよわせる。
「むしろその家族連れ、魔女の家に迷い込んだと知って生きた心地がしなかったんじゃないかと...。」
だいたいクローディアは女の子なのか?と二人がボソボソ言うのが聞こえたがそれは聞かなかったことにする。
「それで、クローディアの家に行く分かれ道のところに街灯をつけて間違わないようにしたらいいんじゃないかと思って。」
僕は二人のボソボソと話す内容は無視して続けた。
「街灯?城下町にあるようなやつか?」
確かに城下町には大通り沿いに中世の街並みにあるような背の高い街灯が設置されている。
ただし、それは国や街が管理していて付けたり消したりできるようになっているものだ。かなり、贅沢に人手を使っていないと維持することは難しいだろう。
「いいえ、もっと背が低くて明かりも人の手で付けたり消したりしなくていいものの方が楽なんじゃないかと。」
大きさ的には日本庭園にある小さめの灯籠程度のイメージだ。
「なるほど、で、明かりを何にするかで悩んでいたのか?」
「いいえ、明かりはこれで行こうかと。」
そう言って僕は足元のランタンの中にある貝殻を指差した。
「ああ、なるほどな。」「...。」
二人が納得したようにうなずく。
それはこの辺の川のような海で獲れるアサリに似た貝の貝殻だった。
もともと、この辺では貝を食べる習慣はなかったのだが、探してみると数種類の貝が獲れることが分かった。その中でも一番アサリに似ていて美味しいのだが、食べ終えて裏庭に放っておいた貝殻が夜に光っているのを見つけた。(これについてはひと騒動あったのだが)
クローディアに聞いてみると、光虫貝と呼ばれていることも教えてくれた。
何でも、昼間に光を貝の内側の成分がため込み、暗くなるとそれが発光するらしい。
一般の人には知られていなかったようだが、長く生きている魔法使いにとっては常識らしい。
それで、この貝殻を使ったランタンが店の入口の両脇に置いてある。夜になるとほんのり光って入口を示してくれてお客様にも好評だ。置いたばかりの時は皆に何で光っているのかと不思議がられたが今ではすっかり慣れたようだ。
「じゃあ、こんなランタンを置くのか?」
ジェイさんが聞いてくる。
「いいえ、店の前に置いてあるのだと軽いので、街道に置きっぱなしにしておくのは不安ですし、もう少ししっかりしていて動かすのが大変な物の方が防犯上も良いのではないかと。」
ランタンは基本的に手に持って歩く用だ。かなり軽い金属の枠でできているので、風が強い日は僕も店の外には出さないようにしている。簡単に旅の人達に持っていかれても困るし。
「...。」
それまで、黙って聞いていたシュミットさんが遠慮がちに手を上げる。
「はい?」
「街灯を置くのはクローディアの家に続く山道に人が迷い込まないようにするため?」
珍しくシュミットさんがはっきりと声を発した。
「はい、そうです。」
しかも、更に珍しく長文を続けて話す。
「分かれ道に街灯を置いたらかえって山道が目立たないか?今は、あの細い道をわざわざ入って行くやつは居ないし、多分普通は気づかすに通り過ぎるけど、街灯を置いたらかえってここに道がありますって教えてしまうんじゃないか?」
あっ!
ジェイと顔を見合せる。
確かに!
僕はず~んと、落ち込んで頭を両手で抱え込んだ。
「おい、おい!そんなに落ち込むな。」
「そうだ...落ち込むな。」
二人が一生懸命フォローを入れてくれる。
「...はあ、良い考えだと思ったのですけど。」
貝殻ならメンテナンスもほとんど必要ないし、古くなった貝殻を変えるか新しく補充すれば、半永久的に使えると思ったのだ。
「で、そこまで決まっていたなら何を悩んでいたんだ?」
ジェイさんが気を使って話を続けようとしてくれているのが分かる。
「ああ、何で本体を作ったら良いのかと…」
レンガか丸太か、やっぱりある程度重みがあった方が安定感があるし。
「だったら、なあ?」
「...。」
二人が頷きあっている。何か良い素材のものがあるのだろうか?
まあ、今回はボツになりそうだけど今後何かの役に立つかもしれない。
「おまえは、まだこの辺りのことに詳しくないから知らないかもしれないが、ここは川があるだろ?」
「はい。」
まあ、海水ですけどね。やっぱり川という認識なんだ。
「船で荷物も運ばれて来るんだが、川沿いに有名な石切場があるんだ。」
「石切場ですか。」
山から石を切り出すところをテレビで見たことはあるがあんな感じだろうか?
「そう、だから王都には腕の良い石工がたくさんいるし、この近所ならハルディンがいる。」
「ハルディンさん...。」
ジェイやシュミットさんと同じく、店に良く来てくれる集落の常連さんだ。筋骨隆々でたくましい感じの人で、ジェイの家の隣、集落の一番端の家に住んでいる。王都から来る人にとっては一番最初に目にはいる建物だ。
「そうだ。小さめの石柱の10個や20個、簡単に作ってくれる。」
なるほど、まさに灯籠のように雨風にさらされても大丈夫だし、誰かに持っていかれる心配も少なそうだ。石柱かぁ...。なぜか僕の頭の中にモアイ像が並んでいるのがさっと浮かんだ。
「まあ、な、今回は残念ながら無しになっちまったが...。」
ジェイが思い出したように気をつかってくれる声が聞こえたが、僕は別のことを考えていた。
「あの。」
「なんだ?」
「ハルディンさんなら石柱の10個や20個簡単に作ってくれるんですよね?」
「...お、おう。大袈裟じゃなくてあいつはシュミットみたいな美的センスはないが仕事は正確で早い。凝った意匠のものじゃなければ冗談じゃなくあっという間に作ってくれるぞ。王都の城下町で補修に使う石畳用の敷石100枚を1日で仕上げたらしいからな。半端ないスピードだよな。」
それが本当なら、敷石よりは石柱の方が多少時間は掛かるだろうが、シンプルなデザインにすれば...。
僕は今閃いた考えを二人に相談してみた。
僕は店の外でしゃがみ込み、料理で使った光虫貝の貝殻を前に悩んでいた。
「おいおい、どうした?調子でも悪いのか?」
ジェイが心配そうに声を掛けてくれる。ジェイの横にはシュミットさんも一緒にいた。どうやら、地面を見て唸っていたのでお腹でも痛いのかと思われたらしい。
「こんにちは。大丈夫です。ちょっと考え事をしていただけです。」
二人の心配顔がほっとした顔になった。
「なんだ、お前さんの調子が悪かったら今晩の飯が寂しいもので終わるのかと心配になったぜ。なあ、シュミット?」
後ろでシュミットさんがうんと頷いている。
二人は今日の仕事は終わりらしく、店の前にある丸太に並んで腰かけた。この丸太は木工細工を仕事にしているシュミットさんが椅子代わりに店の前に置いてくれたもので、3人ほど腰かけられるようになっていた。
向かいの宿から酒を買ってここで一杯飲んでから来る人や、帰りに夜風に当たって酔いを醒ましていく人なんかが思い思いに使っているようだ。
「ははは。僕じゃなくて夕飯の心配でしたか。」
店の常連さんであるジェイとシュミットさんとは最近ではこんな軽口を叩けるようになった。
「冗談はともかく何を悩んでいたんだ?俺が作ったランタンに何か問題でも?」
今度は真顔で心配そうに聞いてくる。店の前には父親と一緒に家業の鍛冶屋をやっているジェイが作ってくれた金属製のランタンが2個置いてあった。入口の扉の両脇に1つずつあって、その中に光虫貝の貝殻が入っている。
「...実は...」
話は今朝に遡る。
遅めの朝食兼昼食を食べに店にやってきたクローディアがいつにもまして眠たそうにしていた。
よほど昨日の夜、仕事で寝るのが遅かったのかと聞いてみるとそうではなく、深夜に旅人がクローディアの家まで迷い込んできたそうだ。小さい赤んぼうと幼い子供を連れた家族で仕方なく泊めてやったのだが赤んぼうが夜泣きをして寝付けなかったそうだ。
最近、僕も初めてクローディアの家が意外と集落から近いところにあるのを知った。クローディアの家は集落から王都に向う街道から細い山道に入り込んだところにある。昼間明るい時ならまず迷い込んでしまうことはない細い道なのだが、暗くなってからなんとか城下町まで行ってしまおうとする旅人が稀に迷い込むことがあるらしい。
「昨日はまだ家族連れだったからいいようなものの、どんな人間が迷い込むかわからないじゃないですか!いくらクローディアが魔女でもひとり暮らしの女の子が見知らぬ人を泊めるのはどうかと思うんですよ。」
以前、叔母さんが盗賊行為を繰り返していた男二人を捕まえたことだってあったではないか。いくら平和なこのバルモア王国でも悪人はいるのだから。いや、悪人でなくても女の子のひとり人暮らしと分れば出来心ということもある。
「え?いや~、なあ?」
ジェイが隣のシュミットさんになぜか視線をさまよわせる。
「むしろその家族連れ、魔女の家に迷い込んだと知って生きた心地がしなかったんじゃないかと...。」
だいたいクローディアは女の子なのか?と二人がボソボソ言うのが聞こえたがそれは聞かなかったことにする。
「それで、クローディアの家に行く分かれ道のところに街灯をつけて間違わないようにしたらいいんじゃないかと思って。」
僕は二人のボソボソと話す内容は無視して続けた。
「街灯?城下町にあるようなやつか?」
確かに城下町には大通り沿いに中世の街並みにあるような背の高い街灯が設置されている。
ただし、それは国や街が管理していて付けたり消したりできるようになっているものだ。かなり、贅沢に人手を使っていないと維持することは難しいだろう。
「いいえ、もっと背が低くて明かりも人の手で付けたり消したりしなくていいものの方が楽なんじゃないかと。」
大きさ的には日本庭園にある小さめの灯籠程度のイメージだ。
「なるほど、で、明かりを何にするかで悩んでいたのか?」
「いいえ、明かりはこれで行こうかと。」
そう言って僕は足元のランタンの中にある貝殻を指差した。
「ああ、なるほどな。」「...。」
二人が納得したようにうなずく。
それはこの辺の川のような海で獲れるアサリに似た貝の貝殻だった。
もともと、この辺では貝を食べる習慣はなかったのだが、探してみると数種類の貝が獲れることが分かった。その中でも一番アサリに似ていて美味しいのだが、食べ終えて裏庭に放っておいた貝殻が夜に光っているのを見つけた。(これについてはひと騒動あったのだが)
クローディアに聞いてみると、光虫貝と呼ばれていることも教えてくれた。
何でも、昼間に光を貝の内側の成分がため込み、暗くなるとそれが発光するらしい。
一般の人には知られていなかったようだが、長く生きている魔法使いにとっては常識らしい。
それで、この貝殻を使ったランタンが店の入口の両脇に置いてある。夜になるとほんのり光って入口を示してくれてお客様にも好評だ。置いたばかりの時は皆に何で光っているのかと不思議がられたが今ではすっかり慣れたようだ。
「じゃあ、こんなランタンを置くのか?」
ジェイさんが聞いてくる。
「いいえ、店の前に置いてあるのだと軽いので、街道に置きっぱなしにしておくのは不安ですし、もう少ししっかりしていて動かすのが大変な物の方が防犯上も良いのではないかと。」
ランタンは基本的に手に持って歩く用だ。かなり軽い金属の枠でできているので、風が強い日は僕も店の外には出さないようにしている。簡単に旅の人達に持っていかれても困るし。
「...。」
それまで、黙って聞いていたシュミットさんが遠慮がちに手を上げる。
「はい?」
「街灯を置くのはクローディアの家に続く山道に人が迷い込まないようにするため?」
珍しくシュミットさんがはっきりと声を発した。
「はい、そうです。」
しかも、更に珍しく長文を続けて話す。
「分かれ道に街灯を置いたらかえって山道が目立たないか?今は、あの細い道をわざわざ入って行くやつは居ないし、多分普通は気づかすに通り過ぎるけど、街灯を置いたらかえってここに道がありますって教えてしまうんじゃないか?」
あっ!
ジェイと顔を見合せる。
確かに!
僕はず~んと、落ち込んで頭を両手で抱え込んだ。
「おい、おい!そんなに落ち込むな。」
「そうだ...落ち込むな。」
二人が一生懸命フォローを入れてくれる。
「...はあ、良い考えだと思ったのですけど。」
貝殻ならメンテナンスもほとんど必要ないし、古くなった貝殻を変えるか新しく補充すれば、半永久的に使えると思ったのだ。
「で、そこまで決まっていたなら何を悩んでいたんだ?」
ジェイさんが気を使って話を続けようとしてくれているのが分かる。
「ああ、何で本体を作ったら良いのかと…」
レンガか丸太か、やっぱりある程度重みがあった方が安定感があるし。
「だったら、なあ?」
「...。」
二人が頷きあっている。何か良い素材のものがあるのだろうか?
まあ、今回はボツになりそうだけど今後何かの役に立つかもしれない。
「おまえは、まだこの辺りのことに詳しくないから知らないかもしれないが、ここは川があるだろ?」
「はい。」
まあ、海水ですけどね。やっぱり川という認識なんだ。
「船で荷物も運ばれて来るんだが、川沿いに有名な石切場があるんだ。」
「石切場ですか。」
山から石を切り出すところをテレビで見たことはあるがあんな感じだろうか?
「そう、だから王都には腕の良い石工がたくさんいるし、この近所ならハルディンがいる。」
「ハルディンさん...。」
ジェイやシュミットさんと同じく、店に良く来てくれる集落の常連さんだ。筋骨隆々でたくましい感じの人で、ジェイの家の隣、集落の一番端の家に住んでいる。王都から来る人にとっては一番最初に目にはいる建物だ。
「そうだ。小さめの石柱の10個や20個、簡単に作ってくれる。」
なるほど、まさに灯籠のように雨風にさらされても大丈夫だし、誰かに持っていかれる心配も少なそうだ。石柱かぁ...。なぜか僕の頭の中にモアイ像が並んでいるのがさっと浮かんだ。
「まあ、な、今回は残念ながら無しになっちまったが...。」
ジェイが思い出したように気をつかってくれる声が聞こえたが、僕は別のことを考えていた。
「あの。」
「なんだ?」
「ハルディンさんなら石柱の10個や20個簡単に作ってくれるんですよね?」
「...お、おう。大袈裟じゃなくてあいつはシュミットみたいな美的センスはないが仕事は正確で早い。凝った意匠のものじゃなければ冗談じゃなくあっという間に作ってくれるぞ。王都の城下町で補修に使う石畳用の敷石100枚を1日で仕上げたらしいからな。半端ないスピードだよな。」
それが本当なら、敷石よりは石柱の方が多少時間は掛かるだろうが、シンプルなデザインにすれば...。
僕は今閃いた考えを二人に相談してみた。
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