1 / 16
名も知らぬ世界
しおりを挟む
気がつけばそこにいた。見渡す限りの緑の絨毯があり、柔らかな風に撫でられさわさわと揺れている。その先には特徴となるものは一切見当たらない。
──強いて言えば地平線が見えるか。
その場所には俺に見覚えは一切ない。上を見上げると限りなく澄みわたる青空が、下に目を向ければやはり足をくすぐるように触れる緑の絨毯が。因みにそれ以外の目立ったものは一切ありゃしない。
「本当にここどこだよ?」
誰に伝えるでもなく呟いてみる。
サァァァァァ‥‥‥
──風に返事されてもなぁ‥‥‥
しっかしどういうことだろう。俺はいつも通りに平凡な日常を送っていたはずだ──
ズキッ
「いたッ」
急な偏頭痛に右手で頭をつい押さえた。痛みの理由は分からない。しかし、同時に何かの違和感を感じた。痛みは幸いにも直ぐに治まった。
また偏頭痛が襲ってくるんじゃないかと思っていたが、それ以上異変はなかった。
ほっと安堵の息をつき、次に今まで何をしていたのかを思い出そうとする。そこで初めて俺はつい先程の違和感に気づく。それは──
「あれ?俺は今まで何をしていたんだっけ?」
‥‥‥
「あれ!?待て待て待て!今日は何月何日?俺の誕生日は!?俺の親の名前は!?というか親っていたのか!?友達は!?兄弟とかいたか!?あれ!?そもそも俺は今まで何をしていたんだ!?嘘だろ?マジかよ!なんだこれ!?」
──これは一体?
「‥‥‥何も思い出せない」
身体の力が一気に抜けた。
俺を襲った違和感の正体─それは記憶の消失だった。
──まさか、そんな、あり得ない!
‥‥信じたくなかった。認めたくなかった。こんなどこともしれない場所にいつの間にか立っていて、同時に記憶も失っている。こんな状況を受けいられる訳がない!
俺から身体中の力がフッと抜け出るように失われた。膝から崩れ落ちて、柔らかい草の上に手をつく。俺は必死に思考を巡らせこの状況を否定できる根拠僅かな記憶の海から探す。そんなものはないと分かっていながら──。
どのくらいの時間が過ぎていったのだろう。いつの間にか周りが暖かい夕陽に照らされていた。周りの様相が変化したのに気づき、ふと顔を上げた。見れば太陽が力強い光の閃光を振り撒くのをやめ、ゆらゆらとその色を橙色へと変えていく途中だった。
──綺麗だなぁ。
常人にとって、太陽は普通東から西へと沈むものだと思う。だが、この太陽は初めに見た位置から微動だにせず、ただ色だけを変えているのだ。常人ならば我が目を疑ってもおかしくない。なぜなら、受け入れてしまえば、ここは自分の知らない異世界だと結論付けることになるからだ。
だが、俺は今現在常人では無かった。記憶を失っているのだから正しいのはどちらかなど分かる筈もない。
それに、今までフルに頭を使っていたからだろう、少し突っ込んだ考え事など今の俺には出来なかった。
そして、長い間頭を使っていたもんだから、急に思考を放棄したことにより、妙に頭がスッキリとしている。
──これも不幸中の幸いとかいうやつか。
そう勝手に理解して、周りを見回す。ひたすら茜に彩られた草原が風に靡いてほんのりと温かみのあるウェーブを作り出す。しばらくの間俺は、その光景を眺めていた。
さて、おんなじ格好をしていたものだからついつい身体が固くなってしまった。俺はそこで軽い柔軟体操を始める。新鮮な景色を見たからだろうか。俺の心には少しだけ、別のことに配慮出来るくらいの余裕が生まれていた。
入念に身体をストレッチしていると、ふと己の身体に気になる紋様があるのに気付いた。
「なんだ?これ」
俺の右腕には奇妙な文字が描かれていた。
【壱】 【弐】 【参】
俺にはよく分からないが、こんな感じで描かれていた。擦ったりしてみてもそれらは消えることも、色褪せることもなかった。
──ん~、よくわかんないけどカッケェ!
記憶にないが俺が自分の意思で書いたりしたんだろうか。
──ナイス、俺!
そう過去の俺に賛辞を送った。だって格好よくね?読めないけどカッコよくね?俺センス良くね?いや俺じゃないけど。いや、ある意味俺だけど。ってなんかややこしくなってきたな。やめよ。
瞬時に頭を切り替える。そう、切り替えなきゃいけない。何故なら!
「とりあえず俺はどうすればいいんだ!」
今後のことを考えなければいけないからだ!流石に俺に方角が分からない、それどころかここが何処かさえ分からない、正真正銘のココドコー状態でいつまでも気楽にいられる道理はない!
考えてみてほしい。何一つ自分自身の手がかりも帰る手段も見つからない状況で、辺りが暗くなり、何の生物なのか特定出来ないものの鳴き声が聞こえてくるんだ。そんな状態で平静でいられる訳ナイヨネ!
となれば、この状況を打破するために行動しなくてはいけないわけで。
「ひたすら歩くしかないでしょう!まる」
半ばヤケクソ気味に叫んでみた。まぁ、ヤケクソというか自らに不安を感じさせないよう騒がしくしていただけなんだが。
しかし、というかなんというか。自分の声以外聞こえてくるものは、不安を掻き立てるような鳴き声ばかりだった。
‥‥‥‥ああぁ超こえぇし、クッソ寂しい!誰か反応しておくれ!
辺りには既に闇が広がっている。そしてどうも俺はこの闇が大嫌いらしい。なんで大嫌いらしいという言い回しをしたのかというと、記憶がないから確固たる自信をもって証明できないからであり。さっきから鳥肌が立ってきているから、恐らくそうなのだろうと勝手に解釈しただけだからなのです。
「俺は~夜なんて~怖くないのさ~♪」
ほら、もうよくわかんない曲を条件反射で歌っちゃうし!足ちょっと竦んでるし!段々駆け足になってるし!しまいにゃ──
「あーーーテンション上がって来たかもなぁぁぁ!!!」
とか言い始める涙目の俺、全力に近い速度で走り始める。具体的に理由を述べるとすれば、それはやっぱり怖かったからでした。俺は背後にいるかもしれない架空に造り出したナニかに怯えながら、暗闇の中をただひたすらに爆走し続けた。
「ゼェ、ハァ、ゼェ‥‥‥ッハァァァ」
息継ぎが辛くなった頃、ようやく足が止まった。自分の身体なのにいうこと聞かないとか、色々と末期なんじゃないかと思った。そのぐらい走っていた。
止まった理由はそれとは別にもうひとつある。それは──
「あ、灯りだ‥‥オゥエッ」
──あっぶねぇリバースするとこだった‥‥‥
俺は息も絶え絶えな己の身体を引きずるように灯りの方へと歩き出す。見れば灯りのそばに人影も見える。
「はぁ、走っといて、はぁ、良かった、なぁ」
荒い息を吐きつつ人影へと近づいて行く。すると人影もこちらに気付いたようで、こちらへと歩き出した。
「あ、ハァ、あのう、ッハァ、こんばんは」
「(ビクッ)こ、こんにチは」
「ちょぉっと、ハァ、待って、下さい、ふぅ」
「は、はぁ」
「ふぅぅぅ、よしオッケー!あの、ここから人がいる場所に行くにはどちらに行けばいいですかね?」
「あ、ハイ、えートそうでスね。南西の方角にあルいていけバ街にいケますよ」
「あ、そうですか、ありがとうございました、では!」
「あー、ちょっとモしよろしケればご一緒シませんカ?」
「え、いいんですか?それなら是非お願いします!」
「いえ、こちラこそよろしクお願いシマす」
ラッキーだ!色んな意味でラッキーだった!一人でいくのは心細いけど迷惑かけたくないと思って、同行を持ちかけなかったのに向こうから持ちかけてくれるなんて!まさに僥倖!
「でハ、早速むかイまショウ」
「はい!」
満面の笑みでその人の背中を追いかけて歩き出す。孤独に怯えなくてすむ!そう思って──。
だが、この判断を間違いだったと後悔することになろうとはこの時の脳天気過ぎた俺は思ってもみなかった。
──強いて言えば地平線が見えるか。
その場所には俺に見覚えは一切ない。上を見上げると限りなく澄みわたる青空が、下に目を向ければやはり足をくすぐるように触れる緑の絨毯が。因みにそれ以外の目立ったものは一切ありゃしない。
「本当にここどこだよ?」
誰に伝えるでもなく呟いてみる。
サァァァァァ‥‥‥
──風に返事されてもなぁ‥‥‥
しっかしどういうことだろう。俺はいつも通りに平凡な日常を送っていたはずだ──
ズキッ
「いたッ」
急な偏頭痛に右手で頭をつい押さえた。痛みの理由は分からない。しかし、同時に何かの違和感を感じた。痛みは幸いにも直ぐに治まった。
また偏頭痛が襲ってくるんじゃないかと思っていたが、それ以上異変はなかった。
ほっと安堵の息をつき、次に今まで何をしていたのかを思い出そうとする。そこで初めて俺はつい先程の違和感に気づく。それは──
「あれ?俺は今まで何をしていたんだっけ?」
‥‥‥
「あれ!?待て待て待て!今日は何月何日?俺の誕生日は!?俺の親の名前は!?というか親っていたのか!?友達は!?兄弟とかいたか!?あれ!?そもそも俺は今まで何をしていたんだ!?嘘だろ?マジかよ!なんだこれ!?」
──これは一体?
「‥‥‥何も思い出せない」
身体の力が一気に抜けた。
俺を襲った違和感の正体─それは記憶の消失だった。
──まさか、そんな、あり得ない!
‥‥信じたくなかった。認めたくなかった。こんなどこともしれない場所にいつの間にか立っていて、同時に記憶も失っている。こんな状況を受けいられる訳がない!
俺から身体中の力がフッと抜け出るように失われた。膝から崩れ落ちて、柔らかい草の上に手をつく。俺は必死に思考を巡らせこの状況を否定できる根拠僅かな記憶の海から探す。そんなものはないと分かっていながら──。
どのくらいの時間が過ぎていったのだろう。いつの間にか周りが暖かい夕陽に照らされていた。周りの様相が変化したのに気づき、ふと顔を上げた。見れば太陽が力強い光の閃光を振り撒くのをやめ、ゆらゆらとその色を橙色へと変えていく途中だった。
──綺麗だなぁ。
常人にとって、太陽は普通東から西へと沈むものだと思う。だが、この太陽は初めに見た位置から微動だにせず、ただ色だけを変えているのだ。常人ならば我が目を疑ってもおかしくない。なぜなら、受け入れてしまえば、ここは自分の知らない異世界だと結論付けることになるからだ。
だが、俺は今現在常人では無かった。記憶を失っているのだから正しいのはどちらかなど分かる筈もない。
それに、今までフルに頭を使っていたからだろう、少し突っ込んだ考え事など今の俺には出来なかった。
そして、長い間頭を使っていたもんだから、急に思考を放棄したことにより、妙に頭がスッキリとしている。
──これも不幸中の幸いとかいうやつか。
そう勝手に理解して、周りを見回す。ひたすら茜に彩られた草原が風に靡いてほんのりと温かみのあるウェーブを作り出す。しばらくの間俺は、その光景を眺めていた。
さて、おんなじ格好をしていたものだからついつい身体が固くなってしまった。俺はそこで軽い柔軟体操を始める。新鮮な景色を見たからだろうか。俺の心には少しだけ、別のことに配慮出来るくらいの余裕が生まれていた。
入念に身体をストレッチしていると、ふと己の身体に気になる紋様があるのに気付いた。
「なんだ?これ」
俺の右腕には奇妙な文字が描かれていた。
【壱】 【弐】 【参】
俺にはよく分からないが、こんな感じで描かれていた。擦ったりしてみてもそれらは消えることも、色褪せることもなかった。
──ん~、よくわかんないけどカッケェ!
記憶にないが俺が自分の意思で書いたりしたんだろうか。
──ナイス、俺!
そう過去の俺に賛辞を送った。だって格好よくね?読めないけどカッコよくね?俺センス良くね?いや俺じゃないけど。いや、ある意味俺だけど。ってなんかややこしくなってきたな。やめよ。
瞬時に頭を切り替える。そう、切り替えなきゃいけない。何故なら!
「とりあえず俺はどうすればいいんだ!」
今後のことを考えなければいけないからだ!流石に俺に方角が分からない、それどころかここが何処かさえ分からない、正真正銘のココドコー状態でいつまでも気楽にいられる道理はない!
考えてみてほしい。何一つ自分自身の手がかりも帰る手段も見つからない状況で、辺りが暗くなり、何の生物なのか特定出来ないものの鳴き声が聞こえてくるんだ。そんな状態で平静でいられる訳ナイヨネ!
となれば、この状況を打破するために行動しなくてはいけないわけで。
「ひたすら歩くしかないでしょう!まる」
半ばヤケクソ気味に叫んでみた。まぁ、ヤケクソというか自らに不安を感じさせないよう騒がしくしていただけなんだが。
しかし、というかなんというか。自分の声以外聞こえてくるものは、不安を掻き立てるような鳴き声ばかりだった。
‥‥‥‥ああぁ超こえぇし、クッソ寂しい!誰か反応しておくれ!
辺りには既に闇が広がっている。そしてどうも俺はこの闇が大嫌いらしい。なんで大嫌いらしいという言い回しをしたのかというと、記憶がないから確固たる自信をもって証明できないからであり。さっきから鳥肌が立ってきているから、恐らくそうなのだろうと勝手に解釈しただけだからなのです。
「俺は~夜なんて~怖くないのさ~♪」
ほら、もうよくわかんない曲を条件反射で歌っちゃうし!足ちょっと竦んでるし!段々駆け足になってるし!しまいにゃ──
「あーーーテンション上がって来たかもなぁぁぁ!!!」
とか言い始める涙目の俺、全力に近い速度で走り始める。具体的に理由を述べるとすれば、それはやっぱり怖かったからでした。俺は背後にいるかもしれない架空に造り出したナニかに怯えながら、暗闇の中をただひたすらに爆走し続けた。
「ゼェ、ハァ、ゼェ‥‥‥ッハァァァ」
息継ぎが辛くなった頃、ようやく足が止まった。自分の身体なのにいうこと聞かないとか、色々と末期なんじゃないかと思った。そのぐらい走っていた。
止まった理由はそれとは別にもうひとつある。それは──
「あ、灯りだ‥‥オゥエッ」
──あっぶねぇリバースするとこだった‥‥‥
俺は息も絶え絶えな己の身体を引きずるように灯りの方へと歩き出す。見れば灯りのそばに人影も見える。
「はぁ、走っといて、はぁ、良かった、なぁ」
荒い息を吐きつつ人影へと近づいて行く。すると人影もこちらに気付いたようで、こちらへと歩き出した。
「あ、ハァ、あのう、ッハァ、こんばんは」
「(ビクッ)こ、こんにチは」
「ちょぉっと、ハァ、待って、下さい、ふぅ」
「は、はぁ」
「ふぅぅぅ、よしオッケー!あの、ここから人がいる場所に行くにはどちらに行けばいいですかね?」
「あ、ハイ、えートそうでスね。南西の方角にあルいていけバ街にいケますよ」
「あ、そうですか、ありがとうございました、では!」
「あー、ちょっとモしよろしケればご一緒シませんカ?」
「え、いいんですか?それなら是非お願いします!」
「いえ、こちラこそよろしクお願いシマす」
ラッキーだ!色んな意味でラッキーだった!一人でいくのは心細いけど迷惑かけたくないと思って、同行を持ちかけなかったのに向こうから持ちかけてくれるなんて!まさに僥倖!
「でハ、早速むかイまショウ」
「はい!」
満面の笑みでその人の背中を追いかけて歩き出す。孤独に怯えなくてすむ!そう思って──。
だが、この判断を間違いだったと後悔することになろうとはこの時の脳天気過ぎた俺は思ってもみなかった。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる