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シンデレラ
06 華やかな世界の中で
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足取りは軽かった。出した脚が少しだけ落ち着かないが、それすらもあまり気にならない。今までは人の視線を気にしては背中を丸めて歩いていたが、背筋は自然とのびた。何しろ法子のお墨付きだ。今の礼奈を「ブス」だと言って笑う者はいない。それどころか、むしろ──。
「ねぇねぇ! キミ今一人!? 一緒に回らない?」
「あっ、てめー、抜け駆けすんな! オレら三人と一緒に回りませんかー?」
こんな誘いがくるほどだった。勿論この手の誘いを受けること──というか、人と話すこと自体に慣れていない礼奈には、誘いを受けることもうまい断り文句も、思い浮かばない。
「あ、あのっ……。ごめんなさい!」
そのため、全力で逃げ出すぐらいしか対処法が浮かばなかった。見た目が変わったところで、いきなり法子のように振る舞えるわけではない。肩で息をしながら、礼奈は追われていないか後ろを確認した。追ってきてはいないようで、ほっとする。これをさっきから何度も繰り返しているため、そろそろ疲れが溜まっている。どこかで休みたいところだが、あいにく礼奈には時間がない。とりあえず、膝に手をついて息を整えていると、ビュン! と風を斬るような音とともに何かがすごい速さで横切ったのを感じた。
「!?」
それを確かめようと、その『何か』が向かった先を見てみると、その影はずいぶん遠くに行ってしまっていた。それがかろうじて人であることがわかると、今度は地響きのような音と身体の揺れを感じて、後ろを振り返った。すると、女子の大群がこちらに向かって走ってくるではないか。礼奈は身の危険を感じ、すぐさま廊下の端に避けた。
「あ~ん、若王子くん、待ってぇ~!」
「あたしと一緒に回ろうよー!」
「わたしだってば! あんたは引っ込んでて!!」
「若王子くぅ~ん!」
口々に何かを叫びながら、礼奈の横を駆け抜けていく女子軍団。彼女たちが口にしている名前を、つい最近聞いた気がして、それを思い出して「あ」と声を上げた。
“今年のミスター豊木は──若王子大海さんです!”
──じゃあ、さっき一足先に私の横を駆け抜けていったのは……。
思い至って、ぞっとした。自分が体験していることなんて、まだまだ全然かわいげのあるものだ。
「華やかな世界の人たちにもいろいろあるんだ……」
みんながみんな、楽しい思いをしているのだと思っていた礼奈だったが、今日で少しだけ考えが改まった瞬間であった。
それにしても。
どこへ行こう。法子と別れてからしばらく経ったが、まだナンパから逃げることしかしていない。文化祭を楽しもうと思っていなかったため、パンフレットにもあまり目を通していなかった。そのため、行きたい場所も特にない。このままふらふらとナンパから逃げているだけでは確実に楽しめないが、どこに行けば楽しめるのかもさっぱりだ。そこで、ふと、先日のことが頭を過った。昇降口で目にしたポスターの一文である。
“第二体育館、午後の部……ダンス部発表、兼、飛び入り歓迎のダンスパーティ! 第二体育館をダンスフロアに! 楽しいひとときをあなたに”
自分には眩しすぎる世界だと、あのとき見なかったことにしたポスター。諦めてしまった、きらびやかな世界。ふと、窓に映った自分と目が合った。今までの自分とは違う、『魔法がかかった』自分。今の自分なら、あそこに手が届くかもしれない。
「……行ってみよう」
こんな風に逃げていたら、今までの自分と何にも変わらない。行こうと決めてしまえば足取りはさらに軽かった。まだ見ぬ華やかな世界に、胸が躍っていたのかも知れない。
体育館へ、人ごみをかき分けて向かう。イヤリングが揺れる。ガラスの靴も、「早く早く」と言っているような。体育館へ向かうであろう人たちは、どこか楽しそうに見える。この人たちもみんな、“楽しいひととき”を求めているのだろうか──。
体育館に着いて、礼奈はあたりをきょろきょろと見渡した。体育館の中は薄暗く、ステージのカーテンの奥では何やら慌ただしく準備が行われているのがわかる。ステージから少し間隔をあけた所にパイプ椅子がいくつも並べられているが、何となく座る気にはなれずに椅子の後ろあたりで立って待機した。確か最初は普通にダンス発表だったはず。ダンス部という部活動の存在は知っていたが、やはりこれも礼奈とは無縁の部活だったため、彼らがどんなことをしてきたのかを全く知らない。そのため、純粋にその発表が楽しみでもあった。
やがて、ステージのカーテンがゆっくりと開かれる。拍手の音が体育館を包むと、ステージ上の人影にスポットライトが当てられた。その数は五人。それを確認した瞬間に、大音量で音楽が流れ出した。その音に少し驚きつつ、礼奈はステージから目を離さなかった。音とリズムに合わせて、軽快に踊り出す部員たち。この日のために練習してきたのだろう、息のあったダンスは観客を魅了した。
──すごい。
礼奈は唖然としてそれを見ることしかでしなかった。言葉がうまくでてこないが、とにかくすごい。すごいのは、踊っている人たちだけではない。ダンスに合わせてスポットライトが人を追う。色を纏う。たかが高校生の部活だと侮れない、完成された演技だった。
──この日のために、この人たちはこんなにも頑張ってきたんだ。
努力とか、協力とか、礼奈がしてこなかったことを全力でしてきたのだろう。一刻も早く文化祭が終わればいいと礼奈は思っていたが、彼らはきっと違かった。だからこそ、こんなにも輝いている。
──すごい。すごいすごいすごい。
目が離せなかった。軽快なリズムに合わせて、観客も体を揺らしている。礼奈も自覚はなかったが、いつの間にか指でリズムをとっていた。しばらくすると、五人中四人が左右に別れて、真ん中に一人だけ残された。残りの四人がその一人に注目させるような動きを見せ、それに合わせて、真ん中の一人も自分に注目が集まるよう両手を振って見せる。何が始まるのだろうと、礼奈もその一人を見つめていたその時──。
「……っ!?」
見事なバク宙。一切の無駄がないその華麗な動きに、観客からは歓声と拍手が上がった。『宙を舞う』という表現そのものの動きに、礼奈は驚きを隠せなかったし、何よりも感動した。人間って、あんなに綺麗に空を飛べるのか、と思うほどに。
「きゃー! 若王子くーん!」
「若王子さんかっこいー!」
歓声を浴びながら、照れたように笑う。彼が“若王子くん”であることはすぐにわかった。バク宙という見せ場が終わって、また五人の息のあったダンスに戻ったのだが、礼奈は“若王子くん”に釘付けになっていた。見てれば見ているほど楽しそうに、嬉しそうに踊る彼を見ていると、胸が高鳴った。彼が楽しそうに踊っているのを見ると、こちらまで楽しくなる。嬉しくなる。
ずっと彼を見ていたいと思った。こんなことを思うのは、初めてだった。しかし、やがて曲が終わりポーズもバッチリ決まると、観客から大きな拍手が鳴り響く。五人組がステージからはけていってしまうと、かわりに別のグループがステージ中央にやってきて、また別の音楽が流れ出した。
──行ってしまった。
もっと彼を見ていたかった。ここにいれば、また違うダンスを踊るだろうか。そう思うと、この場から離れることはできなかった。顔が熱い。熱いけれども、人の熱気に当てられたのだと、そう思い込むことにした。
* * *
「ねぇねぇ! キミ今一人!? 一緒に回らない?」
「あっ、てめー、抜け駆けすんな! オレら三人と一緒に回りませんかー?」
こんな誘いがくるほどだった。勿論この手の誘いを受けること──というか、人と話すこと自体に慣れていない礼奈には、誘いを受けることもうまい断り文句も、思い浮かばない。
「あ、あのっ……。ごめんなさい!」
そのため、全力で逃げ出すぐらいしか対処法が浮かばなかった。見た目が変わったところで、いきなり法子のように振る舞えるわけではない。肩で息をしながら、礼奈は追われていないか後ろを確認した。追ってきてはいないようで、ほっとする。これをさっきから何度も繰り返しているため、そろそろ疲れが溜まっている。どこかで休みたいところだが、あいにく礼奈には時間がない。とりあえず、膝に手をついて息を整えていると、ビュン! と風を斬るような音とともに何かがすごい速さで横切ったのを感じた。
「!?」
それを確かめようと、その『何か』が向かった先を見てみると、その影はずいぶん遠くに行ってしまっていた。それがかろうじて人であることがわかると、今度は地響きのような音と身体の揺れを感じて、後ろを振り返った。すると、女子の大群がこちらに向かって走ってくるではないか。礼奈は身の危険を感じ、すぐさま廊下の端に避けた。
「あ~ん、若王子くん、待ってぇ~!」
「あたしと一緒に回ろうよー!」
「わたしだってば! あんたは引っ込んでて!!」
「若王子くぅ~ん!」
口々に何かを叫びながら、礼奈の横を駆け抜けていく女子軍団。彼女たちが口にしている名前を、つい最近聞いた気がして、それを思い出して「あ」と声を上げた。
“今年のミスター豊木は──若王子大海さんです!”
──じゃあ、さっき一足先に私の横を駆け抜けていったのは……。
思い至って、ぞっとした。自分が体験していることなんて、まだまだ全然かわいげのあるものだ。
「華やかな世界の人たちにもいろいろあるんだ……」
みんながみんな、楽しい思いをしているのだと思っていた礼奈だったが、今日で少しだけ考えが改まった瞬間であった。
それにしても。
どこへ行こう。法子と別れてからしばらく経ったが、まだナンパから逃げることしかしていない。文化祭を楽しもうと思っていなかったため、パンフレットにもあまり目を通していなかった。そのため、行きたい場所も特にない。このままふらふらとナンパから逃げているだけでは確実に楽しめないが、どこに行けば楽しめるのかもさっぱりだ。そこで、ふと、先日のことが頭を過った。昇降口で目にしたポスターの一文である。
“第二体育館、午後の部……ダンス部発表、兼、飛び入り歓迎のダンスパーティ! 第二体育館をダンスフロアに! 楽しいひとときをあなたに”
自分には眩しすぎる世界だと、あのとき見なかったことにしたポスター。諦めてしまった、きらびやかな世界。ふと、窓に映った自分と目が合った。今までの自分とは違う、『魔法がかかった』自分。今の自分なら、あそこに手が届くかもしれない。
「……行ってみよう」
こんな風に逃げていたら、今までの自分と何にも変わらない。行こうと決めてしまえば足取りはさらに軽かった。まだ見ぬ華やかな世界に、胸が躍っていたのかも知れない。
体育館へ、人ごみをかき分けて向かう。イヤリングが揺れる。ガラスの靴も、「早く早く」と言っているような。体育館へ向かうであろう人たちは、どこか楽しそうに見える。この人たちもみんな、“楽しいひととき”を求めているのだろうか──。
体育館に着いて、礼奈はあたりをきょろきょろと見渡した。体育館の中は薄暗く、ステージのカーテンの奥では何やら慌ただしく準備が行われているのがわかる。ステージから少し間隔をあけた所にパイプ椅子がいくつも並べられているが、何となく座る気にはなれずに椅子の後ろあたりで立って待機した。確か最初は普通にダンス発表だったはず。ダンス部という部活動の存在は知っていたが、やはりこれも礼奈とは無縁の部活だったため、彼らがどんなことをしてきたのかを全く知らない。そのため、純粋にその発表が楽しみでもあった。
やがて、ステージのカーテンがゆっくりと開かれる。拍手の音が体育館を包むと、ステージ上の人影にスポットライトが当てられた。その数は五人。それを確認した瞬間に、大音量で音楽が流れ出した。その音に少し驚きつつ、礼奈はステージから目を離さなかった。音とリズムに合わせて、軽快に踊り出す部員たち。この日のために練習してきたのだろう、息のあったダンスは観客を魅了した。
──すごい。
礼奈は唖然としてそれを見ることしかでしなかった。言葉がうまくでてこないが、とにかくすごい。すごいのは、踊っている人たちだけではない。ダンスに合わせてスポットライトが人を追う。色を纏う。たかが高校生の部活だと侮れない、完成された演技だった。
──この日のために、この人たちはこんなにも頑張ってきたんだ。
努力とか、協力とか、礼奈がしてこなかったことを全力でしてきたのだろう。一刻も早く文化祭が終わればいいと礼奈は思っていたが、彼らはきっと違かった。だからこそ、こんなにも輝いている。
──すごい。すごいすごいすごい。
目が離せなかった。軽快なリズムに合わせて、観客も体を揺らしている。礼奈も自覚はなかったが、いつの間にか指でリズムをとっていた。しばらくすると、五人中四人が左右に別れて、真ん中に一人だけ残された。残りの四人がその一人に注目させるような動きを見せ、それに合わせて、真ん中の一人も自分に注目が集まるよう両手を振って見せる。何が始まるのだろうと、礼奈もその一人を見つめていたその時──。
「……っ!?」
見事なバク宙。一切の無駄がないその華麗な動きに、観客からは歓声と拍手が上がった。『宙を舞う』という表現そのものの動きに、礼奈は驚きを隠せなかったし、何よりも感動した。人間って、あんなに綺麗に空を飛べるのか、と思うほどに。
「きゃー! 若王子くーん!」
「若王子さんかっこいー!」
歓声を浴びながら、照れたように笑う。彼が“若王子くん”であることはすぐにわかった。バク宙という見せ場が終わって、また五人の息のあったダンスに戻ったのだが、礼奈は“若王子くん”に釘付けになっていた。見てれば見ているほど楽しそうに、嬉しそうに踊る彼を見ていると、胸が高鳴った。彼が楽しそうに踊っているのを見ると、こちらまで楽しくなる。嬉しくなる。
ずっと彼を見ていたいと思った。こんなことを思うのは、初めてだった。しかし、やがて曲が終わりポーズもバッチリ決まると、観客から大きな拍手が鳴り響く。五人組がステージからはけていってしまうと、かわりに別のグループがステージ中央にやってきて、また別の音楽が流れ出した。
──行ってしまった。
もっと彼を見ていたかった。ここにいれば、また違うダンスを踊るだろうか。そう思うと、この場から離れることはできなかった。顔が熱い。熱いけれども、人の熱気に当てられたのだと、そう思い込むことにした。
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