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犬系男子注意報
02
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タマがダッシュで救護室に連れてったからか、或いはタマが実に原始的にあたしの毒を抜いたからなのか。それはわからないけど、あたしは特に大事には至らず、一応様子見で午後は宿で過ごした。いつの間にか寝てしまっていたようで、ユウに起こされた時には夕飯の時間だった。
「ん……よく寝た」
「いびきかいてたよ」
「えっ、嘘」
あたしがハッとして口元をおさえると、ユウは面白くなさそうにあたしを見た。怒らせるほどうるさいいびきだったのか。ショックを受けていると、ユウからは思ってなかったことを言われた。
「ご飯食べたら、ワンコに顔見せてあげれば? 心配してた」
「え? シバケンが?」
なんでシバケンが? と思ったけど、そうか。あたしが午後宿で過ごす羽目になって、楽しめてないんじゃって思ったんだ。
「責任感じることないのに。あたしの不注意なんだし。シバケンったら変なとこ真面目だから」
あたしがそう言うと、ユウはますます眉間にシワを寄せた。
「……バッカじゃない? ナツねぇも、あいつも」
「何の話?」
「こっちの話!」
ユウは怒ったまま、扉を乱暴に閉めて出て行ってしまった。あたしはわけがわからぬまま、とりあえず食堂に向かおうと立ち上がった。
「……逢坂」
廊下を歩くあたしが後ろから声をかけられたのは、その少しあと。
* * *
“夕飯のあと、外、出れる?”
それだけなのに、少し声が震えた。逢坂は気づいただろうか。俺は夜の海を眺めながら、ぼんやりと座っていた。月の光が海の水に反射して、キラキラ光っている。
「──シバケン?」
後ろからした声にハッとした。そこには、キョトンとした顔の逢坂が立っている。
「あ。ごめん、呼び出したりして」
「んーん、平気。シバケンのことだから、あたしが午後遊べなかったこと気にしてるんでしょ? いいのに、別に。このとーりピンピンしてるし」
そう言いながら、逢坂は俺の隣に腰掛けた。夜の海は、静かで。波の音だけが、耳に届く。
ザー、ザー。寄せては返す波の音に、俺の声は消えてしまいそうで。
「逢坂は、さ」
「ん?」
「タマのこと、好き?」
逢坂は、目を丸くさせて俺を見た。いきなりすぎたかもしれない。
でも、聞いておきたかったんだ。逢坂の、タマへの気持ち。
逢坂は眉間にシワを寄せながら、うーん、と唸った。顎に手を添えて考える素ぶりをしながら、俺に向き直った。
「うるさいから、あいつには言わないでね?」
「うん」
「好きか嫌いかで言ったら、そりゃ好き、だよ。ハチャメチャだし猫バカだし変態だし、最低な奴だけどね」
「……そっか」
本当に、その通りで。タマはハチャメチャで、猫バカな奴だ。自分の欲望に忠実で、勝手で、周りの人を振り回す。本当に猫みたいな奴。
「俺もあいつ好きだよ。何か憎めないし」
「あはは、だよね。ごめんね、タマが迷惑かけまくって」
「そんなことないよ」
逢坂は苦笑いを浮かべた。迷惑だとは思ったことはないけど。羨ましいとは、思うんだ。逢坂の心を、乱して、掴んで、離さない──そんなタマが。
「あいつ、本当に逢坂のこと好きだよね」
「え、そう?」
「うん、見てたらわかるよ。……俺も、好きだから」
「何を?」
「……逢坂を」
「え!?」
鳩が豆鉄砲食らったような、という表現がぴったりな顔で、逢坂は俺を見た。
ああ、言った。言ってしまった。逢坂は明らかに動揺していた。困った顔で、俺を見る。やめて。そんな顔、しないで。
自分でも、矛盾してるのはわかってるんだ。俺のことを、少しでも考えて欲しくて。でも、困らせたくなくて。いつも笑ってて欲しくて。逢坂が、大切で。
逢坂は、視線を泳がせた。唇が動く。
「あの、あた──」
「返事は! ……いいんだ」
言葉を遮った。わかってる。こんなことしちゃいけないってことも、ちゃんと聞かなきゃいけないってことも。きっとそのあとに続くであろう言葉さえも。それでも言葉を遮ったのは──俺の最初で最後のわがまま。
「聞かなくてもわかるから。それでも伝えたのは、俺が逢坂の心の中にちょっとでも入り込めたらいいなって思っただけで」
「シバケ──」
「じゃあ俺! ……行くね。お大事に!」
「ちょ──」
振り向かずに走り出した。……逃げ出した、のほうが正しいかもしれない。後ろから音はしない。逢坂は追ってはきていない。望んだことなのに、やっぱり胸がチクリと痛んだ。
* * *
部屋に戻るまでの間、あたしは悶々と考えこんでいた。シバケンがあたしを? 一体いつから? タマと付き合う前? 後? 返事はいらないって、あたしはどうすればいいの? 明日からどんな顔で、シバケンと接すればいいの……?
重い足取りで、暗い顔のまま部屋の扉を開ける。すると、何故か部屋の中央にどっかりとタマが座っていた。
「なっ……!? ここ、女子部屋!」
「カンケーねぇ」
「他の子は!?」
「気ィきかせて出てった」
変にノリがいいんだからうちのクラスメイトは! 奥歯を噛みしめると、ツカツカと歩いてきたタマが部屋の扉の鍵を閉めた。
「なっ……!」
「オレ様の許可なしに何処行ってやがった」
「何処、って」
シバケンと一緒にいた、しかも告られたなんて言ったら、怒るに決まってる。どうしよう。
「さっ……散歩?」
「ワン公と仲良くか?」
「へっ!?」
ばれてる! あたしは思わず後ずさるけど、後ろは扉。すぐに背中に衝撃が走り、逃げ場がなくなる。
「何か言われたな?」
「な、なん、」
「野生の勘だ」
怖すぎるわあんたの勘! 恐る恐るタマを見ると、言え、と囁かれる。
「……好き、って言われた」
「あ゛?」
「返事はいいから、覚えておいて的なこと……言われた」
「──っんだよそれ。あのワン公……」
タマはあたしの顔の横の壁にイライラをぶつけた。ダン、という衝撃があたしにも伝わる。そんなこと言われても、あたしにもわかんないよ。シバケンが、何を思ってそう言ったのかなんて。
「で、てめぇはなんでそんな顔してんだ」
「そんな顔、って」
「おめぇはオレ様のことだけ考えてりゃいいってのに、ワン公のこと考えてやがるだろ」
「そんなの、当たり前じゃ──んんっ!」
あたしの言葉を遮るように、タマはあたしの唇を奪った。舌を絡ませて、あたしが息出来ないのも何も考慮しない、自分勝手なキス。あたしのことをめちゃくちゃにする、乱暴なキス。舌先の熱で、何も考えられなくなる、タマとのキス。
タマの荒い息遣いがあたしにも伝わって、おかしくなりそうだ。窒息してしまいそう。まるで、溺れてしまった、みたいに。
「な、にすんのよ、バカぁ……」
「てめぇがよそ見してっからだ」
「ふぁ……、」
タマはまた、不機嫌そうな顔のままあたしにキスをする。頭が働かない。力が入らない。
「よそ見すんな。てめぇはオレだけ見てりゃいいんだよ」
「なに、いって……」
「あいつがお前を好きだろーが、オレはあいつの100倍……1000倍お前が好きだね」
「っ、」
子供みたいに、ムキになって、愛を告げる。不貞腐れた顔で、あたしを好きだという。
──あたしは、そんなタマが。
「お前は渡さねぇ。お前の身体も、心も、全部オレのもんだ」
「心、も?」
あたしは、たどたどしく尋ねる。するとタマは、自信ありげにニヤリと笑った。
「オレのこと、好きだろ?」
「なっ……」
頬が赤く染まる。さっきシバケンに言った自分の言葉が、蘇る。まさか、聞いてたんじゃないでしょうね!? あたしの頬に満足げに触れた後、タマはリップ音を立てて頬にキスをした。
「誰も入る隙がないくらい、オレのことで頭いっぱいにしてやるよ」
「……っ!」
ハチャメチャだし猫バカだし変態だし、最低な奴。そんな奴に振り回されて、満たされて、あたしはやっぱりおかしいのかもしれない。あたしの頭の中は、気づいたらタマでいっぱいで。あたしはそんなタマが、愛しくてたまらないのだ。
* * *
「ん……よく寝た」
「いびきかいてたよ」
「えっ、嘘」
あたしがハッとして口元をおさえると、ユウは面白くなさそうにあたしを見た。怒らせるほどうるさいいびきだったのか。ショックを受けていると、ユウからは思ってなかったことを言われた。
「ご飯食べたら、ワンコに顔見せてあげれば? 心配してた」
「え? シバケンが?」
なんでシバケンが? と思ったけど、そうか。あたしが午後宿で過ごす羽目になって、楽しめてないんじゃって思ったんだ。
「責任感じることないのに。あたしの不注意なんだし。シバケンったら変なとこ真面目だから」
あたしがそう言うと、ユウはますます眉間にシワを寄せた。
「……バッカじゃない? ナツねぇも、あいつも」
「何の話?」
「こっちの話!」
ユウは怒ったまま、扉を乱暴に閉めて出て行ってしまった。あたしはわけがわからぬまま、とりあえず食堂に向かおうと立ち上がった。
「……逢坂」
廊下を歩くあたしが後ろから声をかけられたのは、その少しあと。
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“夕飯のあと、外、出れる?”
それだけなのに、少し声が震えた。逢坂は気づいただろうか。俺は夜の海を眺めながら、ぼんやりと座っていた。月の光が海の水に反射して、キラキラ光っている。
「──シバケン?」
後ろからした声にハッとした。そこには、キョトンとした顔の逢坂が立っている。
「あ。ごめん、呼び出したりして」
「んーん、平気。シバケンのことだから、あたしが午後遊べなかったこと気にしてるんでしょ? いいのに、別に。このとーりピンピンしてるし」
そう言いながら、逢坂は俺の隣に腰掛けた。夜の海は、静かで。波の音だけが、耳に届く。
ザー、ザー。寄せては返す波の音に、俺の声は消えてしまいそうで。
「逢坂は、さ」
「ん?」
「タマのこと、好き?」
逢坂は、目を丸くさせて俺を見た。いきなりすぎたかもしれない。
でも、聞いておきたかったんだ。逢坂の、タマへの気持ち。
逢坂は眉間にシワを寄せながら、うーん、と唸った。顎に手を添えて考える素ぶりをしながら、俺に向き直った。
「うるさいから、あいつには言わないでね?」
「うん」
「好きか嫌いかで言ったら、そりゃ好き、だよ。ハチャメチャだし猫バカだし変態だし、最低な奴だけどね」
「……そっか」
本当に、その通りで。タマはハチャメチャで、猫バカな奴だ。自分の欲望に忠実で、勝手で、周りの人を振り回す。本当に猫みたいな奴。
「俺もあいつ好きだよ。何か憎めないし」
「あはは、だよね。ごめんね、タマが迷惑かけまくって」
「そんなことないよ」
逢坂は苦笑いを浮かべた。迷惑だとは思ったことはないけど。羨ましいとは、思うんだ。逢坂の心を、乱して、掴んで、離さない──そんなタマが。
「あいつ、本当に逢坂のこと好きだよね」
「え、そう?」
「うん、見てたらわかるよ。……俺も、好きだから」
「何を?」
「……逢坂を」
「え!?」
鳩が豆鉄砲食らったような、という表現がぴったりな顔で、逢坂は俺を見た。
ああ、言った。言ってしまった。逢坂は明らかに動揺していた。困った顔で、俺を見る。やめて。そんな顔、しないで。
自分でも、矛盾してるのはわかってるんだ。俺のことを、少しでも考えて欲しくて。でも、困らせたくなくて。いつも笑ってて欲しくて。逢坂が、大切で。
逢坂は、視線を泳がせた。唇が動く。
「あの、あた──」
「返事は! ……いいんだ」
言葉を遮った。わかってる。こんなことしちゃいけないってことも、ちゃんと聞かなきゃいけないってことも。きっとそのあとに続くであろう言葉さえも。それでも言葉を遮ったのは──俺の最初で最後のわがまま。
「聞かなくてもわかるから。それでも伝えたのは、俺が逢坂の心の中にちょっとでも入り込めたらいいなって思っただけで」
「シバケ──」
「じゃあ俺! ……行くね。お大事に!」
「ちょ──」
振り向かずに走り出した。……逃げ出した、のほうが正しいかもしれない。後ろから音はしない。逢坂は追ってはきていない。望んだことなのに、やっぱり胸がチクリと痛んだ。
* * *
部屋に戻るまでの間、あたしは悶々と考えこんでいた。シバケンがあたしを? 一体いつから? タマと付き合う前? 後? 返事はいらないって、あたしはどうすればいいの? 明日からどんな顔で、シバケンと接すればいいの……?
重い足取りで、暗い顔のまま部屋の扉を開ける。すると、何故か部屋の中央にどっかりとタマが座っていた。
「なっ……!? ここ、女子部屋!」
「カンケーねぇ」
「他の子は!?」
「気ィきかせて出てった」
変にノリがいいんだからうちのクラスメイトは! 奥歯を噛みしめると、ツカツカと歩いてきたタマが部屋の扉の鍵を閉めた。
「なっ……!」
「オレ様の許可なしに何処行ってやがった」
「何処、って」
シバケンと一緒にいた、しかも告られたなんて言ったら、怒るに決まってる。どうしよう。
「さっ……散歩?」
「ワン公と仲良くか?」
「へっ!?」
ばれてる! あたしは思わず後ずさるけど、後ろは扉。すぐに背中に衝撃が走り、逃げ場がなくなる。
「何か言われたな?」
「な、なん、」
「野生の勘だ」
怖すぎるわあんたの勘! 恐る恐るタマを見ると、言え、と囁かれる。
「……好き、って言われた」
「あ゛?」
「返事はいいから、覚えておいて的なこと……言われた」
「──っんだよそれ。あのワン公……」
タマはあたしの顔の横の壁にイライラをぶつけた。ダン、という衝撃があたしにも伝わる。そんなこと言われても、あたしにもわかんないよ。シバケンが、何を思ってそう言ったのかなんて。
「で、てめぇはなんでそんな顔してんだ」
「そんな顔、って」
「おめぇはオレ様のことだけ考えてりゃいいってのに、ワン公のこと考えてやがるだろ」
「そんなの、当たり前じゃ──んんっ!」
あたしの言葉を遮るように、タマはあたしの唇を奪った。舌を絡ませて、あたしが息出来ないのも何も考慮しない、自分勝手なキス。あたしのことをめちゃくちゃにする、乱暴なキス。舌先の熱で、何も考えられなくなる、タマとのキス。
タマの荒い息遣いがあたしにも伝わって、おかしくなりそうだ。窒息してしまいそう。まるで、溺れてしまった、みたいに。
「な、にすんのよ、バカぁ……」
「てめぇがよそ見してっからだ」
「ふぁ……、」
タマはまた、不機嫌そうな顔のままあたしにキスをする。頭が働かない。力が入らない。
「よそ見すんな。てめぇはオレだけ見てりゃいいんだよ」
「なに、いって……」
「あいつがお前を好きだろーが、オレはあいつの100倍……1000倍お前が好きだね」
「っ、」
子供みたいに、ムキになって、愛を告げる。不貞腐れた顔で、あたしを好きだという。
──あたしは、そんなタマが。
「お前は渡さねぇ。お前の身体も、心も、全部オレのもんだ」
「心、も?」
あたしは、たどたどしく尋ねる。するとタマは、自信ありげにニヤリと笑った。
「オレのこと、好きだろ?」
「なっ……」
頬が赤く染まる。さっきシバケンに言った自分の言葉が、蘇る。まさか、聞いてたんじゃないでしょうね!? あたしの頬に満足げに触れた後、タマはリップ音を立てて頬にキスをした。
「誰も入る隙がないくらい、オレのことで頭いっぱいにしてやるよ」
「……っ!」
ハチャメチャだし猫バカだし変態だし、最低な奴。そんな奴に振り回されて、満たされて、あたしはやっぱりおかしいのかもしれない。あたしの頭の中は、気づいたらタマでいっぱいで。あたしはそんなタマが、愛しくてたまらないのだ。
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