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キッチンの隅に置いてある踏み台を流し台の前に置いてスノウをそこに立たせた。流し台の中に木のたらいを置いて水を張ると、ロブとナットが持っていた木のカゴを置いた。
「洗っとくれ。水に突っ込んで表面を撫でて綺麗にしたらこっちに置くんだ。出来るかい?」
「うん、やってみる」
スティラはその間に石で組まれたコンロに火を付けて底の深い鍋を上に置いた。
「……あぁ、コレもらったんだった。折角だし使っちまうか」
ゴソゴソと調味料などの瓶を準備すると、水と共に次々と鍋へと突っ込んでいくスティラ。それを目の端で気にしながら、スノウは腕まくりをしてまだ冷たい水の中に手を突っ込んでいった。
「もう朝ね……反応が近いわ。こっちよ」
身が土で汚れて朝露で濡れようと気にせず夜の森を、魔導具の反応を頼りに突き進んでいたクリスティーナ達一向。
馬の通れる道を探りつつ、森に精通した近衛騎士と方向を言い合いながら夜の森を突き進んでいた。思った以上に速度を上げることができずに何度歯噛みしたことだろう。
「こんな北側にいらっしゃるとは、信じられませんが……」
鬱蒼とした木々の間の細い道を抜けると、場が開け、蔦で覆われた煉瓦造りの小さな家が現れた。
「王妃殿下、確認しますのでお待ちください」
2人の近衛騎士が油断なく近付き周囲を確認していく中、クリスティーナは魔導具の反応を見て家の中に居るのではと家をじっと見つめた。
(ロリコンの家じゃありません様に。
ネクロフィリアの家じゃありません様に、スノウたん~~!!)
徹夜明けの頭の中は少々とっ散らかっていたが、近衛騎士のチェックを待ってから家へと近付いた
先導する近衛騎士が扉をノックすると、ややあって男の子が顔を出した。
栗色の髪、そばかすの散った顔。
この子は……変態じゃなさそうね?多分。とクリスティーナは肩の力を少し抜いた。
「ぁあ?騎士さんどうかしたんですか?」
「小さい女の子を見なかったか?昨夜から探しているんだが……」
「…うん、ここに居るよ。ちょっと待って」
応対した男の子─サロは、扉をそのままに後ろを振り返った。
「スティラさんどうする?…あぁ、わかった。“どうぞ入って”ってさ」
家の中のスティラと話したのだろう、サロは来訪者へと向き直って扉を大きく開けた。
クリスティーナもやっと家の中の様子が目に入り、連れ去られた小さな天使を悲壮感たっぷりな顔で探す。
「あっっ!スノウっっ……!!!!」
クリスティーナは見つけた途端にザッと青褪めた。
ナットとロブとテーブルに座るスノウの、皿の物を食す為かフォークを手にする光景を目にして。
「だっっっっっだめーーーーーー!!!」
近衛騎士が止める間も間をすり抜けて一直線に駆け抜ける。
「どどどど、どくりんごーーーーー!!!」
「洗っとくれ。水に突っ込んで表面を撫でて綺麗にしたらこっちに置くんだ。出来るかい?」
「うん、やってみる」
スティラはその間に石で組まれたコンロに火を付けて底の深い鍋を上に置いた。
「……あぁ、コレもらったんだった。折角だし使っちまうか」
ゴソゴソと調味料などの瓶を準備すると、水と共に次々と鍋へと突っ込んでいくスティラ。それを目の端で気にしながら、スノウは腕まくりをしてまだ冷たい水の中に手を突っ込んでいった。
「もう朝ね……反応が近いわ。こっちよ」
身が土で汚れて朝露で濡れようと気にせず夜の森を、魔導具の反応を頼りに突き進んでいたクリスティーナ達一向。
馬の通れる道を探りつつ、森に精通した近衛騎士と方向を言い合いながら夜の森を突き進んでいた。思った以上に速度を上げることができずに何度歯噛みしたことだろう。
「こんな北側にいらっしゃるとは、信じられませんが……」
鬱蒼とした木々の間の細い道を抜けると、場が開け、蔦で覆われた煉瓦造りの小さな家が現れた。
「王妃殿下、確認しますのでお待ちください」
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(ロリコンの家じゃありません様に。
ネクロフィリアの家じゃありません様に、スノウたん~~!!)
徹夜明けの頭の中は少々とっ散らかっていたが、近衛騎士のチェックを待ってから家へと近付いた
先導する近衛騎士が扉をノックすると、ややあって男の子が顔を出した。
栗色の髪、そばかすの散った顔。
この子は……変態じゃなさそうね?多分。とクリスティーナは肩の力を少し抜いた。
「ぁあ?騎士さんどうかしたんですか?」
「小さい女の子を見なかったか?昨夜から探しているんだが……」
「…うん、ここに居るよ。ちょっと待って」
応対した男の子─サロは、扉をそのままに後ろを振り返った。
「スティラさんどうする?…あぁ、わかった。“どうぞ入って”ってさ」
家の中のスティラと話したのだろう、サロは来訪者へと向き直って扉を大きく開けた。
クリスティーナもやっと家の中の様子が目に入り、連れ去られた小さな天使を悲壮感たっぷりな顔で探す。
「あっっ!スノウっっ……!!!!」
クリスティーナは見つけた途端にザッと青褪めた。
ナットとロブとテーブルに座るスノウの、皿の物を食す為かフォークを手にする光景を目にして。
「だっっっっっだめーーーーーー!!!」
近衛騎士が止める間も間をすり抜けて一直線に駆け抜ける。
「どどどど、どくりんごーーーーー!!!」
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