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生徒会長のお気に入り
01/いつもの時間
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放課後の生徒会室前までくると、僕はいつものようにゆっくり深呼吸をする。
何度も何度も繰り返して…、うるさいくらいの心臓の音を鎮めたくて。
そして、きゅっと右手にこぶしを作るとコンコン、と生徒会室の扉をノックした。
「あ…、七城充希です…っ」
緊張のあまりに若干上ずってしまった気がして、一人で恥ずかしくなる。
きっと、耳まで真っ赤に火照っているんだろう。そんなことを思いながら返答を待っていると、ガチャリと扉が開く。
開いた扉の先には、瞳を細めて綺麗にほほ笑む一人の少年が立っていた。
その左腕には、生徒会長であることを示す腕章が取り付けられている。
「よく来たね。さ、中へどうぞ」
その声は酷く優しくて…、脳の奥から揺さぶってくるような…甘さを含んでいて…僕はまた、心臓がうるさくなるのを感じていた。
「は、はい… 失礼します」
差し出された手のひらにこたえるように、握りしめていた右手をゆるめそっと重ねる。
彼…「小鳥遊昭仁」さんは、いつもこうやって僕を迎え入れるのだ。
まるで、お姫様をエスコートする王子様みたいに…大切そうに、僕の手を握り中へ…引き入れるように歩き出す。
僕はといえば、心臓が爆発してしまいそうなくらいドキドキして、ギュッと胸を締め付けられるような…うまく言い表せない痛みを感じて…うつむいてしまう。
そんな僕に気づいているのか、気づいていないのか。小鳥遊さんがくすっと小さく笑う声が聞こえたかと思うと、生徒会室へ足を踏み入れた僕の背の扉は、彼の手によって静かに閉じた。
何度も何度も繰り返して…、うるさいくらいの心臓の音を鎮めたくて。
そして、きゅっと右手にこぶしを作るとコンコン、と生徒会室の扉をノックした。
「あ…、七城充希です…っ」
緊張のあまりに若干上ずってしまった気がして、一人で恥ずかしくなる。
きっと、耳まで真っ赤に火照っているんだろう。そんなことを思いながら返答を待っていると、ガチャリと扉が開く。
開いた扉の先には、瞳を細めて綺麗にほほ笑む一人の少年が立っていた。
その左腕には、生徒会長であることを示す腕章が取り付けられている。
「よく来たね。さ、中へどうぞ」
その声は酷く優しくて…、脳の奥から揺さぶってくるような…甘さを含んでいて…僕はまた、心臓がうるさくなるのを感じていた。
「は、はい… 失礼します」
差し出された手のひらにこたえるように、握りしめていた右手をゆるめそっと重ねる。
彼…「小鳥遊昭仁」さんは、いつもこうやって僕を迎え入れるのだ。
まるで、お姫様をエスコートする王子様みたいに…大切そうに、僕の手を握り中へ…引き入れるように歩き出す。
僕はといえば、心臓が爆発してしまいそうなくらいドキドキして、ギュッと胸を締め付けられるような…うまく言い表せない痛みを感じて…うつむいてしまう。
そんな僕に気づいているのか、気づいていないのか。小鳥遊さんがくすっと小さく笑う声が聞こえたかと思うと、生徒会室へ足を踏み入れた僕の背の扉は、彼の手によって静かに閉じた。
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