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いつもの場所で
03/そして交じり合って
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先輩は僕のズボンと下着をはぎ取ると、両足を広げて持ち上げる。
恥ずかしい格好に僕は顔を真っ赤に染めるが、先輩はクスリと笑うと、僕の後ろに指を這わせる。
そして、ゆっくりと中に指を侵入させてきた。
一本、二本……と徐々に本数を増やしていき、やがて僕の中は先輩の指を三本も飲み込んでしまった。
クチュクチュと卑猥な音を立てながらかき回される。
僕は、そのたびにビクビクと体を震わせてしまうけれど、先輩はそんな僕の様子をうかがいつつさらに指を深く入れてバラバラと動かす。
そして、ある一点に触れた時……僕の体は大げさなくらいに跳ね上がった。
先輩は、それを見て満足そうに微笑むと、そこばかりを執拗に攻め立ててくる。
「ここ、好きだもんね。ほら、こうやってコリコリすると… はは、すごい反応」
僕は、もう何も考えられなくて……ただただ喘ぐことしかできない。
いつの間にか、先輩は僕の前も一緒にしごき始める。
そんなことをされたら、すぐにでもイってしまいそうになって、(――嫌だ、先輩と一緒に……っ )そう思うのに……体は言うことを聞かない。
先輩の綺麗な微笑みに見守られながら、僕は先輩の手の中へ吐き出してしまった。
すると、先輩は僕の中から指を抜き去り、自分のものを取り出して……僕の後ろにあてがう。
それだけで、僕のそこはヒクついて……まるで早く欲しいと強請っているようで…僕は、その事実に顔から火が出そうになる。
でも、先輩は……そんな僕を見ながらゆっくりと腰を押し進めていく。
少しずつ入ってくる先輩のものに、僕はまた息ができなくなってしまう。
苦しいけれど、痛くはない。こうして先輩と体を重ねるのは…初めてではなかったから。
……不思議と、先輩とこうしていると僕の中にある何かが満たされていく気がして、僕はゆっくりと息を吐く。
そして、すべて入り切ったところで先輩はゆっくりと動き始めた。
最初は、ゆっくりと……次第に激しく。
その度に、僕は息も絶え絶えになりながら先輩を呼ぶ。
先輩の腰の動きが速くなっていき、僕もまた、それに合わせるように声を上げる。
そして、僕がもう限界だと思った瞬間……先輩はグッと最奥まで押し込むと、抱き込めるようにして僕の耳元に唇を寄せる。
「好きだよ、良くん」
その直後、一番深いところで先輩の熱いものが勢いよく吐き出された。
ドクンドクンと脈打つ先輩のモノを感じながら、僕はそっと目を閉じると先輩は僕の頭を撫でて、そのままゆっくりと抱きしめてくれる。
そして、僕の耳元で囁くように言った。
「好き、大好きだよ。ずっと君とこうしていたい…君だけを見ていたい」
その言葉が、僕の心を満たしていく。
だから、僕は精一杯のお返しとして…先輩の首に腕を回し抱き寄せるとチュッと触れるだけのキスをする。
「……っ僕も、…です…よ?」
先輩は一瞬面を食らったような表情を浮かべた後、ゆるやかに満面の笑みを浮かべた。
(――あぁ、やっぱり……僕はこの笑顔が好きなんだな)
僕は、そんなことを思いながら先輩にもう一度口づけをした。
<Fin>
恥ずかしい格好に僕は顔を真っ赤に染めるが、先輩はクスリと笑うと、僕の後ろに指を這わせる。
そして、ゆっくりと中に指を侵入させてきた。
一本、二本……と徐々に本数を増やしていき、やがて僕の中は先輩の指を三本も飲み込んでしまった。
クチュクチュと卑猥な音を立てながらかき回される。
僕は、そのたびにビクビクと体を震わせてしまうけれど、先輩はそんな僕の様子をうかがいつつさらに指を深く入れてバラバラと動かす。
そして、ある一点に触れた時……僕の体は大げさなくらいに跳ね上がった。
先輩は、それを見て満足そうに微笑むと、そこばかりを執拗に攻め立ててくる。
「ここ、好きだもんね。ほら、こうやってコリコリすると… はは、すごい反応」
僕は、もう何も考えられなくて……ただただ喘ぐことしかできない。
いつの間にか、先輩は僕の前も一緒にしごき始める。
そんなことをされたら、すぐにでもイってしまいそうになって、(――嫌だ、先輩と一緒に……っ )そう思うのに……体は言うことを聞かない。
先輩の綺麗な微笑みに見守られながら、僕は先輩の手の中へ吐き出してしまった。
すると、先輩は僕の中から指を抜き去り、自分のものを取り出して……僕の後ろにあてがう。
それだけで、僕のそこはヒクついて……まるで早く欲しいと強請っているようで…僕は、その事実に顔から火が出そうになる。
でも、先輩は……そんな僕を見ながらゆっくりと腰を押し進めていく。
少しずつ入ってくる先輩のものに、僕はまた息ができなくなってしまう。
苦しいけれど、痛くはない。こうして先輩と体を重ねるのは…初めてではなかったから。
……不思議と、先輩とこうしていると僕の中にある何かが満たされていく気がして、僕はゆっくりと息を吐く。
そして、すべて入り切ったところで先輩はゆっくりと動き始めた。
最初は、ゆっくりと……次第に激しく。
その度に、僕は息も絶え絶えになりながら先輩を呼ぶ。
先輩の腰の動きが速くなっていき、僕もまた、それに合わせるように声を上げる。
そして、僕がもう限界だと思った瞬間……先輩はグッと最奥まで押し込むと、抱き込めるようにして僕の耳元に唇を寄せる。
「好きだよ、良くん」
その直後、一番深いところで先輩の熱いものが勢いよく吐き出された。
ドクンドクンと脈打つ先輩のモノを感じながら、僕はそっと目を閉じると先輩は僕の頭を撫でて、そのままゆっくりと抱きしめてくれる。
そして、僕の耳元で囁くように言った。
「好き、大好きだよ。ずっと君とこうしていたい…君だけを見ていたい」
その言葉が、僕の心を満たしていく。
だから、僕は精一杯のお返しとして…先輩の首に腕を回し抱き寄せるとチュッと触れるだけのキスをする。
「……っ僕も、…です…よ?」
先輩は一瞬面を食らったような表情を浮かべた後、ゆるやかに満面の笑みを浮かべた。
(――あぁ、やっぱり……僕はこの笑顔が好きなんだな)
僕は、そんなことを思いながら先輩にもう一度口づけをした。
<Fin>
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