至高のオメガとガラスの靴

むー

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番外編/後日談

おまけ:ヒロと緋色

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コンコン

「はーい」
「お邪魔しまーす」
「あ、百合ちゃん。あー、アカリちゃんもー」
「貴美ちゃん、出産、お疲れ様。来るの遅くなってごめんね」
「ありがとう。それはいいのよ。アカリちゃん、お熱出ちゃったんでしょ。もう大丈夫なの?」
「うん、すっかり元気よ。ねー、アカリ」
「あーぅ」
「あはっ、可愛い!って、蒼くんは?一緒じゃないの?」
「飲み物買いに売店寄ってる。もう少しで来るよ~。あ、この子ね。わぁ、ちっちゃ~い。可愛いぃ。ねぇ、お名前は決まったの?」
「"ヒロ"よ。漢字はまだ決まってないの。透と色々出し合ってるんだけど、どれもシックリこないのよねぇ」
「ふーん、そうなんだー。目は開いたの?」
「そっちもまだ。それにあまり泣かないから、起きてるのか眠っているのか分からないのよね…」
「ふふっ。そのうち、わんわん泣いて賑やかになるから大丈夫よ」
「そういうもの?」
「そういうもの。ねー、アカリ」
「んばっ……あっ、あっ」
「ん、なぁに、手を伸ばしてどうしたの?」
「あーあーキャハッ」
「あ、貴美ちゃん……ヒロくんの目……」
「えっ、うそっ、開いてる……えっ……」

コンコン

「貴美、そこで蒼と会ったよ。あ、百合ちゃん、アカリちゃんもいらっしゃい」
「貴美ちゃん、出産、お疲れ様……えっ、2人ともどうしたの?」
「蒼くん、透くん、あの……」
「貴美?」
「透、ヒロが……ヒロの左目が……」
「透……これって、まさか……」

「……ああ……うん、綺麗な""だな……」

「あーぅ。キャハッ」
「だぁ」

__________________

ヒロの名前が"緋色"と決まった日のお話。
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