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一途な想いで ①
ファルトニア王室から書状を受け取った翌日。
意気消沈のまま王宮の廊下をとぼとぼ歩いていると、角を曲がったところで偶然アレクシスと遭遇した。
「あ、アレクシス殿下……!」
「! ティアナ嬢」
ティアナが声を発すると、アレクシスも驚いたように目を見開く。しかしすぐに出会った相手がティアナだと気づいたらしく、彼の表情に歓喜の感情が浮かんだ。
「もしかして、俺に会いに来てくれたのですか?」
「ちがいます!」
アレクシスが嬉しそうに訊ねてくるが、ティアナは断じてアレクシスに会いに来たわけではない。
今日は王子妃教育の授業がない日だが、昨日受け取った書状の内容に間違いがないかどうか、父マクシムと共に今回の花嫁選定を担当している副宰相の元へ確認に来たのだ。
マクシムは浮足立っていたが、ティアナは内心、何かの間違いであってほしい、と祈っていた。しかし願いも空しく『通達の内容に相違はないので、明日の授業からティアナ嬢も参加するように』と求められてしまった。
本当はその場で辞退したいと申し出たかったが、父の浮かれぶりを考えると、とても拒否など口にできない。別件で用事があるという父とは副宰相執務室を出てすぐに別れたが、後から知られて叱責を受けるかもしれないと考えると、単身で引き返して意見を翻す気持ちも湧き起こらなかった。
しかしそんなティアナに思いがけない機会が訪れた。今回の決定を下したであろう張本人が、目の前に現れたのだ。
「私が六人目の花嫁候補者、とはどういうことですか……!?」
偶然出会ったことが好機とばかりにアレクシスに詰め寄る。
こちらから辞退しにくい状況にあるため、アレクシスの方から撤回してもらえばいい、と思ったティアナだったが、彼は表情を綻ばせるばかり。
「本当は『候補者』ではなくあなたを『花嫁』として直に指名したかったのですが、さすがにそれは周りが納得しないだろう、と苦言を呈されまして」
「当たり前です!」
アレクシスが困ったように苦笑いを浮かべるが、周りが納得しないのは当然である。
隣国の王女との婚約解消にも、今回の花嫁選定にも、多くの関係者や協力者が相当な時間と労力を割いているはず。アレクシスの一存だけでほいほいと方針を変えられるほど、王子の花嫁選びは簡単なものではないのだ。
そこでティアナは、はた、と気づく。
(もしかして、私のせいで婚約が解消に……?)
自分のことばかりですっかりと忘れていたが、アレクシスが隣国の王女との婚約を解消することになった原因は、もしやティアナにあるのではないだろうか。
月の仮面舞踏会で出会った男性は、婚約者の女性から『あなたが男らしくないから結婚に踏み切れない』『早く女性というものを経験して、男性として魅力的になってほしい』『一度でも他の女性と夜を過ごしてきたら結婚してあげる』と言われたため、ここで初体験を済ませる必要がある、と言っていた。
月の仮面舞踏会で一夜を共にした男性がアレクシスであることは、もはや疑いようのない事実だ。そしてそのアレクシスは婚約者との――隣国の王女との結婚を進めるために、彼女が示した要求を受け入れて、ティアナと一夜を共にしたはずなのだ。
にもかかわらず婚約が解消されたということは、アレクシスは結局、隣国の王女に認めてもらえなかったということではないか。というより、ティアナを抱いたことが原因となって話がややこしくなり、結果的に婚約解消という事態になってしまったのではないだろうか。
(私は……なんてことを……)
なにも知らなかったとはいえ、とんでもない大罪を犯してしまったと思い至る。
数日前までは月の仮面舞踏会など知らない、としらばくれていたし、今後もその態度を貫き通すつもりでいたが、そうも言っていられない。
自身の事情や体裁などすべて横に置き、アレクシスにも隣国の王女にも誠心誠意謝罪すべきなのではないか……と愕然としていると、アレクシスがティアナの顔を覗き込んできた。
「ティアナ嬢? 大丈夫ですか? ……もしかして、具合が良くないのですか?」
「!」
アレクシスに心配そうに顔を覗き込まれて、はっと我に返る。
顔を上げるとアレクシスのロイヤルブルーの瞳が、ティアナの顔を心配そうに見つめていた。
「……辞退させてくださいませ」
ティアナが震える声でそう告げると、アレクシスが小さく首を傾げた。
「それは、花嫁選定を辞退したい、ということですか?」
「……はい」
「なぜ?」
「!? なぜ、って……!」
心底不思議そうに理由を訊ねられ、思わず大きな声を出してしまう。するとふっと表情をゆるめて小さく息をついたアレクシスが、ティアナの顔をじっと見つめてきた。
その視線にはティアナを慮る優しさと、ティアナが抱いている罪悪感を包み込むような穏やかさが込められている。だがそれと同じぐらい、ティアナが花嫁選定から逃げようとしていることに対する不満や焦りが含まれている気がした。
「元々『未婚の貴族令嬢はすべて対象』という条件を示していたはずです。そこにはもちろん『未亡人』も含まれていました」
「!」
「何らかの手違いがあって漏れてしまったというだけで、あなたも花嫁候補となる条件を満たしています。その事実が判明したので、改めて協議した結果、俺の花嫁になる資格と素質があると判断された。だから追加で選ばれたというだけで、なにもおかしなことはありません」
たしかにそうだ。第二王子の新たな花嫁を選出することが発表された際、その対象者は『国内の未婚の貴族令嬢』と提示されていた。
この中には『未亡人』も含まれるはずだが、ティアナ自身はもちろん、父も結婚歴・離婚歴のあるティアナが選ばれるとは一切思ってもいなかった。
ならばもしミリアがアレクシスや王室の目に留まったときに、姉の離縁という不利な情報は極力伏せておいた方がいいだろうと考え、ティアナは花嫁候補として名乗り出ない、という方向へ舵を切った。
王室側も、王族との結縁の可能性を自ら棒に振る貴族がいるとは思ってもいなかったのだろう。だからこそ『該当する令嬢はもれなく王宮を訪れるように』という文言は添えられていたが、『名乗り出ない場合は罰を与える』という但し書きは加えていなかったのだ。
しかし結婚歴があろうとなかろうと、現在未婚の貴族令嬢であるならば、アレクシスの花嫁候補になる条件は満たしている。それが判明したため追加で協議した結果、ティアナも花嫁候補に残ったと言われれば、たしかにその通りではある。
だがそれはあくまで、最低限の『条件』を満たしているかどうか、という話にすぎない。いくら候補者として名前が挙がったとしても、実際にティアナがアレクシスの花嫁になる可能性はない。
「私は一度、結婚した身です。夫に操を捧げた身で他の方に嫁ぐなど――」
首を横へ振りながら必死に言い訳を紡ぎ出す。
すると、くす、と笑みを零したアレクシスが少しだけ身を屈めて、ティアナの耳の傍へ唇を寄せてきた。
「実は俺、ティアナ嬢がかつて夫だった男性になんの未練がないことも、その男性に操を捧げた事実がないことも、知っているんですよね」
「!」
アレクシスに小声で内緒話をされ、身体にぶわっと熱が走る。彼がなぜティアナの事情を『知っている』のか、という経緯を思い出した拍子に、半年前の蜜夜の記憶まで一気に蘇ってきたせいだ。
(私のばか……! 余計なことまで話したばかりに……!)
つまらぬ身の上話まで話してしまった過去の自分を恨みつつ、そうではない、と再度首を横へ振る。
「私の事情ではなく、殿下の事情が許さないでしょう……!」
そう、ティアナは自分の気持ちや事情の話をしているのではない。
ティアナがジャックに対して未練も思い入れもないことは事実だし、実際に肉体関係がなかったことも事実だ。しかしティアナがアレクシスの花嫁になってはいけないと思う本当の理由は、ティアナ側の事情によるところではない。
本当の問題は、アレクシスの環境とティアナの事情の親和性が悪すぎることなのだ。
意気消沈のまま王宮の廊下をとぼとぼ歩いていると、角を曲がったところで偶然アレクシスと遭遇した。
「あ、アレクシス殿下……!」
「! ティアナ嬢」
ティアナが声を発すると、アレクシスも驚いたように目を見開く。しかしすぐに出会った相手がティアナだと気づいたらしく、彼の表情に歓喜の感情が浮かんだ。
「もしかして、俺に会いに来てくれたのですか?」
「ちがいます!」
アレクシスが嬉しそうに訊ねてくるが、ティアナは断じてアレクシスに会いに来たわけではない。
今日は王子妃教育の授業がない日だが、昨日受け取った書状の内容に間違いがないかどうか、父マクシムと共に今回の花嫁選定を担当している副宰相の元へ確認に来たのだ。
マクシムは浮足立っていたが、ティアナは内心、何かの間違いであってほしい、と祈っていた。しかし願いも空しく『通達の内容に相違はないので、明日の授業からティアナ嬢も参加するように』と求められてしまった。
本当はその場で辞退したいと申し出たかったが、父の浮かれぶりを考えると、とても拒否など口にできない。別件で用事があるという父とは副宰相執務室を出てすぐに別れたが、後から知られて叱責を受けるかもしれないと考えると、単身で引き返して意見を翻す気持ちも湧き起こらなかった。
しかしそんなティアナに思いがけない機会が訪れた。今回の決定を下したであろう張本人が、目の前に現れたのだ。
「私が六人目の花嫁候補者、とはどういうことですか……!?」
偶然出会ったことが好機とばかりにアレクシスに詰め寄る。
こちらから辞退しにくい状況にあるため、アレクシスの方から撤回してもらえばいい、と思ったティアナだったが、彼は表情を綻ばせるばかり。
「本当は『候補者』ではなくあなたを『花嫁』として直に指名したかったのですが、さすがにそれは周りが納得しないだろう、と苦言を呈されまして」
「当たり前です!」
アレクシスが困ったように苦笑いを浮かべるが、周りが納得しないのは当然である。
隣国の王女との婚約解消にも、今回の花嫁選定にも、多くの関係者や協力者が相当な時間と労力を割いているはず。アレクシスの一存だけでほいほいと方針を変えられるほど、王子の花嫁選びは簡単なものではないのだ。
そこでティアナは、はた、と気づく。
(もしかして、私のせいで婚約が解消に……?)
自分のことばかりですっかりと忘れていたが、アレクシスが隣国の王女との婚約を解消することになった原因は、もしやティアナにあるのではないだろうか。
月の仮面舞踏会で出会った男性は、婚約者の女性から『あなたが男らしくないから結婚に踏み切れない』『早く女性というものを経験して、男性として魅力的になってほしい』『一度でも他の女性と夜を過ごしてきたら結婚してあげる』と言われたため、ここで初体験を済ませる必要がある、と言っていた。
月の仮面舞踏会で一夜を共にした男性がアレクシスであることは、もはや疑いようのない事実だ。そしてそのアレクシスは婚約者との――隣国の王女との結婚を進めるために、彼女が示した要求を受け入れて、ティアナと一夜を共にしたはずなのだ。
にもかかわらず婚約が解消されたということは、アレクシスは結局、隣国の王女に認めてもらえなかったということではないか。というより、ティアナを抱いたことが原因となって話がややこしくなり、結果的に婚約解消という事態になってしまったのではないだろうか。
(私は……なんてことを……)
なにも知らなかったとはいえ、とんでもない大罪を犯してしまったと思い至る。
数日前までは月の仮面舞踏会など知らない、としらばくれていたし、今後もその態度を貫き通すつもりでいたが、そうも言っていられない。
自身の事情や体裁などすべて横に置き、アレクシスにも隣国の王女にも誠心誠意謝罪すべきなのではないか……と愕然としていると、アレクシスがティアナの顔を覗き込んできた。
「ティアナ嬢? 大丈夫ですか? ……もしかして、具合が良くないのですか?」
「!」
アレクシスに心配そうに顔を覗き込まれて、はっと我に返る。
顔を上げるとアレクシスのロイヤルブルーの瞳が、ティアナの顔を心配そうに見つめていた。
「……辞退させてくださいませ」
ティアナが震える声でそう告げると、アレクシスが小さく首を傾げた。
「それは、花嫁選定を辞退したい、ということですか?」
「……はい」
「なぜ?」
「!? なぜ、って……!」
心底不思議そうに理由を訊ねられ、思わず大きな声を出してしまう。するとふっと表情をゆるめて小さく息をついたアレクシスが、ティアナの顔をじっと見つめてきた。
その視線にはティアナを慮る優しさと、ティアナが抱いている罪悪感を包み込むような穏やかさが込められている。だがそれと同じぐらい、ティアナが花嫁選定から逃げようとしていることに対する不満や焦りが含まれている気がした。
「元々『未婚の貴族令嬢はすべて対象』という条件を示していたはずです。そこにはもちろん『未亡人』も含まれていました」
「!」
「何らかの手違いがあって漏れてしまったというだけで、あなたも花嫁候補となる条件を満たしています。その事実が判明したので、改めて協議した結果、俺の花嫁になる資格と素質があると判断された。だから追加で選ばれたというだけで、なにもおかしなことはありません」
たしかにそうだ。第二王子の新たな花嫁を選出することが発表された際、その対象者は『国内の未婚の貴族令嬢』と提示されていた。
この中には『未亡人』も含まれるはずだが、ティアナ自身はもちろん、父も結婚歴・離婚歴のあるティアナが選ばれるとは一切思ってもいなかった。
ならばもしミリアがアレクシスや王室の目に留まったときに、姉の離縁という不利な情報は極力伏せておいた方がいいだろうと考え、ティアナは花嫁候補として名乗り出ない、という方向へ舵を切った。
王室側も、王族との結縁の可能性を自ら棒に振る貴族がいるとは思ってもいなかったのだろう。だからこそ『該当する令嬢はもれなく王宮を訪れるように』という文言は添えられていたが、『名乗り出ない場合は罰を与える』という但し書きは加えていなかったのだ。
しかし結婚歴があろうとなかろうと、現在未婚の貴族令嬢であるならば、アレクシスの花嫁候補になる条件は満たしている。それが判明したため追加で協議した結果、ティアナも花嫁候補に残ったと言われれば、たしかにその通りではある。
だがそれはあくまで、最低限の『条件』を満たしているかどうか、という話にすぎない。いくら候補者として名前が挙がったとしても、実際にティアナがアレクシスの花嫁になる可能性はない。
「私は一度、結婚した身です。夫に操を捧げた身で他の方に嫁ぐなど――」
首を横へ振りながら必死に言い訳を紡ぎ出す。
すると、くす、と笑みを零したアレクシスが少しだけ身を屈めて、ティアナの耳の傍へ唇を寄せてきた。
「実は俺、ティアナ嬢がかつて夫だった男性になんの未練がないことも、その男性に操を捧げた事実がないことも、知っているんですよね」
「!」
アレクシスに小声で内緒話をされ、身体にぶわっと熱が走る。彼がなぜティアナの事情を『知っている』のか、という経緯を思い出した拍子に、半年前の蜜夜の記憶まで一気に蘇ってきたせいだ。
(私のばか……! 余計なことまで話したばかりに……!)
つまらぬ身の上話まで話してしまった過去の自分を恨みつつ、そうではない、と再度首を横へ振る。
「私の事情ではなく、殿下の事情が許さないでしょう……!」
そう、ティアナは自分の気持ちや事情の話をしているのではない。
ティアナがジャックに対して未練も思い入れもないことは事実だし、実際に肉体関係がなかったことも事実だ。しかしティアナがアレクシスの花嫁になってはいけないと思う本当の理由は、ティアナ側の事情によるところではない。
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