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番外編・アメリカ留学編
慰撫(※R18)
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部屋に辿り着くと、凹んでいる慎悟をベッドに座らせた。今夜の出来事は慎悟のプライドを傷つけてしまったようである。
それにしても運が悪かった。頼まれたとかなんとか言っていたけど、誰なんだ……たちの悪い。私はそこまで人に恨まれる覚えはないんだけどなぁ…
「ほら、顔拭ってあげるから顔上げて」
ホットタオルで慎悟の顔を拭ってあげたが、慎悟は表情筋が死んだかのように表情を変えなかった。
無表情で沈み込む慎悟は最高級品の日本人形のように美しい
いやぁここまで美人ならノーマルな男もクラッといってしまうものなのかな? もしかしたらあの筋肉ダルマが両刀だった可能性も否めないけど。
「よし、綺麗になった。今日は湯船にゆっくり浸かったらいいよ」
ホットタオル作るついでにバスタブにお湯をためておいたので、多分今頃十分お湯が満たされているはずだ。
そこに慎悟愛用の入浴剤を投入したら完璧だ。
だけど慎悟は無言のまま。
無言のまま、私の身体を抱き寄せて、胸元に顔を埋めてきた。
「なんだ、どうした甘えっ子慎悟くん」
胸の谷間あたりで顔をぐりぐりしてくる慎悟。多分甘えているんだろう。私は彼を包み込むように抱きしめてあげた。
「……慎悟ってば、私の代わりに犠牲になろうって思っていたでしょ。…そういうのやめてよね、私はそんな庇われ方をしても嬉しくない」
プライドを捻じ曲げて、私の代わりに身体を開こうと迷っていたのは気づいていた。慎悟はそういうところがある。
どうすれば、損を取らないかって。
自分の体よりも私を優先するんだ。
「力が敵わなくてもさ、最後まで足掻こうよ。あんな場面で自分のプライドを捨てちゃ駄目だよ」
そんな風に守られても私はちっとも嬉しくないんだよ。
慎悟からの返答はなかった。
慎悟の頭をワシワシ撫でてやる。全くもう、手のかかるお坊ちゃんだこと。
「ほら、お風呂に入ろう。お湯で温まったら落ち着くから…」
「…やだ」
「やなの? お風呂入りたくない?」
「……一人になりたくない」
どうやら、慎悟にとって恐怖となってトラウマ化している様子だ。最悪の結末には至らなかったが、あまりにも衝撃的すぎて、恐怖から抜け出せていないようだ。
「……甘えっ子め」
傷口に塩をかける趣味はない。慎悟だって人間だ。弱る時くらいある。
それならば私が支えになろう。
「……お風呂に入った後、気持ちいいことしようか?」
慎悟の耳元に口を近づけて囁くと、ピクリと慎悟の肩が揺れた。
今日はいつもと逆だ。いつもなら慎悟がリードすることだけど、今日は逆。私がリードしてあげよう。
慎悟は男で、女を抱く側なんだって自信を付けさせる目的もあって、私は自分からお誘いを掛けた。
「ほら、お風呂入ろう?」
私が慎悟の手を引っ張ると、慎悟はゆっくり立ち上がって、私と一緒にバスルームに入室した。
■□■
お風呂に一緒に入ったあとに適当に身体を拭くと、私は慎悟をそのままベッドにいざなった。そして彼にキスをしながら、慎悟の赤く色づいた肌を撫でてあちこちキスを落とす。
彼の中心は既に軽く反応しており、私は躊躇いなくそれに口付けを落とした。
「んっ……はぁ…っ」
寝室では低い喘ぎ声が響き渡っていた。瞳を潤ませ、悩ましい表情をしたその男はとても艶やかだった。
私はその声の主を見上げて思った。
あーこりゃ、男すら引き寄せてしまう色香ですねって。
上手いか下手いかはわからないが、私は慎悟のイイ所は熟知している。どうしたら悦ぶのかちゃんとわかっている。だから頑張った。顎疲れてきたけど、私はめっちゃ頑張った。
休むことなく、雄々しく勃ち上がったそれを口淫する。慎悟は熱に浮かされたようにトロンとした顔で私を見つめてくる。その目の火傷しそうなことよ。
そんなに感じてもらえると……もっといじめたくなるじゃないか。
普段はツンツンとした高貴な猫みたいなファビュラス慎悟が私の下では弱々しい子猫ちゃんになっちゃうのだ。
ゾクゾクする。たまらない…私ってちょっとサドっ気があるのかもしれない。新たな性癖の可能性である。
口を窄めてきつく吸い付くと、慎悟は苦しそうに眉をひそめていた。チロチロと舌でくすぐって、口全体を使って彼自身を愛した。
彼の吐き出す息がだんだん荒くなっている。もうすぐイクだろうか。
「え、笑さんもう」
「んーん」
「あ、ちょっ」
慎悟が止めようとしたが、私はやめてやらなかった。強弱をつけて頭を動かす。とりあえず気持ちよくなって、今晩の悪夢のような筋肉ダルマを忘れてくれたらいいな。
慎悟は男の慰み物になるような男じゃない。ファビュラス&マーベラスな私の婚約者なのだ。凹んでいないで、いつもの調子に戻ってくれ。
大丈夫、私がそばにいる。私はそんなに弱くないから、責任を感じなくていいんだ。
このまま私の手管で気持ちよくなっちゃえ……今夜は私がリードする気満々だった。私の下で乱れてしまえばよいのだ…!
しかし、グワシッと頭を掴まれて動きを制御された。慎悟によって。
乗りに乗っていた私は後ろに頭を引かれて引き剥がされ、妨害されたのだ。
「ぷあっ」
いろんな液体で口の周りを濡らしていた私はなにが起きたのかわからずにぽかんとしていた。
慎悟はといえば、慣れた手付きで愛用の避妊具を装着すると、私の腕を引っ張って引き寄せてきた。私は勢い余って慎悟の膝の上にまたがった。
慎悟の肩に抱きつくような体勢で受け止められた私は、秘部をぬるりと撫でられてビクリと震えてしまった。
「…濡れてる。触ってないのに…」
耳元で低く囁かれた声にカッと身体が熱くなった。
ちょ、待てよ。子猫ちゃんモードもう終わったのか!? さっきまで震えていたじゃないのよ!
慎悟は私の腰を支えると、そのまま下にゆっくりおろした。
「あ…あ……!」
いつも受け入れている熱い楔がヌルヌルとゆっくり挿入っていく。何度も身体を重ねたというのにこの瞬間はいつも変な感じがする。
慎悟の膝に座って致すこの体位は、奥まで彼の存在を感じる。私は無意識にギュッと彼を締め付けてしまった。
「…笑さん」
慎悟が私の腰を支えながら、唇に吸い付いてきた。慎悟の熱い舌が口内を犯す。私はそれに応えようと思ったけど、先程の口淫で口が疲れていた。そのため、なされるがまま受け入れる。
「ん、んん…!」
慎悟が下から突き上げてきた。私はそれに合わせて揺らされる。
私は慎悟にしがみついて受け入れるしかない。慎悟の首筋に顔を埋め、与えられる快感に溺れるのみだ。
「慎悟っ、気持ちいいっ?」
「…うん」
良かった。慎悟がいつもの調子に戻ったようで。
身体を揺さぶられ、ナカを突かれ、快感に溺れる。私はあられもない格好で淫らに喘いだ。
あぁ熱い。
熱くて皮膜を溶かしてしまいそうだ。
慎悟と一つになっている部分が火傷してしまいそうに熱い。どろどろに溶けてしまいそうになる。
神経を通して脳までショートしてしまいそうな。
脳内が真っ白になる。それは比喩じゃない。
「あぁー…」
その度に私は幸福感に満たされるのだ。きつく抱きしめてくる腕も、窒息するくらいのキスも、そのどれも私を愛していると訴えているのがわかる。
私はそれに必死に返すけど、私の想いは伝わっているだろうか。どんなに言葉で伝えてもこの想いをすべて伝えきれていない気がするんだ。
朝目覚めたら慎悟が隣にいる。それだけのことが幸せで幸せでたまらない。
慎悟の寝顔をしばし観察して、そして先にシャワーを浴びようとそっとベッドを降りて……バスルームの鏡を見た私はぎょっとした。
「なんじゃこりゃー!!」
キスマークといえば聞こえはいいが、これはどう見ても歯型である。しかも首筋という目立つ場所に歯型。
慎悟には噛み癖があるのか、時折身体に歯型を残すことがあったけど、こんなにもくっきり残されたらたまらない。めっちゃ目立つ位置にあるやん!
私はバスルームを飛び出すと、寝ている慎悟を叩き起こす。
「バカッ! なんで歯型残してんのよっ! これじゃ服に困るでしょうが!」
寒くもないのにタートルネック着なきゃいけないじゃないのよ!
まだ夢うつつの慎悟はぼーっとした顔で私を見上げている。彼にこの言葉が届いているかは不明だ。
「ん…」
「うわっ!? ちょっと!」
慎悟は寝ぼけているようだ。私をベッドの中に引き戻して、抱き込んだ。
「…こらっ起きなさい! お姉さんは説教をしているのだよ!」
「…年下扱い、するなよ……」
どうでもいい反論をしたかと思えば、スヤァ…と安らかな寝息が聞こえてきた。どうやら、慎悟は寝足りないようである。
この野郎…起きたら覚えてろよ。
今日は学校が休みだから二度寝でもいいんだけどさ……
その後やっと起きた慎悟に改めて説教をかますと、なら首元が隠れるような洋服を買いに行こうと言われた。
別にそこまでしなくてもいいんだけど。私が言いたいのはそういう事じゃないんだよ。
とりあえずあんたは噛み癖を直しなさい。犬猫じゃないんだから。
くどくどとお説教したけど、慎悟はあまり反省していない様子だった。そんな大げさなって感じの反応であった。
2人だけの生々しい秘め事を周りに周知してるみたいじゃないか! あんた恥ずかしくないのか! はしたない、はしたないぞ慎悟!
罰としてその後街へ繰り出して、カレーを奢らせた事をここに記しておく。
それにしても運が悪かった。頼まれたとかなんとか言っていたけど、誰なんだ……たちの悪い。私はそこまで人に恨まれる覚えはないんだけどなぁ…
「ほら、顔拭ってあげるから顔上げて」
ホットタオルで慎悟の顔を拭ってあげたが、慎悟は表情筋が死んだかのように表情を変えなかった。
無表情で沈み込む慎悟は最高級品の日本人形のように美しい
いやぁここまで美人ならノーマルな男もクラッといってしまうものなのかな? もしかしたらあの筋肉ダルマが両刀だった可能性も否めないけど。
「よし、綺麗になった。今日は湯船にゆっくり浸かったらいいよ」
ホットタオル作るついでにバスタブにお湯をためておいたので、多分今頃十分お湯が満たされているはずだ。
そこに慎悟愛用の入浴剤を投入したら完璧だ。
だけど慎悟は無言のまま。
無言のまま、私の身体を抱き寄せて、胸元に顔を埋めてきた。
「なんだ、どうした甘えっ子慎悟くん」
胸の谷間あたりで顔をぐりぐりしてくる慎悟。多分甘えているんだろう。私は彼を包み込むように抱きしめてあげた。
「……慎悟ってば、私の代わりに犠牲になろうって思っていたでしょ。…そういうのやめてよね、私はそんな庇われ方をしても嬉しくない」
プライドを捻じ曲げて、私の代わりに身体を開こうと迷っていたのは気づいていた。慎悟はそういうところがある。
どうすれば、損を取らないかって。
自分の体よりも私を優先するんだ。
「力が敵わなくてもさ、最後まで足掻こうよ。あんな場面で自分のプライドを捨てちゃ駄目だよ」
そんな風に守られても私はちっとも嬉しくないんだよ。
慎悟からの返答はなかった。
慎悟の頭をワシワシ撫でてやる。全くもう、手のかかるお坊ちゃんだこと。
「ほら、お風呂に入ろう。お湯で温まったら落ち着くから…」
「…やだ」
「やなの? お風呂入りたくない?」
「……一人になりたくない」
どうやら、慎悟にとって恐怖となってトラウマ化している様子だ。最悪の結末には至らなかったが、あまりにも衝撃的すぎて、恐怖から抜け出せていないようだ。
「……甘えっ子め」
傷口に塩をかける趣味はない。慎悟だって人間だ。弱る時くらいある。
それならば私が支えになろう。
「……お風呂に入った後、気持ちいいことしようか?」
慎悟の耳元に口を近づけて囁くと、ピクリと慎悟の肩が揺れた。
今日はいつもと逆だ。いつもなら慎悟がリードすることだけど、今日は逆。私がリードしてあげよう。
慎悟は男で、女を抱く側なんだって自信を付けさせる目的もあって、私は自分からお誘いを掛けた。
「ほら、お風呂入ろう?」
私が慎悟の手を引っ張ると、慎悟はゆっくり立ち上がって、私と一緒にバスルームに入室した。
■□■
お風呂に一緒に入ったあとに適当に身体を拭くと、私は慎悟をそのままベッドにいざなった。そして彼にキスをしながら、慎悟の赤く色づいた肌を撫でてあちこちキスを落とす。
彼の中心は既に軽く反応しており、私は躊躇いなくそれに口付けを落とした。
「んっ……はぁ…っ」
寝室では低い喘ぎ声が響き渡っていた。瞳を潤ませ、悩ましい表情をしたその男はとても艶やかだった。
私はその声の主を見上げて思った。
あーこりゃ、男すら引き寄せてしまう色香ですねって。
上手いか下手いかはわからないが、私は慎悟のイイ所は熟知している。どうしたら悦ぶのかちゃんとわかっている。だから頑張った。顎疲れてきたけど、私はめっちゃ頑張った。
休むことなく、雄々しく勃ち上がったそれを口淫する。慎悟は熱に浮かされたようにトロンとした顔で私を見つめてくる。その目の火傷しそうなことよ。
そんなに感じてもらえると……もっといじめたくなるじゃないか。
普段はツンツンとした高貴な猫みたいなファビュラス慎悟が私の下では弱々しい子猫ちゃんになっちゃうのだ。
ゾクゾクする。たまらない…私ってちょっとサドっ気があるのかもしれない。新たな性癖の可能性である。
口を窄めてきつく吸い付くと、慎悟は苦しそうに眉をひそめていた。チロチロと舌でくすぐって、口全体を使って彼自身を愛した。
彼の吐き出す息がだんだん荒くなっている。もうすぐイクだろうか。
「え、笑さんもう」
「んーん」
「あ、ちょっ」
慎悟が止めようとしたが、私はやめてやらなかった。強弱をつけて頭を動かす。とりあえず気持ちよくなって、今晩の悪夢のような筋肉ダルマを忘れてくれたらいいな。
慎悟は男の慰み物になるような男じゃない。ファビュラス&マーベラスな私の婚約者なのだ。凹んでいないで、いつもの調子に戻ってくれ。
大丈夫、私がそばにいる。私はそんなに弱くないから、責任を感じなくていいんだ。
このまま私の手管で気持ちよくなっちゃえ……今夜は私がリードする気満々だった。私の下で乱れてしまえばよいのだ…!
しかし、グワシッと頭を掴まれて動きを制御された。慎悟によって。
乗りに乗っていた私は後ろに頭を引かれて引き剥がされ、妨害されたのだ。
「ぷあっ」
いろんな液体で口の周りを濡らしていた私はなにが起きたのかわからずにぽかんとしていた。
慎悟はといえば、慣れた手付きで愛用の避妊具を装着すると、私の腕を引っ張って引き寄せてきた。私は勢い余って慎悟の膝の上にまたがった。
慎悟の肩に抱きつくような体勢で受け止められた私は、秘部をぬるりと撫でられてビクリと震えてしまった。
「…濡れてる。触ってないのに…」
耳元で低く囁かれた声にカッと身体が熱くなった。
ちょ、待てよ。子猫ちゃんモードもう終わったのか!? さっきまで震えていたじゃないのよ!
慎悟は私の腰を支えると、そのまま下にゆっくりおろした。
「あ…あ……!」
いつも受け入れている熱い楔がヌルヌルとゆっくり挿入っていく。何度も身体を重ねたというのにこの瞬間はいつも変な感じがする。
慎悟の膝に座って致すこの体位は、奥まで彼の存在を感じる。私は無意識にギュッと彼を締め付けてしまった。
「…笑さん」
慎悟が私の腰を支えながら、唇に吸い付いてきた。慎悟の熱い舌が口内を犯す。私はそれに応えようと思ったけど、先程の口淫で口が疲れていた。そのため、なされるがまま受け入れる。
「ん、んん…!」
慎悟が下から突き上げてきた。私はそれに合わせて揺らされる。
私は慎悟にしがみついて受け入れるしかない。慎悟の首筋に顔を埋め、与えられる快感に溺れるのみだ。
「慎悟っ、気持ちいいっ?」
「…うん」
良かった。慎悟がいつもの調子に戻ったようで。
身体を揺さぶられ、ナカを突かれ、快感に溺れる。私はあられもない格好で淫らに喘いだ。
あぁ熱い。
熱くて皮膜を溶かしてしまいそうだ。
慎悟と一つになっている部分が火傷してしまいそうに熱い。どろどろに溶けてしまいそうになる。
神経を通して脳までショートしてしまいそうな。
脳内が真っ白になる。それは比喩じゃない。
「あぁー…」
その度に私は幸福感に満たされるのだ。きつく抱きしめてくる腕も、窒息するくらいのキスも、そのどれも私を愛していると訴えているのがわかる。
私はそれに必死に返すけど、私の想いは伝わっているだろうか。どんなに言葉で伝えてもこの想いをすべて伝えきれていない気がするんだ。
朝目覚めたら慎悟が隣にいる。それだけのことが幸せで幸せでたまらない。
慎悟の寝顔をしばし観察して、そして先にシャワーを浴びようとそっとベッドを降りて……バスルームの鏡を見た私はぎょっとした。
「なんじゃこりゃー!!」
キスマークといえば聞こえはいいが、これはどう見ても歯型である。しかも首筋という目立つ場所に歯型。
慎悟には噛み癖があるのか、時折身体に歯型を残すことがあったけど、こんなにもくっきり残されたらたまらない。めっちゃ目立つ位置にあるやん!
私はバスルームを飛び出すと、寝ている慎悟を叩き起こす。
「バカッ! なんで歯型残してんのよっ! これじゃ服に困るでしょうが!」
寒くもないのにタートルネック着なきゃいけないじゃないのよ!
まだ夢うつつの慎悟はぼーっとした顔で私を見上げている。彼にこの言葉が届いているかは不明だ。
「ん…」
「うわっ!? ちょっと!」
慎悟は寝ぼけているようだ。私をベッドの中に引き戻して、抱き込んだ。
「…こらっ起きなさい! お姉さんは説教をしているのだよ!」
「…年下扱い、するなよ……」
どうでもいい反論をしたかと思えば、スヤァ…と安らかな寝息が聞こえてきた。どうやら、慎悟は寝足りないようである。
この野郎…起きたら覚えてろよ。
今日は学校が休みだから二度寝でもいいんだけどさ……
その後やっと起きた慎悟に改めて説教をかますと、なら首元が隠れるような洋服を買いに行こうと言われた。
別にそこまでしなくてもいいんだけど。私が言いたいのはそういう事じゃないんだよ。
とりあえずあんたは噛み癖を直しなさい。犬猫じゃないんだから。
くどくどとお説教したけど、慎悟はあまり反省していない様子だった。そんな大げさなって感じの反応であった。
2人だけの生々しい秘め事を周りに周知してるみたいじゃないか! あんた恥ずかしくないのか! はしたない、はしたないぞ慎悟!
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