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番外編・大学生活編
生け花展覧会と意地悪令嬢
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「エリカさんも是非に」
お花の習い事先で、私の芸術作品を大規模な生け花展覧会&立食パーティーの場に提出しないかと言われて私はやんわりお断りしたのに、それが謙遜だと思われていたらしい。
「こんなに素晴らしい作品だもの、もっと多くの人の目に触れるべきだわ」
優しいおばさま方に褒められて調子に乗った私はおだてられるまま、展覧会に自分の作品を出品した。
会場に飾られた私の芸術はこの中でも異質でとってもよく目立っていた。その証拠に、パーティ参加者がそこに集い、まじまじと鑑賞している。
先程まで一緒にいた同じ習い事先のおばさまに紹介されたご家族、お友達さん達からべた褒めされて気分は有頂天。私は誇らしい気持ちでいっぱいであった。
「私ってば生け花界のゴッホなのかな」
私は今まで絵が下手だから芸術とは縁がないのだと思ってきたが、そんなことはない。
きっと私には芸術の才能があるのだ…。生け花を通して開花したその能力…今回の展示会で賞取ったらどうしよう…照れる。
「そこまで言われてないから。だけど笑さんにしては上手だぞ」
「どういう意味だそれ」
私が悦に入っていると、隣で冷静に突っ込んできたのは慎悟だ。今回の立食パーティの同伴者として参加したのだが、私の作品を前にしてそんな冷たいことを言ってきたのだ。
せっかくいい気持ちになっていたのにこのファビュラス婚約者はシビアなことをいう。好きなだけ私を自惚れさせてくれてもいいのに。
「ちょっと飲み物を取ってくる。笑さんは何がいい?」
「…ブドウジュース以外のもので」
ブドウジュースは鬼門なのだ。それ以外なら何でもいい。
慎悟が飲み物を取りにいくために席を外した。そうなると私は一人になる。彼を待っている間、ぼんやりと作品を見上げていると、後ろからクスクスと小鳥が囀るような笑い声が聞こえてきた。
「──まぁ個性的はお花だこと、どこの痴れ者の作品でしょう」
「伝統ある会でこんな奥行きのないお花を生けるなんて頭がどうかしてますわぁ」
「あらごめんなさい、あなたのものだったのね、二階堂エリカさん」
上品に装いながら出品者の前でディスってくるとかどういう教育を受けているんだ…! 私はお嬢様の仮面が外れて思いっきり顔をひきつらせてしまった。
なんじゃこの陰険なお嬢様方は…!
出会い頭の集中砲火に被弾した私は言葉を紡げずにぐむむと唸っていた。するとその様子が面白かったのか、3人娘の中でボス格であろう令嬢(仮)が意地悪な笑みを浮かべながらこちらに近寄ってきた。
「確か二階堂様は中等部時代に名誉ある賞を表彰されたはずなのに…随分腕が落ち…いえ、趣向を変えられたのかしら…?」
『随分野生的な作品ですわね』
優雅に首を傾げ、クスクスと笑う姿はお上品なのだがにじみ出てくる意地悪さで台無しになっている。
「久々にお会いしたせいか、なんだか雰囲気も変わったような…このような方でしたっけ?」
「事件で人が変わられたようですよ? おかわいそうに」
取り巻きらしき令嬢2人も一緒になって嘲笑してくる。事件が婚約破棄、殺人事件どちらのことを示しているのかは不明だが、失礼なのは変わりない。
全くどういう育ち方をしているのか。わかっていても口に出して本人に言うことじゃないだろうに……
「加納様もどうかしてしまわれたのかしら。幸奈さんは打診した縁談を断られたそうですわよ」
「見た目は多少おきれいかもしれませんけど……」
「ねぇ…」
慎悟の名前が出ててわかった。
私が慎悟の婚約者であることが気に入らないのだ。このお嬢様方がどこのどなたかは存じ上げないけど、喧嘩を売られたなら買う、それが礼儀であろう。
「なにが仰っしゃりたいんですか? ハッキリ言ってください。オブラートに包んだかのようにネチネチと…スッキリしないなぁ」
私が反論すると、彼女たちは驚いたようにビクリと肩を揺らしていた。
私は今までに彼女らと一度も会っていない。てことは、エリカちゃんがこの世にいた時の知人だろう。英学院高等部・大学部でも会ったことないと思うと、他校生だと思う。
──残念だったな、お淑やかで控えめな令嬢はここにはいないのだよ……。今あんたたちの目の前にいるのは直情脳筋バレー女だけだ…!
黙って聞いていれば何だ? 好き勝手に貶して…私だけじゃなく慎悟やエリカちゃんまでバカにしてるし! こういうのが一番嫌いだ。
友達が縁談断られたからそれに関して文句を言いに来たんだろうけどそれだけじゃないだろう。なんたってファビュラス&マーベラスな慎悟だ。歩くだけで女の心を奪っているのだろう、我が婚約者ながら恐ろしい男である。
慎悟の心を射止めた私が羨ましいのか? 悔しさを相手をけなすことで自尊心を保っているのか?
それをしてなにか変わるのか?
私は確かにお嬢様らしくない。趣味特技はバレーだし、その他はどんなに頑張っても平凡もいいところで、二階堂の娘という名前が独り歩きしてる状況。
慎悟には迷惑かけてるし、今でも彼は私にはもったいない相手だと今でも思ってる。
「正々堂々と人の作品を批評した理由はなんです? どこをどう見てそう思われたのか具体的に示していただけません? でないとこちらもどこを改善するべきか参考にできませんから」
改善するかどうかは作者である私が最終的に決めるけど。あくまで参考にする程度だ。
まぁ彼女たちにとって私の作品は話しかけるためだけのネタなのだろう。対して深入れしていないだろうから、どこが悪いのか聞いても具体的な解答は期待できない。
「……私が慎悟に選ばれたのを妬んでいらっしゃるんでしょう?」
培ってきたお嬢様スマイルを向けると、彼女たちはギクリと身体をこわばらせていた。
私は笑ってあげているのに、何故そんな引きつった顔をしているの? まるで冬眠中の熊に遭遇したみたいに……
「慎悟が選んだのは他でもない、私なの。絶対に渡さない」
どんな女が喧嘩を売ってきても、慎悟は絶対に渡さないぞ。迎え撃ってやる。
撃ち落とされる覚悟があるなら、その意気を買ってやろう。容赦なくぶちのめしてやる。
「そもそも、慎悟があなた方みたいなネチネチしたカラシ付き納豆みたいな女を好きになると思ってるんですか?」
慎悟の中で一番嫌いなタイプだよ、恐らく。
私の言葉にカッとなったボス格が顔を真っ赤にして吠えた。
「このっ訳あり中古品がぁ…!!」
「まぁ、お口がお下品ですわぁ」
おほほほ、とお嬢様風に笑って言い返して差し上げると、語尾が関西のオッサンみたいになってしまった。なんで私がお嬢様言葉使うと関西のオッサンになるんだろうか。
「あんたはまた喧嘩買って…」
もう諦めたような彼の声が聞こえてきたので振り返ると、思ったよりも近くに慎悟がいた。
慎悟はグラスを1つ私に差し出すと、空いた手で私の腕を掴んできた。そして3人組お嬢様たちをじっと見下ろす。
慎悟に見つめられた彼女たちは先程まで暴言を吐いていたとは思えないくらい、もじもじと真っ赤な顔で慎悟に見惚れていた。
ほらー、この令嬢たちも慎悟の魅力に取り憑かれてんじゃーん。魔性の男の威力半端ないって。
「何を言って挑発したのか知りませんが、あまりこの人を怒らせないほうがいい」
──それとも、冬眠から目覚めた熊に逆襲されたいのか?
「ねぇ、それどういう意味?」
慎悟の捨て台詞に私は待ったをかける。
人聞きの悪い……武隈さんもそんな事言っていたけど、人のことなんだと思ってるの? 何よ冬眠から目覚めた熊って…
「ほら、行くぞ」
グイグイと少し強めに腕を引かれた私はグラスに入った飲み物が溢れぬよう歩いた。
「それと! エリッ…私は美しい! それは世界がひっくり返っても覆せない事実だからね! 多少じゃないから! ウルトラスーパービュリホーだから! そこの所重要!」
さっき容姿についても過小評価されていたので、強調しておく。
いいか、私は美しいんだよ! 間違った。エリカちゃんが美しいって意味ね!
「ナルシスト発言になってるぞ」
慎悟に指摘されたが、もうあとには引けない。周りの招待客の視線が刺さってくる…ここでも私はナルシスト令嬢という誤解が生まれるのか…
私はそのまま慎悟に引きずられて、その場から離れたのである。
お花の習い事先で、私の芸術作品を大規模な生け花展覧会&立食パーティーの場に提出しないかと言われて私はやんわりお断りしたのに、それが謙遜だと思われていたらしい。
「こんなに素晴らしい作品だもの、もっと多くの人の目に触れるべきだわ」
優しいおばさま方に褒められて調子に乗った私はおだてられるまま、展覧会に自分の作品を出品した。
会場に飾られた私の芸術はこの中でも異質でとってもよく目立っていた。その証拠に、パーティ参加者がそこに集い、まじまじと鑑賞している。
先程まで一緒にいた同じ習い事先のおばさまに紹介されたご家族、お友達さん達からべた褒めされて気分は有頂天。私は誇らしい気持ちでいっぱいであった。
「私ってば生け花界のゴッホなのかな」
私は今まで絵が下手だから芸術とは縁がないのだと思ってきたが、そんなことはない。
きっと私には芸術の才能があるのだ…。生け花を通して開花したその能力…今回の展示会で賞取ったらどうしよう…照れる。
「そこまで言われてないから。だけど笑さんにしては上手だぞ」
「どういう意味だそれ」
私が悦に入っていると、隣で冷静に突っ込んできたのは慎悟だ。今回の立食パーティの同伴者として参加したのだが、私の作品を前にしてそんな冷たいことを言ってきたのだ。
せっかくいい気持ちになっていたのにこのファビュラス婚約者はシビアなことをいう。好きなだけ私を自惚れさせてくれてもいいのに。
「ちょっと飲み物を取ってくる。笑さんは何がいい?」
「…ブドウジュース以外のもので」
ブドウジュースは鬼門なのだ。それ以外なら何でもいい。
慎悟が飲み物を取りにいくために席を外した。そうなると私は一人になる。彼を待っている間、ぼんやりと作品を見上げていると、後ろからクスクスと小鳥が囀るような笑い声が聞こえてきた。
「──まぁ個性的はお花だこと、どこの痴れ者の作品でしょう」
「伝統ある会でこんな奥行きのないお花を生けるなんて頭がどうかしてますわぁ」
「あらごめんなさい、あなたのものだったのね、二階堂エリカさん」
上品に装いながら出品者の前でディスってくるとかどういう教育を受けているんだ…! 私はお嬢様の仮面が外れて思いっきり顔をひきつらせてしまった。
なんじゃこの陰険なお嬢様方は…!
出会い頭の集中砲火に被弾した私は言葉を紡げずにぐむむと唸っていた。するとその様子が面白かったのか、3人娘の中でボス格であろう令嬢(仮)が意地悪な笑みを浮かべながらこちらに近寄ってきた。
「確か二階堂様は中等部時代に名誉ある賞を表彰されたはずなのに…随分腕が落ち…いえ、趣向を変えられたのかしら…?」
『随分野生的な作品ですわね』
優雅に首を傾げ、クスクスと笑う姿はお上品なのだがにじみ出てくる意地悪さで台無しになっている。
「久々にお会いしたせいか、なんだか雰囲気も変わったような…このような方でしたっけ?」
「事件で人が変わられたようですよ? おかわいそうに」
取り巻きらしき令嬢2人も一緒になって嘲笑してくる。事件が婚約破棄、殺人事件どちらのことを示しているのかは不明だが、失礼なのは変わりない。
全くどういう育ち方をしているのか。わかっていても口に出して本人に言うことじゃないだろうに……
「加納様もどうかしてしまわれたのかしら。幸奈さんは打診した縁談を断られたそうですわよ」
「見た目は多少おきれいかもしれませんけど……」
「ねぇ…」
慎悟の名前が出ててわかった。
私が慎悟の婚約者であることが気に入らないのだ。このお嬢様方がどこのどなたかは存じ上げないけど、喧嘩を売られたなら買う、それが礼儀であろう。
「なにが仰っしゃりたいんですか? ハッキリ言ってください。オブラートに包んだかのようにネチネチと…スッキリしないなぁ」
私が反論すると、彼女たちは驚いたようにビクリと肩を揺らしていた。
私は今までに彼女らと一度も会っていない。てことは、エリカちゃんがこの世にいた時の知人だろう。英学院高等部・大学部でも会ったことないと思うと、他校生だと思う。
──残念だったな、お淑やかで控えめな令嬢はここにはいないのだよ……。今あんたたちの目の前にいるのは直情脳筋バレー女だけだ…!
黙って聞いていれば何だ? 好き勝手に貶して…私だけじゃなく慎悟やエリカちゃんまでバカにしてるし! こういうのが一番嫌いだ。
友達が縁談断られたからそれに関して文句を言いに来たんだろうけどそれだけじゃないだろう。なんたってファビュラス&マーベラスな慎悟だ。歩くだけで女の心を奪っているのだろう、我が婚約者ながら恐ろしい男である。
慎悟の心を射止めた私が羨ましいのか? 悔しさを相手をけなすことで自尊心を保っているのか?
それをしてなにか変わるのか?
私は確かにお嬢様らしくない。趣味特技はバレーだし、その他はどんなに頑張っても平凡もいいところで、二階堂の娘という名前が独り歩きしてる状況。
慎悟には迷惑かけてるし、今でも彼は私にはもったいない相手だと今でも思ってる。
「正々堂々と人の作品を批評した理由はなんです? どこをどう見てそう思われたのか具体的に示していただけません? でないとこちらもどこを改善するべきか参考にできませんから」
改善するかどうかは作者である私が最終的に決めるけど。あくまで参考にする程度だ。
まぁ彼女たちにとって私の作品は話しかけるためだけのネタなのだろう。対して深入れしていないだろうから、どこが悪いのか聞いても具体的な解答は期待できない。
「……私が慎悟に選ばれたのを妬んでいらっしゃるんでしょう?」
培ってきたお嬢様スマイルを向けると、彼女たちはギクリと身体をこわばらせていた。
私は笑ってあげているのに、何故そんな引きつった顔をしているの? まるで冬眠中の熊に遭遇したみたいに……
「慎悟が選んだのは他でもない、私なの。絶対に渡さない」
どんな女が喧嘩を売ってきても、慎悟は絶対に渡さないぞ。迎え撃ってやる。
撃ち落とされる覚悟があるなら、その意気を買ってやろう。容赦なくぶちのめしてやる。
「そもそも、慎悟があなた方みたいなネチネチしたカラシ付き納豆みたいな女を好きになると思ってるんですか?」
慎悟の中で一番嫌いなタイプだよ、恐らく。
私の言葉にカッとなったボス格が顔を真っ赤にして吠えた。
「このっ訳あり中古品がぁ…!!」
「まぁ、お口がお下品ですわぁ」
おほほほ、とお嬢様風に笑って言い返して差し上げると、語尾が関西のオッサンみたいになってしまった。なんで私がお嬢様言葉使うと関西のオッサンになるんだろうか。
「あんたはまた喧嘩買って…」
もう諦めたような彼の声が聞こえてきたので振り返ると、思ったよりも近くに慎悟がいた。
慎悟はグラスを1つ私に差し出すと、空いた手で私の腕を掴んできた。そして3人組お嬢様たちをじっと見下ろす。
慎悟に見つめられた彼女たちは先程まで暴言を吐いていたとは思えないくらい、もじもじと真っ赤な顔で慎悟に見惚れていた。
ほらー、この令嬢たちも慎悟の魅力に取り憑かれてんじゃーん。魔性の男の威力半端ないって。
「何を言って挑発したのか知りませんが、あまりこの人を怒らせないほうがいい」
──それとも、冬眠から目覚めた熊に逆襲されたいのか?
「ねぇ、それどういう意味?」
慎悟の捨て台詞に私は待ったをかける。
人聞きの悪い……武隈さんもそんな事言っていたけど、人のことなんだと思ってるの? 何よ冬眠から目覚めた熊って…
「ほら、行くぞ」
グイグイと少し強めに腕を引かれた私はグラスに入った飲み物が溢れぬよう歩いた。
「それと! エリッ…私は美しい! それは世界がひっくり返っても覆せない事実だからね! 多少じゃないから! ウルトラスーパービュリホーだから! そこの所重要!」
さっき容姿についても過小評価されていたので、強調しておく。
いいか、私は美しいんだよ! 間違った。エリカちゃんが美しいって意味ね!
「ナルシスト発言になってるぞ」
慎悟に指摘されたが、もうあとには引けない。周りの招待客の視線が刺さってくる…ここでも私はナルシスト令嬢という誤解が生まれるのか…
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