ツリーハウス

きゅっとしてドカーン

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43番

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私はやはり夢を見ていた。
今回はいつも通りの白い世界にところどころ黒い部分がある。が前より明らかに黒い部分が増えているのだ。そして黒い部分から「こっちへおいで」と声も聞こえる。私は興味本位で近づこうとしたがここで目が覚めた。このまま近づいていればどうなっていたのだろうか…
時刻は6時30分、7時より少し早い時間だ。7番は誤差だと思い7時にはなっていないが2階に降りた。やっぱりマアはいた。マアに2階に降りてきたことに気づかれた。注意された。7番はマアに誤差だと言い訳をするが許してはくれなかった。ふとマアの隣を見ると見たことの無い黒いノートがあった。7番は気になり黒いノートのことを聞くとマアは「このノートは黒です」といい7番は戸惑った。慌てて7番は「色のことではなく中には何が書いてあるのですか?」と聞くとマアはやっぱり「黒です」としか答えてくれなかった。が、先程とは違ったのがその言葉の後に「ノートの中身が知りたいなら10P必要です」言った。ノートの中身はここに関することで間違いないらしい。7番とマアが話していると2階に降りてくる足音が聞こえた。5番だった。時間を確認すると7時を回っていた。マアは降りてきたことに気づき後ろを向いた。するとすぐに向き直すと手には朝食らしきものを持っていた。マアはそれを持って食事スペースに向かった。その後マアは7番に話しかけた。
「話はこれくらいにししましょう」
7番は切り替えの速さに戸惑いつつも頷き朝食を取った。5番と7番が朝食をそろそろ食べ終わりそうになっても3番も4番は一向に降りてこなかった。それに気づいた7番は食べ終わったら起こしに行こうと思った時マアが声を出した。「二人共、そろそろ食べ終わりそうなので話をします。」
その声を聞いた5番と7番は食べるのを辞めマアに視線を向けた。
「深夜3番がルールを破り外に出ていき4番は100P使いここを出ていきました。」
その言葉を聞くと7番はひとつの疑問が生まれた。なぜ3番は運動場に向かったのか、そしてなぜ時計はならなかったのか。時計は深夜になったため気づかなかったのかもだがやはり運動場き向かった理由が思いつかない。そしてやはり5番は普通に返事をし食事に戻った。この事実に7番はやはりなれないのだった。このままだと7番1人だけになってしまうかもと思い7番は5番に聞くことにした。
「5番は居なくならないよね?」
そこ質問に対し少し間をあけ5番は答えた。
「私は居なくならないよ。」
7番はその間は気になったが居なくならないという言葉に少し安心するのだった。その夜、就寝時間になり7番自室に今日の朝のことを整理した。すると3番と4番のことを忘れていないことに気づいた。やはりこの世界ではここを出て居なくなった時とルールを破り居なくなった時は忘れないらしい。じゃあなぜ1番が居なくなった時は忘れてしまったのか7番は寝ずに考えたが答えは出なかった。
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