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一章
不吉な前兆①
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夏の朝日が肌を照らす。そよそよと柔らかい風が頬をくすぐってくる。
学校に向かう通学路の途中―――周りには同じ学校の制服を着た生徒たちがちらほらと見える。夏服の真っ白なブラウスが太陽光を淡く反射して目に眩しい。
「そういえば、昨日この近くで火事があったみたいだな」
俺はふと昨日のニュースを思い出して、隣を歩くみらいに話を振った。
「え、ああ……うん。昨日ニュースでやってたね」
みらいがすこし遅れて相槌を打つ。
この火事のことは、昨日の午後からテレビで大々的に報道されていた。家一軒が丸ごと全焼という何とも悲惨な事件だった。
〝事件〟というのは、どうやら放火の可能性があるからである。
なんでも、火元となった場所は全く火の気のない所だったらしく、誰かが意図的に火でもつけない限り、火事になるようなことはあり得ないというのだ。
祖父と孫娘の二人暮らしの家だったらしいが、幸いにも避難が間に合ったため、死傷者などは出ていなかった。しかし犯人と思しき人物の目撃証言は未だ出ておらず、警察消防ともに今はそちらの事件にかかりきりらしい。
もともと俺たちが住んでいるこの町は、そこまで大きくはない。都心からも離れたところに位置し、田んぼや畑がちらほらと顔を覗かせ、周りを背の低い山々に囲まれた、田舎っぽい雰囲気を漂わせる町である。
そのため、この町には警察や消防の数はかなり少ないのだ。
「警察も大変だろうな。こんな事件、滅多に起こらないし」
「そうだね、私たちも気を付けないとね………」
放火と誘拐は罪が重いとどこかで聞いたことがある。もしも今回の火事が放火だったならば、犯人はそこの住人に対して、相当強い怨みを持っていたのだろう。でなければ、何年も塀の中に閉じ込められるような危険を冒してまで他人の家に火をつけようなどと思うはずがない。
そんなことを考えていると、俺の頭の中に、ふとみらいの両親の姿が浮かんできた。
そして無意識に、
「お前の親どうしてるんだろうな」
そう口にしていた。
だが言った途端に、俺は激しく後悔した。軽率な発言だったと自らを叱咤する。
しかし、そんなことをしても既に遅かった。
俺がそう言った次の瞬間には、空気が一変していた。
はっとして隣を歩くみらいを見ると、予想通りと言うべきか彼女を包む空気は氷のように冷え切っていた。今の今まで彼女を包んでいた朗らかな空気は嘘のように消え失せている。
「ねぇ、ユウ君」
冷たい声だった。俯く彼女の顔には、うっすらと不気味な影が落ちている。
真夏だというのに、ぞくりと俺の背筋に悪寒が走った。
「どうして今、そんな話をするの? なんで今、あの人たちの名前が出てくるの?」
灰色のアスファルトに視線を落としながらの言葉だった。
「あの人たちのことなんてどうだっていいじゃない。私はね、ユウ君と楽しく暮らすことができたらそれでいいの。それだけで満足なの。ユウ君は違うの?」
ゆっくりと彼女が顔を上げて俺を見る。
光の宿らない、大きな瞳が俺の目を覗き込んでいた。
「い、いや違うんだ―――」
反射的に俺は言葉を発した。
「さ、さっきのはその……ちょっと口が滑って、だからそういう意味じゃなくて―――」
自分でもどう言い訳したいのかよくわからなくなり、しどろもどろになってしまう。
「と、とにかくすまん。俺が悪かった。忘れてくれ」
とにかく自らの非を認め、俺は頭を下げて彼女に謝った。
そんな俺の姿を見ると、みらいは、はっと我に返ったように目をぱちくりとさせ、
「あ、いや、わ、私の方こそごめんね。急に変なこと言っちゃって。こっちこそ全部忘れて。あ、で、でもユウ君と一緒に暮らしたいっていうのは本当だよ。あ、でも別に変な意味じゃないよ。変な意味じゃないんだけど、その………」
今度は彼女の方があたふたとし始めて、最後には顔を赤くして俯いてしまった。
心臓を締め付けるような空気が徐々に霧散していく。鋭い針で肌を刺されるような感覚が和らいでいく。
彼女を包む空気がいつも通りに戻ったところで、俺はようやく安堵の息を漏らした。
今の発言はまずかった。
俺は自らが発した言葉を深く反省する。
あの一件以来、みらいとの会話に置いて彼女の両親に関する話はタブーとなっていた。
〝あの一件〟とは、彼女が俺の家に越してくる直接の原因となった事件のこと―――彼女の家で起こった家庭内暴力のことである。
事が明確になったのは二年前の冬。初音が殺されるよりも半年ほど前の、ある寒い冬の日のことだ。
その日、俺は初めて彼女の口から長年に渡り受け続けてきた暴力、いわゆる虐待について告白された。彼女は既に衰弱しきっていた。精神はボロボロで、身体のあちこちにも大きな痣ができていた。何故もっと早くに助けてあげられなかったのかと、激しく自分を呪ったことを今でもよく覚えている。
程なくして、彼女は俺の家で暮らすようになった。彼女の両親は警察に逮捕されたと後に彼女から聞いた。
ざまあみろと思った。彼女の両親に対しては、俺も良い心象を持っていなかったからである。
その件があってから、彼女は虐待に関する話題を極端に嫌うようになった。俺が何を尋ねても冷たく暗い声であしらうだけで、明確な答えは何一つ返してくれなかった。彼女自身、あのような地獄の日々はもう思い出したくないのだろう。永遠に封印しておきたい出来事なのだ。
だから俺も、なるべくそのことは話題に出さないようにした。これ以上彼女に辛い思いはさせたくなかったし、俺自身も思い出したくなかった。あの件を想起させるような話題は、俺たち二人にとって害悪でしかないのだ。
これからはもっと気を付けねば―――
俺は自分に強く言い聞かせた。
そして、
ふと、腕に付けた時計を見て―――俺は目を瞠った。
いつの間にか、授業開始の予鈴まであと五分を切っていた。
はっとして周りを見ると、通学路を歩いているのは、俺とみらいの二人だけになっていた。
「おい、みらい! 急げ! 遅刻するぞ!」
そう叫ぶや否や、俺は駆け出した。
「え、なに……? う、うそっ、もうこんな時間⁉ ユウ君、何してるんだよっ!」
少し遅れてみらいも駆け出す。
「俺のせいじゃねーだろ! てかお前も早く気づけよ!」
「えぇ⁉ 私のせい⁉ ねえ、私のせいなの⁉」
「いいから黙って走れ! 本当に遅刻するぞ!」
「最低! もう明日の朝から起こしてあげないからね!」
「それは願ったり叶ったりなんだよ!」
さわやかな朝の通学路。大声でそんなことを言い合いながら、俺たちは校門までの道のりを全速力で駆けた。
学校に向かう通学路の途中―――周りには同じ学校の制服を着た生徒たちがちらほらと見える。夏服の真っ白なブラウスが太陽光を淡く反射して目に眩しい。
「そういえば、昨日この近くで火事があったみたいだな」
俺はふと昨日のニュースを思い出して、隣を歩くみらいに話を振った。
「え、ああ……うん。昨日ニュースでやってたね」
みらいがすこし遅れて相槌を打つ。
この火事のことは、昨日の午後からテレビで大々的に報道されていた。家一軒が丸ごと全焼という何とも悲惨な事件だった。
〝事件〟というのは、どうやら放火の可能性があるからである。
なんでも、火元となった場所は全く火の気のない所だったらしく、誰かが意図的に火でもつけない限り、火事になるようなことはあり得ないというのだ。
祖父と孫娘の二人暮らしの家だったらしいが、幸いにも避難が間に合ったため、死傷者などは出ていなかった。しかし犯人と思しき人物の目撃証言は未だ出ておらず、警察消防ともに今はそちらの事件にかかりきりらしい。
もともと俺たちが住んでいるこの町は、そこまで大きくはない。都心からも離れたところに位置し、田んぼや畑がちらほらと顔を覗かせ、周りを背の低い山々に囲まれた、田舎っぽい雰囲気を漂わせる町である。
そのため、この町には警察や消防の数はかなり少ないのだ。
「警察も大変だろうな。こんな事件、滅多に起こらないし」
「そうだね、私たちも気を付けないとね………」
放火と誘拐は罪が重いとどこかで聞いたことがある。もしも今回の火事が放火だったならば、犯人はそこの住人に対して、相当強い怨みを持っていたのだろう。でなければ、何年も塀の中に閉じ込められるような危険を冒してまで他人の家に火をつけようなどと思うはずがない。
そんなことを考えていると、俺の頭の中に、ふとみらいの両親の姿が浮かんできた。
そして無意識に、
「お前の親どうしてるんだろうな」
そう口にしていた。
だが言った途端に、俺は激しく後悔した。軽率な発言だったと自らを叱咤する。
しかし、そんなことをしても既に遅かった。
俺がそう言った次の瞬間には、空気が一変していた。
はっとして隣を歩くみらいを見ると、予想通りと言うべきか彼女を包む空気は氷のように冷え切っていた。今の今まで彼女を包んでいた朗らかな空気は嘘のように消え失せている。
「ねぇ、ユウ君」
冷たい声だった。俯く彼女の顔には、うっすらと不気味な影が落ちている。
真夏だというのに、ぞくりと俺の背筋に悪寒が走った。
「どうして今、そんな話をするの? なんで今、あの人たちの名前が出てくるの?」
灰色のアスファルトに視線を落としながらの言葉だった。
「あの人たちのことなんてどうだっていいじゃない。私はね、ユウ君と楽しく暮らすことができたらそれでいいの。それだけで満足なの。ユウ君は違うの?」
ゆっくりと彼女が顔を上げて俺を見る。
光の宿らない、大きな瞳が俺の目を覗き込んでいた。
「い、いや違うんだ―――」
反射的に俺は言葉を発した。
「さ、さっきのはその……ちょっと口が滑って、だからそういう意味じゃなくて―――」
自分でもどう言い訳したいのかよくわからなくなり、しどろもどろになってしまう。
「と、とにかくすまん。俺が悪かった。忘れてくれ」
とにかく自らの非を認め、俺は頭を下げて彼女に謝った。
そんな俺の姿を見ると、みらいは、はっと我に返ったように目をぱちくりとさせ、
「あ、いや、わ、私の方こそごめんね。急に変なこと言っちゃって。こっちこそ全部忘れて。あ、で、でもユウ君と一緒に暮らしたいっていうのは本当だよ。あ、でも別に変な意味じゃないよ。変な意味じゃないんだけど、その………」
今度は彼女の方があたふたとし始めて、最後には顔を赤くして俯いてしまった。
心臓を締め付けるような空気が徐々に霧散していく。鋭い針で肌を刺されるような感覚が和らいでいく。
彼女を包む空気がいつも通りに戻ったところで、俺はようやく安堵の息を漏らした。
今の発言はまずかった。
俺は自らが発した言葉を深く反省する。
あの一件以来、みらいとの会話に置いて彼女の両親に関する話はタブーとなっていた。
〝あの一件〟とは、彼女が俺の家に越してくる直接の原因となった事件のこと―――彼女の家で起こった家庭内暴力のことである。
事が明確になったのは二年前の冬。初音が殺されるよりも半年ほど前の、ある寒い冬の日のことだ。
その日、俺は初めて彼女の口から長年に渡り受け続けてきた暴力、いわゆる虐待について告白された。彼女は既に衰弱しきっていた。精神はボロボロで、身体のあちこちにも大きな痣ができていた。何故もっと早くに助けてあげられなかったのかと、激しく自分を呪ったことを今でもよく覚えている。
程なくして、彼女は俺の家で暮らすようになった。彼女の両親は警察に逮捕されたと後に彼女から聞いた。
ざまあみろと思った。彼女の両親に対しては、俺も良い心象を持っていなかったからである。
その件があってから、彼女は虐待に関する話題を極端に嫌うようになった。俺が何を尋ねても冷たく暗い声であしらうだけで、明確な答えは何一つ返してくれなかった。彼女自身、あのような地獄の日々はもう思い出したくないのだろう。永遠に封印しておきたい出来事なのだ。
だから俺も、なるべくそのことは話題に出さないようにした。これ以上彼女に辛い思いはさせたくなかったし、俺自身も思い出したくなかった。あの件を想起させるような話題は、俺たち二人にとって害悪でしかないのだ。
これからはもっと気を付けねば―――
俺は自分に強く言い聞かせた。
そして、
ふと、腕に付けた時計を見て―――俺は目を瞠った。
いつの間にか、授業開始の予鈴まであと五分を切っていた。
はっとして周りを見ると、通学路を歩いているのは、俺とみらいの二人だけになっていた。
「おい、みらい! 急げ! 遅刻するぞ!」
そう叫ぶや否や、俺は駆け出した。
「え、なに……? う、うそっ、もうこんな時間⁉ ユウ君、何してるんだよっ!」
少し遅れてみらいも駆け出す。
「俺のせいじゃねーだろ! てかお前も早く気づけよ!」
「えぇ⁉ 私のせい⁉ ねえ、私のせいなの⁉」
「いいから黙って走れ! 本当に遅刻するぞ!」
「最低! もう明日の朝から起こしてあげないからね!」
「それは願ったり叶ったりなんだよ!」
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