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第二部
47:騒がしい新参者
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わずか一日で村へと戻ってきたセリアだが、抱えていたのは精霊の契約という割ととんでもない事情であった。
これはさすがに無視するわけにはいかないと思って皆に話を通したシノは再度彼女をを村へと入れてあげることに。当然ながら注目を集めてしまうのだが、そこはシノがいるので安心といったところか。
「セリアさん。精霊の契約はいいとしても……その後はどうするつもりなんですか? やっぱりスピリティアに帰られるんですか?」
「も、戻れるわけないじゃないのよっ! この私がただ負けて帰ってきただけとか、笑い者もいいところだわ!」
「別に、故郷にそんなこと言う人はいないと思いますけど……」
「皆はよくても、私が気になるのよ!」
「気持ちは分かるような、分からないような……」
セリア的には、また勝ち星を挙げたとかで堂々と凱旋なりしたかったのだろうが実際は全くの逆で、しかも契約までしなければならないのだから目も当てられないということだろう。
「だとすると……しばらくあっちには戻れないんだよね。その間、どうするの?」
「どうするって言われても、宛てなんてないわよ……リエルを連れ帰るためだけの道中だったんだし」
「目的は未達成で、故郷にも戻れない……完全に路頭に迷ってるよね」
「う、うるさいわね! アンタが勝っちゃったからこうなってるんじゃない!」
セリアの反論を聞いたシノは思いっきり苦笑した。もとよりこっちは勝つつもりでいったのだからそんなことを言われても困る。とはいえ、彼女のこれからをどうしたものかとしばらく考えていたシノだったが、
「――――――それなら、しばらくこの村に居ればいいんじゃない?」
と、村への滞在を提案してみせた。
当然ながらセリアは相当驚き、目を丸くしている。喧嘩を吹っ掛けてきた張本人を村に住まわせるなんて、それでいいのかと。
リエルも驚いてこそいたが、シノならばそう言うだろうなと思っていたのか、納得したように小さく頷いていた。
「……それでいいの? 私って厄介者扱いにされてると思うんだけど」
「そこは私が取り持つから大丈夫だよ。確かにあなたは厄介者かもしれないけど悪人ではないみたいだし、それを分かって貰えたら問題ないと思うよ」
「精霊の契約の関係上、周りに危害も加えることができなくなるので、危険も無くなりますからね」
「アンタ、今サラッと失礼なこと言わなかった?」
昨日の敵は今日の友といったところだろうか。友と呼ぶにはまだ物足りない感じこそすれど、円満に収まってはくれそうだ。
それからセリアはたっぷり数十秒ほど唸って悩み続けた結果、
「……分かったわよ。この村に居ればいいんでしょ、居れば!」
若干吹っ切れたように、しばしの間クラド村の住人となることを承諾したのであった。
シノとリエルはその横は、やれやれと肩を竦めている。その表情は、素直じゃないなぁと言いたげだ。
「よし、それじゃあ村長のところへ挨拶にいこっか」
村長の家へ向かって先導し始めたシノにリエルが続くと、セリアも慌ててその後を追いかけていったのだった。
◇
昨日の騒ぎを村長は知ってこそいたが見てはいなかったらしく、セリアの姿を見るのは初めてだった。村長の奥さんも同様に、まさかこんな人物だったとはといった感じで驚いている様子。
「――――――というわけで、しばらくの間私の家で預かることになりました」
「まさかこのようなお嬢さんだったとは……少し驚きですな」
「わ、悪かったわね……ちんちくりんで」
「はっはっは! まぁ昨日の大声には驚きましたが、シノさんが監督をしてくれるのであれば何も問題などないでしょう」
「根は決して悪い人ではないと思うので……セリアさんのこと、よろしくお願いします」
それからしばらくの間、居住についての話などが進んでいたが特に問題なく済んだようだ。
既にリエルという精霊が村に住んでいるのだし、もう一人増えたところでどうということもないのだろう。
「しかし、シノさんが此処に住まわれるようになった当時ですら驚かれたと記録には残っておりますが……そこに精霊が更に二人加わるとは、小さいながらも特色の強い村になった気がしますな」
「あの時の私は広告塔みたいな感じでしたけど、今となっては周りの方がその影響が強そうですからね」
「わ、私ってそんなに目立ってたりするんでしょうか?」
「ひときわ目立つって感じじゃあないけど……周りの街には、クラド村に精霊がいるらしいって話は伝わってるみたいだよ」
それを聞いて少し恥ずかしげに顔を伏せたリエルを見てシノが笑った。
割と控えめにしている彼女でさえもこの一、二か月で話が広まっているのだから、セリアの場合だと怒涛の早さで広まりそうな気がする。
それが良い結果になるのか悪い結果になるのかは、その時になってみないとなんとも言えないけれども。
「……とにかく! これからしばらく世話になるわ。よろしく頼むわね」
「よろしくね、セリア」
「改めてよろしくお願いします、セリアさん」
小さくぺこりと頭を下げたセリアに対して二人が応えた直後、彼女は物凄く大きな溜息をついてみせた。それには誰が見ても分かるような後悔の念が込められているのは多分、気のせいではない。
本来だったらとっくにスピリティアへ帰り始めている頃だというのに、どうして負けた挙句におちおち帰れないなんて面倒な事態になっているんだろうか。
……恐らく、まさに今彼女はこのようなことを考えているような気がする。
簡単に負けることなど許されない。精霊というのは色々と大変なのだと改めて思うシノであった。
「それでは、私達はこれで」
村長夫妻に別れを告げると、三人は村長宅を後にする。次へ向かう場所はもちろん森の訪れだ。ローザはまだ顔すら見ていないのだし、早いうちにセリアのことは紹介しておくべきだろう。
そろそろ夕方も近づいてきていたので店内はそれなりに人も多く、依頼帰りの冒険者が集っていた。昨日の騒ぎを見ていた者も当然いるため、入ってきたセリアの姿を見て驚きこそしていたのだが、シノが一緒にいるのを見て安堵の表情を浮かべる。
「……これ、内心では絶対に厄介者とか思ってるわよね」
「そのイメージを払拭する意味でも、ここに居る間は頑張ればいいんじゃない?」
「小さな村の小間使いなんて、私には合わないのになぁ……はぁ……」
「その積み重ねが大精霊としての格へ繋がるんですよ、セリアさん!」
「アンタに小言を言われる日が来るなんて思わなかったわ」
ローザは相変わらずカウンターで仕事をしているようだが、皆の姿を見つけるとこちらに向けて手を振ってきた。
それと同時に、見慣れない人物――――――セリアが一緒にいることにも気づき、二人が一連の流れを説明すると、驚きつつも納得してくれたようだ。
「リエルさんに続いて二人目の同居人とは……なんだか、不思議な縁を感じますね」
「仕方なくよ、仕方なく! 黙って帰ったら精霊の名折れになっちゃうもの……」
「村の皆さんもきっとすぐに慣れてくれますよ。よろしくお願いしますね、セリアさん」
「うん、まぁ……よろしくね」
両手を握ってにこやかに挨拶をするローザに対してセリアは調子を崩されたのか、若干恥ずかしげな様子を見せる。
「さすがはローザ。小さい子への対応はお手の物だね」
「ちょっと。小さい子だなんて言わないでくれる? 彼女よりも年齢的には上だと思うんだけれど」
「とはいえまだ生まれてから四十年ぐらいなので、精霊的にはかなりの新参ですけども」
精霊はほぼ永遠に近い時を生きるため、二人にとってはまだ序盤も序盤といったところか。ローザはそのスケールをあまり想像できていないのか、ちょっと困惑気味である。あわよくば頭を撫でようとしていた手を咄嗟に引っ込めたのは正解だったかもしれない。
子どものように怒り出すセリアの様子が容易に想像できた。というかそうなってしまうと、まさに子どもという他ないのだが。
「とりあえず、やることはやったんでしょ? なら早いとこ契約を済ませましょう」
紹介も一通り終わったところでセリアが切り出すと、すっかり忘れていたと言わんばかりに一同は思い出す。
そもそもそういう目的で彼女は戻ってきたのだし、ややこしくなる前にやってしまったほうがいい。シノはあまり設定集の内容を覚えていないが、儀式か何かが必要だった気もするので日が暮れてしまえば余計やり難くなってしまうことだろう。
「リエルもついて来なさい。いずれアンタが誰かに負けた時はこうしなきゃならないってのを見ておいたほうがいいでしょ」
「実際に負けてる側から言われると説得力が凄い」
「あ、あははは……まぁ確かに」
「うるさいうるさい。さっさと行くわよ!」
負けたという事実からは可能な限り目を逸らしたいのか、セリアは我先にと店を出て行ってしまう。それを二人は追いかけてゆき、いざ精霊との契約の場へと赴くのであった。
これはさすがに無視するわけにはいかないと思って皆に話を通したシノは再度彼女をを村へと入れてあげることに。当然ながら注目を集めてしまうのだが、そこはシノがいるので安心といったところか。
「セリアさん。精霊の契約はいいとしても……その後はどうするつもりなんですか? やっぱりスピリティアに帰られるんですか?」
「も、戻れるわけないじゃないのよっ! この私がただ負けて帰ってきただけとか、笑い者もいいところだわ!」
「別に、故郷にそんなこと言う人はいないと思いますけど……」
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「だとすると……しばらくあっちには戻れないんだよね。その間、どうするの?」
「どうするって言われても、宛てなんてないわよ……リエルを連れ帰るためだけの道中だったんだし」
「目的は未達成で、故郷にも戻れない……完全に路頭に迷ってるよね」
「う、うるさいわね! アンタが勝っちゃったからこうなってるんじゃない!」
セリアの反論を聞いたシノは思いっきり苦笑した。もとよりこっちは勝つつもりでいったのだからそんなことを言われても困る。とはいえ、彼女のこれからをどうしたものかとしばらく考えていたシノだったが、
「――――――それなら、しばらくこの村に居ればいいんじゃない?」
と、村への滞在を提案してみせた。
当然ながらセリアは相当驚き、目を丸くしている。喧嘩を吹っ掛けてきた張本人を村に住まわせるなんて、それでいいのかと。
リエルも驚いてこそいたが、シノならばそう言うだろうなと思っていたのか、納得したように小さく頷いていた。
「……それでいいの? 私って厄介者扱いにされてると思うんだけど」
「そこは私が取り持つから大丈夫だよ。確かにあなたは厄介者かもしれないけど悪人ではないみたいだし、それを分かって貰えたら問題ないと思うよ」
「精霊の契約の関係上、周りに危害も加えることができなくなるので、危険も無くなりますからね」
「アンタ、今サラッと失礼なこと言わなかった?」
昨日の敵は今日の友といったところだろうか。友と呼ぶにはまだ物足りない感じこそすれど、円満に収まってはくれそうだ。
それからセリアはたっぷり数十秒ほど唸って悩み続けた結果、
「……分かったわよ。この村に居ればいいんでしょ、居れば!」
若干吹っ切れたように、しばしの間クラド村の住人となることを承諾したのであった。
シノとリエルはその横は、やれやれと肩を竦めている。その表情は、素直じゃないなぁと言いたげだ。
「よし、それじゃあ村長のところへ挨拶にいこっか」
村長の家へ向かって先導し始めたシノにリエルが続くと、セリアも慌ててその後を追いかけていったのだった。
◇
昨日の騒ぎを村長は知ってこそいたが見てはいなかったらしく、セリアの姿を見るのは初めてだった。村長の奥さんも同様に、まさかこんな人物だったとはといった感じで驚いている様子。
「――――――というわけで、しばらくの間私の家で預かることになりました」
「まさかこのようなお嬢さんだったとは……少し驚きですな」
「わ、悪かったわね……ちんちくりんで」
「はっはっは! まぁ昨日の大声には驚きましたが、シノさんが監督をしてくれるのであれば何も問題などないでしょう」
「根は決して悪い人ではないと思うので……セリアさんのこと、よろしくお願いします」
それからしばらくの間、居住についての話などが進んでいたが特に問題なく済んだようだ。
既にリエルという精霊が村に住んでいるのだし、もう一人増えたところでどうということもないのだろう。
「しかし、シノさんが此処に住まわれるようになった当時ですら驚かれたと記録には残っておりますが……そこに精霊が更に二人加わるとは、小さいながらも特色の強い村になった気がしますな」
「あの時の私は広告塔みたいな感じでしたけど、今となっては周りの方がその影響が強そうですからね」
「わ、私ってそんなに目立ってたりするんでしょうか?」
「ひときわ目立つって感じじゃあないけど……周りの街には、クラド村に精霊がいるらしいって話は伝わってるみたいだよ」
それを聞いて少し恥ずかしげに顔を伏せたリエルを見てシノが笑った。
割と控えめにしている彼女でさえもこの一、二か月で話が広まっているのだから、セリアの場合だと怒涛の早さで広まりそうな気がする。
それが良い結果になるのか悪い結果になるのかは、その時になってみないとなんとも言えないけれども。
「……とにかく! これからしばらく世話になるわ。よろしく頼むわね」
「よろしくね、セリア」
「改めてよろしくお願いします、セリアさん」
小さくぺこりと頭を下げたセリアに対して二人が応えた直後、彼女は物凄く大きな溜息をついてみせた。それには誰が見ても分かるような後悔の念が込められているのは多分、気のせいではない。
本来だったらとっくにスピリティアへ帰り始めている頃だというのに、どうして負けた挙句におちおち帰れないなんて面倒な事態になっているんだろうか。
……恐らく、まさに今彼女はこのようなことを考えているような気がする。
簡単に負けることなど許されない。精霊というのは色々と大変なのだと改めて思うシノであった。
「それでは、私達はこれで」
村長夫妻に別れを告げると、三人は村長宅を後にする。次へ向かう場所はもちろん森の訪れだ。ローザはまだ顔すら見ていないのだし、早いうちにセリアのことは紹介しておくべきだろう。
そろそろ夕方も近づいてきていたので店内はそれなりに人も多く、依頼帰りの冒険者が集っていた。昨日の騒ぎを見ていた者も当然いるため、入ってきたセリアの姿を見て驚きこそしていたのだが、シノが一緒にいるのを見て安堵の表情を浮かべる。
「……これ、内心では絶対に厄介者とか思ってるわよね」
「そのイメージを払拭する意味でも、ここに居る間は頑張ればいいんじゃない?」
「小さな村の小間使いなんて、私には合わないのになぁ……はぁ……」
「その積み重ねが大精霊としての格へ繋がるんですよ、セリアさん!」
「アンタに小言を言われる日が来るなんて思わなかったわ」
ローザは相変わらずカウンターで仕事をしているようだが、皆の姿を見つけるとこちらに向けて手を振ってきた。
それと同時に、見慣れない人物――――――セリアが一緒にいることにも気づき、二人が一連の流れを説明すると、驚きつつも納得してくれたようだ。
「リエルさんに続いて二人目の同居人とは……なんだか、不思議な縁を感じますね」
「仕方なくよ、仕方なく! 黙って帰ったら精霊の名折れになっちゃうもの……」
「村の皆さんもきっとすぐに慣れてくれますよ。よろしくお願いしますね、セリアさん」
「うん、まぁ……よろしくね」
両手を握ってにこやかに挨拶をするローザに対してセリアは調子を崩されたのか、若干恥ずかしげな様子を見せる。
「さすがはローザ。小さい子への対応はお手の物だね」
「ちょっと。小さい子だなんて言わないでくれる? 彼女よりも年齢的には上だと思うんだけれど」
「とはいえまだ生まれてから四十年ぐらいなので、精霊的にはかなりの新参ですけども」
精霊はほぼ永遠に近い時を生きるため、二人にとってはまだ序盤も序盤といったところか。ローザはそのスケールをあまり想像できていないのか、ちょっと困惑気味である。あわよくば頭を撫でようとしていた手を咄嗟に引っ込めたのは正解だったかもしれない。
子どものように怒り出すセリアの様子が容易に想像できた。というかそうなってしまうと、まさに子どもという他ないのだが。
「とりあえず、やることはやったんでしょ? なら早いとこ契約を済ませましょう」
紹介も一通り終わったところでセリアが切り出すと、すっかり忘れていたと言わんばかりに一同は思い出す。
そもそもそういう目的で彼女は戻ってきたのだし、ややこしくなる前にやってしまったほうがいい。シノはあまり設定集の内容を覚えていないが、儀式か何かが必要だった気もするので日が暮れてしまえば余計やり難くなってしまうことだろう。
「リエルもついて来なさい。いずれアンタが誰かに負けた時はこうしなきゃならないってのを見ておいたほうがいいでしょ」
「実際に負けてる側から言われると説得力が凄い」
「あ、あははは……まぁ確かに」
「うるさいうるさい。さっさと行くわよ!」
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