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第二章 大魔道書『神々の終焉讃歌録』
31 ひらめき
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シルヴァとシアンが捕らえた襲撃者四人が先行し、その後ろをその二人が歩いていた。
前に進む四人衆は、シルヴァの能力に行動の全てを支配されており、ただの操り人形と化している。彼らの親指の骨が折れているのにも関わらず、一切根をあげていない。まあ実際のところ、根を上げることすらできないだけなのだが。
そんな感じでアレンたちの家へ向かっている最中、シルヴァの隣を歩いていたシアンが彼を小さく小突いた。
シルヴァはそれに気づき、目線を彼女へ向ける。彼女は獣耳を元気なさそうにへなへなと垂らし、ぼやくように言った。
「ねえシルヴァ。いくら相手が敵だからって、あんな乱暴にしなくたってよくない……?」
それはもちろん、シルヴァが情報を円滑に聞き出すため、白髪だけでなく四人全員の親指を折って、脅迫したことを指示している。シルヴァはじっとシアンを見た。
彼女がそんな風のことを言うのは何となく察しがついていた。暴力の脅しを始めてから、彼女の反応が薄くなっていたことぐらい、シルヴァにだって分かっている。
もしかしたら、シアンはシルヴァの暴力の行使を見て、看守との出来事を連想してしまったのかもしれない。
気づくのが遅かった、とシルヴァは唇をかみしめる。もう少し、彼女に配慮するべきだった。
しかし、あの状況で迅速で正確に情報を吐き出させるための手段として、暴力が最適解でもあったのも間違いない。
初対面の、しかも自分より年下の男に情報を吐くほど、あの男たちは甘くはないだろうし。その甘ったれた考えをぶっ潰すには、絶対的な強さ関係を脳内に痛みとして染み込ませることが一番簡単だ。
「それに、アレンは、何か隠し事をしているかもしれないけど、たぶん悪い人じゃないでしょ……? そこまで警戒しなくても……」
「……いや」
四人衆に対する暴行は完全にシルヴァに落ち度があったといえる。故に彼女の意見を肯定し黙っていたが、アレンについては少し違った。
シアンはシルヴァの否定が気になったのか、シルヴァの顔をのぞき込む。
シルヴァはその否定の訳を話した。
「アレンは、結界の維持にほとんどの魔力を使ってる、って言ってたよね? だから、戦闘には参加できない、と」
「うん」
「でもちょっと考えると、それはおかしいんだ。戦闘になるってときは、カレンが襲撃者、えーっと、ハーヴィンたちに見つかった後ってことでしょ? 自分を探している相手に見つかっているのに、その隠れ蓑を維持する必要はない。戦闘になったら、結界を閉じればいいだけでしょ?」
「あー、確かに。もう見つかってるんだから、隠れる意味はないね」
落ち葉を踏みしめながら、シアンは手を顎に当てた。シルヴァも彼女に倣って考える。ついつい、その思考が口に出てしまった。
「アレンは隠し事をしているけど、確かに悪人ではなさそう。でも、その戦闘に参加できない、と言っていたことが引っかかってるんだよねぇ……。なんでそんなウソをついたのか、いや、それとも『戦闘に参加できない』というのは本当で、魔力が使えない理由が他にあるのか……」
それを聞いたシアンは何かを思い出したのか、顎から手を放して小さくジャンプし、人差し指をシルヴァの頬にちょこんと突き立てた。
シルヴァは黙ってそれを見返す。
なんだこの生き物、かわいい。
「思い出したよ! んん? 思い出したというよりは、つっかえていたものが取れそうな気分?」
「どうしたの?」
「アレンの持ってた魔導書だよ! 確か、リグなんとかって言ってたよね」
シアンの言葉に、シルヴァはうなずく。
そもそも、その魔導書が原因でアレンたちは狙われているのだから、そんな重要な品を忘れるわけがない。
シアンは駆けだして歩くシルヴァの前に回り込むと、後ろ歩きをしながら、今度は得意そうにシルヴァの前から彼の顔を覗き込んだ。
獣耳が誇らしげにピーーン! とたっている。
「あの魔導書には、世界に一つだけしかない、魔法の使い方が書いてあるんでしょ? 世界で一つしかない魔法のトリセツっていうこと」
「取扱説明書……そうだね」
「じゃあ、なんでその魔導書は複製されなかったのかな? ずっと唯一の魔導書として出回ってるのはおかしいじゃん? 内容を映した本を出版すれば大儲けなのに、かつて魔導書を手にしたであろう人たちは、それをしなかった。だから、今宵も唯一の魔法のトリセツが書いてある、唯一の魔導書として出回ってる」
「……なるほど。僕にも分かってきたよ。その理由は多分、魔導書を『複製できなかった』から」
「そういうこと!」
嬉しそうにニヘヘ、と笑うシアン。シルヴァもほほ笑んで、自分の中でこじれていた糸がほつれていく感覚を覚える。
そして、シルヴァは饒舌になって語り始めた。
「その魔導書には、魔方陣みたいな、魔法の発動に必要なものが直接記されていたんだ。やり方とかだけでなく、魔法の発動に必要に不可欠なキーアイテムそのものとして」
「そういうこと! その唯一の魔導書に記されている、オリジナルの魔方陣みたいなものを介さないと、例の魔法は発動しない。いくら複製しようとも、オリジナルの魔方陣でしか魔法が発動しないのなら、複製しても意味がない!」
シアンはピシーっと指をシルヴァに差し向けた。それはシルヴァにとって、個人的にとても腑に落ちる結論だった。思わず拍手したくなるぐらいに。
シルヴァはその納得のいく予測をうんうん、と何度もうなずくと、目の前で嬉しそうにこちらを向いて後ろ歩きをしているシアンに聞いた。
「どうしてそんなことを思いついたの? 何かきっかけとかあったんでしょ?」
「うん。魔導書をアレンが開いたときだよ」
シルヴァはシアンの言ったときのことを思い出す。
確か、アレンはテーブルの上に魔導書を開いた。途端にとてつもない魔力が溢れ出し、無防備なシルヴァとシアンを襲ったのだ。
その点については、シルヴァとしても印象深い。その魔力に屈しないアレンを見て、シルヴァはアレンがただ者ではないと推測をしたのだ。
「ただの魔法のトリセツなら、普通魔力を噴き出すなんてことはないと思うの。魔法の杖を買っても、付いてきたそのトリセツからは炎の玉も風の刃も出ないでしょ?」
「そうか……。ということは、あの時魔導書から魔力があふれ出でいたのは、魔導書に記されていた魔法を使っていたから……! 魔導書の原典そのものが、魔法の発動に使われる『魔法の杖』だったってことか」
「うん! それでシルヴァが悩んでた、『アレンが魔法を使えない理由』……これでもう分かったんじゃない?」
「――魔導書の魔法を展開して維持し続けているから……! アレンの魔力の大半は『結界を維持するため』じゃなく、『魔導書の魔法を発動したままにしておくため』に使われてたってことか……!」
シルヴァとシアンはお互いに顔を見合わせ、思わずハイタッチをした。
これで推測ではあるが、一応の仮組はできた。
全てがわかったわけではない。
しかし、シアンのおかげで色々と悩んでいた場面のほとんどは解決された。シルヴァは不意にシアンの頭を撫でる。
「さすが」
「えへへ~ぇ」
撫でられたシアンはとても嬉しそうに、猫耳を揺らしたのだった。
前に進む四人衆は、シルヴァの能力に行動の全てを支配されており、ただの操り人形と化している。彼らの親指の骨が折れているのにも関わらず、一切根をあげていない。まあ実際のところ、根を上げることすらできないだけなのだが。
そんな感じでアレンたちの家へ向かっている最中、シルヴァの隣を歩いていたシアンが彼を小さく小突いた。
シルヴァはそれに気づき、目線を彼女へ向ける。彼女は獣耳を元気なさそうにへなへなと垂らし、ぼやくように言った。
「ねえシルヴァ。いくら相手が敵だからって、あんな乱暴にしなくたってよくない……?」
それはもちろん、シルヴァが情報を円滑に聞き出すため、白髪だけでなく四人全員の親指を折って、脅迫したことを指示している。シルヴァはじっとシアンを見た。
彼女がそんな風のことを言うのは何となく察しがついていた。暴力の脅しを始めてから、彼女の反応が薄くなっていたことぐらい、シルヴァにだって分かっている。
もしかしたら、シアンはシルヴァの暴力の行使を見て、看守との出来事を連想してしまったのかもしれない。
気づくのが遅かった、とシルヴァは唇をかみしめる。もう少し、彼女に配慮するべきだった。
しかし、あの状況で迅速で正確に情報を吐き出させるための手段として、暴力が最適解でもあったのも間違いない。
初対面の、しかも自分より年下の男に情報を吐くほど、あの男たちは甘くはないだろうし。その甘ったれた考えをぶっ潰すには、絶対的な強さ関係を脳内に痛みとして染み込ませることが一番簡単だ。
「それに、アレンは、何か隠し事をしているかもしれないけど、たぶん悪い人じゃないでしょ……? そこまで警戒しなくても……」
「……いや」
四人衆に対する暴行は完全にシルヴァに落ち度があったといえる。故に彼女の意見を肯定し黙っていたが、アレンについては少し違った。
シアンはシルヴァの否定が気になったのか、シルヴァの顔をのぞき込む。
シルヴァはその否定の訳を話した。
「アレンは、結界の維持にほとんどの魔力を使ってる、って言ってたよね? だから、戦闘には参加できない、と」
「うん」
「でもちょっと考えると、それはおかしいんだ。戦闘になるってときは、カレンが襲撃者、えーっと、ハーヴィンたちに見つかった後ってことでしょ? 自分を探している相手に見つかっているのに、その隠れ蓑を維持する必要はない。戦闘になったら、結界を閉じればいいだけでしょ?」
「あー、確かに。もう見つかってるんだから、隠れる意味はないね」
落ち葉を踏みしめながら、シアンは手を顎に当てた。シルヴァも彼女に倣って考える。ついつい、その思考が口に出てしまった。
「アレンは隠し事をしているけど、確かに悪人ではなさそう。でも、その戦闘に参加できない、と言っていたことが引っかかってるんだよねぇ……。なんでそんなウソをついたのか、いや、それとも『戦闘に参加できない』というのは本当で、魔力が使えない理由が他にあるのか……」
それを聞いたシアンは何かを思い出したのか、顎から手を放して小さくジャンプし、人差し指をシルヴァの頬にちょこんと突き立てた。
シルヴァは黙ってそれを見返す。
なんだこの生き物、かわいい。
「思い出したよ! んん? 思い出したというよりは、つっかえていたものが取れそうな気分?」
「どうしたの?」
「アレンの持ってた魔導書だよ! 確か、リグなんとかって言ってたよね」
シアンの言葉に、シルヴァはうなずく。
そもそも、その魔導書が原因でアレンたちは狙われているのだから、そんな重要な品を忘れるわけがない。
シアンは駆けだして歩くシルヴァの前に回り込むと、後ろ歩きをしながら、今度は得意そうにシルヴァの前から彼の顔を覗き込んだ。
獣耳が誇らしげにピーーン! とたっている。
「あの魔導書には、世界に一つだけしかない、魔法の使い方が書いてあるんでしょ? 世界で一つしかない魔法のトリセツっていうこと」
「取扱説明書……そうだね」
「じゃあ、なんでその魔導書は複製されなかったのかな? ずっと唯一の魔導書として出回ってるのはおかしいじゃん? 内容を映した本を出版すれば大儲けなのに、かつて魔導書を手にしたであろう人たちは、それをしなかった。だから、今宵も唯一の魔法のトリセツが書いてある、唯一の魔導書として出回ってる」
「……なるほど。僕にも分かってきたよ。その理由は多分、魔導書を『複製できなかった』から」
「そういうこと!」
嬉しそうにニヘヘ、と笑うシアン。シルヴァもほほ笑んで、自分の中でこじれていた糸がほつれていく感覚を覚える。
そして、シルヴァは饒舌になって語り始めた。
「その魔導書には、魔方陣みたいな、魔法の発動に必要なものが直接記されていたんだ。やり方とかだけでなく、魔法の発動に必要に不可欠なキーアイテムそのものとして」
「そういうこと! その唯一の魔導書に記されている、オリジナルの魔方陣みたいなものを介さないと、例の魔法は発動しない。いくら複製しようとも、オリジナルの魔方陣でしか魔法が発動しないのなら、複製しても意味がない!」
シアンはピシーっと指をシルヴァに差し向けた。それはシルヴァにとって、個人的にとても腑に落ちる結論だった。思わず拍手したくなるぐらいに。
シルヴァはその納得のいく予測をうんうん、と何度もうなずくと、目の前で嬉しそうにこちらを向いて後ろ歩きをしているシアンに聞いた。
「どうしてそんなことを思いついたの? 何かきっかけとかあったんでしょ?」
「うん。魔導書をアレンが開いたときだよ」
シルヴァはシアンの言ったときのことを思い出す。
確か、アレンはテーブルの上に魔導書を開いた。途端にとてつもない魔力が溢れ出し、無防備なシルヴァとシアンを襲ったのだ。
その点については、シルヴァとしても印象深い。その魔力に屈しないアレンを見て、シルヴァはアレンがただ者ではないと推測をしたのだ。
「ただの魔法のトリセツなら、普通魔力を噴き出すなんてことはないと思うの。魔法の杖を買っても、付いてきたそのトリセツからは炎の玉も風の刃も出ないでしょ?」
「そうか……。ということは、あの時魔導書から魔力があふれ出でいたのは、魔導書に記されていた魔法を使っていたから……! 魔導書の原典そのものが、魔法の発動に使われる『魔法の杖』だったってことか」
「うん! それでシルヴァが悩んでた、『アレンが魔法を使えない理由』……これでもう分かったんじゃない?」
「――魔導書の魔法を展開して維持し続けているから……! アレンの魔力の大半は『結界を維持するため』じゃなく、『魔導書の魔法を発動したままにしておくため』に使われてたってことか……!」
シルヴァとシアンはお互いに顔を見合わせ、思わずハイタッチをした。
これで推測ではあるが、一応の仮組はできた。
全てがわかったわけではない。
しかし、シアンのおかげで色々と悩んでいた場面のほとんどは解決された。シルヴァは不意にシアンの頭を撫でる。
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