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第二章 大魔道書『神々の終焉讃歌録』
39 箱庭に神が遺したもの
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「これは……」
「くっ……」
シルヴァはすぐさま、カレンをハーヴィンから逃がそうと瓦礫を操り、それを奴に向かって投擲しようとする。
「待て!」
しかしそれを止めたのは、あろうことかアレンだった。ハーヴィンに突き飛ばされたのか、地面に這いずっている状態である。
シルヴァは予想外からの静止に驚きながらも、瓦礫の投擲を止めた。けれどいつでも発射できるよう、瓦礫はシルヴァの周りを漂わせておく。
戦場は一気に静かになった。細かい火種が舞う中、シルヴァはアレンを見据える。
「どういうこと?」
「……それは」
シルヴァの質問にアレンは目を背けた。その反応を見て、カレンを掴むハーヴィンはニヤリと笑う。
「ふふっ……ハハハ! なら代わりに俺が言ってやろうか!? ――お前が姉を見捨てた話を、な」
「――」
「えっ……」
ハーヴィンの言葉に、アレンは唇を強く噛みしめ、シルヴァとシアンは思わず口を開けて硬直してしまった。
アレンがカレンをどうにかして蘇らせた、または生きながらえさせているだろうことは予測していた。それが魔導書由来であることも何なく察している。
けれど、
「……根拠のない話は聞かない……!」
その、アレンがカレンを見捨てたという話に説得力はない。シルヴァは周りに停滞させていた瓦礫に『支配』を力を入れなおし、ハーヴィンにぶつけようと繰り出す。
ハーヴィンはシルヴァの方を見ると、カレンを掴む腕とは逆の腕を翳し、その飛んでいった瓦礫を一瞬で青い炎によって消し炭にした。
そしてハーヴィンは再び吹き出した。
「根拠のない……? ふふふっ……! 俺は『神々の終焉讃歌録』を手に入れるため、必要なことは調べつくしてきた。――もちろん、今の所持者であるアレンのこともな。底まで調べつくした」
ハーヴィンはそう言いながら、カレンの顎をより強く掴む。ハーヴィンの掴んでいる部分から、ピシィとカレンの顔にヒビが入った。
シルヴァはこの時初めてカレンの表情に着目したのだが、そこでようやく『不可解さ』に気づいた。彼女はそんな状態になっているのにも関わらず、まるで無表情で前を見つめているのだ。不可解さも超えて、辺りは炎に包まれて温度が上がっているはずなのに、寒気を感じた。
まるで壊れかけの人形のようだ。そしてその様子にまるで怖気ないハーヴィン。この時点でシルヴァは少しだけ納得してしまった。
「……貴方は、何か知っているのか」
「あァ……知っているとも」
「――シルヴァ!」
シルヴァの低い声に、ハーヴィンは満足そうにうなずきながら答える。そんなシルヴァに、シアンは目を見開いて必死に訴えかけた。
「あの人の言うことを信じるの!? アレンがカレンを見捨てるなんてありえないのに……!」
「そう思うか? よかったなぁアレン! お前の数少ない味方だよ!」
シアンの叫びをハーヴィンはあざ笑うかのようにアレンへといやらしく伝えた。アレンは依然、唇をかみしめて自分が言いたい言葉を自制しているかのようにしている。その鋭い眼光だけがハーヴィンに向けられていた。
ピシィ、とさらにカレンの顔のヒビが長くなっていく。そのヒビからは血液どころか体液すら流れることなく、本当に人形のようだ。
その様子を見て、ようやくアレンは力を抜いて瞳を閉じた。そして静かに言う。
「……言えよ、クソ野郎。ただ一つ忠告するが、早く姉から手を離した方がいい」
「脅しか? 俺は知っている。その魔導書を使っている限り、お前は大きな魔力を運用できない体になってるんだろ? お前の警告は受けねェ」
「……」
ハーヴィンの言葉に、アレンは目を反らして対抗した。その様子を見たハーヴィンは勝ち誇るかのような表情を浮かべる。
魔導書を使っているからこそ、魔力が使えない。さっきシアンが思いついた結論が正解だったようだ。ただアレンの口から直接聞いたわけではないので正確性に少しかけるものの、ハーヴィンの様子からして間違っていないだろう。
――この時点で、ハーヴィンの言うことには一定の信ぴょう性が宿っていた。
「教えてやるよ、そこのむかつくガキども。俺は気分がいいんだ。人生の中で一番大きな目標を、あと一歩で達成できるのだからな」
「……その様子だと、アレンがカレンを見捨てたととも、その魔導書に記してある『蘇生術』を使ってカレンを生き返らせたことも、事実だったのか……」
「……『蘇生術』……?」
シルヴァの複雑な表情から放たれた言葉に、ハーヴィンは素の表情で怪訝そうな顔をした。それからアレンへもう一度視線を戻し、再びシルヴァへの顔を見る。
そして一拍おいて、ハーヴィンはこれまでにないほど大笑いをした。片手で自分の顔を覆い、演技では現せないほど愉快そうに顔を歪ませる。
その姿にシルヴァだけでなくシアンも違和感を覚える。二人の中ではアレンがカレンを生き返らせたこと、はほとんど事実だと思っていた。
しかし奴の様子からして、少し違うようだ。
ハーヴィンは未だに笑いながら、困惑するシルヴァとシアンへ言った。
「『神々の終焉讃歌録』は『神』が終焉を迎える際に書いたとされる、魔導書群のことだ……! ふふっ……! お前らは、神が終わり際に人間に恵みを残すようなありがたい存在だと思っているようだな……! はははっ! こりゃ傑作……っ!」
魔導書『神々の終焉讃歌録』の知られざるルーツ。二人はアレンから軽く説明を受けていたが、詳しくは聞いていない。
否、違うとシルヴァは今になって思う。アレンはあえて話さなかったのだ。今からハーヴィンが言うことが、シルヴァたちの思っているものとは乖離するものだと分かっていたから。
いきなり調子よく喋るハーヴィンに構える二人。
そしてその事実が、奴の口から外へと露見する。
「神が残したのは『救い』じゃない、『火種』なのさ。奴が残した十三の魔導書の内、アレンが使ったのは『殺陣魔導傀儡』の精製魔術。――死んだ人の魂を黄泉から無理やり連れ戻し、それを生前の体に縛ることで意思のない殺戮人形を作る魔術だ。アレンはその殺戮人形の殺戮衝動を無理やり押さえて、まるで『穏やかに生きている』ように見せかけているだけなんだよ!」
そんな中、ハーヴィンはその事実をその場で高らかに宣言したのだった。
「くっ……」
シルヴァはすぐさま、カレンをハーヴィンから逃がそうと瓦礫を操り、それを奴に向かって投擲しようとする。
「待て!」
しかしそれを止めたのは、あろうことかアレンだった。ハーヴィンに突き飛ばされたのか、地面に這いずっている状態である。
シルヴァは予想外からの静止に驚きながらも、瓦礫の投擲を止めた。けれどいつでも発射できるよう、瓦礫はシルヴァの周りを漂わせておく。
戦場は一気に静かになった。細かい火種が舞う中、シルヴァはアレンを見据える。
「どういうこと?」
「……それは」
シルヴァの質問にアレンは目を背けた。その反応を見て、カレンを掴むハーヴィンはニヤリと笑う。
「ふふっ……ハハハ! なら代わりに俺が言ってやろうか!? ――お前が姉を見捨てた話を、な」
「――」
「えっ……」
ハーヴィンの言葉に、アレンは唇を強く噛みしめ、シルヴァとシアンは思わず口を開けて硬直してしまった。
アレンがカレンをどうにかして蘇らせた、または生きながらえさせているだろうことは予測していた。それが魔導書由来であることも何なく察している。
けれど、
「……根拠のない話は聞かない……!」
その、アレンがカレンを見捨てたという話に説得力はない。シルヴァは周りに停滞させていた瓦礫に『支配』を力を入れなおし、ハーヴィンにぶつけようと繰り出す。
ハーヴィンはシルヴァの方を見ると、カレンを掴む腕とは逆の腕を翳し、その飛んでいった瓦礫を一瞬で青い炎によって消し炭にした。
そしてハーヴィンは再び吹き出した。
「根拠のない……? ふふふっ……! 俺は『神々の終焉讃歌録』を手に入れるため、必要なことは調べつくしてきた。――もちろん、今の所持者であるアレンのこともな。底まで調べつくした」
ハーヴィンはそう言いながら、カレンの顎をより強く掴む。ハーヴィンの掴んでいる部分から、ピシィとカレンの顔にヒビが入った。
シルヴァはこの時初めてカレンの表情に着目したのだが、そこでようやく『不可解さ』に気づいた。彼女はそんな状態になっているのにも関わらず、まるで無表情で前を見つめているのだ。不可解さも超えて、辺りは炎に包まれて温度が上がっているはずなのに、寒気を感じた。
まるで壊れかけの人形のようだ。そしてその様子にまるで怖気ないハーヴィン。この時点でシルヴァは少しだけ納得してしまった。
「……貴方は、何か知っているのか」
「あァ……知っているとも」
「――シルヴァ!」
シルヴァの低い声に、ハーヴィンは満足そうにうなずきながら答える。そんなシルヴァに、シアンは目を見開いて必死に訴えかけた。
「あの人の言うことを信じるの!? アレンがカレンを見捨てるなんてありえないのに……!」
「そう思うか? よかったなぁアレン! お前の数少ない味方だよ!」
シアンの叫びをハーヴィンはあざ笑うかのようにアレンへといやらしく伝えた。アレンは依然、唇をかみしめて自分が言いたい言葉を自制しているかのようにしている。その鋭い眼光だけがハーヴィンに向けられていた。
ピシィ、とさらにカレンの顔のヒビが長くなっていく。そのヒビからは血液どころか体液すら流れることなく、本当に人形のようだ。
その様子を見て、ようやくアレンは力を抜いて瞳を閉じた。そして静かに言う。
「……言えよ、クソ野郎。ただ一つ忠告するが、早く姉から手を離した方がいい」
「脅しか? 俺は知っている。その魔導書を使っている限り、お前は大きな魔力を運用できない体になってるんだろ? お前の警告は受けねェ」
「……」
ハーヴィンの言葉に、アレンは目を反らして対抗した。その様子を見たハーヴィンは勝ち誇るかのような表情を浮かべる。
魔導書を使っているからこそ、魔力が使えない。さっきシアンが思いついた結論が正解だったようだ。ただアレンの口から直接聞いたわけではないので正確性に少しかけるものの、ハーヴィンの様子からして間違っていないだろう。
――この時点で、ハーヴィンの言うことには一定の信ぴょう性が宿っていた。
「教えてやるよ、そこのむかつくガキども。俺は気分がいいんだ。人生の中で一番大きな目標を、あと一歩で達成できるのだからな」
「……その様子だと、アレンがカレンを見捨てたととも、その魔導書に記してある『蘇生術』を使ってカレンを生き返らせたことも、事実だったのか……」
「……『蘇生術』……?」
シルヴァの複雑な表情から放たれた言葉に、ハーヴィンは素の表情で怪訝そうな顔をした。それからアレンへもう一度視線を戻し、再びシルヴァへの顔を見る。
そして一拍おいて、ハーヴィンはこれまでにないほど大笑いをした。片手で自分の顔を覆い、演技では現せないほど愉快そうに顔を歪ませる。
その姿にシルヴァだけでなくシアンも違和感を覚える。二人の中ではアレンがカレンを生き返らせたこと、はほとんど事実だと思っていた。
しかし奴の様子からして、少し違うようだ。
ハーヴィンは未だに笑いながら、困惑するシルヴァとシアンへ言った。
「『神々の終焉讃歌録』は『神』が終焉を迎える際に書いたとされる、魔導書群のことだ……! ふふっ……! お前らは、神が終わり際に人間に恵みを残すようなありがたい存在だと思っているようだな……! はははっ! こりゃ傑作……っ!」
魔導書『神々の終焉讃歌録』の知られざるルーツ。二人はアレンから軽く説明を受けていたが、詳しくは聞いていない。
否、違うとシルヴァは今になって思う。アレンはあえて話さなかったのだ。今からハーヴィンが言うことが、シルヴァたちの思っているものとは乖離するものだと分かっていたから。
いきなり調子よく喋るハーヴィンに構える二人。
そしてその事実が、奴の口から外へと露見する。
「神が残したのは『救い』じゃない、『火種』なのさ。奴が残した十三の魔導書の内、アレンが使ったのは『殺陣魔導傀儡』の精製魔術。――死んだ人の魂を黄泉から無理やり連れ戻し、それを生前の体に縛ることで意思のない殺戮人形を作る魔術だ。アレンはその殺戮人形の殺戮衝動を無理やり押さえて、まるで『穏やかに生きている』ように見せかけているだけなんだよ!」
そんな中、ハーヴィンはその事実をその場で高らかに宣言したのだった。
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