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僕の生きている意味。
変えて下さい。【2】
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主任のリオラによりアリッストの管理から外されずにひたすら働いているマナではあるが…もう限界であった。泣き出しそうな表情を浮かべていたマナに先輩のサリーが尋ねてみればマナは日々の思いを吐き出す。
「もうあの人ってなんなんですか!!?何やってもクズ呼ばわりされるし!セクハラ以上のこともされるし!!」
「うんうん。」
「それに主任もですよ!!!あの獣人のおもちゃにされていることを知っておきながら変えてこないし!!!というか!変えてくれないし!!!」
「まあ…それはなぁ。仕方ないんじゃないか?…人間は珍しいからな~この世界は。」
「それでもひどいですよ!!!あの獣人は…認めたくはないですけどかっこいいし綺麗ですよ?でも!性格が最低だしクズです!…だから売れないんですよ!あいつは…。」
ひとしきり話を終えて噴火が収まったマナはお茶を一口飲んでホッとする。するとサリーは苦笑をしてからとある言葉を紡いだ。
「…でも、あの獣人。…アリッストが売れないのにはちょっとしたわけがあるんだよ。」
「…へっ?」
「教えよっか?」
サリーの言葉にマナは少し気にもなったがそれを聞いたからって日頃の行いを許せるわけはない。だからマナは顔を逸らしてから立ち上がる。
「サリー先輩に言われても、僕には響きません。あんな奴のことなんて。…あの人のエサ、あげに行ってきます。」
「…おう。分かった。」
どこか悲しげに笑うサリーなど気にも留めずマナはカゴいっぱいのエサを持って行くのであった。
エサをあげに行こうと室内に入室しようとすればどこかで女の声がした。
「…???なんだ今の?…中から?」
部屋には入らずにドアののぞき穴から見てみれば驚くべき光景がそこにあった。…なんと性行為をしていたのである。アリッストが獣人の女にバックで挿入している姿にマナは一瞬悲鳴を上げようとしたがなんとか堪えた。しかも相手は明日愛玩動物として購入されるメスライオンの獣人であった。
行為を一切止めようとしないアリッストの最低極まりない行動にマナのはらわたが煮えくり返りそうである。
(何してんの…!!!あの人!!!明日、買われる子に…!!!…もう怒った。)
マナは怒りのあまりエサを音を立てて置き大きな声を上げて叫んだのだ。
『!!!!?』
「ここに!エサおいて置きますね!!!せっかくのお楽しみの最中にすみませんでした!!!」
どこか胸がすっとしたような感覚がしたがマナは忘れていた。…この部屋の清掃の仕事があったということに。
-グプ。グプ。…ヌチュゥ…。
「うわぁっあ…。あうぅっ…。許して…くだ…さい。」
「許せるわけねぇだろ?クズ?…さっきの女とのお楽しみタイム奪いやがって…さ?」
ビリビリに破かれた作業着が床に落ち、マナはほぼ全裸で立ちバックになり犯されていた。後孔に挿入れられるのはアリッストの太くて長く、そして棘が付いたアリッスト自身である。今回は前戯もせずにいきなりの挿入であったのでマナは痛みで達することが出来ない。
痛みで涙を零すマナにアリッストは吐息を漏らしながら彼の瞳を大きな舌で舐め上げる。ザラザラとした質感の舌に驚くもののそれでも止まらない涙にアリッストは綺麗に笑う。
「やっぱり人間が1番美味いな…。おいクズ。もう泣くのやめろ。…俺が1番被害者なのによ~?」
「ち…がう。僕です…よ?…痛…い。」
小さく訴えるマナにアリッストは溜息を吐いてからマナ自身を愛撫する。少しの快楽にマナが身を委ねればアリッストは今度は彼と対面になってピストンを打ち始めた。痛みと快楽でマナはおかしくなりそうになる感覚になる。
「はぁうぅっ!!いやっ…だぁ…。変に…なるっ!!あっ!!??」
「ははっ!!!お前はいつでも変だぜ?クズ?…さぁ。最高の瞬間だ!!!」
マナの体内に熱い子種が送り込まれる。後ろを解されなかったので痛みを感じるが、その痛みで達してしまったマナは自分の変態さに後で後悔する羽目になった。
ビリビリに破かれた作業着に溜息を吐きながらマナは仕事であるアリッストの爪を切っては研いでいた。早く終わらせたいがこの後の服をどうしようかと、下着だけ身に着けた状態で考えているマナに爪を切ってもらったアリッストは満足げに言い放つ。
「ほ~?なかなかいいじゃねぇか?…相変わらず上手いな?クズ?」
「…だからクズじゃなくて愛美!長いからマナとかで呼んで下さいって言ってるじゃないですか!!?」
「ほぉ~?それは悪かったな。…んで、クズ。」
「あの…。あなた僕の話聞いてました?」
頭を抱えるマナにアリッストは座っているソファから退けばそこには羽織があったのだ。着る物が無くて有り難かったマナではあるので感謝を伝えようとするが…その割にはこの羽織はなんだか可愛らしいデザインでもある。不思議に思えばアリッストは寝転んで欠伸をするのだ。
「それ、さっき来た女の奴。俺の代わりに返しに言ってくれ。」
その発言からスヤスヤと眠る彼にマナは殺意を持ったという。
「もうあの人ってなんなんですか!!?何やってもクズ呼ばわりされるし!セクハラ以上のこともされるし!!」
「うんうん。」
「それに主任もですよ!!!あの獣人のおもちゃにされていることを知っておきながら変えてこないし!!!というか!変えてくれないし!!!」
「まあ…それはなぁ。仕方ないんじゃないか?…人間は珍しいからな~この世界は。」
「それでもひどいですよ!!!あの獣人は…認めたくはないですけどかっこいいし綺麗ですよ?でも!性格が最低だしクズです!…だから売れないんですよ!あいつは…。」
ひとしきり話を終えて噴火が収まったマナはお茶を一口飲んでホッとする。するとサリーは苦笑をしてからとある言葉を紡いだ。
「…でも、あの獣人。…アリッストが売れないのにはちょっとしたわけがあるんだよ。」
「…へっ?」
「教えよっか?」
サリーの言葉にマナは少し気にもなったがそれを聞いたからって日頃の行いを許せるわけはない。だからマナは顔を逸らしてから立ち上がる。
「サリー先輩に言われても、僕には響きません。あんな奴のことなんて。…あの人のエサ、あげに行ってきます。」
「…おう。分かった。」
どこか悲しげに笑うサリーなど気にも留めずマナはカゴいっぱいのエサを持って行くのであった。
エサをあげに行こうと室内に入室しようとすればどこかで女の声がした。
「…???なんだ今の?…中から?」
部屋には入らずにドアののぞき穴から見てみれば驚くべき光景がそこにあった。…なんと性行為をしていたのである。アリッストが獣人の女にバックで挿入している姿にマナは一瞬悲鳴を上げようとしたがなんとか堪えた。しかも相手は明日愛玩動物として購入されるメスライオンの獣人であった。
行為を一切止めようとしないアリッストの最低極まりない行動にマナのはらわたが煮えくり返りそうである。
(何してんの…!!!あの人!!!明日、買われる子に…!!!…もう怒った。)
マナは怒りのあまりエサを音を立てて置き大きな声を上げて叫んだのだ。
『!!!!?』
「ここに!エサおいて置きますね!!!せっかくのお楽しみの最中にすみませんでした!!!」
どこか胸がすっとしたような感覚がしたがマナは忘れていた。…この部屋の清掃の仕事があったということに。
-グプ。グプ。…ヌチュゥ…。
「うわぁっあ…。あうぅっ…。許して…くだ…さい。」
「許せるわけねぇだろ?クズ?…さっきの女とのお楽しみタイム奪いやがって…さ?」
ビリビリに破かれた作業着が床に落ち、マナはほぼ全裸で立ちバックになり犯されていた。後孔に挿入れられるのはアリッストの太くて長く、そして棘が付いたアリッスト自身である。今回は前戯もせずにいきなりの挿入であったのでマナは痛みで達することが出来ない。
痛みで涙を零すマナにアリッストは吐息を漏らしながら彼の瞳を大きな舌で舐め上げる。ザラザラとした質感の舌に驚くもののそれでも止まらない涙にアリッストは綺麗に笑う。
「やっぱり人間が1番美味いな…。おいクズ。もう泣くのやめろ。…俺が1番被害者なのによ~?」
「ち…がう。僕です…よ?…痛…い。」
小さく訴えるマナにアリッストは溜息を吐いてからマナ自身を愛撫する。少しの快楽にマナが身を委ねればアリッストは今度は彼と対面になってピストンを打ち始めた。痛みと快楽でマナはおかしくなりそうになる感覚になる。
「はぁうぅっ!!いやっ…だぁ…。変に…なるっ!!あっ!!??」
「ははっ!!!お前はいつでも変だぜ?クズ?…さぁ。最高の瞬間だ!!!」
マナの体内に熱い子種が送り込まれる。後ろを解されなかったので痛みを感じるが、その痛みで達してしまったマナは自分の変態さに後で後悔する羽目になった。
ビリビリに破かれた作業着に溜息を吐きながらマナは仕事であるアリッストの爪を切っては研いでいた。早く終わらせたいがこの後の服をどうしようかと、下着だけ身に着けた状態で考えているマナに爪を切ってもらったアリッストは満足げに言い放つ。
「ほ~?なかなかいいじゃねぇか?…相変わらず上手いな?クズ?」
「…だからクズじゃなくて愛美!長いからマナとかで呼んで下さいって言ってるじゃないですか!!?」
「ほぉ~?それは悪かったな。…んで、クズ。」
「あの…。あなた僕の話聞いてました?」
頭を抱えるマナにアリッストは座っているソファから退けばそこには羽織があったのだ。着る物が無くて有り難かったマナではあるので感謝を伝えようとするが…その割にはこの羽織はなんだか可愛らしいデザインでもある。不思議に思えばアリッストは寝転んで欠伸をするのだ。
「それ、さっき来た女の奴。俺の代わりに返しに言ってくれ。」
その発言からスヤスヤと眠る彼にマナは殺意を持ったという。
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