31 / 127
第1章:東の魔の森編
第31話:君がいない世界
しおりを挟む
「ミヤが来ない…」
今までミヤが約束を破ったことはなかった。最後に会った時は笑顔で別れたのに。
今朝食堂に来るはずのミヤコが、一向に現れない。時計は既に開店の時間を過ぎて、クルトは昨日と同じメニューを出して、イライラと接客を済ませていた。食物庫のドアの前を行ったり来たりしてミヤコが来るのを待っていたが、ドアが開く様子はない。何度も開けたり閉めたりしてみたが、そこは砦に続く入り口で、ミヤコの部屋に続く明るい廊下ではなかった。
「くそっ!」
舌打ちをし、力任せに壁を拳で叩くが、しびれるような痛みを感じるだけで事態は変わらない。
何かあったのか?
ふと、あの夜現れた同級生とかいうあの男のことが頭をよぎる。
まさかまたあいつが何かしたのではと考えてみたが、すかさず頭を振りイメージを振り払う。ミヤは子供じゃない。将来の選択も彼女のものだし、自分はまだ何も伝えてはいない。
いや…。
多少は、匂わせたはずだが。ミヤは気づいていないかもしれない。だいたい何かと鈍そうなのに、無防備で危機感が足りないんだ、彼女は。僕が会えないうちに、うっかり食べられてしまったんじゃ…。
クルトは自分からミヤコに会いにいけないことが、これほど腹立たしくもどかしいとは思いもよらなかったと、また舌打ちをする。
病気かもしれない。あるいはもっと、何か阻めないもの…例えば、事故とか。
………精霊王とか。
きゅっと腹部を締め付けられるような気持ちが溢れたが、拳を握りしめて雑念を振り払った。昨夜ミヤの声が聞こえたと思ったのは、空耳ではなかったのか?どうしたらいい。
どうすればミヤに会える?
「ハルクルト隊長!」
イライラしているところへアッシュが大慌てで駆け込んできた。
間を置かずに爆音が響く。
「何事だ!?」
「東の魔の森が!」
クルトとアッシュが慌てて店の外に出ると、森からもうもうと土埃が上がり、魔性植物が大空へ舞い上がって引き千切られていくのが見えた。
「な、何が起きているんだ!?」
「わ、わかりません!魔物の暴走です!それに森全体が!」
地面が生き物のように震えた。
土が盛り上がり木々をなぎ倒し、魔性植物が悲鳴をあげる。クルトが結界内の植物を確認するように見ると精霊の姿が目に入る。精霊達はぴったりと植物に張り付き東の魔の森を凝視して小刻みに震えている。
精霊が恐れている?
「聖女の結界は持たないかもしれない!全員戦闘体制に入れ!」
「はい!」
ミヤコの料理を目当てに、今朝もたくさんの戦士や隊員が集まってきている。全員ここの空気で体調は万全に整っているはずだ。少なくとも50人。クルトが隊長を務めていた時の隊員達は、幸い全員ここにいる。あとは王都の戦士数十人とフリーの冒険者達だ。
守れるか。
「全員結界から出るなよ!できる限り結界内の植物の近くで待機しろ!ここの植物は空気清浄効果がある。たいていの瘴気は払われるから、ここにいれば問題はない!結界を破って入ってきた魔性植物に火炎は使うな!爆炎胞子を飛ばすからな」
「はっ!」
「風魔法が使える者はエア結界を使え!ビャッカランの触角に気をつけろ!毒素が強い」
「了解!」
「精鋭討伐隊は僕に続け!炎魔法が使える者はフランダケを見つけたら結界炎滅!瘴気胞子を吸い込まなように注意しろ!ゴーグル装備の上、視界を確保しろ!」
「オーライ!隊長!」
クルトは戦士達に的確に指示を与え、アッシュを含む精鋭討伐隊を引き連れて前線へ赴いた。森自体の暴走を抑えたことはこれまでにない。これは魔性植物の暴走ではない。森が無造作に魔性植物を刈り取っている。
森が怒っている?
まさか精霊王の再来…?
だとすれば、やはりミヤは…。
「ワイバーンだ!3匹いる!」
討伐隊のひとりが叫ぶ。はっと我に返り、クルトが風魔法を使って旋風を起こす。
「速度倍速《ヘイスト》!身体強化《プロテクション》!アッシュ!ルノー!援護しろ!」
「ラ、了解《ラジャー》!」
倍速のスピードで宙に舞い上がると、クルトは持っているブレードに炎風の合成魔法を付与する。それこそがクルトが最も得意とする魔法で、風魔法と炎魔法を相乗効果で剣に付与する上級テクニックだった。
「業火鎌鼬!」
大口を開けて迫ってきたワイバーンに、風魔法に炎魔法の付与効果をつけた剣技をお見舞いする。剣は空を切り裂き、真っ赤に焼ける刃となり肉も骨もチーズのようにスライスされる。
カマイタチの魔法は炎を纏いブーメランのように舞い戻り肉を切り裂き、地面に落ちた3匹のワイバーンはすでにバラバラになって事切れた。
業火に焼かれた切り口からは、血すら飛び散らなかった。
「お、おお…。隊長の技、ますます磨きかかってないか、おい」
「アレ、援護必要なんスカ?」
あっけにとられるアッシュとルノーだが、鞭を振るようにたなびいた森からは眠っていた魔物が次々と溢れ出てくる。
「マンティーザの群れが来る!まとめていくぞ!討ちこぼしを討ってくれ!死神烈風刃!」
カマキリのような刃の荒い鎌を持った6本足のマンティーザは、小柄ながら飛び跳ねるように移動する。群れで動くので退治のしにくい魔物だが、風魔法に弱い。クルトにとっては鎌さえ気をつければ容易い魔物だ。ヒュン、ヒュンと剣を振るうと数十体のマンティーザを切り裂いていく。
「た、隊長!強すぎッ!」
「体液に触れるなよ!酸で溶けるぞ!」
「ヒイィ!」
森は荒れに荒れ、そこに住む魔物と魔性植物は吐き出されるように四方に散った。クルトが思った通り、森が魔性のものを追い出すという前代未聞の事態が起こり、トライアングルにいた戦士たちは歴史に残る事態を目の当たりにしたのだった。
幸いなことに軽傷者は出たが、死者はゼロ。
緑の砦周辺を襲った事件は、ミヤの植物の瘴気浄化作用とクルトの的確な指示により事なきを得た。
そして、森が静けさを取り戻したのはそれから数日後だった。
*****
ミヤとの連絡が途切れてから五日が過ぎた。
「ミヤ…。何をしてると言うんだ」
クルトは憔悴した面持ちで張り裂けんばかりの胸を押さえ、静かに佇む森を握りこぶしで見つめた。森からはすでに瘴気が消え、野生の動物が帰って来ていた。
東の魔の森が落ち着いて二日が経ち、王宮に届ける報告書もアッシュを通して既に提出した。聖女の結界はすでに跡形も残っていないため、アッシュの率いる討伐隊員を除くすべての戦士たちは天南門と西獄谷の援護に回った。
国王の命もあって、クルトは精鋭討伐隊員を従えて久しぶりに砦の外へ出た。現況を調べるためだ。東の魔の森から本当に全ての魔物が本当に消え失せたのか、また森の暴走の理由を見極めなければならない。
現隊長のアッシュから植物に対する知識はクルトの方が適任だ、と今回の遠征はクルトを隊長にと推したせいもあるが、クルトもじっと砦に籠ってミヤコが現れるのを待つより、体を動かしていたいというのが本音だったからだ。
森に入ってまず感じた清浄な空気に隊員は言葉を失った。魔性が去った森には光が差し込み、下葉が既に生まれて柔らかい大地を覆い始めていた。
ミヤと同じ匂いだ。
暖かい陽だまりとハーブの香り。
クルトは息を大きく吸い込み、どこかにミヤを感じることはできないかと全神経を集中させた。
精霊王がいるのなら、どうかミヤに会わせてくれ。
どうか彼女を連れて行かないでくれ。
突然、野生のマロッカがクルトたちの目の前に飛び出してきた。
驚いた隊員たちは魔物かと構えるが、クルトは片手を上げて制する。
「野生のマロッカだ。魔物化していない」
「野生のマロッカ?本当に魔物化していないのか?」
「すごい。こんな立派なマロッカ見たことがない」
「真っ白なマロッカって精霊の使いとか言われてなかったか?」
隊員はそれぞれに驚きを口にし、マロッカの行方を伺う。
白いマロッカは知的な視線でクルトの目をじっと見つめ佇んでいたかと思うと、ふいっと顔を背け茂みを抜けていった。
「……っ!ミヤ?」
ふと、クルトはミヤコの存在を感じた気がして鼓動が高鳴った。
ミヤがいる。
「速度倍速!」
「へ?えっ!ハルクルト隊長!?」
「どこ行くんっスか!?」
「お、おい、追うぞ!急げ!」
クルトは風魔法を使うと、慌てる隊員達を振り返ることなくマロッカの後を追った。
この森に、なぜミヤがいる?
だが、この香りはミヤのものだ。
ミヤの陽だまりの匂い。
近い。
どこにいる?
クルトは風に身を任せて、走り続けた。瘴気の恐怖はもうない。森の空気は清浄で痛いくらい肺に突き刺さる。だが、同時にピリピリとした気配を感じる。歓喜と畏怖が入り混じった森の気にクルトの感覚はより研ぎ澄まされる。
「どこだ、ミヤ!」
ミヤに会いたい。
心の叫びを言葉に乗せ、クルトはミヤを呼んだ。
==========
クルトの鼻は犬並み。
今までミヤが約束を破ったことはなかった。最後に会った時は笑顔で別れたのに。
今朝食堂に来るはずのミヤコが、一向に現れない。時計は既に開店の時間を過ぎて、クルトは昨日と同じメニューを出して、イライラと接客を済ませていた。食物庫のドアの前を行ったり来たりしてミヤコが来るのを待っていたが、ドアが開く様子はない。何度も開けたり閉めたりしてみたが、そこは砦に続く入り口で、ミヤコの部屋に続く明るい廊下ではなかった。
「くそっ!」
舌打ちをし、力任せに壁を拳で叩くが、しびれるような痛みを感じるだけで事態は変わらない。
何かあったのか?
ふと、あの夜現れた同級生とかいうあの男のことが頭をよぎる。
まさかまたあいつが何かしたのではと考えてみたが、すかさず頭を振りイメージを振り払う。ミヤは子供じゃない。将来の選択も彼女のものだし、自分はまだ何も伝えてはいない。
いや…。
多少は、匂わせたはずだが。ミヤは気づいていないかもしれない。だいたい何かと鈍そうなのに、無防備で危機感が足りないんだ、彼女は。僕が会えないうちに、うっかり食べられてしまったんじゃ…。
クルトは自分からミヤコに会いにいけないことが、これほど腹立たしくもどかしいとは思いもよらなかったと、また舌打ちをする。
病気かもしれない。あるいはもっと、何か阻めないもの…例えば、事故とか。
………精霊王とか。
きゅっと腹部を締め付けられるような気持ちが溢れたが、拳を握りしめて雑念を振り払った。昨夜ミヤの声が聞こえたと思ったのは、空耳ではなかったのか?どうしたらいい。
どうすればミヤに会える?
「ハルクルト隊長!」
イライラしているところへアッシュが大慌てで駆け込んできた。
間を置かずに爆音が響く。
「何事だ!?」
「東の魔の森が!」
クルトとアッシュが慌てて店の外に出ると、森からもうもうと土埃が上がり、魔性植物が大空へ舞い上がって引き千切られていくのが見えた。
「な、何が起きているんだ!?」
「わ、わかりません!魔物の暴走です!それに森全体が!」
地面が生き物のように震えた。
土が盛り上がり木々をなぎ倒し、魔性植物が悲鳴をあげる。クルトが結界内の植物を確認するように見ると精霊の姿が目に入る。精霊達はぴったりと植物に張り付き東の魔の森を凝視して小刻みに震えている。
精霊が恐れている?
「聖女の結界は持たないかもしれない!全員戦闘体制に入れ!」
「はい!」
ミヤコの料理を目当てに、今朝もたくさんの戦士や隊員が集まってきている。全員ここの空気で体調は万全に整っているはずだ。少なくとも50人。クルトが隊長を務めていた時の隊員達は、幸い全員ここにいる。あとは王都の戦士数十人とフリーの冒険者達だ。
守れるか。
「全員結界から出るなよ!できる限り結界内の植物の近くで待機しろ!ここの植物は空気清浄効果がある。たいていの瘴気は払われるから、ここにいれば問題はない!結界を破って入ってきた魔性植物に火炎は使うな!爆炎胞子を飛ばすからな」
「はっ!」
「風魔法が使える者はエア結界を使え!ビャッカランの触角に気をつけろ!毒素が強い」
「了解!」
「精鋭討伐隊は僕に続け!炎魔法が使える者はフランダケを見つけたら結界炎滅!瘴気胞子を吸い込まなように注意しろ!ゴーグル装備の上、視界を確保しろ!」
「オーライ!隊長!」
クルトは戦士達に的確に指示を与え、アッシュを含む精鋭討伐隊を引き連れて前線へ赴いた。森自体の暴走を抑えたことはこれまでにない。これは魔性植物の暴走ではない。森が無造作に魔性植物を刈り取っている。
森が怒っている?
まさか精霊王の再来…?
だとすれば、やはりミヤは…。
「ワイバーンだ!3匹いる!」
討伐隊のひとりが叫ぶ。はっと我に返り、クルトが風魔法を使って旋風を起こす。
「速度倍速《ヘイスト》!身体強化《プロテクション》!アッシュ!ルノー!援護しろ!」
「ラ、了解《ラジャー》!」
倍速のスピードで宙に舞い上がると、クルトは持っているブレードに炎風の合成魔法を付与する。それこそがクルトが最も得意とする魔法で、風魔法と炎魔法を相乗効果で剣に付与する上級テクニックだった。
「業火鎌鼬!」
大口を開けて迫ってきたワイバーンに、風魔法に炎魔法の付与効果をつけた剣技をお見舞いする。剣は空を切り裂き、真っ赤に焼ける刃となり肉も骨もチーズのようにスライスされる。
カマイタチの魔法は炎を纏いブーメランのように舞い戻り肉を切り裂き、地面に落ちた3匹のワイバーンはすでにバラバラになって事切れた。
業火に焼かれた切り口からは、血すら飛び散らなかった。
「お、おお…。隊長の技、ますます磨きかかってないか、おい」
「アレ、援護必要なんスカ?」
あっけにとられるアッシュとルノーだが、鞭を振るようにたなびいた森からは眠っていた魔物が次々と溢れ出てくる。
「マンティーザの群れが来る!まとめていくぞ!討ちこぼしを討ってくれ!死神烈風刃!」
カマキリのような刃の荒い鎌を持った6本足のマンティーザは、小柄ながら飛び跳ねるように移動する。群れで動くので退治のしにくい魔物だが、風魔法に弱い。クルトにとっては鎌さえ気をつければ容易い魔物だ。ヒュン、ヒュンと剣を振るうと数十体のマンティーザを切り裂いていく。
「た、隊長!強すぎッ!」
「体液に触れるなよ!酸で溶けるぞ!」
「ヒイィ!」
森は荒れに荒れ、そこに住む魔物と魔性植物は吐き出されるように四方に散った。クルトが思った通り、森が魔性のものを追い出すという前代未聞の事態が起こり、トライアングルにいた戦士たちは歴史に残る事態を目の当たりにしたのだった。
幸いなことに軽傷者は出たが、死者はゼロ。
緑の砦周辺を襲った事件は、ミヤの植物の瘴気浄化作用とクルトの的確な指示により事なきを得た。
そして、森が静けさを取り戻したのはそれから数日後だった。
*****
ミヤとの連絡が途切れてから五日が過ぎた。
「ミヤ…。何をしてると言うんだ」
クルトは憔悴した面持ちで張り裂けんばかりの胸を押さえ、静かに佇む森を握りこぶしで見つめた。森からはすでに瘴気が消え、野生の動物が帰って来ていた。
東の魔の森が落ち着いて二日が経ち、王宮に届ける報告書もアッシュを通して既に提出した。聖女の結界はすでに跡形も残っていないため、アッシュの率いる討伐隊員を除くすべての戦士たちは天南門と西獄谷の援護に回った。
国王の命もあって、クルトは精鋭討伐隊員を従えて久しぶりに砦の外へ出た。現況を調べるためだ。東の魔の森から本当に全ての魔物が本当に消え失せたのか、また森の暴走の理由を見極めなければならない。
現隊長のアッシュから植物に対する知識はクルトの方が適任だ、と今回の遠征はクルトを隊長にと推したせいもあるが、クルトもじっと砦に籠ってミヤコが現れるのを待つより、体を動かしていたいというのが本音だったからだ。
森に入ってまず感じた清浄な空気に隊員は言葉を失った。魔性が去った森には光が差し込み、下葉が既に生まれて柔らかい大地を覆い始めていた。
ミヤと同じ匂いだ。
暖かい陽だまりとハーブの香り。
クルトは息を大きく吸い込み、どこかにミヤを感じることはできないかと全神経を集中させた。
精霊王がいるのなら、どうかミヤに会わせてくれ。
どうか彼女を連れて行かないでくれ。
突然、野生のマロッカがクルトたちの目の前に飛び出してきた。
驚いた隊員たちは魔物かと構えるが、クルトは片手を上げて制する。
「野生のマロッカだ。魔物化していない」
「野生のマロッカ?本当に魔物化していないのか?」
「すごい。こんな立派なマロッカ見たことがない」
「真っ白なマロッカって精霊の使いとか言われてなかったか?」
隊員はそれぞれに驚きを口にし、マロッカの行方を伺う。
白いマロッカは知的な視線でクルトの目をじっと見つめ佇んでいたかと思うと、ふいっと顔を背け茂みを抜けていった。
「……っ!ミヤ?」
ふと、クルトはミヤコの存在を感じた気がして鼓動が高鳴った。
ミヤがいる。
「速度倍速!」
「へ?えっ!ハルクルト隊長!?」
「どこ行くんっスか!?」
「お、おい、追うぞ!急げ!」
クルトは風魔法を使うと、慌てる隊員達を振り返ることなくマロッカの後を追った。
この森に、なぜミヤがいる?
だが、この香りはミヤのものだ。
ミヤの陽だまりの匂い。
近い。
どこにいる?
クルトは風に身を任せて、走り続けた。瘴気の恐怖はもうない。森の空気は清浄で痛いくらい肺に突き刺さる。だが、同時にピリピリとした気配を感じる。歓喜と畏怖が入り混じった森の気にクルトの感覚はより研ぎ澄まされる。
「どこだ、ミヤ!」
ミヤに会いたい。
心の叫びを言葉に乗せ、クルトはミヤを呼んだ。
==========
クルトの鼻は犬並み。
31
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
子育てスキルで異世界生活 ~かわいい子供たち(人外含む)と楽しく暮らしてます~
九頭七尾
ファンタジー
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん私に懐き、どんどん成長していくというもので――。
「いやいやさすがに育ち過ぎでしょ!?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。
薄幸ヒロインが倍返しの指輪を手に入れました
佐崎咲
ファンタジー
義母と義妹に虐げられてきた伯爵家の長女スフィーナ。
ある日、亡くなった実母の遺品である指輪を見つけた。
それからというもの、義母にお茶をぶちまけられたら、今度は倍量のスープが義母に浴びせられる。
義妹に食事をとられると、義妹は強い空腹を感じ食べても満足できなくなる、というような倍返しが起きた。
指輪が入れられていた木箱には、実母が書いた紙きれが共に入っていた。
どうやら母は異世界から転移してきたものらしい。
異世界でも強く生きていけるようにと、女神の加護が宿った指輪を賜ったというのだ。
かくしてスフィーナは義母と義妹に意図せず倍返ししつつ、やがて母の死の真相と、父の長い間をかけた企みを知っていく。
(※黒幕については推理的な要素はありませんと小声で言っておきます)
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる