41 / 127
第2章:西獄谷編
第41話:少しの勇気
しおりを挟む
聖女の作った結界はもう何十年も不完全だったらしい。
彼方此方にほつれができて飛行性魔獣や地中の魔虫は容易に結界をかいくぐり街を襲った。歩行性の魔性植物が増えた西獄谷は風が谷間に滞り、濃い瘴気を作り出したため、凶暴な魔獣や魔虫が発生した。近くにあった村や町は被害が最大になり何人かの人間も魔物化したという。
モンドが潜入していた村の人々はすでに避難を済ませ、西獄谷精鋭討伐部隊が守りを固めているが、厳しい状況にある。早急な処置が必要なのだとモンドが言った。東の魔の森の討伐隊員が援護に当たっており、ミヤコの育てた植物も周辺に植えられ瘴気の影響は減りつつある。
「西獄谷が抑えられれば、王都周辺の町はひとまず安心できるだろう。余すところは、天南門のダンジョンと王都内に絞られ、ルブラート教の動きも封じられる。俺たちはそこを狙い、偽聖女を断罪する」
緑の砦に集まった精鋭討伐隊員たちに向かって、モンドが作戦を講じた。
「ミヤとハルクルト、アッシュを始めとする東の魔の森の討伐隊に西獄谷の清浄化を頼みたい」
「ミヤを使うのは賛成できない。危険が大きすぎる」
「谷の清浄は彼女にしか頼めないし、了承は取ったはずだ」
モンドが作戦を立てれば、クルトが反対をする。この小1時間モンドとクルトの押し問答で話が進んでいない。もうとうに夜は更けて、ミヤコは自宅に帰った後だ。クルトの表情は硬く、ミヤコを戦闘に織り込むのはなんとしてでも避けたいと言い、モンドは彼女なしに到底達成できない任務だと言い返す。どちらも譲らない姿勢で埒があかなかった。
「それに、彼女一人で立ち向かうわけではないだろう。お前たち討伐隊員15名があの女を守るためにいるんじゃなかったのか」
「僕と15名の隊員だけでは心もとない。西獄谷の討伐隊はどうなんだ」
「あいつらには天南門の防御援護を頼んである。王都の聖騎士隊にはルブラートの息のかかった者が多い。それを凌ぎながら王都を守るのに人数が圧倒的に足りない」
「……聖騎士隊までが」
「ミヤ殿は魔獣について何も知らないし討伐経験もない。女性を危険な討伐に入れるべきではないのではないか」
「西獄谷までの移動も普通に考えれば難しいんじゃナイっすかね。隊長が常にそばにいるっていうなら別っスけど」
アッシュとルノーも肯定的ではなさそうだ。他の隊員も同意を唱える。
「だが、この国の生死を分けた勝負だ。時間もない。必要ならばこの俺が隣で守ろう」
「却下だ!」
引き下がらないモンドにクルトは唇を噛み締めて睨みつけた。モンドの言っていることは正しい。ミラート神国は既にかなりの時間を無駄にし、ルブラート教の好き勝手に翻弄されてきた。国民も戦士たちも長い間迫害され、食糧難から魔物の暴走で爆発寸前のところまできている。ここにきて東の魔の森が崩壊し、森の魔性植物が撲滅された。トライアングルのバランスが崩れ、討伐隊たちの力も今は西と南に集中できる。西獄谷の瘴気が解消されれば国にも余力が生まれ、ルブラート教の拠点も抑えやすい。国家再建のチャンスは今しかないだろう。だが、自国の闘争にミヤを巻き込んでもいいものか、と言われればクルトは否と言いたかった。
「少し時間をくれ。……精霊王にも伺いを立てる。一度ならず二度までも精霊の怒りを買うことは得策ではないはずだ」
「精霊王に…会えるのか?」
モンドははっと目を開き、クルトを見つめた。
「……ミヤと僕ならば」
「まさかと思うが、ハルクルト。お前は精霊が見えるのか」
全員の目がクルトに向かう。皆が信じられないという顔をする。
東の魔の森の精鋭討伐隊員は全員精霊王の姿を垣間見たはずだったが、それ以外の人間はおそらく誰も精霊王にあったことはない。ましてや精霊を見た者は東の魔の森の精鋭討伐隊員でもいないのかもしれない。クルトは眉を寄せ少し考えてから話し始めた。
「おそらく精霊は見せたい相手にしか姿を現さない。僕は緑の砦で暮らし始めてから精霊が見え、呼べるようになった。理由はわからないが」
討伐隊員たちがざわめいた。「お前、見たか」「いいや、全然気がつかなかった」などと話しているところを見ると誰も精霊は見ていないらしい。砦内にもあんなにいるのに誰も精霊には気が付いていない、と言うことにクルトは初めて気がついた。
「ではあの時感じた殺気はやはり…」
とモンドは振り返る。
「森の中で俺を襲ったのは、精霊か」
「ああ。精霊はミヤの意思に反応する」
「………あの女は敵になり得るか?」
「ミヤを傷つければ必ず。精霊は報復をするだろう」
「なるほどな…。諸刃の剣というわけか」
だから彼女を巻き込まなければいいんだ、とクルトは思ったがモンドの意見を待った。
「背に腹は代えられん。精霊王はお前に頼んだ。もし、彼女の助けが受けられないとすればこの戦いは厳しい。だが俺たちはやらなければならん」
全員の意思は固まった。やるしか道はない。
今しかないのだ、と。
*****
「すまなかった」
その頃ミヤコの目の前で、俊則が豊と康介、有香を連れて玄関の前で土下座をしていた。
「いや、あの。土下座はいいから、入って」
ミヤコは恐縮して土下座はやめてというが、俊則は一向に頭を上げようとしない。
「俺の親父がいい加減な噂を流して本当に迷惑をかけた。俺が愚痴ったのが元はと言えば良くなかったんだけど、まさかこんなことになるとは思わなかったんだ」
「も、もういいよ、鈴木君。頭上げてよ。寒いから中入って」
俊則は噂の元凶が自分の父親だと聞いて父親を殴り倒す勢いで問い詰め、噂の収拾に努めていた。その間、毎日のように真木村の本家へミヤコに合わせてほしいと頼んだが、今日までそれすらも叶わなかったと言った。いよいよ腹をくくって友人3人を連れ直談判に出たというわけだ。
「もう、本当俊則バカだからさ。私もお母さんから聞いてびっくりしたわ」
「俺たちも謝る。真木村ちゃんの噂があんなに広まるまで気がつかなくて」
「まさか俊則の親父さんから出た噂だとは思わなかった」
豊も康介も有香も頭を下げた。ミヤコは気まずさもあったが、この4人が頭を下げてくるとは思いも寄らなくて友情に涙が出そうだった。
「心配してくれてありがとう。もう、友達終わったと思ってたから来てくれて嬉しいよ」
ミヤコはちょっと困ったように笑うと4人を家にあげた。
「今日は呑み明かそうぜ」
豊がそういうと、俊則が日本酒とワインを差し出し、豊はすでにピザを頼んだと言い、有香と康介はコンビニで買ったつまみを持ってきていた。
「もうそのつもりで来たのね」
「あったり~。有無を言わさず押しかけました」
しょうがないなあ、とミヤコが笑い居間は宴会場へと変わっていった。
何杯飲んだのか覚えがなくなる頃になってようやく落ち着いたのか、俊則がほろ酔いで、しかししっかりとミヤコに向き直った。本人は真面目に話をしようとしているのだが、頭が前後にゆらゆらと揺れる。飲めないくせに飲むから、と思ったがミヤコも真摯に向き直る。
「真木村。本当に悪かった」
「もう、いいってば。私もはっきりしなくて…傷つけたよね。ごめん」
「いや。それ以上に謝ることも会うこともできない方が辛かったから。でもこれで諦められる」
「……うん。ありがと」
ミヤコが申し訳なさそうに伏し目がちになると、俊則はキュッと口を一文字に結んだ。豊がポンポンと俊則の頭を撫でる。えらい、えらいと有香が呟きながら残った酒を煽った。ぽろぽろと涙を流す俊則にギョッとしたが、ミヤコは見なかったことにして苦笑する友人たちともう一度乾杯をして俊則の失恋を慰めたのだった。
「俊則の失恋に乾杯」
豊が杯を上げる。
「鈴木君の未来に乾杯」
ミヤコが杯をあげる。
「真木村ちゃんの幸せに乾杯」
有香と康介が杯をあげる。
「俺たちの友情に乾杯」
俊則が最後に杯をあげると5人はカチンとグラスを鳴らした。
もしこの4人にミヤコの秘密を話せたらどんなに良かっただろう。言えない過去がなければもっと近づけたかもしれない友情。ミヤコは切ない思いを胸に、それでも言えない言葉をぐっと飲み込んだ。
「みんな、友達でいてくれてありがとう。みんなの勇気を少しだけもらって、元気が出たよ。わたしも勇気出すね」
友人たちが首をかしげるが、ミヤコはそれに対して微笑むだけで何も言わなかった。
彼方此方にほつれができて飛行性魔獣や地中の魔虫は容易に結界をかいくぐり街を襲った。歩行性の魔性植物が増えた西獄谷は風が谷間に滞り、濃い瘴気を作り出したため、凶暴な魔獣や魔虫が発生した。近くにあった村や町は被害が最大になり何人かの人間も魔物化したという。
モンドが潜入していた村の人々はすでに避難を済ませ、西獄谷精鋭討伐部隊が守りを固めているが、厳しい状況にある。早急な処置が必要なのだとモンドが言った。東の魔の森の討伐隊員が援護に当たっており、ミヤコの育てた植物も周辺に植えられ瘴気の影響は減りつつある。
「西獄谷が抑えられれば、王都周辺の町はひとまず安心できるだろう。余すところは、天南門のダンジョンと王都内に絞られ、ルブラート教の動きも封じられる。俺たちはそこを狙い、偽聖女を断罪する」
緑の砦に集まった精鋭討伐隊員たちに向かって、モンドが作戦を講じた。
「ミヤとハルクルト、アッシュを始めとする東の魔の森の討伐隊に西獄谷の清浄化を頼みたい」
「ミヤを使うのは賛成できない。危険が大きすぎる」
「谷の清浄は彼女にしか頼めないし、了承は取ったはずだ」
モンドが作戦を立てれば、クルトが反対をする。この小1時間モンドとクルトの押し問答で話が進んでいない。もうとうに夜は更けて、ミヤコは自宅に帰った後だ。クルトの表情は硬く、ミヤコを戦闘に織り込むのはなんとしてでも避けたいと言い、モンドは彼女なしに到底達成できない任務だと言い返す。どちらも譲らない姿勢で埒があかなかった。
「それに、彼女一人で立ち向かうわけではないだろう。お前たち討伐隊員15名があの女を守るためにいるんじゃなかったのか」
「僕と15名の隊員だけでは心もとない。西獄谷の討伐隊はどうなんだ」
「あいつらには天南門の防御援護を頼んである。王都の聖騎士隊にはルブラートの息のかかった者が多い。それを凌ぎながら王都を守るのに人数が圧倒的に足りない」
「……聖騎士隊までが」
「ミヤ殿は魔獣について何も知らないし討伐経験もない。女性を危険な討伐に入れるべきではないのではないか」
「西獄谷までの移動も普通に考えれば難しいんじゃナイっすかね。隊長が常にそばにいるっていうなら別っスけど」
アッシュとルノーも肯定的ではなさそうだ。他の隊員も同意を唱える。
「だが、この国の生死を分けた勝負だ。時間もない。必要ならばこの俺が隣で守ろう」
「却下だ!」
引き下がらないモンドにクルトは唇を噛み締めて睨みつけた。モンドの言っていることは正しい。ミラート神国は既にかなりの時間を無駄にし、ルブラート教の好き勝手に翻弄されてきた。国民も戦士たちも長い間迫害され、食糧難から魔物の暴走で爆発寸前のところまできている。ここにきて東の魔の森が崩壊し、森の魔性植物が撲滅された。トライアングルのバランスが崩れ、討伐隊たちの力も今は西と南に集中できる。西獄谷の瘴気が解消されれば国にも余力が生まれ、ルブラート教の拠点も抑えやすい。国家再建のチャンスは今しかないだろう。だが、自国の闘争にミヤを巻き込んでもいいものか、と言われればクルトは否と言いたかった。
「少し時間をくれ。……精霊王にも伺いを立てる。一度ならず二度までも精霊の怒りを買うことは得策ではないはずだ」
「精霊王に…会えるのか?」
モンドははっと目を開き、クルトを見つめた。
「……ミヤと僕ならば」
「まさかと思うが、ハルクルト。お前は精霊が見えるのか」
全員の目がクルトに向かう。皆が信じられないという顔をする。
東の魔の森の精鋭討伐隊員は全員精霊王の姿を垣間見たはずだったが、それ以外の人間はおそらく誰も精霊王にあったことはない。ましてや精霊を見た者は東の魔の森の精鋭討伐隊員でもいないのかもしれない。クルトは眉を寄せ少し考えてから話し始めた。
「おそらく精霊は見せたい相手にしか姿を現さない。僕は緑の砦で暮らし始めてから精霊が見え、呼べるようになった。理由はわからないが」
討伐隊員たちがざわめいた。「お前、見たか」「いいや、全然気がつかなかった」などと話しているところを見ると誰も精霊は見ていないらしい。砦内にもあんなにいるのに誰も精霊には気が付いていない、と言うことにクルトは初めて気がついた。
「ではあの時感じた殺気はやはり…」
とモンドは振り返る。
「森の中で俺を襲ったのは、精霊か」
「ああ。精霊はミヤの意思に反応する」
「………あの女は敵になり得るか?」
「ミヤを傷つければ必ず。精霊は報復をするだろう」
「なるほどな…。諸刃の剣というわけか」
だから彼女を巻き込まなければいいんだ、とクルトは思ったがモンドの意見を待った。
「背に腹は代えられん。精霊王はお前に頼んだ。もし、彼女の助けが受けられないとすればこの戦いは厳しい。だが俺たちはやらなければならん」
全員の意思は固まった。やるしか道はない。
今しかないのだ、と。
*****
「すまなかった」
その頃ミヤコの目の前で、俊則が豊と康介、有香を連れて玄関の前で土下座をしていた。
「いや、あの。土下座はいいから、入って」
ミヤコは恐縮して土下座はやめてというが、俊則は一向に頭を上げようとしない。
「俺の親父がいい加減な噂を流して本当に迷惑をかけた。俺が愚痴ったのが元はと言えば良くなかったんだけど、まさかこんなことになるとは思わなかったんだ」
「も、もういいよ、鈴木君。頭上げてよ。寒いから中入って」
俊則は噂の元凶が自分の父親だと聞いて父親を殴り倒す勢いで問い詰め、噂の収拾に努めていた。その間、毎日のように真木村の本家へミヤコに合わせてほしいと頼んだが、今日までそれすらも叶わなかったと言った。いよいよ腹をくくって友人3人を連れ直談判に出たというわけだ。
「もう、本当俊則バカだからさ。私もお母さんから聞いてびっくりしたわ」
「俺たちも謝る。真木村ちゃんの噂があんなに広まるまで気がつかなくて」
「まさか俊則の親父さんから出た噂だとは思わなかった」
豊も康介も有香も頭を下げた。ミヤコは気まずさもあったが、この4人が頭を下げてくるとは思いも寄らなくて友情に涙が出そうだった。
「心配してくれてありがとう。もう、友達終わったと思ってたから来てくれて嬉しいよ」
ミヤコはちょっと困ったように笑うと4人を家にあげた。
「今日は呑み明かそうぜ」
豊がそういうと、俊則が日本酒とワインを差し出し、豊はすでにピザを頼んだと言い、有香と康介はコンビニで買ったつまみを持ってきていた。
「もうそのつもりで来たのね」
「あったり~。有無を言わさず押しかけました」
しょうがないなあ、とミヤコが笑い居間は宴会場へと変わっていった。
何杯飲んだのか覚えがなくなる頃になってようやく落ち着いたのか、俊則がほろ酔いで、しかししっかりとミヤコに向き直った。本人は真面目に話をしようとしているのだが、頭が前後にゆらゆらと揺れる。飲めないくせに飲むから、と思ったがミヤコも真摯に向き直る。
「真木村。本当に悪かった」
「もう、いいってば。私もはっきりしなくて…傷つけたよね。ごめん」
「いや。それ以上に謝ることも会うこともできない方が辛かったから。でもこれで諦められる」
「……うん。ありがと」
ミヤコが申し訳なさそうに伏し目がちになると、俊則はキュッと口を一文字に結んだ。豊がポンポンと俊則の頭を撫でる。えらい、えらいと有香が呟きながら残った酒を煽った。ぽろぽろと涙を流す俊則にギョッとしたが、ミヤコは見なかったことにして苦笑する友人たちともう一度乾杯をして俊則の失恋を慰めたのだった。
「俊則の失恋に乾杯」
豊が杯を上げる。
「鈴木君の未来に乾杯」
ミヤコが杯をあげる。
「真木村ちゃんの幸せに乾杯」
有香と康介が杯をあげる。
「俺たちの友情に乾杯」
俊則が最後に杯をあげると5人はカチンとグラスを鳴らした。
もしこの4人にミヤコの秘密を話せたらどんなに良かっただろう。言えない過去がなければもっと近づけたかもしれない友情。ミヤコは切ない思いを胸に、それでも言えない言葉をぐっと飲み込んだ。
「みんな、友達でいてくれてありがとう。みんなの勇気を少しだけもらって、元気が出たよ。わたしも勇気出すね」
友人たちが首をかしげるが、ミヤコはそれに対して微笑むだけで何も言わなかった。
30
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
子育てスキルで異世界生活 ~かわいい子供たち(人外含む)と楽しく暮らしてます~
九頭七尾
ファンタジー
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん私に懐き、どんどん成長していくというもので――。
「いやいやさすがに育ち過ぎでしょ!?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
薄幸ヒロインが倍返しの指輪を手に入れました
佐崎咲
ファンタジー
義母と義妹に虐げられてきた伯爵家の長女スフィーナ。
ある日、亡くなった実母の遺品である指輪を見つけた。
それからというもの、義母にお茶をぶちまけられたら、今度は倍量のスープが義母に浴びせられる。
義妹に食事をとられると、義妹は強い空腹を感じ食べても満足できなくなる、というような倍返しが起きた。
指輪が入れられていた木箱には、実母が書いた紙きれが共に入っていた。
どうやら母は異世界から転移してきたものらしい。
異世界でも強く生きていけるようにと、女神の加護が宿った指輪を賜ったというのだ。
かくしてスフィーナは義母と義妹に意図せず倍返ししつつ、やがて母の死の真相と、父の長い間をかけた企みを知っていく。
(※黒幕については推理的な要素はありませんと小声で言っておきます)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる