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第4章:聖地アードグイ編
第93話:新たなる決意
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たくさんのお気に入り登録、エールをありがとうございます。今までにない反響にびっくりホクホク♡
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コトコトと煮込んだキパの肉と根野菜。本来ならコンソメかビーフストックで煮込むのだが、今回はマロッカのミルクと少量のターメリックとシナモン。セロリ、玉ねぎ、人参を大きめに切ってゆっくり煮込み、野菜が柔らかくなったところで、マロッカのミルクをゆっくり入れて混ぜ合わせる。マロッカのミルクは肉を柔らかくする作用があるので少し煮込めば、まるで長時間煮込んだシチューのように出来上がるのだ。本来なら牛肉の塊り肉でいきたいところだが、あいにく手に入らなかったため、緑の砦から持ってきたキパの肉で作ってみた。キパ肉はラム肉とよく似ていてまろみのある赤肉だ。マロッカのミルクとよく合う。
「ああ~、腹減ったなあ!すっげーいい匂いなんだけど。嬢ちゃん、まだか?」
「もうちょっと待ってください。今ナン焼くので」
「ナン?」
「フラットブレッドです。モッコロの粉で作ったの」
「バーズの村で食べたな」
「あ、すごい、クルトさん。覚えてました?」
「ああ。うまかったから…」
「あ、あれか!タバラッカの肉を挟んで食べたやつ!?」
「そう、それです」
アイザックは、バーズで食べた味を思い出したようで、小躍りを始めた。完全に胃袋を掴まれている。遠目にそれを見ていたガーネットが大きくため息をついた。
*****
「グラッツロッチも殲滅できたし、今晩はここで過ごすとして。明日はいよいよアードグイに向かえるかな」
ナンを千切り、ボウルの底に残ったポトフの汁をすくい取りながらクルトが話し始めた。既に食べ終わり、マロッカソーダをチビチビと飲みながらアイザックが首を傾げた。
「海越えはどうするんだ?見張り番のカリプソがいるって話だが」
「カリプソ?」
「海の放浪者って呼ばれている、海女だよ」
「へえ。私の世界では、カリプソって確かギリシャ神話に出てくる海の女神なんだけど」
ミヤコは食器を片付けながら、昔読んだ神話を思い出した。人間の英雄に恋をするも、ゼウスの命令で許されない恋を泣く泣く諦めた。なのに手放してしまった英雄が恋しすぎて、耐えられずに自殺してしまう女神カリプソ。ギリシャ神話はそういうところがとても人間くさい。神様なのに自殺しちゃうとか、ゼウスがひどい浮気男で、自分は人間の女とあちこちで子供をバンバン作りまくってるくせに、下級神には人間との恋にダメ出ししちゃうところとか。当然人間が作った神話だから、人間くさいのは当たり前なんだろうけど。神様下世話。
「女神?はっ、まさか。そんな綺麗なもんじゃねえだろ」
アイザックは呆れたようにミヤコを見た。どうやら神話のカリプソとは違うらしい。
「海のゴミ集めの浮浪者とか呼ばれてる」
「ええ…?美しい乙女とかじゃないの」
「魔女みたいな老婆だとか。聖域の番人だからな。近付くものは何でも拾うらしい」
「あの海に入って帰ってきたものはいないと聞いた。カリプソにしてみれば人間もゴミなのかもしれない」
ガーネットが俯き加減にそう言うと、そこに矛盾を感じたミヤコが首を傾げる。
「帰ってきた人がいないのなら、どこからそんな噂が」
「ミラートの神話に出てくる」
出た、神話。
全然当てにならないミラート神話。文献に書かれていることと事実が食い違ってばかりの神話。ミラートは神様じゃないし、聖女の話もルブラート教の話も実はもっと単純で、愛憎と欲に塗れてとても人間臭かった。まあ、人間だからしょうがないけど。
「ああ、じゃあ見た人がいたってことなのね。ミラート神話って全然アテにならないからなぁ…」
ミヤコは思わず、遠い目をして神話の危うさを憂えた。いつか時間ができたら書き直そう。
「おい、嬢ちゃん。歴史を簡単にひっくり返してくれるなよ」
ガーネットは聖騎士だ。ミラートを神と信じ、国と神殿を守るためにこれまで生きてきたのだ。いくらこの数日でミヤコに絆されたとはいえ、国の歴史が嘘っぱちだなどと言われては、やはりミヤコは謀反を企てる危険人物かと警戒せざるをえない。アイザックがガーネットの顔色を伺いながらミヤコに釘を刺した。
「あ、ごめん」
それに気がついたミヤコも首をすくめ、ちろっと舌を出した。ガーネットは文献のことについても知らないのだ。下手なことを言って、敵視されても困る。だがそれとは裏腹にガーネットは苦笑して、構わないと言った。
「そもそも、無理があると思っていたところなんだ」
「ガーネット?」
「私は王都の聖騎士隊長として誇りを持って国に准じてきた。たとえそれが、理不尽なものであろうと、国王が、聖女様が言うのだから正しいことなのだと言い聞かせてきた」
空になったポトフのボウルを両手に包み込み、ガーネットはそう言ってため息をついた。
「だが、ここ数年は私自身、わからなくなってきていたんだ」
国事に参加しない国王、国民を顧みない聖女。次第に弱まっていく聖女の結界と困窮していく人々の生活。魔障の拡大、瘴気の拡散、目の当たりにしたウスクヴェサールのの現況。どれほど王都を守ろうと、国政は悪くなるばかりで、ルブラート教の不穏な動きにも対応できていない。いったい何人の仲間が瘴気にやられ、魔獣に襲われて死んでいくのを見てきたことか。仕方がないと諦めていた悲しみは、まだガーネットの胸をえぐる。
「国王の不在に、宰相と軍師は朝晩なく奔走してはおられるが」
「宰相も軍師も政治家だ。信頼はできないだろう」
ガーネットの言葉に、クルトが反応した。口を一文字に引き、眉間にしわを寄せる。宰相はともかく軍師ははクルトの父親だ。全員がキョトンとした顔でクルトを見た。
「あの人は……軍師は人の心を持たない。自分の妻さえも国のために見殺しにできる人だ。僕も人のことを言えた義理ではないけど、数なくとも僕は、自分の庇護下に入れた人間を見殺しにはしない」
「クルトさん?」
「軍師はともかく、宰相は自分の地位が最も大事だし、ミヤを差し出せとうるさかったのもこの人だ」
そういえば、ミヤコはクルトから家族の話を聞いたことがない。いつも自分の家族のことばかりで、クルトの家族のことを考えたことがなかった。クルトの母親は亡くなられたのだろうか。
「クルトさん、ごめん。わたしいつも自分の家族のことばかりで…」
「ああ、それは気にすることはないよ、ミヤ。この国にいる人の大半が片親をなくしている。いや、片親でも居ればいい方だ。この数十年で国民の数は激減しているし、男は傭兵や討伐隊になって命を張っているからなかなか家族も持てない。王都から離れた人々にまで聖女の恵みは届いていないのに、瘴気に囲まれてこの国から逃げる術もない。だから僕の環境は特別不憫でもないんだ」
クルトが優しげにミヤの頭を撫で、ポンポンとなだめる。
「ただ、僕の母はね。軍師の跡取りを作ったからもう用はないとばかりに捨てられた」
「えっ」
「もともと僕が生まれたのはミラート神国ではなくてね。北の離島だったらしい。僕の母は風魔法の使い手だったらしく、軍師が使えない力だった。彼は火と地の魔法を得意とするんだが、そこそこ使える水の魔法はいいとしても、風だけは使えなかった。その力を得るために旅に出たんだが、その旅先で母に出会った。風魔法を得意とする母と恋仲になったのか、契約を交わしたのかはわからないけれど、ともかく母は僕を身ごもった。そして僕が生まれて、風魔法が使えることを知って、僕を連れて国に戻ったんだ。国のために生きる子供に母親はいらないと言ってね。軍師は詳しくは語らないから、経緯まではわからないんだけど」
ふっと自嘲し肩をすくませたクルトに、ミヤコはやるせなくなり、片手をクルトの太ももに乗せ、ゆっくり撫でた。心配げに顔を覗き込むが、なんと言って慰めるべきかわからない。お母さんはそれを了承したのだろうか。それともお父さんが無理やり母子を引き離したのだろうか。どちらにせよ、クルトが傷ついているのは痛いほどわかる。きっと母親のことも知りたいに違いない。
「ともかく、国王も聖女も不在のこの国は長くない」
「瘴気が晴れたら、敵国の侵入もあるかも知れないし、それ以前に内乱だな。ルブラート教徒の動きも未だ掴めていないしな」
「モンファルトが王になれば、少なくともミラート神国は確実に滅びるな」
「僕は国など無くなっても構わないが……国民を流浪の民にするのは忍びない。ましてや、精霊に見放されたら、この土地では生きることすら難しい」
「ルビラの魂さえきっちり浄化されればいいんだけど」
「そのためには何としてもアードグイに行かねばな」
ガーネットが決意を顕にして、全員が頷いた。
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コトコトと煮込んだキパの肉と根野菜。本来ならコンソメかビーフストックで煮込むのだが、今回はマロッカのミルクと少量のターメリックとシナモン。セロリ、玉ねぎ、人参を大きめに切ってゆっくり煮込み、野菜が柔らかくなったところで、マロッカのミルクをゆっくり入れて混ぜ合わせる。マロッカのミルクは肉を柔らかくする作用があるので少し煮込めば、まるで長時間煮込んだシチューのように出来上がるのだ。本来なら牛肉の塊り肉でいきたいところだが、あいにく手に入らなかったため、緑の砦から持ってきたキパの肉で作ってみた。キパ肉はラム肉とよく似ていてまろみのある赤肉だ。マロッカのミルクとよく合う。
「ああ~、腹減ったなあ!すっげーいい匂いなんだけど。嬢ちゃん、まだか?」
「もうちょっと待ってください。今ナン焼くので」
「ナン?」
「フラットブレッドです。モッコロの粉で作ったの」
「バーズの村で食べたな」
「あ、すごい、クルトさん。覚えてました?」
「ああ。うまかったから…」
「あ、あれか!タバラッカの肉を挟んで食べたやつ!?」
「そう、それです」
アイザックは、バーズで食べた味を思い出したようで、小躍りを始めた。完全に胃袋を掴まれている。遠目にそれを見ていたガーネットが大きくため息をついた。
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「グラッツロッチも殲滅できたし、今晩はここで過ごすとして。明日はいよいよアードグイに向かえるかな」
ナンを千切り、ボウルの底に残ったポトフの汁をすくい取りながらクルトが話し始めた。既に食べ終わり、マロッカソーダをチビチビと飲みながらアイザックが首を傾げた。
「海越えはどうするんだ?見張り番のカリプソがいるって話だが」
「カリプソ?」
「海の放浪者って呼ばれている、海女だよ」
「へえ。私の世界では、カリプソって確かギリシャ神話に出てくる海の女神なんだけど」
ミヤコは食器を片付けながら、昔読んだ神話を思い出した。人間の英雄に恋をするも、ゼウスの命令で許されない恋を泣く泣く諦めた。なのに手放してしまった英雄が恋しすぎて、耐えられずに自殺してしまう女神カリプソ。ギリシャ神話はそういうところがとても人間くさい。神様なのに自殺しちゃうとか、ゼウスがひどい浮気男で、自分は人間の女とあちこちで子供をバンバン作りまくってるくせに、下級神には人間との恋にダメ出ししちゃうところとか。当然人間が作った神話だから、人間くさいのは当たり前なんだろうけど。神様下世話。
「女神?はっ、まさか。そんな綺麗なもんじゃねえだろ」
アイザックは呆れたようにミヤコを見た。どうやら神話のカリプソとは違うらしい。
「海のゴミ集めの浮浪者とか呼ばれてる」
「ええ…?美しい乙女とかじゃないの」
「魔女みたいな老婆だとか。聖域の番人だからな。近付くものは何でも拾うらしい」
「あの海に入って帰ってきたものはいないと聞いた。カリプソにしてみれば人間もゴミなのかもしれない」
ガーネットが俯き加減にそう言うと、そこに矛盾を感じたミヤコが首を傾げる。
「帰ってきた人がいないのなら、どこからそんな噂が」
「ミラートの神話に出てくる」
出た、神話。
全然当てにならないミラート神話。文献に書かれていることと事実が食い違ってばかりの神話。ミラートは神様じゃないし、聖女の話もルブラート教の話も実はもっと単純で、愛憎と欲に塗れてとても人間臭かった。まあ、人間だからしょうがないけど。
「ああ、じゃあ見た人がいたってことなのね。ミラート神話って全然アテにならないからなぁ…」
ミヤコは思わず、遠い目をして神話の危うさを憂えた。いつか時間ができたら書き直そう。
「おい、嬢ちゃん。歴史を簡単にひっくり返してくれるなよ」
ガーネットは聖騎士だ。ミラートを神と信じ、国と神殿を守るためにこれまで生きてきたのだ。いくらこの数日でミヤコに絆されたとはいえ、国の歴史が嘘っぱちだなどと言われては、やはりミヤコは謀反を企てる危険人物かと警戒せざるをえない。アイザックがガーネットの顔色を伺いながらミヤコに釘を刺した。
「あ、ごめん」
それに気がついたミヤコも首をすくめ、ちろっと舌を出した。ガーネットは文献のことについても知らないのだ。下手なことを言って、敵視されても困る。だがそれとは裏腹にガーネットは苦笑して、構わないと言った。
「そもそも、無理があると思っていたところなんだ」
「ガーネット?」
「私は王都の聖騎士隊長として誇りを持って国に准じてきた。たとえそれが、理不尽なものであろうと、国王が、聖女様が言うのだから正しいことなのだと言い聞かせてきた」
空になったポトフのボウルを両手に包み込み、ガーネットはそう言ってため息をついた。
「だが、ここ数年は私自身、わからなくなってきていたんだ」
国事に参加しない国王、国民を顧みない聖女。次第に弱まっていく聖女の結界と困窮していく人々の生活。魔障の拡大、瘴気の拡散、目の当たりにしたウスクヴェサールのの現況。どれほど王都を守ろうと、国政は悪くなるばかりで、ルブラート教の不穏な動きにも対応できていない。いったい何人の仲間が瘴気にやられ、魔獣に襲われて死んでいくのを見てきたことか。仕方がないと諦めていた悲しみは、まだガーネットの胸をえぐる。
「国王の不在に、宰相と軍師は朝晩なく奔走してはおられるが」
「宰相も軍師も政治家だ。信頼はできないだろう」
ガーネットの言葉に、クルトが反応した。口を一文字に引き、眉間にしわを寄せる。宰相はともかく軍師ははクルトの父親だ。全員がキョトンとした顔でクルトを見た。
「あの人は……軍師は人の心を持たない。自分の妻さえも国のために見殺しにできる人だ。僕も人のことを言えた義理ではないけど、数なくとも僕は、自分の庇護下に入れた人間を見殺しにはしない」
「クルトさん?」
「軍師はともかく、宰相は自分の地位が最も大事だし、ミヤを差し出せとうるさかったのもこの人だ」
そういえば、ミヤコはクルトから家族の話を聞いたことがない。いつも自分の家族のことばかりで、クルトの家族のことを考えたことがなかった。クルトの母親は亡くなられたのだろうか。
「クルトさん、ごめん。わたしいつも自分の家族のことばかりで…」
「ああ、それは気にすることはないよ、ミヤ。この国にいる人の大半が片親をなくしている。いや、片親でも居ればいい方だ。この数十年で国民の数は激減しているし、男は傭兵や討伐隊になって命を張っているからなかなか家族も持てない。王都から離れた人々にまで聖女の恵みは届いていないのに、瘴気に囲まれてこの国から逃げる術もない。だから僕の環境は特別不憫でもないんだ」
クルトが優しげにミヤの頭を撫で、ポンポンとなだめる。
「ただ、僕の母はね。軍師の跡取りを作ったからもう用はないとばかりに捨てられた」
「えっ」
「もともと僕が生まれたのはミラート神国ではなくてね。北の離島だったらしい。僕の母は風魔法の使い手だったらしく、軍師が使えない力だった。彼は火と地の魔法を得意とするんだが、そこそこ使える水の魔法はいいとしても、風だけは使えなかった。その力を得るために旅に出たんだが、その旅先で母に出会った。風魔法を得意とする母と恋仲になったのか、契約を交わしたのかはわからないけれど、ともかく母は僕を身ごもった。そして僕が生まれて、風魔法が使えることを知って、僕を連れて国に戻ったんだ。国のために生きる子供に母親はいらないと言ってね。軍師は詳しくは語らないから、経緯まではわからないんだけど」
ふっと自嘲し肩をすくませたクルトに、ミヤコはやるせなくなり、片手をクルトの太ももに乗せ、ゆっくり撫でた。心配げに顔を覗き込むが、なんと言って慰めるべきかわからない。お母さんはそれを了承したのだろうか。それともお父さんが無理やり母子を引き離したのだろうか。どちらにせよ、クルトが傷ついているのは痛いほどわかる。きっと母親のことも知りたいに違いない。
「ともかく、国王も聖女も不在のこの国は長くない」
「瘴気が晴れたら、敵国の侵入もあるかも知れないし、それ以前に内乱だな。ルブラート教徒の動きも未だ掴めていないしな」
「モンファルトが王になれば、少なくともミラート神国は確実に滅びるな」
「僕は国など無くなっても構わないが……国民を流浪の民にするのは忍びない。ましてや、精霊に見放されたら、この土地では生きることすら難しい」
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