16 / 28
出立ちの日
しおりを挟む
「じゃあ、ばあちゃん。準備はできたか?」
「はい。準備は万端ですわ」
それから一ヶ月後、山の恩恵のおかげかエリザベスの怪我は驚異的な速さで回復し、普通に立って歩けるどころか走ったり飛び跳ねたりまで出来るようになった。うすら緑がかった痩せ細った体は回復を見せることはなかったが、骨は丈夫のようだ。令嬢だった頃は走ったり飛び跳ねたりなどしたことはなかったが、ひと月の間に村人たちは親切にも厳しく、禊という名の教育をエリザベスに施し、山での生活について、それこそ手取り足取り懇切丁寧に教え仕込んだ。
「お山の途中にね、魔女が住んでいた小屋があるはずなの」
エルマ曰く、山の中腹に、昔魔女が住んでいたと言う小屋があるらしく、もし山神様のお情けがいただければ、そこまで辿り着けるはずだという。
木こりのジャックは斧の使い方を教え、エリザベスでも扱える小さなハンドアクスをエリザベスに差し出した。狩人のハンターは特にエリザベスを心配し、弓の使い方から罠の掛け方、矢の作り方まで教え、解体用のナイフを渡して、動物の捌き方まで手解きした。最初は青ざめていたエリザベスも、生きていくための必要な知識として真面目に取り組んだおかげで、ウサギや鳥はなんとか様になるようになった。
本来、罪人に斧やナイフなど渡せばどうなることか、と心配もするものだが、今や村人たちはエリザベスが罪人などとは思っていない。子供達に文字を教え、遊び、笑い合う極悪人などいるものか、と。
村の女たちは、籠の編み方や、機織り、燻製肉や保存食の作り方を教え、村長は薬草の知識を与え、薬の作り方という手書きの本も渡した。たったひと月という期間ではあったが、エリザベスは持ち前の勤勉さで朝から晩までよく学び、知識をつけていった。スキやクワも扱えるようになったし、薪割りもお手の物だ。魔女の言う通り、体力は老婆のそれではなく、数日の筋肉痛に悩まされたものの、朝から晩まで動いても平気な程に回復した。
「皆様、本当に今までお世話になりました。皆様からいただいた知識でわたくし、逞しく生きながらえて見せますわ」
「ふふ。その調子だよ、ばあちゃん。寂しくなるけど、私たちはいつでもここにいる。お勤めを果たしたら帰ってきてね」
「婆ちゃんの回復力はきっと山神様が与えて下すったもんだよ。だから大丈夫。お山でも生きていけるはずさ」
七年と七ヶ月。セントポリオンの中腹で生き抜かなければならない。令嬢としての甘えはとうに捨てたし、王都に未練は無い。気がかりなのは両親とハルバートだが、追放されたエリザベスにもう出来る事はないのだ。
「俺が途中まで一緒に行こう」
「ハンターさん、よろしいのですか?」
「ん。入ってすぐに行き倒れされても夢見が悪いからな」
「まあ、わたくしこれでも体も鍛えましたし、色々覚えましたのよ。でも、初めて入るお山ですから心強いですわ。ありがとうございます」
「ばあちゃん、籠の中に数日分の食料は入っているからね。あと、ツキグマの毛皮も入っているよ。夜は冷えるからちゃんとくるまって寝るんだよ」
「ありがとうございますエルマさん。皆さんも。それではお元気で。行ってまいります」
村人に見送られ、エリザベスはハンターと共に歩き出した。
山を登り始めた頃はまだ見えていた芝や青々とした木々も、だんだんと物寂しくなっていく。見上げれば、万年雪の積もる山頂が入山を頑なに拒んでいるようにも見えた。
「ばあちゃん、本当はあんたを一人にしたくないんだが」
「ハンターさん」
黙々と前を向いて何匹かの獣を狩っていたハンターだったが、あるところまで来て振り返った。
「あんた、悪い人間じゃないと、俺は思う」
「…ありがとうございます」
「だけど、掟は掟だから…。」
「ええ、わかっていますわ。大丈夫。あれだけ皆様に厳しく教えていただいたんですもの。わたくし、頑張りますわ」
「この方向、あそこの一本杉を目標に目標にして真っ直ぐ行くと良い。地図上では、あの方向に魔女の小屋があるはずだから」
「わかりました」
ハンターは、おそらくエリザベスより数年は歳上と見られる。ハルバートと同じか少し上か。深い海のような青い瞳は、狩りをするせいか鋭い目つきで、筋肉質の体つきと灰色の髪が、絵本で見る神の使いの銀狼のようだ。エリザベスは自分の短くなった髪と少し似ているなと思う。
「本当はご法度なんだけど」
少し気まずそうに視線を逸らし、頭をぼりぼりと掻きながら、ハンターは口を開いた。
「名前、教えてくれないか?」
「はい。準備は万端ですわ」
それから一ヶ月後、山の恩恵のおかげかエリザベスの怪我は驚異的な速さで回復し、普通に立って歩けるどころか走ったり飛び跳ねたりまで出来るようになった。うすら緑がかった痩せ細った体は回復を見せることはなかったが、骨は丈夫のようだ。令嬢だった頃は走ったり飛び跳ねたりなどしたことはなかったが、ひと月の間に村人たちは親切にも厳しく、禊という名の教育をエリザベスに施し、山での生活について、それこそ手取り足取り懇切丁寧に教え仕込んだ。
「お山の途中にね、魔女が住んでいた小屋があるはずなの」
エルマ曰く、山の中腹に、昔魔女が住んでいたと言う小屋があるらしく、もし山神様のお情けがいただければ、そこまで辿り着けるはずだという。
木こりのジャックは斧の使い方を教え、エリザベスでも扱える小さなハンドアクスをエリザベスに差し出した。狩人のハンターは特にエリザベスを心配し、弓の使い方から罠の掛け方、矢の作り方まで教え、解体用のナイフを渡して、動物の捌き方まで手解きした。最初は青ざめていたエリザベスも、生きていくための必要な知識として真面目に取り組んだおかげで、ウサギや鳥はなんとか様になるようになった。
本来、罪人に斧やナイフなど渡せばどうなることか、と心配もするものだが、今や村人たちはエリザベスが罪人などとは思っていない。子供達に文字を教え、遊び、笑い合う極悪人などいるものか、と。
村の女たちは、籠の編み方や、機織り、燻製肉や保存食の作り方を教え、村長は薬草の知識を与え、薬の作り方という手書きの本も渡した。たったひと月という期間ではあったが、エリザベスは持ち前の勤勉さで朝から晩までよく学び、知識をつけていった。スキやクワも扱えるようになったし、薪割りもお手の物だ。魔女の言う通り、体力は老婆のそれではなく、数日の筋肉痛に悩まされたものの、朝から晩まで動いても平気な程に回復した。
「皆様、本当に今までお世話になりました。皆様からいただいた知識でわたくし、逞しく生きながらえて見せますわ」
「ふふ。その調子だよ、ばあちゃん。寂しくなるけど、私たちはいつでもここにいる。お勤めを果たしたら帰ってきてね」
「婆ちゃんの回復力はきっと山神様が与えて下すったもんだよ。だから大丈夫。お山でも生きていけるはずさ」
七年と七ヶ月。セントポリオンの中腹で生き抜かなければならない。令嬢としての甘えはとうに捨てたし、王都に未練は無い。気がかりなのは両親とハルバートだが、追放されたエリザベスにもう出来る事はないのだ。
「俺が途中まで一緒に行こう」
「ハンターさん、よろしいのですか?」
「ん。入ってすぐに行き倒れされても夢見が悪いからな」
「まあ、わたくしこれでも体も鍛えましたし、色々覚えましたのよ。でも、初めて入るお山ですから心強いですわ。ありがとうございます」
「ばあちゃん、籠の中に数日分の食料は入っているからね。あと、ツキグマの毛皮も入っているよ。夜は冷えるからちゃんとくるまって寝るんだよ」
「ありがとうございますエルマさん。皆さんも。それではお元気で。行ってまいります」
村人に見送られ、エリザベスはハンターと共に歩き出した。
山を登り始めた頃はまだ見えていた芝や青々とした木々も、だんだんと物寂しくなっていく。見上げれば、万年雪の積もる山頂が入山を頑なに拒んでいるようにも見えた。
「ばあちゃん、本当はあんたを一人にしたくないんだが」
「ハンターさん」
黙々と前を向いて何匹かの獣を狩っていたハンターだったが、あるところまで来て振り返った。
「あんた、悪い人間じゃないと、俺は思う」
「…ありがとうございます」
「だけど、掟は掟だから…。」
「ええ、わかっていますわ。大丈夫。あれだけ皆様に厳しく教えていただいたんですもの。わたくし、頑張りますわ」
「この方向、あそこの一本杉を目標に目標にして真っ直ぐ行くと良い。地図上では、あの方向に魔女の小屋があるはずだから」
「わかりました」
ハンターは、おそらくエリザベスより数年は歳上と見られる。ハルバートと同じか少し上か。深い海のような青い瞳は、狩りをするせいか鋭い目つきで、筋肉質の体つきと灰色の髪が、絵本で見る神の使いの銀狼のようだ。エリザベスは自分の短くなった髪と少し似ているなと思う。
「本当はご法度なんだけど」
少し気まずそうに視線を逸らし、頭をぼりぼりと掻きながら、ハンターは口を開いた。
「名前、教えてくれないか?」
140
あなたにおすすめの小説
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
【完結】さようなら。毒親と毒姉に利用され、虐げられる人生はもう御免です 〜復讐として隣国の王家に嫁いだら、婚約者に溺愛されました〜
ゆうき
恋愛
父の一夜の過ちによって生を受け、聖女の力を持って生まれてしまったことで、姉に聖女の力を持って生まれてくることを望んでいた家族に虐げられて生きてきた王女セリアは、隣国との戦争を再び引き起こした大罪人として、処刑されてしまった。
しかし、それは現実で起こったことではなく、聖女の力による予知の力で見た、自分の破滅の未来だった。
生まれて初めてみた、自分の予知。しかも、予知を見てしまうと、もうその人の不幸は、内容が変えられても、不幸が起こることは変えられない。
それでも、このまま何もしなければ、身に覚えのないことで処刑されてしまう。日頃から、戦争で亡くなった母の元に早く行きたいと思っていたセリアだが、いざ破滅の未来を見たら、そんなのはまっぴら御免だと強く感じた。
幼い頃は、白馬に乗った王子様が助けに来てくれると夢見ていたが、未来は自分で勝ち取るものだと考えたセリアは、一つの疑問を口にする。
「……そもそも、どうして私がこんな仕打ちを受けなくちゃいけないの?」
初めて前向きになったセリアに浮かんだのは、疑問と――恨み。その瞬間、セリアは心に誓った。自分を虐げてきた家族と、母を奪った戦争の元凶である、隣国に復讐をしようと。
そんな彼女にとある情報が舞い込む。長年戦争をしていた隣国の王家が、友好の証として、王子の婚約者を探していると。
これは復讐に使えると思ったセリアは、その婚約者に立候補しようとするが……この時のセリアはまだ知らない。復讐をしようとしている隣国の王子が、運命の相手だということを。そして、彼に溺愛される未来が待っていることも。
これは、復讐を決意した一人の少女が、復讐と運命の相手との出会いを経て、幸せに至るまでの物語。
☆既に全話執筆、予約投稿済みです☆
婚約破棄された公爵令嬢は冤罪で地下牢へ、前世の記憶を思い出したので、スキル引きこもりを使って王子たちに復讐します!
山田 バルス
ファンタジー
王宮大広間は春の祝宴で黄金色に輝き、各地の貴族たちの笑い声と音楽で満ちていた。しかしその中心で、空気を切り裂くように響いたのは、第1王子アルベルトの声だった。
「ローゼ・フォン・エルンスト! おまえとの婚約は、今日をもって破棄する!」
周囲の視線が一斉にローゼに注がれ、彼女は凍りついた。「……は?」唇からもれる言葉は震え、理解できないまま広間のざわめきが広がっていく。幼い頃から王子の隣で育ち、未来の王妃として教育を受けてきたローゼ――その誇り高き公爵令嬢が、今まさに公開の場で突き放されたのだ。
アルベルトは勝ち誇る笑みを浮かべ、隣に立つ淡いピンク髪の少女ミーアを差し置き、「おれはこの天使を選ぶ」と宣言した。ミーアは目を潤ませ、か細い声で応じる。取り巻きの貴族たちも次々にローゼの罪を指摘し、アーサーやマッスルといった証人が証言を加えることで、非難の声は広間を震わせた。
ローゼは必死に抗う。「わたしは何もしていない……」だが、王子の視線と群衆の圧力の前に言葉は届かない。アルベルトは公然と彼女を罪人扱いし、地下牢への収監を命じる。近衛兵に両腕を拘束され、引きずられるローゼ。広間には王子を讃える喝采と、哀れむ視線だけが残った。
その孤立無援の絶望の中で、ローゼの胸にかすかな光がともる。それは前世の記憶――ブラック企業で心身をすり減らし、引きこもりとなった過去の記憶だった。地下牢という絶望的な空間が、彼女の心に小さな希望を芽生えさせる。
そして――スキル《引きこもり》が発動する兆しを見せた。絶望の牢獄は、ローゼにとって新たな力を得る場となる。《マイルーム》が呼び出され、誰にも侵入されない自分だけの聖域が生まれる。泣き崩れる心に、未来への決意が灯る。ここから、ローゼの再起と逆転の物語が始まるのだった。
私の生前がだいぶ不幸でカミサマにそれを話したら、何故かそれが役に立ったらしい
あとさん♪
ファンタジー
その瞬間を、何故かよく覚えている。
誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。
それが私の最後の記憶。
※わかっている、これはご都合主義!
※設定はゆるんゆるん
※実在しない
※全五話
本物の『神託の花嫁』は妹ではなく私なんですが、興味はないのでバックレさせていただいてもよろしいでしょうか?王太子殿下?
神崎 ルナ
恋愛
このシステバン王国では神託が降りて花嫁が決まることがある。カーラもその例の一人で王太子の神託の花嫁として選ばれたはずだった。「お姉様より私の方がふさわしいわ!!」妹――エリスのひと声がなければ。地味な茶色の髪の姉と輝く金髪と美貌の妹。傍から見ても一目瞭然、とばかりに男爵夫妻は妹エリスを『神託の花嫁のカーラ・マルボーロ男爵令嬢』として差し出すことにした。姉カーラは修道院へ厄介払いされることになる。修道院への馬車が盗賊の襲撃に遭うが、カーラは少しも動じず、盗賊に立ち向かった。カーラは何となく予感していた。いつか、自分がお払い箱にされる日が来るのではないか、と。キツい日課の合間に体も魔術も鍛えていたのだ。盗賊たちは魔術には不慣れなようで、カーラの力でも何とかなった。そこでカーラは木々の奥へ声を掛ける。「いい加減、出て来て下さらない?」その声に応じたのは一人の青年。ジェイドと名乗る彼は旅をしている吟遊詩人らしく、腕っぷしに自信がなかったから隠れていた、と謝罪した。が、カーラは不審に感じた。今使った魔術の範囲内にいたはずなのに、普通に話している? カーラが使ったのは『思っていることとは反対のことを言ってしまう魔術』だった。その魔術に掛かっているのならリュートを持った自分を『吟遊詩人』と正直に言えるはずがなかった。
カーラは思案する。このまま家に戻る訳にはいかない。かといって『神託の花嫁』になるのもごめんである。カーラは以前考えていた通り、この国を出ようと決心する。だが、「女性の一人旅は危ない」とジェイドに同行を申し出られる。
(※注 今回、いつもにもまして時代考証がゆるいですm(__)m ゆるふわでもOKだよ、という方のみお進み下さいm(__)m
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる