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エピローグ 約束の証
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エピローグ 約束の証
白く清潔な部屋のテーブルに、資料と筆記具が整然と並べられている。
壁には落ち着いた色の装飾画がかけられ、控えめなクラシックが流れていた。
横に並んだ二人の男女。
男性は柔らかな表情を浮かべ、女性は少し緊張した様子で手帳を開いていた。
彼らの前には、接客用のスーツに身を包んだ女性スタッフがいて、なにか話始めようとしていた。
話が始まった途端、男性が持つスマートホンが震えた。
「すみません、ちょっと失礼します」
男性が立ち上がり、スマートフォンを手にそっと部屋を出る。
スタッフの女性が話をやめ、
「では、お連れ様が戻られたら再開しますので、少々お待ちください」
スタッフも静かに退出し、部屋には女性ひとりだけが残された。
女性――遥は、ぼんやりと窓の外を眺め、ふとスマホに手を伸ばす。
何気なく開いたニュースアプリ。そこで目に飛び込んできた文字に、彼女の動きが止まった。
【速報】女性8人殺害の如月碧人被告、控訴せず死刑確定 凶悪事件に終止符
東京都内を中心に、20代から30代の女性8人を相次いで殺害したとして、殺人罪などに問われていた如月碧人被告(34)について、今月10日までに弁護側が控訴を行わなかったことが分かった。これにより、東京地方裁判所が今年6月に言い渡した死刑判決が確定する。
如月被告は、SNSやマッチングアプリなどで知り合った女性をターゲットにし、交際関係を装って自宅や人気のない場所へ誘い出し、いずれも首を絞めるなどして殺害したとされる。被告は一部の遺体を遺棄・損壊した容疑でも立件されていた。
初公判では一転して起訴内容を認め、「償いたい」と述べるなど態度を軟化させたが、裁判所は「極めて冷酷で身勝手な動機に基づいた連続殺人であり、社会に与えた影響は甚大」として死刑を選択。弁護側が控訴を検討していたが、最終的に断念したものとみられる。
世間を震撼させた“静かな殺人鬼”として注目を集めた本事件は、死刑確定によって法的な決着を迎えた形だ。
遥は画面から目を離せず、固まったまま呟いた。
「……碧人……」
その瞬間、涙が頬を伝い、音もなく落ちた。
過去と現在が一瞬で交錯する。あの夜、あの恐怖、そして別れ。
ドアが開き、奏が戻ってきた。
「……どうしたの? 泣いてる……?」
遥は慌てて涙を拭い、笑顔を作る。
「ううん、なんでもないよ……。なんか、実感がわいてきちゃって。……こうしてると、急に……」
「急に?」
「結婚するんだなぁって……」
奏は驚いた顔で、それでもやさしく笑ってハンカチを差し出した。
「ありがとう……」
遥は下を向いたまま、しばらく何も言わなかった。
奏は知っていた。
ここ最近、連日あの事件の判決が下ったことが報道されていた。
遥が巻き込まれたあの大事件、いかし、それでも遥が気丈に振る舞っていたことも知っていた。
だから今日の予定も、奏は延期を提案していたが、遥は笑って「大丈夫」と言ったのだ。
奏はあえて、何も触れずに遥の隣に座って軽く肩を抱く。
スタッフが戻り、打ち合わせが再開される。
「では、日程の仮押さえが済みましたので、ご列席予定者の人数をうかがってもよろしいでしょうか?」
「はい。身内中心の小規模な式を希望していて……お互いの親兄弟と、友人が10人ずつくらいです。いいよね? ハルちゃん」
遥は、ふいに振られて驚いたように顔を上げる。
「う、うん。それでいいと思う」
「はい、かしこまりました。ご両親とご兄弟、それにご友人で計25名ほどですね。では30~40名用のお部屋で仮押さえしておきます」
遥は少し元気を取り戻したように(しかしどこか無理に)微笑む。
「ねえ、奏くん。陸翔くん呼ぶよね? ちゃんと予定に入れてる?」
「もちろん。この前会ったとき、出席してくれるって言ってたし」
「よかった。彼がいなかったら……私たち、きっとこうしていられなかったから」
「そうだね。本当に、彼のおかげだよ」
しばしの沈黙のあと、奏がふと聞いた。
「そうだ、ハルちゃん。……例の黒服の二人はどうする? 呼べる?」
遥は目を見開き、少し考えてから微笑んだ。
「呼べるけど……やめとこ。だって……縁起悪いじゃん、あの人たち。お祝いの日に来るような人たちじゃないし」
そう言って、何気なく窓の外を見る。
遠く、建物の影。黒い人影が二つ――風にそよいでいるように、ただそこにいた。
遥は見なかったふりをして、前を向き直す。
「ではこのかたちでご予約いたしますね。次に……」
スタッフの言葉が遠くなる。
遥の心の中では、誰かに語りかける声が響いていた。
(碧人……。あなたは本当に変われたんだね。ちゃんと罪を償うって言ってた。ありがとう……あなたのおかげで私は生きてる。そして、奏くんと……)
(あなたのことは、絶対に忘れないよ)
遥はまっすぐ奏を見つめて、笑顔で言った。
「絶対、いい結婚式にしようね、奏くん。 私、奏くんのこと……愛してる!」
驚いたようなスタッフが、一瞬だけ顔を上げ、すぐに微笑んだ。
奏は照れくさそうに、それでもまっすぐ遥を見つめ返す。
「……ぼ、僕も……愛してる」
その声は、小さすぎて誰にも聞こえなかったかもしれない。
けれど、それは確かな未来への誓いだった。
了
あとがき
この『死神の誤算と策略、私の運命はもう変わらない』は、前作『死神と私と、優しい殺人鬼の想い出』を書き終えたときに、どこか“物足りなさ”を感じたことがきっかけで生まれた物語です。
もともと『死神と私と、優しい殺人鬼の想い出』は短編小説として構想しており、3万字程度に収める予定でした。
しかし、プロットを構成するうちに次々とアイデアが浮かび、書き進めていくうちに7万字を超え、短めながらも長編の域に達してしまいました。短編としての発想だったため、登場人物は必要最低限、余分なエピソードを盛り込まない設計にしていたのですが、完成した作品を読み返してみると、「シンプルで読みやすい反面、どこか物足りない」という印象が残りました。
それならば、次はより多彩な人物設定を用い、複雑に絡み合うようなプロットで物語を描いてみたい。そう思い、続編の構想を練り始めました。
続編を考えるうえで、最初に悩んだのは「誰を主人公にするか」という点でした。
刑務所にいる碧人をそのまま主軸に据えることもできましたし、まったく新しいキャラクターを主人公にして、死神・烏牙をより物語の中心に据える構成もあり得ました。そして最終的に、今作のように再び遥を主人公とすることに決めました。
それは一見安直な選択に見えるかもしれませんが、「遥に新たな特徴を与えるならどうだろう」と考えたときに、“他人に憑いた死神が見える唯一の人間”というアイデアが浮かびました。
死神が見えるということは、つまり“人の死期が分かる”ということであり、そんな力を持った遥のような心優しい女性が、それをどう受け止め、どう行動するのか――そこに強く惹かれました。
また、新たな死神・那刃を登場させることで、前作では描けなかった「運命の交差」にも挑むことができました。遥をその交差点の中にどう絡ませるかを考えるのは、本当に楽しい作業でした。
気づけばこの『死神の誤算と策略、私の運命はもう変わらない』も8万字を超える長編作品となりましたが、基本的には前作『死神と私と、優しい殺人鬼の想い出』と合わせた“連作”として構成しています。
2作あわせて読むことで、死神と人間、そして運命をめぐる物語はようやく一つの完結を迎えます。
この二部作を通じて、あなたの心に何かが残る物語であったなら、これ以上の喜びはありません。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
2025年7月 陵月夜白
白く清潔な部屋のテーブルに、資料と筆記具が整然と並べられている。
壁には落ち着いた色の装飾画がかけられ、控えめなクラシックが流れていた。
横に並んだ二人の男女。
男性は柔らかな表情を浮かべ、女性は少し緊張した様子で手帳を開いていた。
彼らの前には、接客用のスーツに身を包んだ女性スタッフがいて、なにか話始めようとしていた。
話が始まった途端、男性が持つスマートホンが震えた。
「すみません、ちょっと失礼します」
男性が立ち上がり、スマートフォンを手にそっと部屋を出る。
スタッフの女性が話をやめ、
「では、お連れ様が戻られたら再開しますので、少々お待ちください」
スタッフも静かに退出し、部屋には女性ひとりだけが残された。
女性――遥は、ぼんやりと窓の外を眺め、ふとスマホに手を伸ばす。
何気なく開いたニュースアプリ。そこで目に飛び込んできた文字に、彼女の動きが止まった。
【速報】女性8人殺害の如月碧人被告、控訴せず死刑確定 凶悪事件に終止符
東京都内を中心に、20代から30代の女性8人を相次いで殺害したとして、殺人罪などに問われていた如月碧人被告(34)について、今月10日までに弁護側が控訴を行わなかったことが分かった。これにより、東京地方裁判所が今年6月に言い渡した死刑判決が確定する。
如月被告は、SNSやマッチングアプリなどで知り合った女性をターゲットにし、交際関係を装って自宅や人気のない場所へ誘い出し、いずれも首を絞めるなどして殺害したとされる。被告は一部の遺体を遺棄・損壊した容疑でも立件されていた。
初公判では一転して起訴内容を認め、「償いたい」と述べるなど態度を軟化させたが、裁判所は「極めて冷酷で身勝手な動機に基づいた連続殺人であり、社会に与えた影響は甚大」として死刑を選択。弁護側が控訴を検討していたが、最終的に断念したものとみられる。
世間を震撼させた“静かな殺人鬼”として注目を集めた本事件は、死刑確定によって法的な決着を迎えた形だ。
遥は画面から目を離せず、固まったまま呟いた。
「……碧人……」
その瞬間、涙が頬を伝い、音もなく落ちた。
過去と現在が一瞬で交錯する。あの夜、あの恐怖、そして別れ。
ドアが開き、奏が戻ってきた。
「……どうしたの? 泣いてる……?」
遥は慌てて涙を拭い、笑顔を作る。
「ううん、なんでもないよ……。なんか、実感がわいてきちゃって。……こうしてると、急に……」
「急に?」
「結婚するんだなぁって……」
奏は驚いた顔で、それでもやさしく笑ってハンカチを差し出した。
「ありがとう……」
遥は下を向いたまま、しばらく何も言わなかった。
奏は知っていた。
ここ最近、連日あの事件の判決が下ったことが報道されていた。
遥が巻き込まれたあの大事件、いかし、それでも遥が気丈に振る舞っていたことも知っていた。
だから今日の予定も、奏は延期を提案していたが、遥は笑って「大丈夫」と言ったのだ。
奏はあえて、何も触れずに遥の隣に座って軽く肩を抱く。
スタッフが戻り、打ち合わせが再開される。
「では、日程の仮押さえが済みましたので、ご列席予定者の人数をうかがってもよろしいでしょうか?」
「はい。身内中心の小規模な式を希望していて……お互いの親兄弟と、友人が10人ずつくらいです。いいよね? ハルちゃん」
遥は、ふいに振られて驚いたように顔を上げる。
「う、うん。それでいいと思う」
「はい、かしこまりました。ご両親とご兄弟、それにご友人で計25名ほどですね。では30~40名用のお部屋で仮押さえしておきます」
遥は少し元気を取り戻したように(しかしどこか無理に)微笑む。
「ねえ、奏くん。陸翔くん呼ぶよね? ちゃんと予定に入れてる?」
「もちろん。この前会ったとき、出席してくれるって言ってたし」
「よかった。彼がいなかったら……私たち、きっとこうしていられなかったから」
「そうだね。本当に、彼のおかげだよ」
しばしの沈黙のあと、奏がふと聞いた。
「そうだ、ハルちゃん。……例の黒服の二人はどうする? 呼べる?」
遥は目を見開き、少し考えてから微笑んだ。
「呼べるけど……やめとこ。だって……縁起悪いじゃん、あの人たち。お祝いの日に来るような人たちじゃないし」
そう言って、何気なく窓の外を見る。
遠く、建物の影。黒い人影が二つ――風にそよいでいるように、ただそこにいた。
遥は見なかったふりをして、前を向き直す。
「ではこのかたちでご予約いたしますね。次に……」
スタッフの言葉が遠くなる。
遥の心の中では、誰かに語りかける声が響いていた。
(碧人……。あなたは本当に変われたんだね。ちゃんと罪を償うって言ってた。ありがとう……あなたのおかげで私は生きてる。そして、奏くんと……)
(あなたのことは、絶対に忘れないよ)
遥はまっすぐ奏を見つめて、笑顔で言った。
「絶対、いい結婚式にしようね、奏くん。 私、奏くんのこと……愛してる!」
驚いたようなスタッフが、一瞬だけ顔を上げ、すぐに微笑んだ。
奏は照れくさそうに、それでもまっすぐ遥を見つめ返す。
「……ぼ、僕も……愛してる」
その声は、小さすぎて誰にも聞こえなかったかもしれない。
けれど、それは確かな未来への誓いだった。
了
あとがき
この『死神の誤算と策略、私の運命はもう変わらない』は、前作『死神と私と、優しい殺人鬼の想い出』を書き終えたときに、どこか“物足りなさ”を感じたことがきっかけで生まれた物語です。
もともと『死神と私と、優しい殺人鬼の想い出』は短編小説として構想しており、3万字程度に収める予定でした。
しかし、プロットを構成するうちに次々とアイデアが浮かび、書き進めていくうちに7万字を超え、短めながらも長編の域に達してしまいました。短編としての発想だったため、登場人物は必要最低限、余分なエピソードを盛り込まない設計にしていたのですが、完成した作品を読み返してみると、「シンプルで読みやすい反面、どこか物足りない」という印象が残りました。
それならば、次はより多彩な人物設定を用い、複雑に絡み合うようなプロットで物語を描いてみたい。そう思い、続編の構想を練り始めました。
続編を考えるうえで、最初に悩んだのは「誰を主人公にするか」という点でした。
刑務所にいる碧人をそのまま主軸に据えることもできましたし、まったく新しいキャラクターを主人公にして、死神・烏牙をより物語の中心に据える構成もあり得ました。そして最終的に、今作のように再び遥を主人公とすることに決めました。
それは一見安直な選択に見えるかもしれませんが、「遥に新たな特徴を与えるならどうだろう」と考えたときに、“他人に憑いた死神が見える唯一の人間”というアイデアが浮かびました。
死神が見えるということは、つまり“人の死期が分かる”ということであり、そんな力を持った遥のような心優しい女性が、それをどう受け止め、どう行動するのか――そこに強く惹かれました。
また、新たな死神・那刃を登場させることで、前作では描けなかった「運命の交差」にも挑むことができました。遥をその交差点の中にどう絡ませるかを考えるのは、本当に楽しい作業でした。
気づけばこの『死神の誤算と策略、私の運命はもう変わらない』も8万字を超える長編作品となりましたが、基本的には前作『死神と私と、優しい殺人鬼の想い出』と合わせた“連作”として構成しています。
2作あわせて読むことで、死神と人間、そして運命をめぐる物語はようやく一つの完結を迎えます。
この二部作を通じて、あなたの心に何かが残る物語であったなら、これ以上の喜びはありません。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
2025年7月 陵月夜白
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