6 / 17
ルトが何だか怖いんです!
しおりを挟む
ご飯を食べた後、僕は寝てしまったらしい
で、途中で目を覚ましたんだけど夜だったから、また寝たのね
朝、目覚めた訳ですよ
……めっさ成長してるんですけど!!?
今、僕はパニックになってます!
だってさ、起きたら昨日までのムチムチの赤ちゃんボディーじゃなくなってて、
髪だって凄く伸びてたんだよ?
あとね、滑舌が良くなったよ!
前より、ちゃんと言える!
「ルト!ルト~」
ほら、ちゃんと言えてるでしょ~?
というか、ルトが起きないんだけど
「ルト!起きて!大変だよおぉ」
具合悪いのかなぁ?大丈夫なぁ……??
う……心配で泣けてきた
子供の涙腺は緩いんだよおお(泣)
「ふぇぇん……」
起きてよー
「る、とぉ、おき、ヒック、てよぉグス」
自分でも涙が止まらないことにビックリしてる
こんな泣いたの久しぶり
「ふぇえぇ……」
ぱちっ、がばっ、ぎゅ~~~!
んとね、上から
ルトが目を開いて、起き上がって、僕を抱きしめたの!
なんか凄くテンポが良かったぁ
ぎゅーーーーーーーーーーーーーー
「んんぅぅう」
ぎゅーは嬉しいけど、ちょっと苦しい
「ルト、くるし」
「あ、すみません。余りにもシノが可愛すぎて……あぁ、本当に愛らしい。
こんなにスベスベな白い肌、怪我をしてしまったら傷が残ってしまいそうですし、
それに、この大きくて綺麗な瞳……見つめられたら私は天に昇ってしまいそうです……
それと……」
「ま、まま、待って!そんなに言われたら僕恥ずかしいからやめて」
「あぁ、すみません。シノの事だったら一生考えていられる気がして……」
えっ、一生さっきみたいなの繰り返すの?
流石に怖いよ?僕、逃げちゃうよ??
「え、へへ……そっかぁ、よく分からないけどありがと?」
「ふふ、シノは私の傍にずっと居てくださいね?」
うん、僕もルトの事好きだから一緒にいる!
「分かった~!」
……?
僕が分かったと言った瞬間、ルトの目の色が変わった気がした
な、何で僕を見つめてるの????
「……シノ、私がいつ暴走するか分かりませんから、自分の行動と言葉に気をつけましょうね?」
「う、うん?」
暴走って何のことだろ
ルトは怒ったり、暴れたりしなさそうだけど……
ま、怒らせるなって事かな??
ルトと一緒に居られるならいっかぁ
「その顔は、やはり理解していないようですね……」
ルトは立ち上がったシノの背中に向かってボソリと呟くのだった……
で、途中で目を覚ましたんだけど夜だったから、また寝たのね
朝、目覚めた訳ですよ
……めっさ成長してるんですけど!!?
今、僕はパニックになってます!
だってさ、起きたら昨日までのムチムチの赤ちゃんボディーじゃなくなってて、
髪だって凄く伸びてたんだよ?
あとね、滑舌が良くなったよ!
前より、ちゃんと言える!
「ルト!ルト~」
ほら、ちゃんと言えてるでしょ~?
というか、ルトが起きないんだけど
「ルト!起きて!大変だよおぉ」
具合悪いのかなぁ?大丈夫なぁ……??
う……心配で泣けてきた
子供の涙腺は緩いんだよおお(泣)
「ふぇぇん……」
起きてよー
「る、とぉ、おき、ヒック、てよぉグス」
自分でも涙が止まらないことにビックリしてる
こんな泣いたの久しぶり
「ふぇえぇ……」
ぱちっ、がばっ、ぎゅ~~~!
んとね、上から
ルトが目を開いて、起き上がって、僕を抱きしめたの!
なんか凄くテンポが良かったぁ
ぎゅーーーーーーーーーーーーーー
「んんぅぅう」
ぎゅーは嬉しいけど、ちょっと苦しい
「ルト、くるし」
「あ、すみません。余りにもシノが可愛すぎて……あぁ、本当に愛らしい。
こんなにスベスベな白い肌、怪我をしてしまったら傷が残ってしまいそうですし、
それに、この大きくて綺麗な瞳……見つめられたら私は天に昇ってしまいそうです……
それと……」
「ま、まま、待って!そんなに言われたら僕恥ずかしいからやめて」
「あぁ、すみません。シノの事だったら一生考えていられる気がして……」
えっ、一生さっきみたいなの繰り返すの?
流石に怖いよ?僕、逃げちゃうよ??
「え、へへ……そっかぁ、よく分からないけどありがと?」
「ふふ、シノは私の傍にずっと居てくださいね?」
うん、僕もルトの事好きだから一緒にいる!
「分かった~!」
……?
僕が分かったと言った瞬間、ルトの目の色が変わった気がした
な、何で僕を見つめてるの????
「……シノ、私がいつ暴走するか分かりませんから、自分の行動と言葉に気をつけましょうね?」
「う、うん?」
暴走って何のことだろ
ルトは怒ったり、暴れたりしなさそうだけど……
ま、怒らせるなって事かな??
ルトと一緒に居られるならいっかぁ
「その顔は、やはり理解していないようですね……」
ルトは立ち上がったシノの背中に向かってボソリと呟くのだった……
342
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
【第一部・完結】毒を飲んだマリス~冷徹なふりして溺愛したい皇帝陛下と毒親育ちの転生人質王子が恋をした~
蛮野晩
BL
マリスは前世で毒親育ちなうえに不遇の最期を迎えた。
転生したらヘデルマリア王国の第一王子だったが、祖国は帝国に侵略されてしまう。
戦火のなかで帝国の皇帝陛下ヴェルハルトに出会う。
マリスは人質として帝国に赴いたが、そこで皇帝の弟(エヴァン・八歳)の世話役をすることになった。
皇帝ヴェルハルトは噂どおりの冷徹な男でマリスは人質として不遇な扱いを受けたが、――――じつは皇帝ヴェルハルトは戦火で出会ったマリスにすでにひと目惚れしていた!
しかもマリスが帝国に来てくれて内心大喜びだった!
ほんとうは溺愛したいが、溺愛しすぎはかっこよくない……。苦悩する皇帝ヴェルハルト。
皇帝陛下のラブコメと人質王子のシリアスがぶつかりあう。ラブコメvsシリアスのハッピーエンドです。
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
婚約破棄された悪役令息は従者に溺愛される
田中
BL
BLゲームの悪役令息であるリアン・ヒスコックに転生してしまった俺は、婚約者である第二王子から断罪されるのを待っていた!
なぜなら断罪が領地で療養という軽い処置だから。
婚約破棄をされたリアンは従者のテオと共に領地の屋敷で暮らすことになるが何気ないリアンの一言で、テオがリアンにぐいぐい迫ってきてーー?!
従者×悪役令息
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる