ラスボスヤンデレ悪役令息(仮)に転生。皆に執着溺愛され過ぎて世界滅亡エンドの危機です

 「色無し」と蔑まれる『ラズ・クレイドル』はヤンデレないと死にかけ、いつの間にかヤンデレ製造機になっていた。
 ヤンデレ連鎖が止まらない?!

 黒に近い濃い色であればあるほど、魔力が強いといわれ尊ばれる世界。
『聖爵家』と云われる癒やしの聖魔法を唯一血縁継承可能である、貴重な公爵家『クレイドル家』の嫡男として生まれた『ラズ・クレイドル』。
 透けるような白髪、ラズベリーピンクの瞳を持つ彼は『色無し』『忌み子』といわれ蔑まれていた。

 彼にはクレイドル家とリューグナー王家との昔からのしきたりにより、「数代おきに婚姻し子を授かる」という生まれる前から決められた運命が。

 当の本人ラズは前世の記憶が朧げにあるためなのか、元の性格か。
 意外にもこの「しきたり」や「色無し」に対してぽやんと楽観的に受け入れていた。

 しきたりにより、将来の伴侶である『レオン・リューグナー』との初顔合わせの日。
 ラズの目の前には『清く正しく美しいヤンデレを目指せ!』と目を疑うような文言を表示したウィンドウが出現した。

 突然出現したウィンドウの指示により、その日からラズは婚約者相手に『ヤンデレ』行動を強制的に行なうことに。
 すると何故か周りの皆のほうがヤンデレが連鎖し、ヤンデレ製造機に。

 ひょんなことから知ってしまった、自身の悲惨な未来を回避するだけで精一杯のラズは、周りに過剰に執着溺愛されているのも気付かない。

 ある日降された神託により、世界滅亡をも巻き込むラズへの周りの執着溺愛が加速する⸺

※ハピエンです。
※男性妊娠可能な世界のお話です。
 直接的な描写はありませんが、苦手な方はご回避下さい。

※攻め視点ヤンデレているので、苦手な方はご回避下さい。

※序盤はショタ時代続きます!

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☆表紙絵はAIで画像作成しました。
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