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第4章 抱擁
娘の《初めて》を欲しい男
しおりを挟む冷たく、重たい音が部屋に響いて、私はそこに倒れて床に手をつき、四つん這いになった。突然の痛みに、目の前がチカチカして、茫然としていた。
「お前はまだ何も分かってないのな?また体に分からせるしかないか」
冷たい口調で梶原はそう言うと、いきなり後ろから私の中に入ってきた。私の体は、まだ全然そんな準備もできていないのに。
「やめッ……!い、痛い!やめてよッ!!」
体が裂けそうに痛み、私はそう叫んだ。梶原はそんな私の髪を後ろから鷲掴みにして笑っている。
「痛い?嘘つけ。力を抜けば、すぐに気持ちよくなるだろう?どうした?足をもっと開け。腰を上げろ!お前は口では散々悪態ついても、いつも最後には俺に従う。体のほうが快楽に気付いたからだ。そんなことは、さすがに美夜にはまだ早いよな?」
梶原がそう言いながら、私の髪から手を離して首筋に指をなぞらせていく。私は眉をしかめながら、少し後ろを向いて梶原の腕を掴んだ。
「…ど…どういうこと…?」
「美夜には、毎回、お前とのことをビデオで見せてるんだ。あいつ、羨ましがってたぞ」
頭の中が、真っ白になった。
ビデオ?
美夜が、何を見てるって?
何を言ってるの?
「あいつが中学に上がり、初潮を迎えた暁には、僕が美夜の処女をもらう。本来なら萌梨の処女が欲しかったが、出遅れてしまったからな」
「……そ……んなっ」
私の瞳に涙が溢れてきて、頬を伝って床に零れ落ちた。
「ビデオのことは、言ってなかったな。よく撮れてるよ。声も、よく入ってる。美夜にもお前のくせや、やり方を学んでほしいからな。だから、練習もしてるよ。でもまだまだ下手くそだ。俺を気持ち良くしてくれないと、叩いて調教するしかない。だが、心配ない。あいつは、逆にお前より、喜んでるくらいだ」
「最低…!!」
私は思わず梶原の腕を叩くと、涙が次々に溢れてきた。こんな奴のことで二度と泣かないと心に決めたの…!
「あんたなんか最低!殺してやるっ!!」
私がそう泣き叫ぶと、梶原は次第に急速に腰を上下に揺らし始めた。
もう、二度と感じるものか!!
許さない!!
叩かれても、私に腕をかじられても、梶原は動きをさらに増すだけだ。
「幸せになりたいのか?お前には幸せになる資格なんかないんだよ。僕に抱かれている限り…!」
梶原は私の耳元でそう囁くと、私は初めて、声を上げて、泣いた。
「うわああぁッッ!!!」
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