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第2章 セブンティーン
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喉の奥まで出かかった言葉は、オトウサンの唇で塞がれてしまった。涙だけは、いつまでも零れて枯れなかった。気付いた時には、もうそこに圭ちゃんはいなかった。
そのことを、後になって圭ちゃんに責め立てると、圭ちゃんは唇を噛み締めて私から目をそらした。
「助けて…って叫んだら、助けにいこうと思ったよ。だけ…ど…聞こえなかったから」
圭ちゃんが肩を震わせてそう言うと、私はその場で泣き崩れた。圭ちゃんは、それ以上何も言わなかった…。泣いてる私に、触れてもこなかった。ひとしきり泣き喚いて、私はゆっくりと立ち上がった。
「……圭ちゃん。あたし、圭ちゃんのこと、許さない。だから、あたしの言うこと、聞いて。これからずっと、あたしのそばにいてね。約束して。あたしの言うことは、なんでも聞いてね」
私のその言葉は、呪縛のように圭ちゃんを縛りつけた。その言葉のせいで、それからずっと圭ちゃんを苦しませてきたんだ。その呪縛を、そろそろ解いてあげなくちゃだめなんだ。許さない、なんて嘘。しがみついていたのは、私のほう。
圭ちゃんは、圭ちゃんの道を選ぼうとしているのだから。
そのことを、後になって圭ちゃんに責め立てると、圭ちゃんは唇を噛み締めて私から目をそらした。
「助けて…って叫んだら、助けにいこうと思ったよ。だけ…ど…聞こえなかったから」
圭ちゃんが肩を震わせてそう言うと、私はその場で泣き崩れた。圭ちゃんは、それ以上何も言わなかった…。泣いてる私に、触れてもこなかった。ひとしきり泣き喚いて、私はゆっくりと立ち上がった。
「……圭ちゃん。あたし、圭ちゃんのこと、許さない。だから、あたしの言うこと、聞いて。これからずっと、あたしのそばにいてね。約束して。あたしの言うことは、なんでも聞いてね」
私のその言葉は、呪縛のように圭ちゃんを縛りつけた。その言葉のせいで、それからずっと圭ちゃんを苦しませてきたんだ。その呪縛を、そろそろ解いてあげなくちゃだめなんだ。許さない、なんて嘘。しがみついていたのは、私のほう。
圭ちゃんは、圭ちゃんの道を選ぼうとしているのだから。
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