148 / 260
第9章 再会の取調室
6
しおりを挟む
私は、自宅のお風呂の湯船に浸かりながら、理に触られている感覚を思い出して、1人、ムズムズしてしまった。
お風呂の湯気の中、私は目を閉じてみた。
目を閉じると、あの人のニヤッといたずらに笑う口元が思い浮かんだ。
たくましい肩幅で、いつも後ろからピッタリとくっついてくる。
裸と裸で密着するのが、好きだった。
体温も、熱くなったそのカタチも、全て感じられる。
後ろから抱きついて、うなじに口付ける。
ゴツゴツした骨が浮かび上がっている大きな手が、私の胸を掴んで激しく揉んでくる。
どこ触って欲しい?って聞いてくれて、触って欲しいところを全部受け入れて、してくれる。
激しくて、壊れそうになるくらい心も身体も、乱れる…。
普段なら言えないやらしいことばを言わせて、言わされて、最後には甘いキスと優しい愛撫で…私は身も心も満たされる…。
私は1人でそんなことを思って、なんだか恥ずかしくなり、膝を立てて膝に顔を埋めた。
「もう、ばか!ヘンタイ!」
自分のことだ。そう。自分のことなんだけど…。ジワリ…と涙が溢れてきて、私は顔を上げた。
会いたい…。
会いたいよ。
お風呂の湯気の中、私は目を閉じてみた。
目を閉じると、あの人のニヤッといたずらに笑う口元が思い浮かんだ。
たくましい肩幅で、いつも後ろからピッタリとくっついてくる。
裸と裸で密着するのが、好きだった。
体温も、熱くなったそのカタチも、全て感じられる。
後ろから抱きついて、うなじに口付ける。
ゴツゴツした骨が浮かび上がっている大きな手が、私の胸を掴んで激しく揉んでくる。
どこ触って欲しい?って聞いてくれて、触って欲しいところを全部受け入れて、してくれる。
激しくて、壊れそうになるくらい心も身体も、乱れる…。
普段なら言えないやらしいことばを言わせて、言わされて、最後には甘いキスと優しい愛撫で…私は身も心も満たされる…。
私は1人でそんなことを思って、なんだか恥ずかしくなり、膝を立てて膝に顔を埋めた。
「もう、ばか!ヘンタイ!」
自分のことだ。そう。自分のことなんだけど…。ジワリ…と涙が溢れてきて、私は顔を上げた。
会いたい…。
会いたいよ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
27
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる