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#9 森の中の村
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ヨツデグレイさんたちの村へはすんなり到着できた。
妊婦が一人で歩ける距離なので、道すがら何かに遭遇することもなく。
というか前回の探索時に気付かなかったのが不思議なくらい近かった。
まあ妊婦や病人や怪我人が利用するというのであれば、村は近くにあってしかるべきだよね。
そして村では普通に迎え入れてもらえた。
村では、静電気コミュニケーション――「交信」でまず、癒やしの樹を勝手に利用してしまったことを謝罪し、その妊婦さんに紹介されて来た旨を説明した。
その後、自分がこの空間へ迷い込んだ経緯などの説明へと移る。
彼らは口を普段は食物の摂取にしか使用しないらしく、説明中に俺が時折漏らしてしまった声を、子供たちが面白がって真似してた。
不本意ながらヨツデグレイさんたちの村に「えーっと」を流行らせてしまった。
彼らへの説明を通じて、脳内の言葉を送るのではなく、脳内のイメージや概念、記憶などをまるっと送る方法になんとなく慣れていった。
つーかよくよく考えたらピリリたちとの会話も、自分の脳内で言葉に翻訳していただけで、今思えば実際にやり取りしていたのはもっと感情とか欲求とかそういう原初的な衝動だった。
イメージそのものを送れるということで、彼らは仲間やモノに名前を付けない、ということもわかった。ピリリたちもそうだったな。
その姿を思い浮かべるだけで個人まで特定できるのだから、もちろん指示代名詞とか人称代名詞なんかもない。
誰かの顔とか道順とか、うろ覚えになったらどうしようというのも杞憂だ。彼らは記憶を定着させたり、その記憶を薄くするための脳内電気信号の操作に長けているからだ。
こうやって言語化するとなんだかすごいことのように感じるが、歩くことや自転車に乗ることと一緒で、自分の身体の複数の様々な動きについてそれぞれをコントロールするのではなく「こういう感じ」とまるっとまとめた認識でふわっと操作する感じでいけた。
なので姉貴たちの裸については、自分の記憶を薄れさせておいた。
クソ珠なんかの裸をふと思い出して反応する自分が腹立たしくて。
「えーっと!」
おっと。呼ばれた。
実は「名前」というものについて色々と説明したんだけど、なぜか「えーっと」が俺のあだ名になってしまった。
『油を採るが、見るか?』
『見る』
ヨツデグレイさんたちはデンキトカゲを大事にしている。崇拝に近い感じ。なのでデンキトカゲの大好物であるハネイモムシが寄ってくる樹液を出す樹を村の近くに植えている。
あくまでも養殖ではなく、集まりやすい環境を作っている感じ。
ただ彼らがハネイモムシを集めるのは、デンキトカゲへの贈り物的な理由ばかりでなく、彼ら自身が利用するためだ。
ハネイモムシは木製のローラーで体液を絞る。この体液を一晩、明かりを当てずに置いておくと、上澄み層と沈殿層とに分離する。上澄みは食用油として使い、沈殿物は煤の出ない燃料となる。
ローラーで潰したほうのハネイモムシは、日にさらしておくと白っぽく変色する。これを上澄み油でカラッと揚げると海老せんべいみたいになる。食べさせてもらったが、けっこう好き。
呼ばれたのは、油を採るのは夜に行うため。
そう。まさに今が夜。
時間の概念を伝えるのにはけっこう苦労したけれど、恐らくこちらの一日は32時間ほどと推測できる。
計算では、俺が「壁」の中に入っている間に一度、夜が訪れているっぽいのだが、俺にはその記憶がない。
ということは、俺が地球側でトイレに行ったり、コーンフレーク食べたりしている間に「壁」の向こうでは夜が来て朝が来ちゃってた……ということっぽい。
『排泄に行きたいの?』
村の子供たちに話しかけられた。
さっき互いの文化についてやり取りしてたとき、トイレの中は落ち着くのでよく考え事をする、みたいなことを伝えちゃったせいで、それ以降、俺が思索にふけってボーっとすると、すぐに排泄に行きたいかどうかを尋ねてくれるようになってしまった。
『いや、今はいい』
「塩! いるか?」
今度は発声で話しかけられた。声はちっちゃいけれど、しっかり聞き取れた。
実は、日本語を教えている。
俺がたくさんの情報を送るうちに、彼らのうち若い人たちが発声言語に興味を持ったのだが、数時間でそこそこの会話ができるまでに習熟した。
俺は彼らと交信できるけど、姉貴たちがそうだったようにこの「壁」の中へ入ってきた他の人たちが同じコミュニケーション能力を手に入れるかというと、そんでもない気がしたっから。
見た目がグレイな彼らが不要な争いを回避できたらいいなって。
「いる!」
と言っても本物の塩ではない。
彼らが使っている塩っぱい調味料をそう呼んだだけ。
実際にはニジカナブン(仮)が葉っぱの裏に産み付けた卵を保護するために大量に出す泡を乾燥させて砕いたもの。
ニジカナブンはカラーバリエーションの多いカナブンに似た虫。
あのゴムガエルの体色が様々だったのは、ニジカナブンをよく食べるから、らしい。
なんでもゴムガエルは、珍しい色をしているオスがよりモテるらしく、その体色を出すためにゴムガエルが色んな色のニジカナブンを食べて調整するそうだ。
ちなみに、ゴムガエルも食べさせてもらった。
ゴムガエルの皮部分はイカフライのイカに近い感じで、塩で美味しくいただいた。
身の部分、つまり肉は乾燥させたビーフジャーキーみたいな感じ。作る過程でゴムガエルの内臓と何種類かの草とで煮込んだ汁で煮られているため、その独特のクセのある味がついている。食感はいいんだけど味は苦手。
ゴムガエルの狩り方も教えてもらった。
ゴムガエルは「交信による生命のやり取り」ができない生き物なので、体の大きい者で追い込み猟をするらしい。
ピリリたちがハネイモムシに「空腹」を伝えて、それに呼応してくれた個体の命をいただく方法みたいに、ヨツデグレイさんたちも交信だけで他の生命をいただくときがあるとのこと。
なんというか、帝釈天を助けたウサギを彷彿とさせる。
『空腹』
ほら、考えたそばからピリリたちから交信が来た。
『空腹』『仲間』
え?
俺に似た生き物が、空腹で倒れてるって?
### 簡易人物紹介 ###
・詩真
主人公。姉と珠に辟易し「壁」の中に家出を決意。交信能力を手に入れた。ヨツデグレイに「えーっと」と呼ばれる。
・姉貴
羞恥心<探究心な姉。ご立派。凄まじい雷の力を入手したっぽい。
・珠
元幼馴染。話が通じない。すぐに変態呼ばわりしてくる。視界を奪う黒い玉を作れるようになったっぽい。
・眼鏡さん
姉貴の学校の人っぽい。良識も考察力もありそう。
・デンキトカゲ
交信能力を持つ六足トカゲ。ヌノススキの穂やハネイモムシを食べる。一番懐いている個体に「ピリリ」と名付けた。
・ヨツデグレイ
いわゆるグレイに似た人型種族。ただし腕は四本。交信能力を持ち、平和的で親切。若い個体は好奇心が旺盛。
妊婦が一人で歩ける距離なので、道すがら何かに遭遇することもなく。
というか前回の探索時に気付かなかったのが不思議なくらい近かった。
まあ妊婦や病人や怪我人が利用するというのであれば、村は近くにあってしかるべきだよね。
そして村では普通に迎え入れてもらえた。
村では、静電気コミュニケーション――「交信」でまず、癒やしの樹を勝手に利用してしまったことを謝罪し、その妊婦さんに紹介されて来た旨を説明した。
その後、自分がこの空間へ迷い込んだ経緯などの説明へと移る。
彼らは口を普段は食物の摂取にしか使用しないらしく、説明中に俺が時折漏らしてしまった声を、子供たちが面白がって真似してた。
不本意ながらヨツデグレイさんたちの村に「えーっと」を流行らせてしまった。
彼らへの説明を通じて、脳内の言葉を送るのではなく、脳内のイメージや概念、記憶などをまるっと送る方法になんとなく慣れていった。
つーかよくよく考えたらピリリたちとの会話も、自分の脳内で言葉に翻訳していただけで、今思えば実際にやり取りしていたのはもっと感情とか欲求とかそういう原初的な衝動だった。
イメージそのものを送れるということで、彼らは仲間やモノに名前を付けない、ということもわかった。ピリリたちもそうだったな。
その姿を思い浮かべるだけで個人まで特定できるのだから、もちろん指示代名詞とか人称代名詞なんかもない。
誰かの顔とか道順とか、うろ覚えになったらどうしようというのも杞憂だ。彼らは記憶を定着させたり、その記憶を薄くするための脳内電気信号の操作に長けているからだ。
こうやって言語化するとなんだかすごいことのように感じるが、歩くことや自転車に乗ることと一緒で、自分の身体の複数の様々な動きについてそれぞれをコントロールするのではなく「こういう感じ」とまるっとまとめた認識でふわっと操作する感じでいけた。
なので姉貴たちの裸については、自分の記憶を薄れさせておいた。
クソ珠なんかの裸をふと思い出して反応する自分が腹立たしくて。
「えーっと!」
おっと。呼ばれた。
実は「名前」というものについて色々と説明したんだけど、なぜか「えーっと」が俺のあだ名になってしまった。
『油を採るが、見るか?』
『見る』
ヨツデグレイさんたちはデンキトカゲを大事にしている。崇拝に近い感じ。なのでデンキトカゲの大好物であるハネイモムシが寄ってくる樹液を出す樹を村の近くに植えている。
あくまでも養殖ではなく、集まりやすい環境を作っている感じ。
ただ彼らがハネイモムシを集めるのは、デンキトカゲへの贈り物的な理由ばかりでなく、彼ら自身が利用するためだ。
ハネイモムシは木製のローラーで体液を絞る。この体液を一晩、明かりを当てずに置いておくと、上澄み層と沈殿層とに分離する。上澄みは食用油として使い、沈殿物は煤の出ない燃料となる。
ローラーで潰したほうのハネイモムシは、日にさらしておくと白っぽく変色する。これを上澄み油でカラッと揚げると海老せんべいみたいになる。食べさせてもらったが、けっこう好き。
呼ばれたのは、油を採るのは夜に行うため。
そう。まさに今が夜。
時間の概念を伝えるのにはけっこう苦労したけれど、恐らくこちらの一日は32時間ほどと推測できる。
計算では、俺が「壁」の中に入っている間に一度、夜が訪れているっぽいのだが、俺にはその記憶がない。
ということは、俺が地球側でトイレに行ったり、コーンフレーク食べたりしている間に「壁」の向こうでは夜が来て朝が来ちゃってた……ということっぽい。
『排泄に行きたいの?』
村の子供たちに話しかけられた。
さっき互いの文化についてやり取りしてたとき、トイレの中は落ち着くのでよく考え事をする、みたいなことを伝えちゃったせいで、それ以降、俺が思索にふけってボーっとすると、すぐに排泄に行きたいかどうかを尋ねてくれるようになってしまった。
『いや、今はいい』
「塩! いるか?」
今度は発声で話しかけられた。声はちっちゃいけれど、しっかり聞き取れた。
実は、日本語を教えている。
俺がたくさんの情報を送るうちに、彼らのうち若い人たちが発声言語に興味を持ったのだが、数時間でそこそこの会話ができるまでに習熟した。
俺は彼らと交信できるけど、姉貴たちがそうだったようにこの「壁」の中へ入ってきた他の人たちが同じコミュニケーション能力を手に入れるかというと、そんでもない気がしたっから。
見た目がグレイな彼らが不要な争いを回避できたらいいなって。
「いる!」
と言っても本物の塩ではない。
彼らが使っている塩っぱい調味料をそう呼んだだけ。
実際にはニジカナブン(仮)が葉っぱの裏に産み付けた卵を保護するために大量に出す泡を乾燥させて砕いたもの。
ニジカナブンはカラーバリエーションの多いカナブンに似た虫。
あのゴムガエルの体色が様々だったのは、ニジカナブンをよく食べるから、らしい。
なんでもゴムガエルは、珍しい色をしているオスがよりモテるらしく、その体色を出すためにゴムガエルが色んな色のニジカナブンを食べて調整するそうだ。
ちなみに、ゴムガエルも食べさせてもらった。
ゴムガエルの皮部分はイカフライのイカに近い感じで、塩で美味しくいただいた。
身の部分、つまり肉は乾燥させたビーフジャーキーみたいな感じ。作る過程でゴムガエルの内臓と何種類かの草とで煮込んだ汁で煮られているため、その独特のクセのある味がついている。食感はいいんだけど味は苦手。
ゴムガエルの狩り方も教えてもらった。
ゴムガエルは「交信による生命のやり取り」ができない生き物なので、体の大きい者で追い込み猟をするらしい。
ピリリたちがハネイモムシに「空腹」を伝えて、それに呼応してくれた個体の命をいただく方法みたいに、ヨツデグレイさんたちも交信だけで他の生命をいただくときがあるとのこと。
なんというか、帝釈天を助けたウサギを彷彿とさせる。
『空腹』
ほら、考えたそばからピリリたちから交信が来た。
『空腹』『仲間』
え?
俺に似た生き物が、空腹で倒れてるって?
### 簡易人物紹介 ###
・詩真
主人公。姉と珠に辟易し「壁」の中に家出を決意。交信能力を手に入れた。ヨツデグレイに「えーっと」と呼ばれる。
・姉貴
羞恥心<探究心な姉。ご立派。凄まじい雷の力を入手したっぽい。
・珠
元幼馴染。話が通じない。すぐに変態呼ばわりしてくる。視界を奪う黒い玉を作れるようになったっぽい。
・眼鏡さん
姉貴の学校の人っぽい。良識も考察力もありそう。
・デンキトカゲ
交信能力を持つ六足トカゲ。ヌノススキの穂やハネイモムシを食べる。一番懐いている個体に「ピリリ」と名付けた。
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