病室で飼われてます

夕紅

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「飲め」

鮫島に命令されるがままに私は唾液を飲み込む。

「オマエは誰のモノだ?」

「私は鮫島先生のモノです。。。」

「メチャクチャにしてやるよ」

鮫島は乱暴に私を押し倒す。
ようやく挿入されたオチンチンに慣れかけていたのに、衝動的に暴れる男根は再び私の痛覚を刺激する。

「痛い!痛い!」

私は悲鳴を上げる。

「オマエを壊してやる」

鮫島は私の口に左手の人差し指と中指を突っ込む。

「ん、ああむ」

上手く喋れない。

「んー!あー!」

激痛が走る。
首筋を噛まれた。
痛くて顔を顰めると、口の中に入っていた指に歯が当たる。

「なに噛んでんだテメエッ!!!」

鮫島は私の口から指を抜き取り、私の頬を叩く。

「ペットが飼い主に噛みついてんじゃねえよ!!」

鮫島は何度も何度も私を殴る。

「ごめんなさいっ、ごべんなざいっ」

私は必死に謝る。

「俺に逆らおうとしても無駄だって事を教えてやるよ!」

鮫島は獣のように力任せに腰を振る。

「嫌!嫌だ!痛い!」

身体の中を乱暴に掻き混ぜられていくに連れ、感覚が狂って行く。
なにかが近づいてくる。

「駄目!もう無理!おかしくなる!壊れちゃう!」

身体を必死に動かそうとしても、鮫島の押さえつける力が強くてどうにもならない。
私は無力だ。

「壊れろ!テメエは俺に壊される為に此処に来たんだ!」

鮫島は負の情動を全て私にぶつける。

「言えっ!俺に壊される為に来たって言うんだ!!」

私の髪を掴み、頭を揺らす。

「言いますっ、言うから手を放してくださいっ!」

「はははっ!レイプされるよりも髪を掴まれる方が嫌か!この淫乱め!このまま言えっ!」

「わっ、わたっしはっ、さぁっ、めじっ、ませっん」

「はっきり言え!聞こえねえぞ!!」

「私っ、は、鮫島先生にっ、壊される為にっ、此処っ、に来ましたっ!レイプっ、されるよりもっ、髪を掴まれる方がっ、嫌ですっ!私はっ、淫乱ですっ!」

「はははっ!本当に言いやがった!望み通りレイプしてやるよ!!」

鮫島は私の髪から手を離す。
そして私の腰を両手で掴む。

「気が狂うほど犯し続けてやる」

冷たく笑いながら言い放つと、鮫島は更に激しく腰を振り始める。

「壊れるっ、壊れるっ」

「全部壊してやるよ」

体中の感覚が壊れていく。
来る。
来る。

「うああぁあぁぁぁぁぁあぁぁああああああああっっっ!!!」

体中が痙攣した。
イってしまった。

「うう、、、、、ああ、、、あああ、、、ううう」

震えが止まらない。
意志とは無関係に、身体がガクガクと動く。


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