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焦燥
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1月29日記
それは26日の出来事であり、私にとってあまり楽しいものではないことを先に述べておく。
あまり思い出したくない出来事なのだが、書き記しておくに越したことはないだろう。
その日はとても天気の良い日曜日で、友人と昼食を食べようという話になっていた。
そのため私は車を呼んで、11時に友人の家まで行った。
計画では12時から作れば良いと考え、近くのスーパーに材料を買いにいくことになった。
そのため到着してから友人の家から近いスーパーまで歩いて行った。
私の過ちはそこである。
私は買い物へと行くエリアを間違えたのだ。
私がスーパーのあるデパートの目の前まで来たときに前方から見知った影があった。
それは私が去年働いていたブラック企業の社長であった。
私が気づくなり、多分相手もほぼ同時、もしかしたらもっと早く気付いていたのかもしれない。
私は友人の手を引いて道を変えようとしたが、奴は既に私を追っていた。
私たちはデパートに入るなり捕まった。
奴は私を見ると警察に電話を始めた。
理由はわからなかったが、身の危険を感じる。
私は悪いことをした記憶はない。
友人には巻き込んでしまったことを謝ってその場を離れることにした。
奴を無視してデパートの二階を小走りで進むと奴は何かをスペイン語で叫び始めた。
後から聞いた話では私を罵るようなことを言っていたらしい。
すると周りにいたコロンビア人や警備員は私を取り囲みすぐにまた捕まった。
警備員たちは警棒で私の足や背中を叩いたり、私の髪の毛を掴んだり、私の胸元や首に傷をつけたりした。
私は半ばパニックで、痛みどころでは無かったのだが、複数人に抑えられていたため、抵抗することもできず、元のところへと戻された。
奴が電話をかけるとそのうち警備員ではなく正規の警察官がやってきた。
奴は、去年例のブラック企業で発行したビザを使ってコロンビアに滞在しているのなら違法だと主張していた。
私が滞在しているのは観光者としての権利を行使しているだけである。
コロンビアには1年のうちに最大6ヶ月(3ヶ月×2)間観光者として滞在することができる。
私が1月にやってきたのはこのカウントをリセットするためである。
故に私には何の違法性もない。
だが奴はそう言うとパスポートを見せるように言った。
パスポートには入国の日付がある。
それを見せろと言うのだ。
その時私はパスポートを持っていなかった。
本来は常に携帯すべきものであるために、ここは私の良くなかった点である。
私は家にあることを伝えると解放された。
奴は私にパスポートの日付の部分の写真を送るように言うと、一応私は解放された。
私は帰って写真を送るとそこで何事も無くなったのだが、私の住んでいるところや、友人の連絡先も知られてしまったのでかなり不安を抱える現状である。
奴には会社を辞めた後、損害賠償と保険の費用を払うように請求されている。
しかし、こちらの弁護士に確認すると払う必要が無いと言われており、さらに保険の契約に関しては私はサインしておらず、身に覚えのないことなので無視している。
今私の住んでいるところのホストファミリーにも話しており、奴の会社のことも以前から知っているため奴を家にあげることはまず無いだろう。
その点では私に危険はないと言える。
以前お世話になった弁護士に連絡を取る術もあり、大きな問題にはならないだろう。
友人からは「悪いことをしていないなら走って逃げるな」とこっぴどく叱られた。
その時の私はかなり慌てていて、遭遇してから3時間ほどは落ち着かなかった。
一緒にいた友人に関して言うと、友人の両親は弁護士であり、デパートの件は防犯カメラの映像を入手してくれると言う。
可能であれば名誉毀損で訴えを起こすことも可能と言うが、現状はその映像を見てから考えたいと思っている。
私自身はできれば関わりたくないと思っている一方で、あのブラック企業を消してしまいたいとも思っている。
命を取られていないし、お金も取られていないのだから私にはまだ何も問題が無いと言えるだろう。
日本から離れているのだからそれくらいの規模で考えるのがきっと妥当なのだ。
今は落ち着いているし、問題もない。
予定のない日はスペイン語の単語を100個以上覚えられるほど頭は回っている。
確実に読む能力は上がっていると言える。
今週は携帯電話の契約にも行こうと思っている。
また1週間後くらいに更新するだろう。
それは26日の出来事であり、私にとってあまり楽しいものではないことを先に述べておく。
あまり思い出したくない出来事なのだが、書き記しておくに越したことはないだろう。
その日はとても天気の良い日曜日で、友人と昼食を食べようという話になっていた。
そのため私は車を呼んで、11時に友人の家まで行った。
計画では12時から作れば良いと考え、近くのスーパーに材料を買いにいくことになった。
そのため到着してから友人の家から近いスーパーまで歩いて行った。
私の過ちはそこである。
私は買い物へと行くエリアを間違えたのだ。
私がスーパーのあるデパートの目の前まで来たときに前方から見知った影があった。
それは私が去年働いていたブラック企業の社長であった。
私が気づくなり、多分相手もほぼ同時、もしかしたらもっと早く気付いていたのかもしれない。
私は友人の手を引いて道を変えようとしたが、奴は既に私を追っていた。
私たちはデパートに入るなり捕まった。
奴は私を見ると警察に電話を始めた。
理由はわからなかったが、身の危険を感じる。
私は悪いことをした記憶はない。
友人には巻き込んでしまったことを謝ってその場を離れることにした。
奴を無視してデパートの二階を小走りで進むと奴は何かをスペイン語で叫び始めた。
後から聞いた話では私を罵るようなことを言っていたらしい。
すると周りにいたコロンビア人や警備員は私を取り囲みすぐにまた捕まった。
警備員たちは警棒で私の足や背中を叩いたり、私の髪の毛を掴んだり、私の胸元や首に傷をつけたりした。
私は半ばパニックで、痛みどころでは無かったのだが、複数人に抑えられていたため、抵抗することもできず、元のところへと戻された。
奴が電話をかけるとそのうち警備員ではなく正規の警察官がやってきた。
奴は、去年例のブラック企業で発行したビザを使ってコロンビアに滞在しているのなら違法だと主張していた。
私が滞在しているのは観光者としての権利を行使しているだけである。
コロンビアには1年のうちに最大6ヶ月(3ヶ月×2)間観光者として滞在することができる。
私が1月にやってきたのはこのカウントをリセットするためである。
故に私には何の違法性もない。
だが奴はそう言うとパスポートを見せるように言った。
パスポートには入国の日付がある。
それを見せろと言うのだ。
その時私はパスポートを持っていなかった。
本来は常に携帯すべきものであるために、ここは私の良くなかった点である。
私は家にあることを伝えると解放された。
奴は私にパスポートの日付の部分の写真を送るように言うと、一応私は解放された。
私は帰って写真を送るとそこで何事も無くなったのだが、私の住んでいるところや、友人の連絡先も知られてしまったのでかなり不安を抱える現状である。
奴には会社を辞めた後、損害賠償と保険の費用を払うように請求されている。
しかし、こちらの弁護士に確認すると払う必要が無いと言われており、さらに保険の契約に関しては私はサインしておらず、身に覚えのないことなので無視している。
今私の住んでいるところのホストファミリーにも話しており、奴の会社のことも以前から知っているため奴を家にあげることはまず無いだろう。
その点では私に危険はないと言える。
以前お世話になった弁護士に連絡を取る術もあり、大きな問題にはならないだろう。
友人からは「悪いことをしていないなら走って逃げるな」とこっぴどく叱られた。
その時の私はかなり慌てていて、遭遇してから3時間ほどは落ち着かなかった。
一緒にいた友人に関して言うと、友人の両親は弁護士であり、デパートの件は防犯カメラの映像を入手してくれると言う。
可能であれば名誉毀損で訴えを起こすことも可能と言うが、現状はその映像を見てから考えたいと思っている。
私自身はできれば関わりたくないと思っている一方で、あのブラック企業を消してしまいたいとも思っている。
命を取られていないし、お金も取られていないのだから私にはまだ何も問題が無いと言えるだろう。
日本から離れているのだからそれくらいの規模で考えるのがきっと妥当なのだ。
今は落ち着いているし、問題もない。
予定のない日はスペイン語の単語を100個以上覚えられるほど頭は回っている。
確実に読む能力は上がっていると言える。
今週は携帯電話の契約にも行こうと思っている。
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