日本語教師日誌2

藤堂Máquina

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8月14日

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8月14日

今日の授業は4コマ。
今日も今日で地味に忙しかったが、学校の授業がある日に比べると、気持ち的には幾分も楽だ。
責任が自分にあるため、他の人の顔色なんかを窺わなくていいのだ。
今日はロシア人、イギリス人、中国人となにかと主要な三国の学生であった。
イギリス人の学生に関しては体験授業であり、今後来てくれるほどの手応えはない。
来てくれたらラッキー程度に考えているが、今月は中国人の学生のおかげで、ここでの生活に困らない程度には稼げている。
自分で言うのもおかしいかもしれないが、お金の話をするなんて教師としてとしては嫌な感じだが、教師とて人間。
私個人はどちらかというと社会の最底辺にいる。
それを問題とも思っていないが、さすがにもう少し豊かに暮らしたいとも思う。
人間の欲なんて、際限のないものだから、欲を排除するように心がけるべきだと、誰か俳人も言っていたような気がする。
今日はロシア人の学生との授業は妖怪や怪物の類がテーマであり、個人的にはとても楽しめた。
ロシアにもスラヴ神話なるものがあるが、今日のテーマはそれに登場するものなのかどうか私は知らない。
そのテーマになったきっかけは、学生が出張でイルクーツクに行ったことであった。
そこで撮った写真を見せてくれたのだが、そこには奇妙な像が写っていた。
聞くとキリスト教などが入ってくる以前にあった、ちょうど日本の神道のような自然崇拝における神の一つだという。
老人のようなその像は、家の守神のようで厄災を避けてくれるらしい。
その代わり毎日牛乳をあげなければならないという決まりがあるらしい。
牛乳が好きなんて可愛いことだ。
そういうと銀河鉄道999で鉄郎がバーで牛乳を頼んで馬鹿にされているシーンを思い出す。
話を戻すが、その守神は牛乳をもらえないといたずらをするらしい。
それは物を隠したりだとかそういうレベルであり、危険と言うほどのことはないらしい。
ちょうど座敷童子のようだ。
また他にも山に住む魔女というのもいるらしい。
それは旅人に食べ物や宿を提供して、旅人が寝静まった頃に旅人を喰らうという。
これもまた日本でいう山姥みたいなものだ。
違う点を挙げるとすれば、ロシアの方は空を飛ぶという。
何か木でできたバケツのようなものに乗って飛ぶようで、「魔女」というからにはそのくらいしていいように思う。
話は盛り上がったものの、時間は足りなくなってしまったため、来週もこのテーマで続けることで納得した。
この日誌の文字数も足りなくなったのでここのまでにしておく。
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