59 / 103
10月7日(水)
しおりを挟む
10月7日(水)
今日の授業は1つ。
昨日も書いたが、あまり気の進まない学生だった。
結果から言うと今日で終わったのだろう。
今日は夕方5時からの授業だったのだが、学生がなんのメッセージも無く30分遅刻してきた。
私はのんびり待っていたが、その時点でもうこれ以上は続けまいと心の中で誓った。
理由は仕事らしい。
学生はどうやら社長なのか、重役なのかは分からないが、それなりのポジションにあり、仕事が忙しいらしい。
お金を稼ぐと言う面から言えば、いい学生なのかもしれないが、こちらのストレスを考えると楽しいことはない。
そもそも仕事が忙しいからと言って遅刻していい訳ではない。
事前にメッセージでもあればいいのだが、それも無く、30分の遅刻となれば誰だって嫌になるだろう。
教師側は、当たり前だが、遅刻はできないが、一対一の授業である以上対等だろうと思う。
そんなものは私の授業の中では罷り通らない。
それにもう一つ嫌な点を加えると、昨日出した宿題を全くしていなかった。
私は語彙のリストを渡して「作文するように」と伝えたのだが、リストを見てもいなかった。
本当に試験に合格する気があるのかどうかも不明だ。
そして一通り読んで、分かったようなことを言った。
渡したのは語彙の教科書の一部のため、その後練習問題がある。
それをやらせるとかなり詰まっていた。
そりゃ日本語の語彙なんて慣用句が多いため、見ただけだと、読めるようにはなるかもしれないが、使えるようにはならない。
しっかり使って、時には間違えながら覚えなければならない。
外国語をなんだと思っているのだ。
文法が似ている言語ならまだいいのかもしれない。
今このスペイン語圏学生が勉強しているのは地球の裏側と言っても過言ではない日本の言葉なのだ。
何がしたいのかよく分からなかった。
授業の最後にこれ以上は続けないと告げた。
それが全てである。
私は基本的に人のネガティブな面については言いたくない。
特に自分の学生に関してはいつもとても可愛いのだが、その学生はまだ私の学生にもなっていなかったし、私が出した宿題や問題集などを悉く無視したため、良いところを見出そうとしても、そこに到達しなかった。
非常に残念でならない。
私の倍くらいは生きているように見えたが、そこには謙虚さのようなものは全く見当たらなかった。
学生でも、教師でも、まずは人として扱うべきだと思うし、この仕事は、というより多分どんな仕事でもそうなのだが、人を嫌いになることがあり、それはやるせない気持ちばかりを残すものだとつくづく思う。
今日の授業は1つ。
昨日も書いたが、あまり気の進まない学生だった。
結果から言うと今日で終わったのだろう。
今日は夕方5時からの授業だったのだが、学生がなんのメッセージも無く30分遅刻してきた。
私はのんびり待っていたが、その時点でもうこれ以上は続けまいと心の中で誓った。
理由は仕事らしい。
学生はどうやら社長なのか、重役なのかは分からないが、それなりのポジションにあり、仕事が忙しいらしい。
お金を稼ぐと言う面から言えば、いい学生なのかもしれないが、こちらのストレスを考えると楽しいことはない。
そもそも仕事が忙しいからと言って遅刻していい訳ではない。
事前にメッセージでもあればいいのだが、それも無く、30分の遅刻となれば誰だって嫌になるだろう。
教師側は、当たり前だが、遅刻はできないが、一対一の授業である以上対等だろうと思う。
そんなものは私の授業の中では罷り通らない。
それにもう一つ嫌な点を加えると、昨日出した宿題を全くしていなかった。
私は語彙のリストを渡して「作文するように」と伝えたのだが、リストを見てもいなかった。
本当に試験に合格する気があるのかどうかも不明だ。
そして一通り読んで、分かったようなことを言った。
渡したのは語彙の教科書の一部のため、その後練習問題がある。
それをやらせるとかなり詰まっていた。
そりゃ日本語の語彙なんて慣用句が多いため、見ただけだと、読めるようにはなるかもしれないが、使えるようにはならない。
しっかり使って、時には間違えながら覚えなければならない。
外国語をなんだと思っているのだ。
文法が似ている言語ならまだいいのかもしれない。
今このスペイン語圏学生が勉強しているのは地球の裏側と言っても過言ではない日本の言葉なのだ。
何がしたいのかよく分からなかった。
授業の最後にこれ以上は続けないと告げた。
それが全てである。
私は基本的に人のネガティブな面については言いたくない。
特に自分の学生に関してはいつもとても可愛いのだが、その学生はまだ私の学生にもなっていなかったし、私が出した宿題や問題集などを悉く無視したため、良いところを見出そうとしても、そこに到達しなかった。
非常に残念でならない。
私の倍くらいは生きているように見えたが、そこには謙虚さのようなものは全く見当たらなかった。
学生でも、教師でも、まずは人として扱うべきだと思うし、この仕事は、というより多分どんな仕事でもそうなのだが、人を嫌いになることがあり、それはやるせない気持ちばかりを残すものだとつくづく思う。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる