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12月10日(木)
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12月10日(木)
毎日1クラスのために日記を書いているが、今日はまだ書くことがある方だ。
というのも今日は新しい学生が来た。
今シーズンもあと2回しか残っていないにも関わらず来たのはどういう訳なのかは分からない。
いや、理屈の上では分かる。
月毎に支払いのあるシステムのため12月の支払いからはじめて、多分私のクラスがレベル的には近かったため、1週間分他の先生と補修してから合流した。
そういう訳だろう。
しかし、もう年末だ。
来年から始めても良かったのではないかと思うのだ。
大抵のコロンビア人はもう仕事納めもし始めている頃だろう。
だからこそ時間ができたと言われればそれまでなのだが、教師の立場からするとやりにくい。
一応今は今の課の復習をしており、来週の最後のクラスでは1時間会話の練習をすることになっている。
幸いだったのは、学生は話すのが上手だという点である。
そのため、おそらく困ることはないだろう。
今日の授業に関しては、はじめに自己紹介をして、それから宿題の確認、最後に教科書の復習という流れであり、新しい学生は文法に関しても優秀であった。
遅い学生来ると大変だが、今回はその限りではないだけ、まだマシである。
今日いつもと違うことが他にもあった。
それは途中インターネットの問題でログアウトしてしまった学生の補習をしたことである。
多分30分ほどいなかったと思う。
珍しいことではないので、それほど問題ないのだが、普通は授業の録画を渡してそれで終わりである。
学校に所属している以上は教師も学生も学校のルールに従う。
しかし今回に関しては、クラスの中で1番遅い学生であるため、カウンセリングも兼ねて独断で補習をした。
一応授業の殆どの時間が宿題の確認をしながらの文法の復習だったため、今までのことも踏まえての補習ということにした。
一応はじめの数問の解答をこちらで言ったのち、パターンとして何問かは答えてもらった。
初見でいきなり答えさせるとできないのだが、パターンが分かればできないことはない。
遅い学生といえども、ひらがなやカタカナはちゃんと読めるし、自己紹介とか基本的な文法は頑張っている。
そのため本人が諦めない限りはこちらも見捨てる気はない。
学生が「まずは助詞を覚えなければならないですか?」と質問をしてきたので、「疑問詞や単語を覚えるのが優先でいい」と伝えた。
理由としては、日本語において助詞は省略したところで文脈は繋がる。
これはカジュアルな会話になってしまうが、先に理屈を詰め込むと、学生は嫌になってしまう。
特にこういう学生はそうだろう。
そのため文脈の判断に関わる語彙を優先させることで、ある程度の会話ができるようになり、それで達成感に繋がればベストである。
語学なんてものはそもそも継続できなければ力をつけるのは難しい。
そのため、教師は早過ぎず、詰め込み過ぎない授業をして、文法の有用性を覚えさせていかなければならない。
毎日1クラスのために日記を書いているが、今日はまだ書くことがある方だ。
というのも今日は新しい学生が来た。
今シーズンもあと2回しか残っていないにも関わらず来たのはどういう訳なのかは分からない。
いや、理屈の上では分かる。
月毎に支払いのあるシステムのため12月の支払いからはじめて、多分私のクラスがレベル的には近かったため、1週間分他の先生と補修してから合流した。
そういう訳だろう。
しかし、もう年末だ。
来年から始めても良かったのではないかと思うのだ。
大抵のコロンビア人はもう仕事納めもし始めている頃だろう。
だからこそ時間ができたと言われればそれまでなのだが、教師の立場からするとやりにくい。
一応今は今の課の復習をしており、来週の最後のクラスでは1時間会話の練習をすることになっている。
幸いだったのは、学生は話すのが上手だという点である。
そのため、おそらく困ることはないだろう。
今日の授業に関しては、はじめに自己紹介をして、それから宿題の確認、最後に教科書の復習という流れであり、新しい学生は文法に関しても優秀であった。
遅い学生来ると大変だが、今回はその限りではないだけ、まだマシである。
今日いつもと違うことが他にもあった。
それは途中インターネットの問題でログアウトしてしまった学生の補習をしたことである。
多分30分ほどいなかったと思う。
珍しいことではないので、それほど問題ないのだが、普通は授業の録画を渡してそれで終わりである。
学校に所属している以上は教師も学生も学校のルールに従う。
しかし今回に関しては、クラスの中で1番遅い学生であるため、カウンセリングも兼ねて独断で補習をした。
一応授業の殆どの時間が宿題の確認をしながらの文法の復習だったため、今までのことも踏まえての補習ということにした。
一応はじめの数問の解答をこちらで言ったのち、パターンとして何問かは答えてもらった。
初見でいきなり答えさせるとできないのだが、パターンが分かればできないことはない。
遅い学生といえども、ひらがなやカタカナはちゃんと読めるし、自己紹介とか基本的な文法は頑張っている。
そのため本人が諦めない限りはこちらも見捨てる気はない。
学生が「まずは助詞を覚えなければならないですか?」と質問をしてきたので、「疑問詞や単語を覚えるのが優先でいい」と伝えた。
理由としては、日本語において助詞は省略したところで文脈は繋がる。
これはカジュアルな会話になってしまうが、先に理屈を詰め込むと、学生は嫌になってしまう。
特にこういう学生はそうだろう。
そのため文脈の判断に関わる語彙を優先させることで、ある程度の会話ができるようになり、それで達成感に繋がればベストである。
語学なんてものはそもそも継続できなければ力をつけるのは難しい。
そのため、教師は早過ぎず、詰め込み過ぎない授業をして、文法の有用性を覚えさせていかなければならない。
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