日本語教師日誌

藤堂Máquina

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4月25日

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4月25日

今日の授業は二つ。
一つはJLPT (日本語能力試験)の合格を目指すN4の学生であり、もう一つは体験授業の学生であった。
N4のテーマは「たら」と「れば」これもなかなかに難しいテーマである。
この二つに大きな違いはない。
使い方としてはほとんど同じである。
「れば」の方は、形として「可能形」という「食べられる」「話せる」の形を含んでいるため、仮定的なこととして使うことが多いのだが、単純に用法としてはどちらも言い換えが効く場合がほとんどであり、一部例外を除けば同じと言っても大きな問題はない。
違いについては学生が望めば伝えても良いが、N4の試験においては出題されることはまずないことであり、学生の混乱を招くだけであるため、あえて掘り下げるべきではないテーマである。
同様に「だろう」と「かもしれない」というテーマも扱ったのだが、これも似ている使い方が多い。
これについては明確な違いがあり、「だろう」は何かしらの根拠に基づく推測であり、「かもしれない」はそれより広い意味で用いることが多い。
可能性という意味で「だろう」の方が高く、根拠を必要としないだけに「かもしれない」の方が低いという訳だ。
ただ実生活において、「かもしれない」や「かも」という言葉の方が使われやすく、「だろう」を使うことは、かなり断言的で責任が伴うため、使う人は少ないと言える。
そのため、わざわざ覚える必要もないとは思うのだが、試験に出る文法ならば覚えなければならない。
新聞やニュースなどでは用いられる表現なため、覚えておいて損はないのだが、まだこのレベルでは早いのではないかとは思ってしまう。
体験授業の方では、初心者のアメリカ人の少年であった。
多少長男気質があるようで、クセがありそうに見えた。
今のところは積極性がありそうだが、同時に飽きやすそうでもあり、継続的に受講してもらうにも今まで以上の工夫が必要そうだ。
今日は楽しそうに話しており、また他の学生に比べると、具体的な学習プランがあるようで、しっかりと考えはあるようだった。
これは良い意味で言ったものであり、逆に言うと、こちらが彼の学習プランからそれてしまうと彼のモチベーションが下がる可能性があるということだ。
学生の癖を見つけ、ツボをつくのも教師の仕事である。
楽ではないが、それは苦手な分野ではないことがせめてもの救いである。
今後は安定させるために、より学生を観察しなければならない。
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