日本語教師日誌

藤堂Máquina

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6月16日

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6月16日

今日の授業は三つ。
漢字の授業が一つと、現地の学校、そして夜のいつもの学生である。
一コマ目は漢字で、学生のレベルはN4くらいであるが、漢字の読み書きがかなり苦手な学生である。
漢字をN5の簡単なものから確認し、分からなかったものから説明しようと思うのだが、残念なことに殆どの漢字を説明しなければならなくなっている。
仕事という面からみれば、継続して受講してくれる分ありがたいのだが、正直オンラインでの学習、特に自主的な学習は何かのきっかけでやめてしまうこともあるため、できれば短期で成果を出してあげたい。
成果の出る、出ないは学生に依存する部分がかなり大きいため、こちらがどんなによくてもできない場合はあるのだが、モチベーションを維持してやるだけでも差が出る学生がいるのもまた事実である。
これは私の予想なのだが、学生の今までの勉強法を考えるに、もしかしたら漢字をどこかに張り出したり、暗記カードか暗記帳を作って、単語と同じように覚えようとしていたのではないかと思う。
学生たちをみていると、漢字は分からないが、熟語だと、読めなくても意味を理解できる人もいる。
私の方針としても、最低限としてそちらを目指している。
理由は日本で生活したり、日本の文学、何かしらの本を触れた時に意味を理解できることの意義はかなり大きいからである。
音が分かっても理解できないと、次の行動が分からないのである。
日本人も読めるけど書けない漢字は多く、読めなくても意味を察することができる漢字はあるだろう。
今日は動詞に関係する漢字と、形容詞に関係する漢字を想定していたのだが、「学校」「校長」「町長」「社長」「会社」というようにN5の漢字の中で作れる熟語をもとに次の漢字を選ぶことにした。
テーマを急に変えてしまってはイメージがしづらい。
こちらとしての問題としてはあとどの漢字が残っているかわからなくなりやすいことである。
あとでメモを作らなければなるまい。
しかし学生はそれなりに楽しそうにしていたため、良かったと言えよう。
現地の学校の授業は、宣言通り、漢字を教えた。
前回は「一」「ニ」しか教えなかったため、今日は「七」まで教えた。
本当は「十」まで教えようと思ったのだが、2時間あるうちの半分を漢字で使ってしまったため、他の授業ができなくなってしまったことと、ここで休憩時間をとったため、区切りとしてやめることにした。
淡々と漢字を説明するのではなくて、学習した文法を使って、使い方を復習しながらの方がもう少しマシな授業になると気づいたので、今度からもっと増やしていこうと思う。
漢字と文法を切り離して教えるべきではないことを思い出した。
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