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第3章 拡散
12 セフィロトの美青年
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この手の動画は今年に入ってから何度も目にし、最初の案件では裁判沙汰にもなっていると聞く。浦安は動画を観ているうちに自然と眉根が寄り、苦々しい思いで吐き捨てるように言った。
「前の寿司ペロ事件でも数千万円の訴訟を起こされているっていうのに、なぜそれが抑止力にならないんだ。今の若いやつって危機管理能力が無いのか?」
言いながら自分たちもしらけ世代などと言われていたのを思い出す。無気力・無感動・無関心と揶揄され、ノンポリ世代と一括りにされた。所詮老人には理解できないのだと諦めていたが、いつしか自分もその老人たちと同じことを言っていることに苦笑した。そんな浦安の内心も知らず一瞬場はしんとなったが、やがて橋爪が口を開いた。
「SNSって便利になったと感じる反面、格差を助長している役目もあるんじゃないですかね。便利になった面をいうと、民衆の目が行き届きやすくなり、ちょっとした悪でも目立つようになった。なのでみんながお利口さんにしていれば何も問題ないんだけど、一方で能力も金も権力も無い人間にはSNSは冷たい世界なんです。そんなやつらは真面目にやってるだけじゃあフォロワー数は伸びない。ちょっと周りを見渡せば、たくさんのフォロワーを抱えて優雅に暮らしているやつの画像が目に入る。で、自分との格差を痛感し、お利口さんになって何の注目もされない一個人で終わるより、悪目立ちして有名になる道を選ぶんじゃないですかね」
遠藤、速水、須田が橋爪の説に頷く中、弓削だけは苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「そんな、悪目立ちで有名になったって、人生終わったら意味ないじゃない」
吐き捨てるように言うと、橋爪がさらに補足した。
「終わったっていいんだろう。何者でもない人間で終わるよりはさ。ちょっとSNSを覗けば分かるさ。そんな閉塞感が渦巻いてるのが」
弓削は橋爪のその言葉には何も言わず、残っていたビールを一気に煽ってテーブルのボタンを押し、店員を呼んで焼酎のロックを頼んだ。浦安は荒れ出した弓削を気遣い、まだ報告をしていない弓削に話を振った。
「弓削の方はどうなんだ?ずっとセフィロトの監視をしていると言ってたが、何か分かったことは無いのか?」
弓削は手元のロックグラスを一気に煽ると、いつの間に頼んだのか、焼酎のボトルの口をドボドボと注ぐ。目が据わってきているのが、隣りの浦安からよく分かった。
「あたしですか?あたしは毎日毎日クソチャラい男のクソしょーもない話を聞いてるだけっすよ。あ、でも、ちょっといいこともあったかな?見て下さいよ、これ」
弓削はニヘラと緩んだ顔で自分のスマホのアプリをタップし、自分の撮った写真をスライドさせる。そして一枚の写真でストップし、みんなの前に指し出した。そこには黒いスーツに身を包んだ都会的な美青年が、畑のあぜ道のようなところを歩いているチグハグな写真があった。
「お、男前じゃないですか。ひょっとして弓削さんのいい人っすか?」
速水がすかさずチャチャを入れるのにも気を悪くすることなく、顔をだらしなく綻ばせる。
「でしょう?この人はねえ、セフィロトの代表。普段は公安調査庁のカメラで隠し撮りしてるんだけどね、チャラ男に隠れて自分のスマホでも撮ってやったんだ~」
セフィロトの代表と聞き、浦安も弓削の携帯に顔を寄せる。一瞬既視感に捕らわれたが、コンピューターで作った平均顔が確かこんな感じだったと思い起こす。顔に凹凸が無く、確かに美青年だが、浦安に言わせれば顔に味がない。今時のアイドルにこんな感じの顔が多いのをたまに観るテレビで知っていた。だがセフィロトの代表と聞くと、その若さに違和感を覚える。
「公調の連中、特務調査室っていうんだよな?俺も気になって法務省の知り合いに聞いてみたんだが、そんな部署は無いって言われたぞ」
橋爪が低いトーンでそう言うと、弓削は今度は気を悪くしたようで、しかめっ面を橋爪に突き出す。
「知り合いって誰よ?」
「誰って言われても…大学の同窓生だよ」
「おお、おお、いいとこの大学出のお方は人脈も幅広いですこと。でもあんたの同級生ならまだ若いでしょ?そんなやつに省庁の特別組織のことなんて分かるの?」
「いや…まあ確かに全部は把握できないかもしれんが…」
「ほーら、あまちゃんなのよ、あんたは。あ、いい意味で、ね」
「いや甘ちゃんはどう考えても悪口だろ」
どうも弓削は橋爪には必要以上に突っかかる。浦安は不毛なやり取りから本質的な疑問へと向ける。
「公安調査庁が動くってことはセフィロトを危険な団体と認識しているということだ。何か今回の事件とセフィロトが関わっているという証拠は掴んでないのか?」
浦安の質問に、弓削が焦点の合い辛くなってきた目を宙にさ迷わせながら、首を傾げた。
「う~ん、あたしは写真しか撮ってませんから、詳しいことは教えてもらえないんです。いっそ中に踏み込んだらどうですかって言ったこともあるんですけど、中にはすでに潜入捜査してるのがいるって、チャラ男が言ってました」
弓削はそう言うとまた自分のグラスに焼酎を注ぎ、ゴクリと喉を鳴らす。もうかなり酔いが回ってきているようだ。そんな弓削を横目で見ながら、今回の一連の事件を思い浮かべる。まず禍津町で少女の首無し遺体が見つかり、その三日後の未明にはK市駅前のマンションで別の少女が何者かに首を噛まれて死んだ。二人の少女はクラスメイトだった。さらにその日の昼には首を噛まれて死んだ少女の彼氏が同マンションで飛び降り自殺を図った。そして今日、件のクラスの事情聴取で、死んだ少女と仲の良かった少女が突然おかしくなり、あろうことか校長を刺殺した。正式には死んだとは発表されず、閉鎖的な学校内で起こったのをいいことに事件そのものが隠蔽されている。
浦安は居住まいを正し、その場の一同を見回した。
「みんな、聞いてくれ」
浦安の口調が改まったものになるのを聞き、一同も座を深くして背筋を伸ばす。
「俺は謹慎となったが、この際独自で動いてみようと思う。どうも警察庁本部の動きがおかしいからだ。でもみんなにどうこうしろとは言わない。ただ操作の過程で何か不穏な物事に出くわしたなら、情報だけでも教えて欲しい。頼む!」
頭を下げた浦安に、遠藤が頭を上げてくれと言う。
「係長にはいろいろお世話になりましたからね、僕も出来る限りお手伝いします」
この中で一番付き合いの長い遠藤は、出世に関心がないところまで似てしまったようだ。
だが速水、須田、橋爪もそれに続き、浦安を手助けすると言う。酒の勢いもあるのだろうが、みんなの熱意に逆に少し肝を冷やす。
「気持ちは嬉しい。だけど俺等の動きが目立ってしまって邪魔が入っては元も子もない。出来るだけ目立たず、探りを入れていきたいと思う。君等の動きは最小限にし、何か分かったらいつでも連絡をくれ」
浦安が声を殺し言ったので、一気に密談をしている雰囲気になる。一同が静かに頷く中、
「あたしも!あたしも係長のお手伝いします!」
一人酔いの深い弓削が手を上げて宣誓する。そこで閉まっていた個室の引き戸が突然ガラッと開き、銀髪の男がひょいと顔を覗かせた。場の全員が息を呑む。弓削もヒィッと喉を鳴らせた。
「あれあれえ、こーんなところにみなさんお揃いで。慰労会か何かですかあ?」
浦安は咄嗟に弓削の顔を見た。まさか盗聴器を仕掛けられてる?弓削も同じことを考えたのか、銀髪男に鋭い目を向ける。
「何でここが分かったんですか!まさかあたしに発信器かなんか仕込んでます!?」
「ええ?そーんなことしないよお。きっと君とおいらの波長が合うんだねえ。楽しそうだから僕も混ぜてよ」
弓削班と行動を共にしている公安調査庁の朝霧は、無遠慮に部屋の中に入ってくると弓削と速水の間に強引に割って入ろうとする。
「何だ君は!失礼だろう?」
橋爪が眉を潜めて不快感を露わにするが、その隣りの遠藤が橋爪の肩を叩いて浦安に目配せすると、
「あー僕らはもう飲み過ぎちゃいましたね。明日に関わるからそろそろお開きにしますか」
と言って立ち上がった。それに合わせて他の面々も腰を上げる。
「あれえ、帰っちゃうの?」
キョトン顔の朝霧を置いてぞろぞろと退出し、弓削も続こうとしたところを須田が戻す。
「まあまあ、弓削ちゃんはバディなんだからさ、お付き合いしてあげなよ」
「そうだよ~フーミン、ぼかあ寂しいなあ。もっと飲もうよ~」
「無理無理!あたしも帰ります!」
慌てて出ようとするも、朝霧に腕を掴まれて出そびれ、扉が無情にも閉められる。
「おい!みんな!裏切り者ー!!」
個室の奥から弓削の悲痛な叫びが聞こえていた。
「前の寿司ペロ事件でも数千万円の訴訟を起こされているっていうのに、なぜそれが抑止力にならないんだ。今の若いやつって危機管理能力が無いのか?」
言いながら自分たちもしらけ世代などと言われていたのを思い出す。無気力・無感動・無関心と揶揄され、ノンポリ世代と一括りにされた。所詮老人には理解できないのだと諦めていたが、いつしか自分もその老人たちと同じことを言っていることに苦笑した。そんな浦安の内心も知らず一瞬場はしんとなったが、やがて橋爪が口を開いた。
「SNSって便利になったと感じる反面、格差を助長している役目もあるんじゃないですかね。便利になった面をいうと、民衆の目が行き届きやすくなり、ちょっとした悪でも目立つようになった。なのでみんながお利口さんにしていれば何も問題ないんだけど、一方で能力も金も権力も無い人間にはSNSは冷たい世界なんです。そんなやつらは真面目にやってるだけじゃあフォロワー数は伸びない。ちょっと周りを見渡せば、たくさんのフォロワーを抱えて優雅に暮らしているやつの画像が目に入る。で、自分との格差を痛感し、お利口さんになって何の注目もされない一個人で終わるより、悪目立ちして有名になる道を選ぶんじゃないですかね」
遠藤、速水、須田が橋爪の説に頷く中、弓削だけは苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「そんな、悪目立ちで有名になったって、人生終わったら意味ないじゃない」
吐き捨てるように言うと、橋爪がさらに補足した。
「終わったっていいんだろう。何者でもない人間で終わるよりはさ。ちょっとSNSを覗けば分かるさ。そんな閉塞感が渦巻いてるのが」
弓削は橋爪のその言葉には何も言わず、残っていたビールを一気に煽ってテーブルのボタンを押し、店員を呼んで焼酎のロックを頼んだ。浦安は荒れ出した弓削を気遣い、まだ報告をしていない弓削に話を振った。
「弓削の方はどうなんだ?ずっとセフィロトの監視をしていると言ってたが、何か分かったことは無いのか?」
弓削は手元のロックグラスを一気に煽ると、いつの間に頼んだのか、焼酎のボトルの口をドボドボと注ぐ。目が据わってきているのが、隣りの浦安からよく分かった。
「あたしですか?あたしは毎日毎日クソチャラい男のクソしょーもない話を聞いてるだけっすよ。あ、でも、ちょっといいこともあったかな?見て下さいよ、これ」
弓削はニヘラと緩んだ顔で自分のスマホのアプリをタップし、自分の撮った写真をスライドさせる。そして一枚の写真でストップし、みんなの前に指し出した。そこには黒いスーツに身を包んだ都会的な美青年が、畑のあぜ道のようなところを歩いているチグハグな写真があった。
「お、男前じゃないですか。ひょっとして弓削さんのいい人っすか?」
速水がすかさずチャチャを入れるのにも気を悪くすることなく、顔をだらしなく綻ばせる。
「でしょう?この人はねえ、セフィロトの代表。普段は公安調査庁のカメラで隠し撮りしてるんだけどね、チャラ男に隠れて自分のスマホでも撮ってやったんだ~」
セフィロトの代表と聞き、浦安も弓削の携帯に顔を寄せる。一瞬既視感に捕らわれたが、コンピューターで作った平均顔が確かこんな感じだったと思い起こす。顔に凹凸が無く、確かに美青年だが、浦安に言わせれば顔に味がない。今時のアイドルにこんな感じの顔が多いのをたまに観るテレビで知っていた。だがセフィロトの代表と聞くと、その若さに違和感を覚える。
「公調の連中、特務調査室っていうんだよな?俺も気になって法務省の知り合いに聞いてみたんだが、そんな部署は無いって言われたぞ」
橋爪が低いトーンでそう言うと、弓削は今度は気を悪くしたようで、しかめっ面を橋爪に突き出す。
「知り合いって誰よ?」
「誰って言われても…大学の同窓生だよ」
「おお、おお、いいとこの大学出のお方は人脈も幅広いですこと。でもあんたの同級生ならまだ若いでしょ?そんなやつに省庁の特別組織のことなんて分かるの?」
「いや…まあ確かに全部は把握できないかもしれんが…」
「ほーら、あまちゃんなのよ、あんたは。あ、いい意味で、ね」
「いや甘ちゃんはどう考えても悪口だろ」
どうも弓削は橋爪には必要以上に突っかかる。浦安は不毛なやり取りから本質的な疑問へと向ける。
「公安調査庁が動くってことはセフィロトを危険な団体と認識しているということだ。何か今回の事件とセフィロトが関わっているという証拠は掴んでないのか?」
浦安の質問に、弓削が焦点の合い辛くなってきた目を宙にさ迷わせながら、首を傾げた。
「う~ん、あたしは写真しか撮ってませんから、詳しいことは教えてもらえないんです。いっそ中に踏み込んだらどうですかって言ったこともあるんですけど、中にはすでに潜入捜査してるのがいるって、チャラ男が言ってました」
弓削はそう言うとまた自分のグラスに焼酎を注ぎ、ゴクリと喉を鳴らす。もうかなり酔いが回ってきているようだ。そんな弓削を横目で見ながら、今回の一連の事件を思い浮かべる。まず禍津町で少女の首無し遺体が見つかり、その三日後の未明にはK市駅前のマンションで別の少女が何者かに首を噛まれて死んだ。二人の少女はクラスメイトだった。さらにその日の昼には首を噛まれて死んだ少女の彼氏が同マンションで飛び降り自殺を図った。そして今日、件のクラスの事情聴取で、死んだ少女と仲の良かった少女が突然おかしくなり、あろうことか校長を刺殺した。正式には死んだとは発表されず、閉鎖的な学校内で起こったのをいいことに事件そのものが隠蔽されている。
浦安は居住まいを正し、その場の一同を見回した。
「みんな、聞いてくれ」
浦安の口調が改まったものになるのを聞き、一同も座を深くして背筋を伸ばす。
「俺は謹慎となったが、この際独自で動いてみようと思う。どうも警察庁本部の動きがおかしいからだ。でもみんなにどうこうしろとは言わない。ただ操作の過程で何か不穏な物事に出くわしたなら、情報だけでも教えて欲しい。頼む!」
頭を下げた浦安に、遠藤が頭を上げてくれと言う。
「係長にはいろいろお世話になりましたからね、僕も出来る限りお手伝いします」
この中で一番付き合いの長い遠藤は、出世に関心がないところまで似てしまったようだ。
だが速水、須田、橋爪もそれに続き、浦安を手助けすると言う。酒の勢いもあるのだろうが、みんなの熱意に逆に少し肝を冷やす。
「気持ちは嬉しい。だけど俺等の動きが目立ってしまって邪魔が入っては元も子もない。出来るだけ目立たず、探りを入れていきたいと思う。君等の動きは最小限にし、何か分かったらいつでも連絡をくれ」
浦安が声を殺し言ったので、一気に密談をしている雰囲気になる。一同が静かに頷く中、
「あたしも!あたしも係長のお手伝いします!」
一人酔いの深い弓削が手を上げて宣誓する。そこで閉まっていた個室の引き戸が突然ガラッと開き、銀髪の男がひょいと顔を覗かせた。場の全員が息を呑む。弓削もヒィッと喉を鳴らせた。
「あれあれえ、こーんなところにみなさんお揃いで。慰労会か何かですかあ?」
浦安は咄嗟に弓削の顔を見た。まさか盗聴器を仕掛けられてる?弓削も同じことを考えたのか、銀髪男に鋭い目を向ける。
「何でここが分かったんですか!まさかあたしに発信器かなんか仕込んでます!?」
「ええ?そーんなことしないよお。きっと君とおいらの波長が合うんだねえ。楽しそうだから僕も混ぜてよ」
弓削班と行動を共にしている公安調査庁の朝霧は、無遠慮に部屋の中に入ってくると弓削と速水の間に強引に割って入ろうとする。
「何だ君は!失礼だろう?」
橋爪が眉を潜めて不快感を露わにするが、その隣りの遠藤が橋爪の肩を叩いて浦安に目配せすると、
「あー僕らはもう飲み過ぎちゃいましたね。明日に関わるからそろそろお開きにしますか」
と言って立ち上がった。それに合わせて他の面々も腰を上げる。
「あれえ、帰っちゃうの?」
キョトン顔の朝霧を置いてぞろぞろと退出し、弓削も続こうとしたところを須田が戻す。
「まあまあ、弓削ちゃんはバディなんだからさ、お付き合いしてあげなよ」
「そうだよ~フーミン、ぼかあ寂しいなあ。もっと飲もうよ~」
「無理無理!あたしも帰ります!」
慌てて出ようとするも、朝霧に腕を掴まれて出そびれ、扉が無情にも閉められる。
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