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第4章 炎上
9 平和を破る轟音
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「うぎゃあああああああああ!!」
あまりの唐突な出来事に、弓削の叫びがダイニングに響く。男の手を振り払い、ソファを素早く立って胸を覆った。そして男を睨む。初見で胸のことに言及されることには慣れている。そういう人間は軽蔑こそするが、そこまでのこと。だがいきなり胸を掴まれたのは初めてだ。弓削にはこの事態に対処する緊急マニュアルがない。
「おーびっくりした!何なんだよ一体」
いやびっくりしたのはこっちでしょ!男はまるでこっちの行動がおかしいというように目を丸くしている。
「弾正最低!いきなり掴んじゃダメでしょ!?こっちおいでフーミン。怖かったよね~」
紬がそう言って男を睨み、朱美をソファの右端に押しやって自分も真ん中にスライドさせ、左手に空いたシートをパンパン叩いた。
「ちょっとぉ、狭いって」
朱美が不平を言っているが、弓削は怒りを通り越して震えを感じ、わなわなとその場にへたり込んだ。目から大粒の涙がポロンと溢れ、あれ?自分ってこんなに乙女だったっけと自分のことを俯瞰する。
「何だよ大袈裟だなあ。挨拶代わりのちょっとしたスキンシップでしょ」
「いや普通に犯罪でしょ。史子さん、こんなやつ逮捕しちゃっていいよ。うん、それが世のため」
「そうだそうだー!フーミン、逮捕しちゃえ~!」
悪びれない男に朱美と紬の避難が飛ぶ。草太が男の前に箸と器を置き、大丈夫ですか?と弓削の顔を覗き込んだ。弓削の内ポケットがフルフルと震えている。きっとさっきの雄叫びを聞き、朝霧が心配してメールをよこしているのだ。放っておくとこっちまで来てしまうかもしれない。
「だ、大丈夫。ちょっと、電話…」
弓削は涙を拭き、一旦気持ちを落ち着かせようとダイニングルームを出ていく。
「やったー!応援呼ぶんでしょ?弾正終わったー!」
「いやいやいやいや、それほどのことじゃないだろ!」
紬の煽りに男が狼狽えている声が追ってきて、それほどのことあるわよと心で突っ込む。スマホを見るとやはり朝霧から『大丈夫か?』とのメールあり。
『ちょっとゴキブリに出くわしてびっくりしてしまいました。すみません』
返信しながら、ホントにでっかいゴキブリだったと男のニヤついた顔を思い起こす。朝霧は今のメールを見てきっと真美に、主任もか弱いとこあるんだねとか何とかニヤつきながら言っているだろう。その光景を思い浮かべ、忌々しい思いに顔を歪める。そしてパンパンと頬を張り、これは仕事なのだと自分を鼓舞する。深呼吸し、もう一度ダイニングの扉を開ける。
「おかえり~!ほらフーミン、こっちこっち」
空けた左側をパンパン叩く紬に、どさくさに紛れて朝霧と同じフーミン呼びされていることに馴れ馴れしさを感じた。だがさすがに男の隣りに座る気になれず、紬の横にストンと腰を下ろす。
「あー、何ていうか…すまなかった。そんなに驚くと思わなくて、この通り!だから逮捕はしないで」
殊勝に頭を下げる男に、
「もうすぐパトカーが到着します。ご愁傷さま」
と、憮然と返してやった。
「おー史子さん、やーるぅ」
「やったれやったれー!」
「ダンジョーさんさよならでつ」
「ボク、差し入れに行くよ」
「いや冗談きついからー!」
それぞれが口々に好きなことを言っているが、紬とゴキブリ男が加わることで場の雰囲気が一気に華やいでいる。こういう賑やかなシェアハウスも悪くないかもと、弓削は心の端で思った。
「えと、遅くなりましたけど、1号室の一乗寺弾正さんです。ほら、前に言った探偵事務所の所長さんっす」
「所長っつっても一人で細々とやってるんだけどな。よろしく、刑事さん」
「弓削史子です。よろしくお願いします」
草太が元のキッチン前の席から手を差し伸ばして弾正を紹介し、弓削は改めて弾正と挨拶を交わす。仲直りにと出してきた手はパチンと弾いたが。
「鮫島穂乃果さんに似た少女が依頼に来たって草太君は言ってるんだけど、あなたもその少女に会ったの?」
事の発端は鮫島家で草太が遺体を発見したことで、草太はその理由について少女から依頼を受けて家まで行ったと言っている。だがその少女の姿は駅の防犯カメラでも確認できず、それが草太の存在を怪しくしている。弓削には草太と話してみて人殺しをするような人間にはどうしても見えず、その少女さえ確認できたら疑念を完全に晴らせるのにという思いで聞いた。
「いやあ、俺はそんとき寝てたんで見てないんだよなあ」
弾正はそう言ってボリボリと頭を掻き、弓削は小さくため息をつく。結局、現時点で少女を見たと言っているのは草太しかいないということだ。
「そんなことよりさ、今からフーミンの歓迎会やろうぜ!草太、あるだけの酒持って来い!」
「え、今からっすか?」
「おうよ!お前らどうせ暇なんだろ?」
「ボクは賛成。やろうやろう!」
「乃愛たんがやるなら僕もやるでつ!」
「うん、いいね!草太、酒持ってこーい!」
「いやあんたは未成年だからダメでしょ。あたしもこれから仕事じゃなきゃなあ~」
「え~いいじゃん~!先生みたいなこと言わないでよ。朱美も仕事休んじゃえ~」
「ま、どーせ暇だしね。ちょっとくらい店開けるの遅れてもいっか」
草太が冷蔵庫から発泡酒を取り出してテーブルの真ん中に並べていき、あれよあれよと酒盛りの雰囲気になる。本人の意向は完全に無視だ。平日の昼間だというのに、この家では大の大人が何人も集まって宴会をしようとしている。一応自分は仕事中なのだが、名目は休養中なので無下に反対もできない。今後のフットワークのことも鑑みて、ある程度住人たちと親密になっておく必要はあるだろう。一杯くらいは付き合うかと自分の前の缶を持つ。
「じゃあ新しい住人に乾杯!」
全員がプルタブを引き、弾正の音頭に合わせて缶を掲げる。
「ちょっと待って!紬ちゃんは高校生でしょ?さすがに警察官の前でそういうことされちゃ…」
「ええ~いいじゃん黙ってれば分からないって~」
紬は不服そうだが、さすがにそれは容認できない。紬だけジュースのコップに取り替えさせ、他の者とテーブルの真ん中で缶を合わせた。紬もふくれっ面になりながらもグラスを合わせる。昼間の酒は何でこんなに美味しいのだろう、とゴクゴクと喉を鳴らし、プハーと息を吐いた。
「お、いいねえ、ひょっとしてフーミンもいける口?」
「ええまあ、お酒は嫌いじゃないもんで」
「お!よーし、俺と飲み比べしようぜ!」
時刻は昼の一時を回ったところ。ノワールのダイニングでは弓削の歓迎会が開催された。南のガラス戸からは鋭角な日光が降り注ぎ、庭の青々とした雑草が風に眩しく揺らいでいる。セミも暑さに一休みしているのか、その声はダイニングの酒気を帯びた談笑にかき消されていた。
「おめーさあ、今時昭和の親父みてーなセクハラしてんじゃねーぞ!詫び一気しろよおらあ」
小一時間くらいが経過し、弓削の口調が怪しくなってくる。
「いやさすがにペース早いって」
「ああ?飲めねーなら土下座しろよおらあ」
「え、フーミン、酔うの早くね?」
弓削の前には早くも潰された缶が二つ並び、完全に据わった目を弾正に絡みつかせていた。さすがの弾正も弓削の圧に圧倒されている。
「あは、フーミンって酔うとそういう感じなんだあ」
「フーミンフーミン、昭和のアルハラ親父みたいになってるからー」
住人に取っては酔った弓削は可愛くもあり、すでに全員にフーミン呼びが浸透していた。午後の、平和な夏の日。南から差し込んでいた光は次第に西窓へと移っていく。
ドーン!!
大きな空砲のような音が響いたのは、3時を回った頃だった。音とともに、ビリビリと窓枠を震わす。
「お、何だ?地震か?」
弾正が周囲を見回してそう言うと、弓削は真っ先にテーブル下へと身を滑らせた。本当に地震ならまず市民の安全を確保しなければならない立場なのに、酔いが自制心を薄くしていた。弓削は地震が心底嫌いなのだ。その弓削の姿を見て、朱美がケラケラ笑う。
「やだフーミンってば、大丈夫だって。ただの空砲だよ。今日って花火とかあったっけ?」
朱美の笑い声を聞き、弓削は顔を真っ赤にして猫のようにテーブルから顔を出す。確かに後続の揺れは起こっていない。
「さあ~そろそろあたし、仕事の準備しなくちゃ。ついでにさ、外見て来てあげるよ」
朱美はそう言ってテーブルを立ち、ダイニングから出て行った。弓削がバツの悪そうにソファに座り直す。
「よちよち、怖かったでちゅね~」
紬に頭を撫で撫でられ、照れ隠しに缶の酒を口に運ぶ。
「よし、俺もよちよち…」
伸ばしてきた弾正の手をバシッと払い除け、
「お前は触んな!」
と怒りを向けた時、ガラッと勢いよく扉が開き、朱美が駆け戻ってきた。
「大変!燃えてるよ!町の真ん中で煙が上がってる!」
あまりの唐突な出来事に、弓削の叫びがダイニングに響く。男の手を振り払い、ソファを素早く立って胸を覆った。そして男を睨む。初見で胸のことに言及されることには慣れている。そういう人間は軽蔑こそするが、そこまでのこと。だがいきなり胸を掴まれたのは初めてだ。弓削にはこの事態に対処する緊急マニュアルがない。
「おーびっくりした!何なんだよ一体」
いやびっくりしたのはこっちでしょ!男はまるでこっちの行動がおかしいというように目を丸くしている。
「弾正最低!いきなり掴んじゃダメでしょ!?こっちおいでフーミン。怖かったよね~」
紬がそう言って男を睨み、朱美をソファの右端に押しやって自分も真ん中にスライドさせ、左手に空いたシートをパンパン叩いた。
「ちょっとぉ、狭いって」
朱美が不平を言っているが、弓削は怒りを通り越して震えを感じ、わなわなとその場にへたり込んだ。目から大粒の涙がポロンと溢れ、あれ?自分ってこんなに乙女だったっけと自分のことを俯瞰する。
「何だよ大袈裟だなあ。挨拶代わりのちょっとしたスキンシップでしょ」
「いや普通に犯罪でしょ。史子さん、こんなやつ逮捕しちゃっていいよ。うん、それが世のため」
「そうだそうだー!フーミン、逮捕しちゃえ~!」
悪びれない男に朱美と紬の避難が飛ぶ。草太が男の前に箸と器を置き、大丈夫ですか?と弓削の顔を覗き込んだ。弓削の内ポケットがフルフルと震えている。きっとさっきの雄叫びを聞き、朝霧が心配してメールをよこしているのだ。放っておくとこっちまで来てしまうかもしれない。
「だ、大丈夫。ちょっと、電話…」
弓削は涙を拭き、一旦気持ちを落ち着かせようとダイニングルームを出ていく。
「やったー!応援呼ぶんでしょ?弾正終わったー!」
「いやいやいやいや、それほどのことじゃないだろ!」
紬の煽りに男が狼狽えている声が追ってきて、それほどのことあるわよと心で突っ込む。スマホを見るとやはり朝霧から『大丈夫か?』とのメールあり。
『ちょっとゴキブリに出くわしてびっくりしてしまいました。すみません』
返信しながら、ホントにでっかいゴキブリだったと男のニヤついた顔を思い起こす。朝霧は今のメールを見てきっと真美に、主任もか弱いとこあるんだねとか何とかニヤつきながら言っているだろう。その光景を思い浮かべ、忌々しい思いに顔を歪める。そしてパンパンと頬を張り、これは仕事なのだと自分を鼓舞する。深呼吸し、もう一度ダイニングの扉を開ける。
「おかえり~!ほらフーミン、こっちこっち」
空けた左側をパンパン叩く紬に、どさくさに紛れて朝霧と同じフーミン呼びされていることに馴れ馴れしさを感じた。だがさすがに男の隣りに座る気になれず、紬の横にストンと腰を下ろす。
「あー、何ていうか…すまなかった。そんなに驚くと思わなくて、この通り!だから逮捕はしないで」
殊勝に頭を下げる男に、
「もうすぐパトカーが到着します。ご愁傷さま」
と、憮然と返してやった。
「おー史子さん、やーるぅ」
「やったれやったれー!」
「ダンジョーさんさよならでつ」
「ボク、差し入れに行くよ」
「いや冗談きついからー!」
それぞれが口々に好きなことを言っているが、紬とゴキブリ男が加わることで場の雰囲気が一気に華やいでいる。こういう賑やかなシェアハウスも悪くないかもと、弓削は心の端で思った。
「えと、遅くなりましたけど、1号室の一乗寺弾正さんです。ほら、前に言った探偵事務所の所長さんっす」
「所長っつっても一人で細々とやってるんだけどな。よろしく、刑事さん」
「弓削史子です。よろしくお願いします」
草太が元のキッチン前の席から手を差し伸ばして弾正を紹介し、弓削は改めて弾正と挨拶を交わす。仲直りにと出してきた手はパチンと弾いたが。
「鮫島穂乃果さんに似た少女が依頼に来たって草太君は言ってるんだけど、あなたもその少女に会ったの?」
事の発端は鮫島家で草太が遺体を発見したことで、草太はその理由について少女から依頼を受けて家まで行ったと言っている。だがその少女の姿は駅の防犯カメラでも確認できず、それが草太の存在を怪しくしている。弓削には草太と話してみて人殺しをするような人間にはどうしても見えず、その少女さえ確認できたら疑念を完全に晴らせるのにという思いで聞いた。
「いやあ、俺はそんとき寝てたんで見てないんだよなあ」
弾正はそう言ってボリボリと頭を掻き、弓削は小さくため息をつく。結局、現時点で少女を見たと言っているのは草太しかいないということだ。
「そんなことよりさ、今からフーミンの歓迎会やろうぜ!草太、あるだけの酒持って来い!」
「え、今からっすか?」
「おうよ!お前らどうせ暇なんだろ?」
「ボクは賛成。やろうやろう!」
「乃愛たんがやるなら僕もやるでつ!」
「うん、いいね!草太、酒持ってこーい!」
「いやあんたは未成年だからダメでしょ。あたしもこれから仕事じゃなきゃなあ~」
「え~いいじゃん~!先生みたいなこと言わないでよ。朱美も仕事休んじゃえ~」
「ま、どーせ暇だしね。ちょっとくらい店開けるの遅れてもいっか」
草太が冷蔵庫から発泡酒を取り出してテーブルの真ん中に並べていき、あれよあれよと酒盛りの雰囲気になる。本人の意向は完全に無視だ。平日の昼間だというのに、この家では大の大人が何人も集まって宴会をしようとしている。一応自分は仕事中なのだが、名目は休養中なので無下に反対もできない。今後のフットワークのことも鑑みて、ある程度住人たちと親密になっておく必要はあるだろう。一杯くらいは付き合うかと自分の前の缶を持つ。
「じゃあ新しい住人に乾杯!」
全員がプルタブを引き、弾正の音頭に合わせて缶を掲げる。
「ちょっと待って!紬ちゃんは高校生でしょ?さすがに警察官の前でそういうことされちゃ…」
「ええ~いいじゃん黙ってれば分からないって~」
紬は不服そうだが、さすがにそれは容認できない。紬だけジュースのコップに取り替えさせ、他の者とテーブルの真ん中で缶を合わせた。紬もふくれっ面になりながらもグラスを合わせる。昼間の酒は何でこんなに美味しいのだろう、とゴクゴクと喉を鳴らし、プハーと息を吐いた。
「お、いいねえ、ひょっとしてフーミンもいける口?」
「ええまあ、お酒は嫌いじゃないもんで」
「お!よーし、俺と飲み比べしようぜ!」
時刻は昼の一時を回ったところ。ノワールのダイニングでは弓削の歓迎会が開催された。南のガラス戸からは鋭角な日光が降り注ぎ、庭の青々とした雑草が風に眩しく揺らいでいる。セミも暑さに一休みしているのか、その声はダイニングの酒気を帯びた談笑にかき消されていた。
「おめーさあ、今時昭和の親父みてーなセクハラしてんじゃねーぞ!詫び一気しろよおらあ」
小一時間くらいが経過し、弓削の口調が怪しくなってくる。
「いやさすがにペース早いって」
「ああ?飲めねーなら土下座しろよおらあ」
「え、フーミン、酔うの早くね?」
弓削の前には早くも潰された缶が二つ並び、完全に据わった目を弾正に絡みつかせていた。さすがの弾正も弓削の圧に圧倒されている。
「あは、フーミンって酔うとそういう感じなんだあ」
「フーミンフーミン、昭和のアルハラ親父みたいになってるからー」
住人に取っては酔った弓削は可愛くもあり、すでに全員にフーミン呼びが浸透していた。午後の、平和な夏の日。南から差し込んでいた光は次第に西窓へと移っていく。
ドーン!!
大きな空砲のような音が響いたのは、3時を回った頃だった。音とともに、ビリビリと窓枠を震わす。
「お、何だ?地震か?」
弾正が周囲を見回してそう言うと、弓削は真っ先にテーブル下へと身を滑らせた。本当に地震ならまず市民の安全を確保しなければならない立場なのに、酔いが自制心を薄くしていた。弓削は地震が心底嫌いなのだ。その弓削の姿を見て、朱美がケラケラ笑う。
「やだフーミンってば、大丈夫だって。ただの空砲だよ。今日って花火とかあったっけ?」
朱美の笑い声を聞き、弓削は顔を真っ赤にして猫のようにテーブルから顔を出す。確かに後続の揺れは起こっていない。
「さあ~そろそろあたし、仕事の準備しなくちゃ。ついでにさ、外見て来てあげるよ」
朱美はそう言ってテーブルを立ち、ダイニングから出て行った。弓削がバツの悪そうにソファに座り直す。
「よちよち、怖かったでちゅね~」
紬に頭を撫で撫でられ、照れ隠しに缶の酒を口に運ぶ。
「よし、俺もよちよち…」
伸ばしてきた弾正の手をバシッと払い除け、
「お前は触んな!」
と怒りを向けた時、ガラッと勢いよく扉が開き、朱美が駆け戻ってきた。
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