79 / 144
第6章 変化
11 ノワールが炎上
しおりを挟む
心臓がギュッと締め上げられるようだった。朱実が自分の学生時代のことを知っているわけがない。ひょっとしたら天冥のように何かしらの能力がある?弓削のさっきまで赤らめていた顔から血の気が引く。
「え、どうして…?」
朱実は弓削の顔を見つめながら少し逡巡し、寂しげにまつ毛を落として口の端を上げた。
「フーミンに最初に会った時にさ、一抹の翳を感じたんだ。あたしと同じような、さ」
「え?あたしと同じような?」
「うん。あたしもさ、実は大切な友達を亡くしててさ、何かフーミンからおんなじような匂いがしたっていうかさ。ほら、あたしって昔から人の顔色伺って商売してるからさ、そういう翳みたいなのに敏感なんだ」
「え…じゃあ朱実も…?」
そう言った時、四つん這いで目の前まで来た紬がニヘラと笑った。
「今、もって言ったよね?聞くよ聞くよー!フーミンの悲しい話」
こらっと朱実が紬の尻を叩く。
「そういうさ、デリケートな話を恋バナしようみたいな軽いノリで聞くもんじゃありません!」
朱実はそう言って怒ってくれるが、いっそ、言ってしまったら楽になれるんだろうか?弓削の口が開きかけた時、
「やめなよ、変なフラグ立ったらどうすんの?よくアニメとかであるじゃん、過去を語った人から死んでいくとかさあ」
デスゲーム系の物語を見過ぎだと思ったが、よく考えたら自分も今、デスゲームの真っ只中にいるのかもしれない。弓削は朱実に頷き、口を真一文字に結んだ。
「でもさ、夕方にじいちゃんも言ってたでしょ?心がやられたやつから妖化するって。フーミンは普段、市民のために一生懸命頑張ってるんだからさ、暗い方に思い詰めちゃダメよ。あんまし自分を思い詰めないように気をつけて」
妖化…目から血が出て、感情の起伏が激しくなる。そしてやがて犯罪も厭わなくなり、次の段階まで進むと首が伸びたり飛んだりする。きのうの髙瀬も妖化が進んだ結果、工場を爆破したのだろうか?心を強く持たなくては、そうは思うが、もしそんなことがこの町全体、引いては日本全国で起こっているなら、果たして防ぎ切ることが出来るのだろうか?
朱実が部屋の電気を消し、紬が名残惜しさに口を尖らせながらも三人床に就いた。弓削は布団の中で考える。この一連の事件はみんな妖化現象に繋がっているのだろうか、と。最初の事件となった首無し連続殺人事件も確かに首に関係している。警察庁から来た捜査一課の係長が髙瀬だけでなく聖蓮女子の生徒もいきなり撃ったというが、ひょっとしたら妖化現象のことをすでに掴んでいて、被害を防ぐ行動だったとしたら?
(今回顕現している妖は首が伸びたり、身体から首が離れたりする。日本ではろくろっ首と呼ばれたり、中国では飛頭蛮って呼ばれたりするわね。ここまで進んでしまうともう、人間には戻れない。多くの人がそうなる前に何とか食い止めないといけないのよ)
天冥の言葉を思い出し、頭の中で反芻する。捜査一課の行動は確かに天冥の言葉と符号する。上の組織はこの現象を把握しながらも、国民には隠しているのか?何か、もっと立てるべき対策は無いのか?ここまで考えても、弓削には何の答えも出て来なかった。今頃は浦安が呼びかけたK署の仲間が情報交換をしているはずだ。自分もやはり参加して、今日天冥から聞いたことを報告すべきだったのではないか、そう悔やみながら、起きたら朝一で浦安に電話してみようと思った。
真っ暗な中に身を置いている。またあの夢かと胸を探ると、ちゃんと双丘が腕を弾き返す。首だけの存在にはなっていないようだ。ホッとしたところで、今自分がどこにいるのか分からない。周囲を見渡しても、漆黒の空間が広がっているだけで起伏のようなものは何も見えない。立ち尽くしていると、向こうの方に青白い光が見えた。その光からどことなく懐かしい香りがして、光の見える方向に向かって歩いた。サクサクと、草を踏み分ける感覚がある。光に近づくにつれ、懐かしい香りが強くなる。それと同時に、青白い光が人の輪郭をなしてくる。
この匂いは…香水じゃない。人の身体から発する、フェロモンの匂い。懐かしい、あの人の…
人の輪郭をした光は、はっきりと女の形を宿してきた。十メートルほど先に、見慣れた後ろ姿がある。間違いない、学生時代にネット際のこの後ろ姿をずっと見てきた。白地に裾から薄桃色のラメが入ったユニフォーム。ちょっと右足を引いた独特の姿勢。
「双葉先輩…」
恐る恐る声をかけてみる。が、聞こえないのか、無視しているのか、先輩はこちらを向こうとしない。懐かしさと悲しさが入り混じり、やがて懺悔の渦となって胸の中を駆け抜けた。
「双葉先輩!」
全身が締め付けられたような気持ちになり、今度は大声を張り上げた。すると先輩の肩がピクっと上がり、ゆっくりと、こちらを向く。ゼンマイがもうすぐ巻き終わる時のぜんまい仕掛けの人形のように、ぎこちなく、ゆっくりと。やがてこちらを向いた先輩の顔を見てギョッとした。両の目も、鼻も、口も、どこに繋がっているのか分からないくらいような空洞になり、漆黒に渦巻いている。その空虚な目からは、真っ赤な血が流れ出ていた。懐かしいと思っていた香りは消え、先輩の体全体から腐臭が漂う。その憐れな姿に、涙が溢れ出る。
「わああああああああー!!」
溜まらなくなり、先輩に駆け寄って抱きついた。が、腕はスカッと空を切り、そこにいたはずの先輩は消えてしまった。寂しさに身をつまし、両腕で自分を抱き締めたまま、クスンクスンと、少女のように立ち尽くして泣いた。
「ごめんなさい。先輩、ごめんなさい」
ひとりでに懺悔の言葉が口をつく。すると、ふっと、肩に何かが触れる。振り向くと、そこには真っ赤な目をこれでもかと見開いた先輩の顔が、耳まで届くくらい大きく口を開けて笑っていた。
「許さない。絶対、許さないから」
黒板を爪で引いたような不快な声だった。先輩は首だけの存在で、ふわふわと浮遊しながら弓削の前に回り込み、狼のような牙を剥き出しにして彼女の喉元に噛みついた。その間金縛りにあったように身動きが取れず、激しい痛みを感じながら、先輩の懐かしい黒髪を見つめていた。
ガバっと身を起こすと、お香の匂いが鼻をつき、リーリーという虫の声が聞こえている。辺りは真っ暗だが、自分が布団の上で寝ているのは分かる。三人で寝ている客間だ。寺の夜は街中ほど蒸し暑くはなかったが、途中で切れるように設定したエアコンはすでに止まっていて、じっとりとした汗が浴衣を湿らせている。何て嫌な夢を見るのだろうと、先輩に噛じられた首にうずくような感覚が残っていて浴衣の前から首を擦った。その時、目の端に青白い光がチラッと映った。夢じゃなかったのかと身を固くする。弓削は枕に向いて一番右端に寝ていて、真ん中に朱実、左端に紬が寝ていた。青白い光は、どうやら紬の布団の中で光っている。怖かったが、自分も刑事の端くれだと気持ちを奮い起こし、そうっと四つん這いで紬の枕元に寄っていく。そこにあるはずの紬の頭は無く、青白い光はゆらゆらと揺らめきながら真ん中が盛り上がった薄手の掛け布団の中に灯っていた。意を決し、布団をめくる。
「ぎゃああああああー!」
布団の中から悲鳴が起こり、弓削も驚いて尻もちをつく。どういう状況なのかとよく見ると、紬は布団の中に潜り込んでスマホをいじっていたのだった。青白い光はスマホの光だったのだ。
「なーんだフーミンか、びっくりするじゃん!」
布団をめくったのが弓削だと認めて怒る紬に、いやこっちだってびっくりしたよと言いそうになる言葉を飲み込んだ。
「何やってんの?こんな夜中に」
「ええ~だあってえ、眠れないんだもん。あ、それよりさ、大変なことになってんの!ノワールがさ、炎上してる!」
「え、炎上!?」
紬の言葉に青ざめる。まさか、隣りの工場に続きノワールも爆破された!?
「何!?火事!?どこが!?」
紬と弓削の声の大きさに反応した朱実もガバっと跳ね起きた。
「え、どうして…?」
朱実は弓削の顔を見つめながら少し逡巡し、寂しげにまつ毛を落として口の端を上げた。
「フーミンに最初に会った時にさ、一抹の翳を感じたんだ。あたしと同じような、さ」
「え?あたしと同じような?」
「うん。あたしもさ、実は大切な友達を亡くしててさ、何かフーミンからおんなじような匂いがしたっていうかさ。ほら、あたしって昔から人の顔色伺って商売してるからさ、そういう翳みたいなのに敏感なんだ」
「え…じゃあ朱実も…?」
そう言った時、四つん這いで目の前まで来た紬がニヘラと笑った。
「今、もって言ったよね?聞くよ聞くよー!フーミンの悲しい話」
こらっと朱実が紬の尻を叩く。
「そういうさ、デリケートな話を恋バナしようみたいな軽いノリで聞くもんじゃありません!」
朱実はそう言って怒ってくれるが、いっそ、言ってしまったら楽になれるんだろうか?弓削の口が開きかけた時、
「やめなよ、変なフラグ立ったらどうすんの?よくアニメとかであるじゃん、過去を語った人から死んでいくとかさあ」
デスゲーム系の物語を見過ぎだと思ったが、よく考えたら自分も今、デスゲームの真っ只中にいるのかもしれない。弓削は朱実に頷き、口を真一文字に結んだ。
「でもさ、夕方にじいちゃんも言ってたでしょ?心がやられたやつから妖化するって。フーミンは普段、市民のために一生懸命頑張ってるんだからさ、暗い方に思い詰めちゃダメよ。あんまし自分を思い詰めないように気をつけて」
妖化…目から血が出て、感情の起伏が激しくなる。そしてやがて犯罪も厭わなくなり、次の段階まで進むと首が伸びたり飛んだりする。きのうの髙瀬も妖化が進んだ結果、工場を爆破したのだろうか?心を強く持たなくては、そうは思うが、もしそんなことがこの町全体、引いては日本全国で起こっているなら、果たして防ぎ切ることが出来るのだろうか?
朱実が部屋の電気を消し、紬が名残惜しさに口を尖らせながらも三人床に就いた。弓削は布団の中で考える。この一連の事件はみんな妖化現象に繋がっているのだろうか、と。最初の事件となった首無し連続殺人事件も確かに首に関係している。警察庁から来た捜査一課の係長が髙瀬だけでなく聖蓮女子の生徒もいきなり撃ったというが、ひょっとしたら妖化現象のことをすでに掴んでいて、被害を防ぐ行動だったとしたら?
(今回顕現している妖は首が伸びたり、身体から首が離れたりする。日本ではろくろっ首と呼ばれたり、中国では飛頭蛮って呼ばれたりするわね。ここまで進んでしまうともう、人間には戻れない。多くの人がそうなる前に何とか食い止めないといけないのよ)
天冥の言葉を思い出し、頭の中で反芻する。捜査一課の行動は確かに天冥の言葉と符号する。上の組織はこの現象を把握しながらも、国民には隠しているのか?何か、もっと立てるべき対策は無いのか?ここまで考えても、弓削には何の答えも出て来なかった。今頃は浦安が呼びかけたK署の仲間が情報交換をしているはずだ。自分もやはり参加して、今日天冥から聞いたことを報告すべきだったのではないか、そう悔やみながら、起きたら朝一で浦安に電話してみようと思った。
真っ暗な中に身を置いている。またあの夢かと胸を探ると、ちゃんと双丘が腕を弾き返す。首だけの存在にはなっていないようだ。ホッとしたところで、今自分がどこにいるのか分からない。周囲を見渡しても、漆黒の空間が広がっているだけで起伏のようなものは何も見えない。立ち尽くしていると、向こうの方に青白い光が見えた。その光からどことなく懐かしい香りがして、光の見える方向に向かって歩いた。サクサクと、草を踏み分ける感覚がある。光に近づくにつれ、懐かしい香りが強くなる。それと同時に、青白い光が人の輪郭をなしてくる。
この匂いは…香水じゃない。人の身体から発する、フェロモンの匂い。懐かしい、あの人の…
人の輪郭をした光は、はっきりと女の形を宿してきた。十メートルほど先に、見慣れた後ろ姿がある。間違いない、学生時代にネット際のこの後ろ姿をずっと見てきた。白地に裾から薄桃色のラメが入ったユニフォーム。ちょっと右足を引いた独特の姿勢。
「双葉先輩…」
恐る恐る声をかけてみる。が、聞こえないのか、無視しているのか、先輩はこちらを向こうとしない。懐かしさと悲しさが入り混じり、やがて懺悔の渦となって胸の中を駆け抜けた。
「双葉先輩!」
全身が締め付けられたような気持ちになり、今度は大声を張り上げた。すると先輩の肩がピクっと上がり、ゆっくりと、こちらを向く。ゼンマイがもうすぐ巻き終わる時のぜんまい仕掛けの人形のように、ぎこちなく、ゆっくりと。やがてこちらを向いた先輩の顔を見てギョッとした。両の目も、鼻も、口も、どこに繋がっているのか分からないくらいような空洞になり、漆黒に渦巻いている。その空虚な目からは、真っ赤な血が流れ出ていた。懐かしいと思っていた香りは消え、先輩の体全体から腐臭が漂う。その憐れな姿に、涙が溢れ出る。
「わああああああああー!!」
溜まらなくなり、先輩に駆け寄って抱きついた。が、腕はスカッと空を切り、そこにいたはずの先輩は消えてしまった。寂しさに身をつまし、両腕で自分を抱き締めたまま、クスンクスンと、少女のように立ち尽くして泣いた。
「ごめんなさい。先輩、ごめんなさい」
ひとりでに懺悔の言葉が口をつく。すると、ふっと、肩に何かが触れる。振り向くと、そこには真っ赤な目をこれでもかと見開いた先輩の顔が、耳まで届くくらい大きく口を開けて笑っていた。
「許さない。絶対、許さないから」
黒板を爪で引いたような不快な声だった。先輩は首だけの存在で、ふわふわと浮遊しながら弓削の前に回り込み、狼のような牙を剥き出しにして彼女の喉元に噛みついた。その間金縛りにあったように身動きが取れず、激しい痛みを感じながら、先輩の懐かしい黒髪を見つめていた。
ガバっと身を起こすと、お香の匂いが鼻をつき、リーリーという虫の声が聞こえている。辺りは真っ暗だが、自分が布団の上で寝ているのは分かる。三人で寝ている客間だ。寺の夜は街中ほど蒸し暑くはなかったが、途中で切れるように設定したエアコンはすでに止まっていて、じっとりとした汗が浴衣を湿らせている。何て嫌な夢を見るのだろうと、先輩に噛じられた首にうずくような感覚が残っていて浴衣の前から首を擦った。その時、目の端に青白い光がチラッと映った。夢じゃなかったのかと身を固くする。弓削は枕に向いて一番右端に寝ていて、真ん中に朱実、左端に紬が寝ていた。青白い光は、どうやら紬の布団の中で光っている。怖かったが、自分も刑事の端くれだと気持ちを奮い起こし、そうっと四つん這いで紬の枕元に寄っていく。そこにあるはずの紬の頭は無く、青白い光はゆらゆらと揺らめきながら真ん中が盛り上がった薄手の掛け布団の中に灯っていた。意を決し、布団をめくる。
「ぎゃああああああー!」
布団の中から悲鳴が起こり、弓削も驚いて尻もちをつく。どういう状況なのかとよく見ると、紬は布団の中に潜り込んでスマホをいじっていたのだった。青白い光はスマホの光だったのだ。
「なーんだフーミンか、びっくりするじゃん!」
布団をめくったのが弓削だと認めて怒る紬に、いやこっちだってびっくりしたよと言いそうになる言葉を飲み込んだ。
「何やってんの?こんな夜中に」
「ええ~だあってえ、眠れないんだもん。あ、それよりさ、大変なことになってんの!ノワールがさ、炎上してる!」
「え、炎上!?」
紬の言葉に青ざめる。まさか、隣りの工場に続きノワールも爆破された!?
「何!?火事!?どこが!?」
紬と弓削の声の大きさに反応した朱実もガバっと跳ね起きた。
0
あなたにおすすめの小説
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
終焉列島:ゾンビに沈む国
ねむたん
ホラー
2025年。ネット上で「死体が動いた」という噂が広まり始めた。
最初はフェイクニュースだと思われていたが、世界各地で「死亡したはずの人間が動き出し、人を襲う」事例が報告され、SNSには異常な映像が拡散されていく。
会社帰り、三浦拓真は同僚の藤木とラーメン屋でその話題になる。冗談めかしていた二人だったが、テレビのニュースで「都内の病院で死亡した患者が看護師を襲った」と報じられ、店内の空気が一変する。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
(ほぼ)1分で読める怖い話
涼宮さん
ホラー
ほぼ1分で読める怖い話!
【ホラー・ミステリーでTOP10入りありがとうございます!】
1分で読めないのもあるけどね
主人公はそれぞれ別という設定です
フィクションの話やノンフィクションの話も…。
サクサク読めて楽しい!(矛盾してる)
⚠︎この物語で出てくる場所は実在する場所とは全く関係御座いません
⚠︎他の人の作品と酷似している場合はお知らせください
皆さんは呪われました
禰津エソラ
ホラー
あなたは呪いたい相手はいますか?
お勧めの呪いがありますよ。
効果は絶大です。
ぜひ、試してみてください……
その呪いの因果は果てしなく絡みつく。呪いは誰のものになるのか。
最後に残るのは誰だ……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
