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第9章 終焉
3 酷雨
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8月2日
まるでこれまでのお焚き火の浄化作用をリセットしようとするかのように、ザアザアと漆黒の雨が激しく降り続いていた。そろそろ朝の光が差してくる頃だったが、空を覆う雲の厚みは薄まることなく、町を暗黒の中に留めていた。惨劇が終わってからの数時間、浦安は久遠寺周辺を歩き回った。傘はささず、少なくなった毛髪から、シャツから、雨水が滴り落ちていた。傘をさしても無駄に思えるくらいの集中豪雨だった。そもそも傘をさす気力さえ無かった。
生き残ったのは三人だけだった。浦安と、青井草太と、五月山天冥と。三人の命も風前の灯だったが、突然駆け入ってきた銀色の狼が終息してくれた。将門の影武者の一体だったと思われる遠藤を制圧し、飛頭蛮と化した伊藤唯と水谷鈴の頭を砕いていった。あの狼は何だったのか?狼が去った後、それを考える間もなく浦安がまずすべきことは重症の天冥を病院に運ぶことだった。だが天冥は息も絶え絶えに、病院ではなく自分をセフィロトに連れて行くよう懇願した。その必死さに、浦安は彼女の要望に従った。セフィロトとの連絡先を知らなかったので、傍らで放心していた草太に気付けをし、彼に連絡を頼んだ。かろうじて火の手の回っていなかった母屋に二人で天冥を運び、やがてバンでやって来たセフィロトのメンバーに天冥を託した。草太がそれに付き添った。警察官としてその判断が正しかったとは思えない。だが、常識では考えられないことがこの一夜で次々と起こり、陰陽師である天冥の指示に従うことが重要なことに思えた。
降りしきる豪雨は寺の火事を最小限に留めてくれた。だが消防が到着する頃には本殿は焼け落ち、あの綺羅びやかだったお堂も見る影もなく真っ黒に煤けていた。未明になる頃には警察庁本部の刑事たちや大勢の鑑識官たちも押しかけてきた。大量の遺体をどこに運ぶのか、黄色いビニールの防護服を着た者たちがバスのような護送車に詰め入れて運び去って行った。ここで起こったことを隠匿しようとしているのかもしれないが、もはやそれは不可能に思える。YourTuberを名乗るトレンチ男が生配信していたのだ。昨夜の出来事が世間に知れ渡るのは時間の問題と思われた。
セフィロトのメンバーが天冥を引き取って行ったのを見送ると、浦安は重い頭を押して本部の人間たちが来る前に現場の検分を始めた。まずは境内、お焚き火の周辺を見て回る。中央のお焚き火の薪が崩れた中に、朱美のものと思われる炭化した遺体を見つけた。舞台の周りには首を噛み千切られた三人の巫女の遺体と、潰れた唯と鈴の頭。遠藤の遺体のあるべき場所には、その胴体と切り離された頭の両方とも見つけられなかった。トレンチ男や酒井田と同じように青白い炎を上げて燃え、灰となったのかもしれない。ただ浦安の拳銃だけがポツンと落ちていた。次に本堂の方へと目を移す。お堂には遵法住職の遺体と佐倉心晴の頭が見つかるはずだったが、崩れ落ちた瓦屋根の下敷きとなっていてすぐに捜索するのは不可能に思われた。
寺の東門を潜り、そこに広がる惨状を見渡した。機動隊員たちの折り重なる遺体には弾いた黒雨が靄となって暗灰色の膜を作り、まるで賽の河原と化してあの世との境界を曖昧にしているようだった。異型となった番場や岩永の亡骸も見える。眉間に苦渋のしわを深めて手を合わせ、門を出てすぐ東の地面に目を凝らす。浦安が探したのは弓削の頭だった。それはきのうと同じ位置にあった。ボロくずのように転がる弓削の顔を見つめ、あの気の強かった弓削の無惨な姿に、浦安は崩折れて泣いた。なぜ彼女がこんな姿になってしまったのか、立ち上がって南側に向かい、彼女の身体を探した。そしてそれを見つけて絶句した。弓削と思われる遺体の首は異様に伸び、まるで地下に埋まった配管が剥き出しになったように、あちこちに転がる機動隊員の遺体の間を這っていた。その長い首を胴体まで辿ってまたハッとする。 その胴体のすぐ前には橋爪の遺体があった。橋爪は身体中に弾痕を残し、手を広げて仰向けに倒れていた。おそらく弓削を庇ったのだろう、きのうの朝の橋爪の嬉しそうな顔が思い出される。
(事件が落ち着いたら二人で食事に行く約束をしました)
そう言って照れる普段の強面の橋爪には似つかわしくないはにかんだ笑顔を思い出し、そこで浦安の心が折れた。また崩折れて膝を着き、号泣した。
(こんな、こんなことが許されていいのか!?こんな……人の想いを踏みにじり、利用するような……こんな、こんな………)
言葉にならない感情が溢れ、慟哭し続けた。降りしきる雨がそんな浦安を容赦なく叩きつけ、溢れ出る涙と同化して惨劇の地に染み込ませていった。
いつまでそうしていただろう、やがて捜査一課の刑事たちが到着すると、皆その光景に呆然となり、しばらくこの孤高の刑事を遠巻きに眺めていた。何を思ったのか、敬礼する者もいた。そして上官と思われる刑事が浦安に近づき事情聴取の要望を伝えると、彼はそれを振り切ってまた西へと歩き出した。西には昼間のシュプレヒコールに参加し、ろくろっ首化してしまった者たちの遺体が転がっていた。そのろくろっ首たちに殺られた橋爪班の二人の遺体もまだそのままにしてある。北壁の細い通路には機動隊員たちの遺体の間に飛頭蛮と化したと思われる少女たちの頭も転がっている。頭には銃創があり、弾正の撃つ機関銃の弾を受けたと思われた。少女たちの顔のいくつかには見覚えがあった。聖蓮女子高校に事情聴取に赴いた際、目から血を流していた生徒たちだ。彼女たちはどこかの施設に送られて治療を受けていると聞いていたが、これは一体どういうことなのか?浦安は不信感に目を細めた。弾正の遺体も探し回ったが、彼の遺体はどこにも見当たらなかった。
浦安の心に不穏の影が宿っていた。一体何がどうなっているのか?なぜ特別施設に収容されていると思われた彼女たちが飛頭蛮となってここを襲って来たのか?部下たちの壮絶な死に様を目の当たりにし、心が折れかけていた浦安だったが、捜索するごとに様々な疑問が頭をもたげけきた。施設については橋爪が知り合いのつてを辿って調べると言ってくれていた。だがその橋爪はもういない。
(まさか…な…)
昨夜からの寺の襲撃には間違いなく何者かの意思が働いている。ろくろっ首、飛頭蛮、影武者などを使った巧みな戦術により、K署の刑事課強行犯係はほぼ全滅に追い込まれた。その彼らの無惨な死が、もし何か理不尽な思惑によってもたらされたとしたなら、それを糾弾し、正すべき者を正してやりたい。そんな思いが沸々と湧き、それが自分に出来る部下たちへの弔いであるようにも思えた。だが今の浦安には怒り、悲しみ、虚しさなど様々な感情が押し寄せるとともに、徒労感も覆い被さってくる。一旦頭を休ませる必要があった。
浦安は自分の車に乗り込んだ。捜査員たちが訝る視線をチラチラ向けていたが、構わずに発進させた。誰もが目の前の作業に手一杯のようで、咎める者はいなかった。
浦安は車を公民館に向かわせた。公民館に着くと軽くシャワーを浴び、泊まり客用に置いてあった作務衣に着替えた。そしてリビングのテーブルに紙とペンを用意し、現状分かっていることと疑問点とを書き綴っていった。以下がその要約である。
………………………………………
○分かっていること
・妖化について
第一段階は目からの出血。きっかけは感情の大きな揺らぎ(恐れ、怒り、罪悪感など)。この段階では理性が失われ、犯罪も厭わなくなる。
第二段階は首が伸びるろくろっ首状態。ここから人でなくなり、元には戻れなくなる(天冥談)。
第三段階は首が胴体から離れて飛び回る飛頭蛮状態。
ろくろっ首状態と飛頭蛮状態(モノノケ化)の者に見つめられると金縛りに遭ったように動けなくなる。モノノケ化した者は人の首元に噛みつき、血を吸うようになる。
妖化は感染症ではないが、接触者が次々と妖化する傾向にはある。ウイルスよりも微小な、光学顕微鏡などでは検出できないような物質が介入しているのか?(四條畷談)天冥はそれを黄泉からの波動と言っていた。
・将門の影武者について
妖化を引きおこしている元凶は将門の怨霊(遵法談)
将門には影武者が数体いる。現在三体判明。YourTuberの銭形ちゃん、酒井田、遠藤。いつからそうだったかは不明。
影武者の能力は金縛りに加え、モノノケ化した者を操ることが出来る。また、人の妖化現象を早めることが出来る。死ぬと青い炎を上げ灰となる。
影武者には影が無い。だが目眩ましの影を作ることも可能(天冥談)。
・連続首無し事件について
女子高生連続首無し事件は殺人ではない。対象の女子高生が飛頭蛮状態となり、身体だけ放置したと思われる。
○疑問点
・なぜ聖蓮女子高校で目から流血した者が飛頭蛮となって久遠寺を襲撃したのか?政府の特別施設とは何なのか?
・酒井田や遠藤が影武者だった件について、なぜK署の強行犯係だったのか?自在に人に乗り移れるとするなら、なぜもっと力のある人間に乗り移らなかったのか?
・ノワールで三国を殺したのは誰なのか?禍津町の結界と関係があるのか?
・天冥になぜ影が無かったのか?
・久遠寺に現れた狼は何者だったのか?
…………………………………………
疑問点を列挙していく中で、これからやるべきことがおぼろげながら見えてきた。まずはなぜ水谷鈴や聖蓮女子の生徒たちが飛頭蛮となって襲ってきたのかだ。これにはまた沖芝管理官を問い詰める必要がある。大切な仲間たちが死んだのだ、今回は生易しい問い方はしない。その為にはまず体力の回復だ。浦安は仮眠を取るために客室へ入っていった。
まるでこれまでのお焚き火の浄化作用をリセットしようとするかのように、ザアザアと漆黒の雨が激しく降り続いていた。そろそろ朝の光が差してくる頃だったが、空を覆う雲の厚みは薄まることなく、町を暗黒の中に留めていた。惨劇が終わってからの数時間、浦安は久遠寺周辺を歩き回った。傘はささず、少なくなった毛髪から、シャツから、雨水が滴り落ちていた。傘をさしても無駄に思えるくらいの集中豪雨だった。そもそも傘をさす気力さえ無かった。
生き残ったのは三人だけだった。浦安と、青井草太と、五月山天冥と。三人の命も風前の灯だったが、突然駆け入ってきた銀色の狼が終息してくれた。将門の影武者の一体だったと思われる遠藤を制圧し、飛頭蛮と化した伊藤唯と水谷鈴の頭を砕いていった。あの狼は何だったのか?狼が去った後、それを考える間もなく浦安がまずすべきことは重症の天冥を病院に運ぶことだった。だが天冥は息も絶え絶えに、病院ではなく自分をセフィロトに連れて行くよう懇願した。その必死さに、浦安は彼女の要望に従った。セフィロトとの連絡先を知らなかったので、傍らで放心していた草太に気付けをし、彼に連絡を頼んだ。かろうじて火の手の回っていなかった母屋に二人で天冥を運び、やがてバンでやって来たセフィロトのメンバーに天冥を託した。草太がそれに付き添った。警察官としてその判断が正しかったとは思えない。だが、常識では考えられないことがこの一夜で次々と起こり、陰陽師である天冥の指示に従うことが重要なことに思えた。
降りしきる豪雨は寺の火事を最小限に留めてくれた。だが消防が到着する頃には本殿は焼け落ち、あの綺羅びやかだったお堂も見る影もなく真っ黒に煤けていた。未明になる頃には警察庁本部の刑事たちや大勢の鑑識官たちも押しかけてきた。大量の遺体をどこに運ぶのか、黄色いビニールの防護服を着た者たちがバスのような護送車に詰め入れて運び去って行った。ここで起こったことを隠匿しようとしているのかもしれないが、もはやそれは不可能に思える。YourTuberを名乗るトレンチ男が生配信していたのだ。昨夜の出来事が世間に知れ渡るのは時間の問題と思われた。
セフィロトのメンバーが天冥を引き取って行ったのを見送ると、浦安は重い頭を押して本部の人間たちが来る前に現場の検分を始めた。まずは境内、お焚き火の周辺を見て回る。中央のお焚き火の薪が崩れた中に、朱美のものと思われる炭化した遺体を見つけた。舞台の周りには首を噛み千切られた三人の巫女の遺体と、潰れた唯と鈴の頭。遠藤の遺体のあるべき場所には、その胴体と切り離された頭の両方とも見つけられなかった。トレンチ男や酒井田と同じように青白い炎を上げて燃え、灰となったのかもしれない。ただ浦安の拳銃だけがポツンと落ちていた。次に本堂の方へと目を移す。お堂には遵法住職の遺体と佐倉心晴の頭が見つかるはずだったが、崩れ落ちた瓦屋根の下敷きとなっていてすぐに捜索するのは不可能に思われた。
寺の東門を潜り、そこに広がる惨状を見渡した。機動隊員たちの折り重なる遺体には弾いた黒雨が靄となって暗灰色の膜を作り、まるで賽の河原と化してあの世との境界を曖昧にしているようだった。異型となった番場や岩永の亡骸も見える。眉間に苦渋のしわを深めて手を合わせ、門を出てすぐ東の地面に目を凝らす。浦安が探したのは弓削の頭だった。それはきのうと同じ位置にあった。ボロくずのように転がる弓削の顔を見つめ、あの気の強かった弓削の無惨な姿に、浦安は崩折れて泣いた。なぜ彼女がこんな姿になってしまったのか、立ち上がって南側に向かい、彼女の身体を探した。そしてそれを見つけて絶句した。弓削と思われる遺体の首は異様に伸び、まるで地下に埋まった配管が剥き出しになったように、あちこちに転がる機動隊員の遺体の間を這っていた。その長い首を胴体まで辿ってまたハッとする。 その胴体のすぐ前には橋爪の遺体があった。橋爪は身体中に弾痕を残し、手を広げて仰向けに倒れていた。おそらく弓削を庇ったのだろう、きのうの朝の橋爪の嬉しそうな顔が思い出される。
(事件が落ち着いたら二人で食事に行く約束をしました)
そう言って照れる普段の強面の橋爪には似つかわしくないはにかんだ笑顔を思い出し、そこで浦安の心が折れた。また崩折れて膝を着き、号泣した。
(こんな、こんなことが許されていいのか!?こんな……人の想いを踏みにじり、利用するような……こんな、こんな………)
言葉にならない感情が溢れ、慟哭し続けた。降りしきる雨がそんな浦安を容赦なく叩きつけ、溢れ出る涙と同化して惨劇の地に染み込ませていった。
いつまでそうしていただろう、やがて捜査一課の刑事たちが到着すると、皆その光景に呆然となり、しばらくこの孤高の刑事を遠巻きに眺めていた。何を思ったのか、敬礼する者もいた。そして上官と思われる刑事が浦安に近づき事情聴取の要望を伝えると、彼はそれを振り切ってまた西へと歩き出した。西には昼間のシュプレヒコールに参加し、ろくろっ首化してしまった者たちの遺体が転がっていた。そのろくろっ首たちに殺られた橋爪班の二人の遺体もまだそのままにしてある。北壁の細い通路には機動隊員たちの遺体の間に飛頭蛮と化したと思われる少女たちの頭も転がっている。頭には銃創があり、弾正の撃つ機関銃の弾を受けたと思われた。少女たちの顔のいくつかには見覚えがあった。聖蓮女子高校に事情聴取に赴いた際、目から血を流していた生徒たちだ。彼女たちはどこかの施設に送られて治療を受けていると聞いていたが、これは一体どういうことなのか?浦安は不信感に目を細めた。弾正の遺体も探し回ったが、彼の遺体はどこにも見当たらなかった。
浦安の心に不穏の影が宿っていた。一体何がどうなっているのか?なぜ特別施設に収容されていると思われた彼女たちが飛頭蛮となってここを襲って来たのか?部下たちの壮絶な死に様を目の当たりにし、心が折れかけていた浦安だったが、捜索するごとに様々な疑問が頭をもたげけきた。施設については橋爪が知り合いのつてを辿って調べると言ってくれていた。だがその橋爪はもういない。
(まさか…な…)
昨夜からの寺の襲撃には間違いなく何者かの意思が働いている。ろくろっ首、飛頭蛮、影武者などを使った巧みな戦術により、K署の刑事課強行犯係はほぼ全滅に追い込まれた。その彼らの無惨な死が、もし何か理不尽な思惑によってもたらされたとしたなら、それを糾弾し、正すべき者を正してやりたい。そんな思いが沸々と湧き、それが自分に出来る部下たちへの弔いであるようにも思えた。だが今の浦安には怒り、悲しみ、虚しさなど様々な感情が押し寄せるとともに、徒労感も覆い被さってくる。一旦頭を休ませる必要があった。
浦安は自分の車に乗り込んだ。捜査員たちが訝る視線をチラチラ向けていたが、構わずに発進させた。誰もが目の前の作業に手一杯のようで、咎める者はいなかった。
浦安は車を公民館に向かわせた。公民館に着くと軽くシャワーを浴び、泊まり客用に置いてあった作務衣に着替えた。そしてリビングのテーブルに紙とペンを用意し、現状分かっていることと疑問点とを書き綴っていった。以下がその要約である。
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○分かっていること
・妖化について
第一段階は目からの出血。きっかけは感情の大きな揺らぎ(恐れ、怒り、罪悪感など)。この段階では理性が失われ、犯罪も厭わなくなる。
第二段階は首が伸びるろくろっ首状態。ここから人でなくなり、元には戻れなくなる(天冥談)。
第三段階は首が胴体から離れて飛び回る飛頭蛮状態。
ろくろっ首状態と飛頭蛮状態(モノノケ化)の者に見つめられると金縛りに遭ったように動けなくなる。モノノケ化した者は人の首元に噛みつき、血を吸うようになる。
妖化は感染症ではないが、接触者が次々と妖化する傾向にはある。ウイルスよりも微小な、光学顕微鏡などでは検出できないような物質が介入しているのか?(四條畷談)天冥はそれを黄泉からの波動と言っていた。
・将門の影武者について
妖化を引きおこしている元凶は将門の怨霊(遵法談)
将門には影武者が数体いる。現在三体判明。YourTuberの銭形ちゃん、酒井田、遠藤。いつからそうだったかは不明。
影武者の能力は金縛りに加え、モノノケ化した者を操ることが出来る。また、人の妖化現象を早めることが出来る。死ぬと青い炎を上げ灰となる。
影武者には影が無い。だが目眩ましの影を作ることも可能(天冥談)。
・連続首無し事件について
女子高生連続首無し事件は殺人ではない。対象の女子高生が飛頭蛮状態となり、身体だけ放置したと思われる。
○疑問点
・なぜ聖蓮女子高校で目から流血した者が飛頭蛮となって久遠寺を襲撃したのか?政府の特別施設とは何なのか?
・酒井田や遠藤が影武者だった件について、なぜK署の強行犯係だったのか?自在に人に乗り移れるとするなら、なぜもっと力のある人間に乗り移らなかったのか?
・ノワールで三国を殺したのは誰なのか?禍津町の結界と関係があるのか?
・天冥になぜ影が無かったのか?
・久遠寺に現れた狼は何者だったのか?
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疑問点を列挙していく中で、これからやるべきことがおぼろげながら見えてきた。まずはなぜ水谷鈴や聖蓮女子の生徒たちが飛頭蛮となって襲ってきたのかだ。これにはまた沖芝管理官を問い詰める必要がある。大切な仲間たちが死んだのだ、今回は生易しい問い方はしない。その為にはまず体力の回復だ。浦安は仮眠を取るために客室へ入っていった。
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