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1.森の中の変人さん(俺)
16.神様も…
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「面白いね、これ」
そりゃあ勝てればね、戦っている人相手にやるべきでは無かった。
思考速度、判断力ともに高いそりゃあソロで大丈夫な人だよ、この結果分かりきっていたことだったのかも
「これは、王都でしっかり商品登録しないとね」
「商品登録?」
「ああ、しっかり誰が作ったどこの商会で売るかを決め契約書を書き品物を1つは神殿にて捧げるんだ。するとそこの商会以外で売られたりした場合…神罰が下る」
えっ!?
神罰か~本当?
「どんな神罰?」
「どういう訳か思惑にもよるが最悪塩の柱になるんだ、作った人も作らせた人も」
お、おおぅこれは幼女神にしっかり聞いておかねば怖いことになる…が
「思惑次第で?」
「うん、まあ子供が親のために隠れて作ったりとかした場合の安全処置ではないかと言われている」
誰が判断してんの?
幼女神様もやっぱ、天使とか下の者が居るのかな?
「まぁ、もちろん料理は登録できないけれどね」
あああああ当たり前だ、料理までやったら世界が毎日天罰だらけで埋め尽くされちまう!
「だから、これは登録するまで極秘物で」
「了解!」
売れるんだね?
ならば儲けたい、フフフ不労所得は万人の夢ですよ
ついに俺にもチートが……って王都で登録でしたねちょいと遠いな~
次は海がいいって言っちゃたし
「だとすると…王都が海の近くにある、ヴェルドニア王国あたりがいいだろうか?」
いいともいいともどこでもええねん
「うん、まだ雨期だしじっくりと考えよう」
はーい、お任せしますね
「さあ、体をお湯で拭いて寝ようか」
「はい、じっくり観察させてもらいます!」
「?」
ナーナンさんどうした。俺はメタモル時にもう拭いているぞ
「あっそうか……あまりじっくり見るのは流石に怒るぞ?」
「それは異性として意識してもらえている。ということか?」
「……一様」
ふっ、では紳士としてチラ見程度にそておくか
ゴソゴソ(服を脱ぐ音)、カタンザーー(桶と水)、パチャチャジャー(布を浸し取り出し絞る)
今か!?
チラッ
「ーっ(怒)!」
ふふふ、大きい!
「あからさま過ぎて叩きたいが?」
羞恥心が薄いとはいえ怒りはあるか…いいだろうそれぐらいで許されるなら
「どんと来い」
「…ふふふ、冗談だ」
「…………つまらん」
やはり羞恥心あってのものかな、あまりエロスを感じないな~
……………
「さあ、いいかな?」
「おう、おやすみナーナンさん」
「おやすみ、ユウト………ふっ」
ナーナンさんがランタンの灯りを吹き消すと、本当に真っ暗になる驚くほど暗い何にもできない……寝るか
ぐぅ……………
………
…
『ユサユサ………ユサユサ』
「?」
体が揺れてる?
『ユサユサ…………ユサユサ』
ユラユラユレルゥ~~?
「ん…朝?」
「はい、朝です、おはようございます。主君」
しゅ、主君!?
誰だ~俺をそう呼ぶのは?
ガバっと上体を起こすとベッドの横にはクルファがいた
白い肌に黒い鱗と黒い髪と瞳と黒いドラゴン尻尾、コントラストで白い肌がより白いはずなんだが外は依然として雨なので
「主君?」
「ああいや、おはよう、クルファ」
「はい、おはようございます。こちら本日外出とのことで、僭越ながらお着替えのユウちゃんセットをご用意させてもらいました」
「………クス、ユウちゃんセット」
笑わないでナーナンさん
ナーナンさんとの約束で!
この町では、ユウちゃんなんだから
「ふう、では」
起きてあえて服を脱いでからのメタモル!
ふふふ、一瞬あるところに視線を感じたが気にしなーい
ちゃんとお着替えして外出、目的は色々あるが…
1、幼女神に解析さんの減刑を頼むこと
2、クルファとミルファの服や必需品を買うこと
3、他を宿に帰して門番に会いにいく
うん、3はまだ雨の日の門番と戯れていないからな一様だでは……
………………はい、移動しました。教会です
わたし(俺)は早速お祈りアーノも横でお祈り、クルファミルファの2人は長椅子に座って待機、ナーナンさんはわたし(俺)の時と同様に人格保証証を作ってもらうみたいでシスターと会話中
でわでわ………
(神様、本日はお日柄は悪くあいにくの雨模様でありまして)
『いや、そんな挨拶いらんじゃろ?』
(おお、繋がった?)
『いや、連絡つくこと知っとるじゃろうて 。で、なんのようじゃ?』
(実はですね俺のスキル解析さんが謹慎処分受けてるんで減刑をと思いましてー)
『は?』
(何でも越権行為とかなんとか~)
『…(カタカタカタカタ)…………なぜ?』
(いやこっちが聞きたい)
『ふ~む(カタカタカタカタ)……ついでに(カタカタカタカタ)』
(本当に手動的な感じがする。なんか音が聞こえるし)
『いや、なに。今までぐうたら好き放題じゃったからなー、これはこれで、慣れればどうということはないぞ?』
(そうですかー、それはともかく何をしていらっしゃるんです?)
カタカタカタカタと音が鳴り続けているので聞いてみる
『それはな、解析にAIが少しあったからのう、疑似人格と体を追加』
(ファ?)
『いやのぅ、巨乳お姉さんポジのナーナン、べた惚れの幼なじみポジのアーノロウティ、性格がまだわからんが妹ポジのクルファ、ミルファとなっておるんじゃから…』
(待て待て待て!)
『何じゃ…いらんのか……』
(あっやっぱり想像通りのキャラ追加ですか!?)
『じゃてじゃて、それなのにいらんのか?』
(……まっ迷うが、まだだめだナーナンさんを落としてない)
『おっお主……』
(ちゃんと攻略していかないと…な?)
『……うむ、わかった。わからんがわかったことにする』
(ちなみにクルファもミルファもきちん、と落とす予定ですよ成人までにメロメロに…グフフフ)
『……新たな人生を楽しんでいるようで何よりじゃ』
(ええ、楽しんでますよ?)
『そうか、そういえばお主に伝えねばならん事が1つある』
それはまさかの事だった
伝えられた事は何でも最上級神の今回のことに腹を立ててとあるプログラムウィルスをバラ撒いたやつがいたらしい
『もちろん、犯人は即座にバレて存在ごと消されてしもうたが……いかんせんウィルスは残っておる。監視は続けるが、見つかったときには感染しておるからそっちでも変化があったら報告を頼むぞ』
(どんな変化ですか?)
『その名も…勇者システムじゃ』
(勇者システム?)
『ほれ、お主たちの定番の1つであろう?』
あれである、勇者召喚というものそして魔王を倒す旅に出るやつ
『じゃから、魔王が生まれ勇者を召喚する秘技が神から伝えられるという奴じゃ…魔王に選ばれたものが可哀想でな我は作ってないのじゃよ、じゃから見つけ次第報告を頼む無論こちらでも探しておくし対処したら報告するぞ』
(了解です)
『では、我は仕事に戻る』
プツンという音と共に繋がっていた何かが切れる感覚が感じられた。
(……勇者システムね)
もともと無い世界に作られると魔王はどんな存在なんだろうな?
そりゃあ勝てればね、戦っている人相手にやるべきでは無かった。
思考速度、判断力ともに高いそりゃあソロで大丈夫な人だよ、この結果分かりきっていたことだったのかも
「これは、王都でしっかり商品登録しないとね」
「商品登録?」
「ああ、しっかり誰が作ったどこの商会で売るかを決め契約書を書き品物を1つは神殿にて捧げるんだ。するとそこの商会以外で売られたりした場合…神罰が下る」
えっ!?
神罰か~本当?
「どんな神罰?」
「どういう訳か思惑にもよるが最悪塩の柱になるんだ、作った人も作らせた人も」
お、おおぅこれは幼女神にしっかり聞いておかねば怖いことになる…が
「思惑次第で?」
「うん、まあ子供が親のために隠れて作ったりとかした場合の安全処置ではないかと言われている」
誰が判断してんの?
幼女神様もやっぱ、天使とか下の者が居るのかな?
「まぁ、もちろん料理は登録できないけれどね」
あああああ当たり前だ、料理までやったら世界が毎日天罰だらけで埋め尽くされちまう!
「だから、これは登録するまで極秘物で」
「了解!」
売れるんだね?
ならば儲けたい、フフフ不労所得は万人の夢ですよ
ついに俺にもチートが……って王都で登録でしたねちょいと遠いな~
次は海がいいって言っちゃたし
「だとすると…王都が海の近くにある、ヴェルドニア王国あたりがいいだろうか?」
いいともいいともどこでもええねん
「うん、まだ雨期だしじっくりと考えよう」
はーい、お任せしますね
「さあ、体をお湯で拭いて寝ようか」
「はい、じっくり観察させてもらいます!」
「?」
ナーナンさんどうした。俺はメタモル時にもう拭いているぞ
「あっそうか……あまりじっくり見るのは流石に怒るぞ?」
「それは異性として意識してもらえている。ということか?」
「……一様」
ふっ、では紳士としてチラ見程度にそておくか
ゴソゴソ(服を脱ぐ音)、カタンザーー(桶と水)、パチャチャジャー(布を浸し取り出し絞る)
今か!?
チラッ
「ーっ(怒)!」
ふふふ、大きい!
「あからさま過ぎて叩きたいが?」
羞恥心が薄いとはいえ怒りはあるか…いいだろうそれぐらいで許されるなら
「どんと来い」
「…ふふふ、冗談だ」
「…………つまらん」
やはり羞恥心あってのものかな、あまりエロスを感じないな~
……………
「さあ、いいかな?」
「おう、おやすみナーナンさん」
「おやすみ、ユウト………ふっ」
ナーナンさんがランタンの灯りを吹き消すと、本当に真っ暗になる驚くほど暗い何にもできない……寝るか
ぐぅ……………
………
…
『ユサユサ………ユサユサ』
「?」
体が揺れてる?
『ユサユサ…………ユサユサ』
ユラユラユレルゥ~~?
「ん…朝?」
「はい、朝です、おはようございます。主君」
しゅ、主君!?
誰だ~俺をそう呼ぶのは?
ガバっと上体を起こすとベッドの横にはクルファがいた
白い肌に黒い鱗と黒い髪と瞳と黒いドラゴン尻尾、コントラストで白い肌がより白いはずなんだが外は依然として雨なので
「主君?」
「ああいや、おはよう、クルファ」
「はい、おはようございます。こちら本日外出とのことで、僭越ながらお着替えのユウちゃんセットをご用意させてもらいました」
「………クス、ユウちゃんセット」
笑わないでナーナンさん
ナーナンさんとの約束で!
この町では、ユウちゃんなんだから
「ふう、では」
起きてあえて服を脱いでからのメタモル!
ふふふ、一瞬あるところに視線を感じたが気にしなーい
ちゃんとお着替えして外出、目的は色々あるが…
1、幼女神に解析さんの減刑を頼むこと
2、クルファとミルファの服や必需品を買うこと
3、他を宿に帰して門番に会いにいく
うん、3はまだ雨の日の門番と戯れていないからな一様だでは……
………………はい、移動しました。教会です
わたし(俺)は早速お祈りアーノも横でお祈り、クルファミルファの2人は長椅子に座って待機、ナーナンさんはわたし(俺)の時と同様に人格保証証を作ってもらうみたいでシスターと会話中
でわでわ………
(神様、本日はお日柄は悪くあいにくの雨模様でありまして)
『いや、そんな挨拶いらんじゃろ?』
(おお、繋がった?)
『いや、連絡つくこと知っとるじゃろうて 。で、なんのようじゃ?』
(実はですね俺のスキル解析さんが謹慎処分受けてるんで減刑をと思いましてー)
『は?』
(何でも越権行為とかなんとか~)
『…(カタカタカタカタ)…………なぜ?』
(いやこっちが聞きたい)
『ふ~む(カタカタカタカタ)……ついでに(カタカタカタカタ)』
(本当に手動的な感じがする。なんか音が聞こえるし)
『いや、なに。今までぐうたら好き放題じゃったからなー、これはこれで、慣れればどうということはないぞ?』
(そうですかー、それはともかく何をしていらっしゃるんです?)
カタカタカタカタと音が鳴り続けているので聞いてみる
『それはな、解析にAIが少しあったからのう、疑似人格と体を追加』
(ファ?)
『いやのぅ、巨乳お姉さんポジのナーナン、べた惚れの幼なじみポジのアーノロウティ、性格がまだわからんが妹ポジのクルファ、ミルファとなっておるんじゃから…』
(待て待て待て!)
『何じゃ…いらんのか……』
(あっやっぱり想像通りのキャラ追加ですか!?)
『じゃてじゃて、それなのにいらんのか?』
(……まっ迷うが、まだだめだナーナンさんを落としてない)
『おっお主……』
(ちゃんと攻略していかないと…な?)
『……うむ、わかった。わからんがわかったことにする』
(ちなみにクルファもミルファもきちん、と落とす予定ですよ成人までにメロメロに…グフフフ)
『……新たな人生を楽しんでいるようで何よりじゃ』
(ええ、楽しんでますよ?)
『そうか、そういえばお主に伝えねばならん事が1つある』
それはまさかの事だった
伝えられた事は何でも最上級神の今回のことに腹を立ててとあるプログラムウィルスをバラ撒いたやつがいたらしい
『もちろん、犯人は即座にバレて存在ごと消されてしもうたが……いかんせんウィルスは残っておる。監視は続けるが、見つかったときには感染しておるからそっちでも変化があったら報告を頼むぞ』
(どんな変化ですか?)
『その名も…勇者システムじゃ』
(勇者システム?)
『ほれ、お主たちの定番の1つであろう?』
あれである、勇者召喚というものそして魔王を倒す旅に出るやつ
『じゃから、魔王が生まれ勇者を召喚する秘技が神から伝えられるという奴じゃ…魔王に選ばれたものが可哀想でな我は作ってないのじゃよ、じゃから見つけ次第報告を頼む無論こちらでも探しておくし対処したら報告するぞ』
(了解です)
『では、我は仕事に戻る』
プツンという音と共に繋がっていた何かが切れる感覚が感じられた。
(……勇者システムね)
もともと無い世界に作られると魔王はどんな存在なんだろうな?
応援ありがとうございます!
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