16 / 33
16.買われて、蕩かされて ※R-18
しおりを挟む
そっと身体を重ねられ、心臓が跳ねる。
輝が俺のシャツのボタンに手をかけ、一つずつ丁寧に外していく。
「やっぱり、細いな」
「……うるさい」
肌に触れる手の熱さに、身体が勝手に反応する。
「圭は敏感だな」
首筋に唇が触れ、柔らかくキスされる。
「ん……っ……」
思わず漏れた声に、頬が熱くなる。恥ずかしい。
「いい声だな」
「……やめろ」
「やめない」
手が胸から下へ滑り、ベルトを外され、ズボンも脱がされる。
「待て……」
「なんで?」
「心の準備が……」
「必要ないよ」
下着にも手をかけられ、全て脱がされる。
「……見るな」
「見る。動画じゃなくて、お前の全部が見たい」
熱い視線に耐えられず、思わず目を閉じる。
「圭、目開けて」
「……やだ」
「開けてくれないと、もっと意地悪するよ?」
恐る恐る目を開けると、そこには輝の熱い視線。
「綺麗だね」
指先が身体に触れると、熱と安心が同時に押し寄せる。
「……っ、」
「圭……声、聞かせて」
耳元で低く囁かれ、「あっ……」と声を出してしまった。
輝の指先が胸に触れ、乳首をそっと摘まれると、息が詰まるように荒くなる。
「んっ……」
熱が波のように押し寄せて、意識が少しぼんやりしてくる。
輝の手がさらに下へいき、敏感なところを的確に攻められる。
「やっ……そこ……」
「ここ? 気持ちいい?」
答えたくなかった。でも、身体は正直に反応してしまう。
「っ……だ、だめ……っ」
初めての感覚に、頭が真っ白になる。
「……今、圭は俺のものだから」
優しいのに支配的な声に、ドキッとした。
首から鎖骨へ唇が滑り、乳首を吸われると、身体が小さく跳ねる。
「圭、力抜いて」
「無理……っ」
「大丈夫。俺に任せて」
輝の優しい声。
それに、少しだけ身体の力が抜ける。
輝が丁寧に俺を解していく。
痛みはあった。でも、それ以上に――。
「あっ……あぁっ……」
変な感覚が、身体を駆け巡る。
「輝……っ」
「ん?」
「す、ストップ……! なんか……変……」
「変? 気持ちいいんだろ?」
「……っ」
認めたくなかった。でも、嘘はつけない。
「素直になれよ」
輝が、俺の耳元で囁く。
「気持ちいいって、言ってみて」
「……やだ」
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
輝の動きが、激しくなる。
「あっ……やっ……待っ……」
「待たない。お前が素直になるまで」
「あああっ……!」
身体の奥から、何かが溢れてくる。
「ほら、言って」
「気持ちいい……っ、ああっ……」
声に出した瞬間、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。触れられるたびに熱が全身に広がっていく。
「あっ……ああっ……」
頭では混乱しているのに、身体だけは正直に輝を求めている。
「輝……っ! もう……ダメ……っ」
「いいよ、出して」
その言葉に、俺は――。
「ああああっ……!」
全身が、痙攣する。頭の中が、真っ白になる。
気づいた時、俺は輝の腕の中にいた。
「……っ」
身体が、だるい。動けない。
輝が俺の髪を撫でる。
「……最悪」
「え?」
「こんなの……最悪だ」
涙が、溢れてきた。
「おい、泣くなよ」
「泣いてない……」
嘘だった。涙が止まらない。
「痛かった? ごめん、加減したつもりだったんだけど」
「痛くない……」
「じゃあ、なんで泣いてるんだ?」
「身体、勝手に反応して……気持ちよくて……」
その言葉が、口から出た瞬間、恥ずかしさで死にそうになった。
輝が、少し驚いた顔をして――そして、優しく笑った。
「そっか。よかった」
「よくねぇし……」
「なんで?」
「だって……こんなのおかしい……」
輝が俺を抱きしめる。
また顔が熱くなって、輝の胸に顔を埋めた。
「圭は俺のものだから」
「そんなの、金の関係だろ……」
「今はね。でも、これから変わる」
「……何が?」
「お前の気持ち」
輝が、もう一度キスをしてきた。
深くて、甘いキス。
「んっ……」
「可愛い」
「……もう、やめろ」
輝が、俺の身体に触れる。
「あっ……」
「また、気持ちよくしてあげようか?」
「……っ」
身体が反応してしまう。
「ほら、身体は正直だな」
その言葉に、何も言い返せなかった。
否定すればするほど、自分の中の本音が暴かれていく気がして。
「もう一回、する?」
輝が静かに俺を抱き寄せ、低い声が耳元で笑うように響く。
「……っ、しない!」
思わず突っぱねると、輝は少しだけ肩をすくめて、「残念」と軽く笑った。
その笑みが、憎らしいほど優しくて。
わかってる。
俺は、もう輝から逃げられない。
あの日の傷を知っていても、心は、まだこいつに縛られている。
輝が俺のシャツのボタンに手をかけ、一つずつ丁寧に外していく。
「やっぱり、細いな」
「……うるさい」
肌に触れる手の熱さに、身体が勝手に反応する。
「圭は敏感だな」
首筋に唇が触れ、柔らかくキスされる。
「ん……っ……」
思わず漏れた声に、頬が熱くなる。恥ずかしい。
「いい声だな」
「……やめろ」
「やめない」
手が胸から下へ滑り、ベルトを外され、ズボンも脱がされる。
「待て……」
「なんで?」
「心の準備が……」
「必要ないよ」
下着にも手をかけられ、全て脱がされる。
「……見るな」
「見る。動画じゃなくて、お前の全部が見たい」
熱い視線に耐えられず、思わず目を閉じる。
「圭、目開けて」
「……やだ」
「開けてくれないと、もっと意地悪するよ?」
恐る恐る目を開けると、そこには輝の熱い視線。
「綺麗だね」
指先が身体に触れると、熱と安心が同時に押し寄せる。
「……っ、」
「圭……声、聞かせて」
耳元で低く囁かれ、「あっ……」と声を出してしまった。
輝の指先が胸に触れ、乳首をそっと摘まれると、息が詰まるように荒くなる。
「んっ……」
熱が波のように押し寄せて、意識が少しぼんやりしてくる。
輝の手がさらに下へいき、敏感なところを的確に攻められる。
「やっ……そこ……」
「ここ? 気持ちいい?」
答えたくなかった。でも、身体は正直に反応してしまう。
「っ……だ、だめ……っ」
初めての感覚に、頭が真っ白になる。
「……今、圭は俺のものだから」
優しいのに支配的な声に、ドキッとした。
首から鎖骨へ唇が滑り、乳首を吸われると、身体が小さく跳ねる。
「圭、力抜いて」
「無理……っ」
「大丈夫。俺に任せて」
輝の優しい声。
それに、少しだけ身体の力が抜ける。
輝が丁寧に俺を解していく。
痛みはあった。でも、それ以上に――。
「あっ……あぁっ……」
変な感覚が、身体を駆け巡る。
「輝……っ」
「ん?」
「す、ストップ……! なんか……変……」
「変? 気持ちいいんだろ?」
「……っ」
認めたくなかった。でも、嘘はつけない。
「素直になれよ」
輝が、俺の耳元で囁く。
「気持ちいいって、言ってみて」
「……やだ」
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげる」
輝の動きが、激しくなる。
「あっ……やっ……待っ……」
「待たない。お前が素直になるまで」
「あああっ……!」
身体の奥から、何かが溢れてくる。
「ほら、言って」
「気持ちいい……っ、ああっ……」
声に出した瞬間、恥ずかしさで顔が真っ赤になる。触れられるたびに熱が全身に広がっていく。
「あっ……ああっ……」
頭では混乱しているのに、身体だけは正直に輝を求めている。
「輝……っ! もう……ダメ……っ」
「いいよ、出して」
その言葉に、俺は――。
「ああああっ……!」
全身が、痙攣する。頭の中が、真っ白になる。
気づいた時、俺は輝の腕の中にいた。
「……っ」
身体が、だるい。動けない。
輝が俺の髪を撫でる。
「……最悪」
「え?」
「こんなの……最悪だ」
涙が、溢れてきた。
「おい、泣くなよ」
「泣いてない……」
嘘だった。涙が止まらない。
「痛かった? ごめん、加減したつもりだったんだけど」
「痛くない……」
「じゃあ、なんで泣いてるんだ?」
「身体、勝手に反応して……気持ちよくて……」
その言葉が、口から出た瞬間、恥ずかしさで死にそうになった。
輝が、少し驚いた顔をして――そして、優しく笑った。
「そっか。よかった」
「よくねぇし……」
「なんで?」
「だって……こんなのおかしい……」
輝が俺を抱きしめる。
また顔が熱くなって、輝の胸に顔を埋めた。
「圭は俺のものだから」
「そんなの、金の関係だろ……」
「今はね。でも、これから変わる」
「……何が?」
「お前の気持ち」
輝が、もう一度キスをしてきた。
深くて、甘いキス。
「んっ……」
「可愛い」
「……もう、やめろ」
輝が、俺の身体に触れる。
「あっ……」
「また、気持ちよくしてあげようか?」
「……っ」
身体が反応してしまう。
「ほら、身体は正直だな」
その言葉に、何も言い返せなかった。
否定すればするほど、自分の中の本音が暴かれていく気がして。
「もう一回、する?」
輝が静かに俺を抱き寄せ、低い声が耳元で笑うように響く。
「……っ、しない!」
思わず突っぱねると、輝は少しだけ肩をすくめて、「残念」と軽く笑った。
その笑みが、憎らしいほど優しくて。
わかってる。
俺は、もう輝から逃げられない。
あの日の傷を知っていても、心は、まだこいつに縛られている。
68
あなたにおすすめの小説
次男は愛される
那野ユーリ
BL
ゴージャス美形の長男×自称平凡な次男
佐奈が小学三年の時に父親の再婚で出来た二人の兄弟。美しすぎる兄弟に挟まれながらも、佐奈は家族に愛され育つ。そんな佐奈が禁断の恋に悩む。
素敵すぎる表紙は〝fum☆様〟から頂きました♡
無断転載は厳禁です。
【タイトル横の※印は性描写が入ります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。】
12月末にこちらの作品は非公開といたします。ご了承くださいませ。
近況ボードをご覧下さい。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた
こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。
溺愛じゃおさまらない
すずかけあおい
BL
上司の陽介と付き合っている誠也。
どろどろに愛されているけれど―――。
〔攻め〕市川 陽介(いちかわ ようすけ)34歳
〔受け〕大野 誠也(おおの せいや)26歳
恋なし、風呂付き、2LDK
蒼衣梅
BL
星座占いワースト一位だった。
面接落ちたっぽい。
彼氏に二股をかけられてた。しかも相手は女。でき婚するんだって。
占い通りワーストワンな一日の終わり。
「恋人のフリをして欲しい」
と、イケメンに攫われた。痴話喧嘩の最中、トイレから颯爽と、さらわれた。
「女ったらしエリート男」と「フラれたばっかの捨てられネコ」が始める偽同棲生活のお話。
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる