アルス『達』の日常

すたるなぁさん

文字の大きさ
3 / 17
1話〜10話

テルさん?

しおりを挟む

アルス「あ~、腹減ったな。」

昼休み、友達と談笑している中、不意にそう口にしていた。
友達は、「昼飯は?」「弁当ねぇのか?」と尋ねてくる。

アルス「いやまあ、食ったは食ったけど、2限が終わった後だからな。しかもいつもより少なかったし、流石に腹減るわ」

早弁をしたので、昼ごはんがもうない。

アルス「ちょっと購買行ってくるわ。」

とりあえず、なんでもいいから何かを口にしたい、そう思ったアルスはカバンの中にある財布を取り出す。

テル「どこか行くの?」

財布をポケットにしまい、教室を出ようとした時、友達のテルに話しかけられる。
テルは、緑の葉っぱの髪飾りをしており、丈が4部ほどのスカートを穿いている。

アルス「おう、小腹が空いたもんで購買にな。」

そう言うとテルは、へぇ~、と相槌をうち

テル「ボクも今から行こうとしてたから一緒に行かない?」

と言った。

アルス「ああ、別に構わないが。」

そうして、アルスはテルと一緒に購買に向かった。

__________

しばらく廊下を歩いていると、周りの生徒がこちらをチラチラと見てきていることに気が付いた。

テル「それでね、プリクラ撮り終わったら変な人に絡まれてさ~...」

大変だったよ、といった表情で話しながら歩くテル。
みんなが見ているのはおそらくテルの方だろうが、当の本人は気付いていないのか、周りの目も気にせず話し続ける。

アルス「...」

アルスは歩きながら、それを黙って聞いていただけだったが...

テル「連絡先教えてって迫ってくるから通報しようとしたんだよね。そしたら」
アルス「あのさ。」

話し終える気配がないテルに、アルスは突然だが、ようやく話しかける。

テル「ん?どうしたの?」

テルがこちらを見る。

アルス「お前ってさ...」

スカート、蝶ネクタイ、そして髪飾りの順番に沿って視線を動かす。

アルス「男だよな?」

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

筆下ろし

wawabubu
青春
私は京町家(きょうまちや)で書道塾の師範をしております。小学生から高校生までの塾生がいますが、たいてい男の子は大学受験を控えて塾を辞めていきます。そんなとき、男の子には私から、記念の作品を仕上げることと、筆下ろしの儀式をしてあげて、思い出を作って差し上げるのよ。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

百合短編集

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...