63 / 139
夫婦編
感動の再会を…
しおりを挟むレドラ第三王子と第二王子の盛大な結婚式から初夜に移り早3日目…ミルドおじさんとの面会を希望し王宮の客室に宿泊して過ごす、こちらも3日目
なんかとても至れり尽くせりで贅沢!ドラレイド城に泊まる、王宮二泊三日宿泊プランのような状況でフリード様とおれは過ごしてきた
ミルドおじさんが心配で、心配で、心配で…おじさんのおしりがシャチちんこで脱肛していませんように、そんな事を考えながら…
………………考えていた筈なのに、実はそんなにミルドおじさんとすごく親しい訳でもない事に気づいてしまい、おれの事ミルドおじさんは覚えてますか?
そう言えばを野営ではハミルトン公爵家の者ですって言ってない!モブフェイスおれ!ただの顔見知りなモブ止まりじゃないの!?
そう考えるとちょっと青ざめた初夜でぐったりしているであろうおじさんに会うのが怖くなってしまった…感動の再会どころかどちら様ですか状態だ
考えようによっては初夜されたおじさんへ感想を聞きに行ったヤバイ奴である
心配しつつ、気分転換してないとやってられなくなり、2日間みっちり王都観光しまくってフリード様とたくさん思い出づくりしながら過ごした
冷やかしじゃないよって気持ちを込めて、しっかりとお尻用の軟膏とか乳首用の軟膏も差し入れに買いつつ
初夜から3日目の昼、ついに面会の時がやってきた、
ますますどうしたらいいかわからなくなってしまい、両手いっぱいにフリード様と自分も愛用している最高級潤滑油も紙袋に詰め込んで応接室で扉が開くのを待つしか無かった
…そして…
「レドラ第三王子、第三王子妃ミルド様がお越しになりました」
猫系メイドさんに連れられて現れたのはミルドおじさんを軽々お姫様抱っこした状態で、結婚式の時よりも数段嬉しそうに微笑みながら登場した
青いんだか赤いんだか分からないミルドおじさんのおでこにキスしながら………
「待たせてごめんね?久しぶりだねフリード、そして辺境伯夫人、こちらは始めましてだ
僕はドラレイド帝国第三王子レドラ、よろしくね」
「レドラ王子!こ、この度は大変お忙しい中…お時間をいただき誠におじさんのお尻の穴は無事でしょむぐぅ!!!!」
「……っ!!ご、ご無沙汰しております、レドラ王子…こちらは妻のリデンです」
「………?あははっ!面白い奥様だね?フリード
大丈夫だよ、穴は元気?って言ったらいいかな?まだ指しか入れてないからね
まだ抱かないんだ、彼は僕の大事な大事な妻だから♡ね、ミルド♡」
あぶなーーい!!
非常に危ない、おれが不敬で開戦の狼煙要員になる所だった!!第三王子相手に奥様の尻穴大丈夫なんて言うやついねぇよ!
やばいやばい、ありがとうフリード様…!大国の第三王子相手に初っ端からとんでもない失態を犯しかけそうなりました…!
呆れ顔のフリード様に口を塞がれ発言を止められつつ、目の前でニコニコ笑うレドラ第三王子を観察する
なんということでしょう…レドラ第三王子は初対面の人族から尻穴とか卑猥ワード?を聞かされたのにも関わらず、的確に返答まで下さるではないですか!
てか、とてもご機嫌な様子で膝に抱いたおじさんにちゅっちゅとキスを繰り返しているではないですか…
指、指は入れたのか…そうか…そうか…
指だけでそんなに赤くも青くも見える絶妙な顔色を出せるものなのか…?いきなり親指から入っちゃっとか?……こわっ!
そのまま、レドラ第三王子とフリード様は久々に話すねと楽しそうに会話をし、おれは心配で仕方なかった顔見知りのおじさんを観察する
何故か一言も喋らないミルドおじさん…目は開いているのに喋る気配がない、どうしたんだよって見てると…おれの顔をじーっと見て何か口をパクパクさせているのに気付いた
これはもしや…!
使えてよかった野営の基本、読唇術の出番か!?
おじさんがおれに何を伝えたいのか…もしかして無理矢理レドラ第三王子に連れてこられて嫁にされたのかもしれない…戦争にならないようにその身を捧げたのかもしれない…
もし、そうならば手荒くしないでくださいって…ちゃんと伝えないと、おれが少しでも助けになってあげないとって思うんだ
パクパクと繰り返し何かを伝えようとするおじさん!大丈夫、あなたも読唇術使えるでしょ!口パクで会話を試みることにしたおれはおじさんの伝えたい事を読み取った
『リデン様…お久しぶりです…あの…聞きたいことが…俺のすね毛って可愛かったですか…?』
………………?
ちょっとよく分からなかった
暗号か?隠語か?と悩むくらいちょっと何言ってるか分からなかった
覚えててくれて嬉しいが、どゆこと?
と、おれも口パクで応戦すると、どうやらミルドおじさんの全てを可愛いと出会った瞬間からベタ褒めするレドラ第三王子は、その足から生えたすね毛まで愛おしいとじっくりトリートメントの指示を出して更には撫でてきたらしい…
更には「すね毛まで可愛いなんて罪だね」って言われてキスをされたと…なるほどわかんねぇ
本当に伝えたい事が分からず、暫く口パクで何があったのか詳しく聞き出す
その結果、レドラ第三王子に牢番してたら見初められ、第二王子とおまけの聖女だけだとゴミじゃん、いらないかもって事態になり
おじさんが来てくれたらいいな♡って物凄く望まれて嫁ぐことになったらしい…
もう、初対面から…とんでもなく優しくデロデロに甘やかされて恐ろしくなる程に望まれて
結果、無理ですとは言えず…おじさんなのにいいんですかって必死につたえたら、すね毛まで可愛いと言われてどうしたらいいかわからないと
初夜でも隣のベッドで、でけぇ張り型を尻に突っ込まれて、これは制裁って虐められてる第二王子を他所に軽く尻の穴を解すだけで3日間、添い寝しながら自己紹介した話とか聞いた
シャチ族という獣人の王子はあまりにも一途で優しく、おじさん相手にとてつもなく優しくて…
第二王子と聖女の゙監視で睡眠不足だった自分に染み渡って正直に言うと嫌じゃないのどうしようとかそんな内容だった
……………うん、これは惚気かな?
心配して損したって事は無いけど…うん
なんとも言えない気持ちになり、気付けば辺りはシンと静まり返って…レドラ第三王子、フリード様の声が聞こえなくなっていた
「…………ミルド…僕の事嫌じゃなかったんだ♡
そっか…ふふ、嬉しいな…じゃあもっと愛してもいいかな?いいよね?フリード、辺境伯夫人ごめんね時間切れだ
これから改めてミルドを可愛がらないといけないから…ごめんね?」
そう嬉しそうにミルドおじさんを抱きしめ直すとレドラ第三王子は足早に退室していった…
あ、これはミルドおじさん泣かされるやつだ!!愛され過ぎてやだぁって泣くやつだ!おれ知ってるこう言う展開!!
てか口パク会話、全部筒抜けじゃん!!!
心配して若干損したおじさんとの面会はこうして一度終わりを迎えた
恐らく、次に会う時はしっかりと抱かれた後だろう…シャチペニスがどんな感じなのかレビューを聞いてみたいとおれは思った
2,455
あなたにおすすめの小説
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる